
この写真を見ればよくわかるけど,しっかりしたサスペンションがよく目立ちます。
自動車部品の大手企業が制作したそうです。
金メダルを取った選手も「滑りの世界が変わった」と述べています。
さらに別の選手も「確実に4年前からレベルアップしている」と評価しています。
カウルの空気抵抗の向上程度は理解できるけど,さすがにサスペンションの使用はNGでしょう。
競技ではなくショーとして見るのならスピード感があって面白いかもしれないけど,雪の急斜面のコブをサスペンションで吸収してしまっては,本来のパフォーマンスの基本となる選手の技量の見せ所が失われてしまいます。
そこまで機械に依存するべきではないとボクは思います。
かつてマラソンのアベベ選手が裸足で走っていたころを忘れてはいけないということです。
これもIOCの商業主義に踊らされているということなんでしょう。