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Blog☆HiloⅡ

都知事から送られてきた「防災ブック」と能登半島地震



年末に厳重に梱包された小包が届きました。
いったいなんだ?
段ボールを開けてみると,「東京防災」というタイトルの冊子が二冊(STEP1,STEP2)と小池さんの写真入りの挨拶状が出てきました。
一応目を通したけど,記載されていることは当たり前のことばかり。
なるほど,と思ったのは一つだけでした。
集合住宅では地震後にトイレの水を流してはいけないということ。
なぜなら,配管が破損していた場合に,水を流すと階下の住戸が水浸しになるというのです。
これだけは役に立ちました。
しかしさ,本にして全都民に送付する必要がある内容とは思えません。
小池さんもデジタル大好きですよね。
だったら,もっと簡潔にまとめてパンフレット形式で東京都のHPに載せればいいんじゃないの?
どうしても冊子が欲しい人には送付すればいいのだから。
こんなことに税金を使わないでほしい!!

元旦に起きた能登半島地震では甚大な被害が伝えられています。
東京でこの規模の地震が発生したらどうなるのか。
ボクは暴動が起きるのではないと危惧しています。
善良な都民がこの「防災ブック」を読んで備えていても,いざ地震が発生したらこの過密な東京ではなすすべがないことは明らかです。
避難所がどれだけの都民を受け入れられるのか。
今回同様に震度7と言う地震に対応できるとは思えません。
東京中がパニックになるでしょう。
そうならないためには,過密の解消=東京の人口を減らすことが必要です。
ところが小池都知事はさらに東京の人口を増やす政策を取り続けています。
日本の人口が減り続けているというのに,東京の人口は2040年には1451万人まで増え続けると発表されています。
そうなっても小池さんは避難生活を保障できると考えているんだろうか。

そして前述の能登半島地震について。
被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
東京に住むボクたちに出来ること。
すぐにできることは義援金。
ふるさと納税ではなく,見返りを求めない義援金。
石川県では今日から受付を始めています。
だけどこのHPを見てちょっと残念に思ったのは,「義援金のうち2,000円を超える部分は所得税の寄附金控除、住民税の税額控除が受けられます。」の記載です。
自分の自治体さえよければ他の自治体のことはどうでもよいという考え方ですよね。
ボクは純粋に義援金を送ります。
すべてはふるさと納税制度が間違っているんです。
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