奥多摩の山なので都内からなら高速道路を使わずに行くことができます。
ということは渋滞を避けることができるのでお盆の時期にもお勧めです。
駐車場にはこのようなオブジェがあります。
自転車に乗った野鳥かな。
奥多摩を周遊するサイクリストも休憩地点として集まってくるので、作られたのでしょうか。
そして、都民の森は野鳥を観察することができる環境も整っているんです。
ここから森林館に向かって登り始めるとすぐ左手に小屋が見えてきます。
「ミニ森林館」と書いてありますね。
この森のあらましを知ることができます。
舗装路をそのまま上っても階段を上がっても森林館に行くことができますが、三頭山に登るルートとしてはここでどちらかを選ぶことになります。
鞘口峠を回るかムシカリ峠を回るかの違いです。
周遊できるので、どちら経由でもよいのですが、まずは大滝を見るなら階段を上ってムシカリ峠経由で行きましょう。
階段を登り切れば大滝まではウッドチップの敷かれた歩きやすい道を１５分ほどの散策となります。冬は途中の展望スペースから都心を臨むことができます。そして春は運が良ければオオルリなどの野鳥を見ることもできます。
このつり橋を中ほどまで行くと滝の全容を見ることができます。
最近所雨が降っていないのに水量が多いですね。
それだけ森が豊富な水を蓄えているということですね。
この水が小河内ダムに流れて都民の飲料水になるんですよ。
大滝からムシカリ峠までは沢沿いに登ります。
尾根を右に折れて１５分ほど階段状の登山道を登ると山頂に到着です。
三頭山は名前の通り、三つの頂があって、ここが西峰になります。
正面に富士山が見えるはずなのですが、昨日は雲の中でした。
お天気がいいと。
特に冬は空気が澄んでいて綺麗です。
人も少なくて静かな山を楽しむことができますよ。
軽アイゼンが必要ですけど。
帰路は鞘口峠を経由するルートで下ります。
すぐに東峰、中央峰への分岐がありますので道標に沿って進みます。
こちらが東峰。
中央峰もすぐ近くにあります。
ここにはちょっとした展望台もあります。
冬場はスカイツリーも見えますよ。
鞘口峠を森林館の方向に右に曲がれば５分ほどで立派な建物が見えてきます（冬に下から撮った写真です）
ここでは食事をすることもできます。
ただし、オープンは１１時から。
この日は１０時過ぎに下りてしまったので、そのまま駐車場に戻りました。
休憩を入れても３時間ほどのハイキング。
この時期は花を楽しむことができませんでしたが、四季折々の季節をを楽しむことができる山だと思います。
そしてお土産です。
桧原村の「井上食品」さんでこんにゃくを購入しますＨＰ
ここのお刺身こんにゃくが絶品なのです。
その前に手前の「数馬の湯」で汗を流すのもおすすめ。
東京でこんなに楽しむことができるなんて素敵でしょう。
ぜひお出かけください。
都民の森のＨＰ
