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Blog☆HiloⅡ

今こそインバウンドについて議論するべき


岸田首相が所信表明を行ったけど,国民はどのように受け取ったのでしょうか。
コロナ対策や経済政策について語っていたけど,コロナについては今更っていう感じです。
経済政策については目先のことばかりだし具体策が乏しい。
首相ならもっと大きな視点で見るべきです。
例えば,インバウンドについて。
インバウンドは大きな経済効果をもたらしたと同時にその弊害も大きかったことが忘れ去られています。
COVID-19の猛威により海外からの観光客がほぼゼロに等しい数にまで減少し,観光業や観光地は多大な被害を受けています。
しかし,観光地に居住する市民の多くは平和が戻ってきたと感じているのではないでしょうか。
京都などは市民が通勤,通学の足としている市営バスが外国人観光客に占拠されるような状況が続いていたのですから。
ホテル不足に対する対応ができずに民泊などと言う苦し紛れのこともやってきました。
国はそうしたことに対して全く反省をしていません。
COVID-19が終息したのちのインバウンド政策をどのように考えているのか。
確かにインバウンドはGDPに貢献するし,観光業,観光地は潤います。
しかし,前述のような弊害も大きいのです。
今こそインバウンド政策を見直す時期だと思うのですが,岸田さんからは全くそうした話が出てきません。
観光地とインバウンドをどのように共存させていくのか。
与党が無策なのだから野党は今がチャンスなんだけど,そこに気づく野党議員がいないことが情けないですね。
ボクはインバウンドに制限をかけることによって付加価値を付けることがベストだと考えます。
品のない国の人は来なくて結構です。
日本の文化を理解する人のみに京都,奈良,金沢などの文化都市を訪れていただきたい。

そうした人々に最大のおもてなしをして受け入れたい。
そしてそれなりの消費をしていただく。
礼儀をわきまえない観光客には毅然とした態度で接することが必要です。
爆買いをするような人々をペコペコして受け入れているようでは日本の将来に期待できません。
もっと長期的な視野でビジョンを描くべきです。
単純に外国人観光客の数を増やすのではなく,日本を理解して訪れてくれる観光客を受け入れることが日本が取るべき政策ではないか。
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