新年初山行は富士山外輪山の王岳です。
登山口の最寄りの駐車場である西湖根場浜駐車場には7時に着きました。
車載の温度計はマイナス10度の表示です。
このあたりは山に囲まれているので，まだ日の出には時間があります。
湖畔に下りてみると湖面から水蒸気が上がっています。
少し風があったので湖面が揺らいでいたけど逆さ富士を見ることができました。
しばらく写真を撮っていたら手の感覚がなくなるほどでした。
さて，登山開始です。
最近はヤマレコの地図を使っているので王岳の登山口を見つけるのも楽々。
ここから40分ほどの林道歩きが長く感じました。
林道は大きな岩が転がっていてかなり荒れていて，林道としての役割は果たしていないようです。
林道終点からは堰堤や枯れた沢を辿り30分ほど登ると本格的な登りが始まり，登山道に雪が現れ始めました。
次第に踏み固められて凍った状態の急斜面となってきたのでアイゼンを装着しました。
左手前方に雪を纏った聖，赤石，荒川の南アルプスの山並みが見えてきました。
雪は尾根に出るまで続いたのでアイゼンが活躍してくれました。
山頂には鍵掛峠から来たという登山者が一人休憩していました。
正面に富士山を望むことができるのですが，南アルプスは木立が邪魔をして写真にはなりません。
ちょうどこの時間は太陽が富士山の真上にかかるので，あえて太陽を入れて撮ってみました。
絶えず旅客機が富士山の上空を通過するので，ついでに飛行機も入れてみました。
雲一つない快晴でポカポカ陽気。
ランチタイムはアウターを着ることなく過ごすことができました。
1時間近くのんびりして往路を戻ります。
前回は鍵掛峠を経由して周回したのですが，それほど景色を楽しむことができないので今日はピストンです。
お昼過ぎに駐車場に戻ってきましたが，三連休の最終日なのでどこにも寄らずに帰路につきました。
新年初山行はお天気に恵まれてポカポカ陽気の中，のんびりと登山を楽しむことができました。
ところで今日は鏡開き
年神様の力が宿った鏡餅をいただくことによってその力を授けてもい，一家の無病息災を願います。
一般的にお汁粉に入れていただきますね。
