
流氷を見たい。
そう思って昨年の年末にスケジュールを立てたのですが,年が明けて北海道にもまん延防止等重点措置が発出されました。
東京で一日の新規感染者が二万人を超えるに至って一度は断念したのだけど,その後新規感染者数が収まってきたので出かけることにしました。
旅のメインは流氷ですけど,2月28日に出発して旭川→網走→知床→女満別を二泊三日で回ってきました。
これから数回にわたって旅行記を書いていきます。
羽田空港のP2駐車場は空いていたので,4Fに駐車することができたのは良かったけど,ロビーも人が少なくて寂しい感じがしました。
出発までの間に人が多いところには行きたくないので展望デッキに行ってみたのだけど,残念ながら気温が高いせいか富士山は霞んでいました。
先週までの寒気が日本列島から離れてしまったようで流氷がちょっと心配です。
飛行機の中で食べる空弁を購入して手荷物検査場へ。

JAL553便は定刻の10:45に旭川空港に向けて飛び立ちました。
機内はほぼ満席でした。
窓の外はどんよりとした雪景色が続いてテンションが上がらないまま12:30に到着した旭川空港の気温はマイナス2度。

日差しもあるのだけどひどい地吹雪状態でした。
最初の目的地は旭山動物園ですからちょっと心配したけど,到着するまでのわずか30分ほどの間に風が収まってくれました。

東門から入場し,動物を見ながら坂を降りていきます。

見どころはいくつかあるのだけど,まずは白クマ。

雪の上を元気に動き回っていました。

残念ながらプールには飛び込んでくれなかったけど。
続いてアザラシ館です。
透明なチューブの中を下から上に潜り抜ける姿は見ものです。

とてもきれいな毛並みでした。
猛獣館は迫力満点です。
アムールトラは寒さに強いのか,雪の中を走る姿は野生のようでした。

シロフクロウも雪がよく似合っていました。

オオカミは日本の固有種ではないけど,遠吠えが園内に響き渡っていました。

そしてメインはペンギンの散歩です。

30分ほどかけて園内のルートを散歩するところを見ることができます。
この日は7羽がお出ましになりました。
散歩に出るか否かはペンギンの意思なんだそうです。
さすが,旭山動物園です。
マイナス3度という寒さを忘れ園内を歩いていましたが,気が付けば2時間も経過していました。
期待した以上に楽しむことができました。
続く