<この記事は、4月2日に書いています>
47次越冬隊が日本に帰ってきて5日経ちました。
私は遊んだツケを払うべく、土日も休まず仕事をするはめになっています。
渡井さんは、自宅に帰ったとたんに風邪をひいてしまったようです。
南極ではウイルスもいないし菌も少ないので免疫が低下しているので、風邪をひきやすいとは聞いたことがありますが、治りにくいということもあるのでしょうか?
それでは渡井さんからの便りです。
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2007年3月22日(木)晴れときどき曇り 研修
シドニーに着いた隊員は、27日の夜に指定されたホテルにチェックインするまでは研修となり自由行動となる。
しらせの出港は27日の10時なので、それまではしらせで寝食をとることもできるが、個別に日程をアレンジすることも可能だ。
これにあたっていくつか決まりごとがある。
1つは行動予定を夏隊長に提出すること。
これには行動予定や宿の電話番号を記す。
2つめは定時連絡。
毎日1800にしらせに滞在している当直の隊員に電話で連絡を入れるのだ。
しらせの舷門にはオーストラリアの国内電話が敷かれていて、公衆電話等から連絡することができる。
また国際携帯電話を当直が持っているので、これにかけることも可能だ。
ただしこの時期のオーストラリアの18時は、夏時間を採用していることもあってまだまだ明るい。
定時連絡方式をとる場合、もっと遅い時間の方が良いと思われる。
3つめは車の運転をいてはいけないこと。
交通量が皆無の昭和基地で過ごしてきたため、都会のスピードについていけず、交通事故を起こさないようにするため、とされている。
もっとも車を発進するときクラクションを2回鳴らしてしまい、周りのドライバーを困惑させてしまうから、というのも大きな理由らしい。
#実際、日本に戻って車の運転をするときに、前進、後進の際のクラクションを鳴らさないと、なんだか不安に駆られるのだ。
-----本日の作業など-----
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研修期間中の行動は隊員さんたちに任されているけれど、観測隊としての自覚を忘れずにということらしいです。
隊によっては隊員同士の複数行動が決められていることもあるのだそうです。
今回は個別の行動をしてもいいかわりに電話による定時交信が義務づけられたのでしょうか。
確かに18時の定時交信はとても早くて、夕方になると公衆電話を求めてさまようはめになったりします。
そもそも、60人もの隊員さんたちがいっぺんに電話を掛けてくるのだから、当直の方は大変だったのではないでしょうか?
車の運転をしてはいけないというのは、昨年から聞いていました。
私が聞いたのは、クラクションを鳴らしてしまうからという理由だったような気がしますが、冷静に考えるとクラクションを鳴らしてしまうのは二の次ですよねぇ。
シートベルトを忘れがちであるというのも、越冬生活の名残でしょうか。
同行者の方はこれらのきまりごとは関係ないようで、車の運転もしていいのだそうです。
47次越冬隊が日本に帰ってきて5日経ちました。
私は遊んだツケを払うべく、土日も休まず仕事をするはめになっています。
渡井さんは、自宅に帰ったとたんに風邪をひいてしまったようです。
南極ではウイルスもいないし菌も少ないので免疫が低下しているので、風邪をひきやすいとは聞いたことがありますが、治りにくいということもあるのでしょうか?
それでは渡井さんからの便りです。
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2007年3月22日(木)晴れときどき曇り 研修
シドニーに着いた隊員は、27日の夜に指定されたホテルにチェックインするまでは研修となり自由行動となる。
しらせの出港は27日の10時なので、それまではしらせで寝食をとることもできるが、個別に日程をアレンジすることも可能だ。
これにあたっていくつか決まりごとがある。
1つは行動予定を夏隊長に提出すること。
これには行動予定や宿の電話番号を記す。
2つめは定時連絡。
毎日1800にしらせに滞在している当直の隊員に電話で連絡を入れるのだ。
しらせの舷門にはオーストラリアの国内電話が敷かれていて、公衆電話等から連絡することができる。
また国際携帯電話を当直が持っているので、これにかけることも可能だ。
ただしこの時期のオーストラリアの18時は、夏時間を採用していることもあってまだまだ明るい。
定時連絡方式をとる場合、もっと遅い時間の方が良いと思われる。
3つめは車の運転をいてはいけないこと。
交通量が皆無の昭和基地で過ごしてきたため、都会のスピードについていけず、交通事故を起こさないようにするため、とされている。
もっとも車を発進するときクラクションを2回鳴らしてしまい、周りのドライバーを困惑させてしまうから、というのも大きな理由らしい。
#実際、日本に戻って車の運転をするときに、前進、後進の際のクラクションを鳴らさないと、なんだか不安に駆られるのだ。
-----本日の作業など-----
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研修期間中の行動は隊員さんたちに任されているけれど、観測隊としての自覚を忘れずにということらしいです。
隊によっては隊員同士の複数行動が決められていることもあるのだそうです。
今回は個別の行動をしてもいいかわりに電話による定時交信が義務づけられたのでしょうか。
確かに18時の定時交信はとても早くて、夕方になると公衆電話を求めてさまようはめになったりします。
そもそも、60人もの隊員さんたちがいっぺんに電話を掛けてくるのだから、当直の方は大変だったのではないでしょうか?
車の運転をしてはいけないというのは、昨年から聞いていました。
私が聞いたのは、クラクションを鳴らしてしまうからという理由だったような気がしますが、冷静に考えるとクラクションを鳴らしてしまうのは二の次ですよねぇ。
シートベルトを忘れがちであるというのも、越冬生活の名残でしょうか。
同行者の方はこれらのきまりごとは関係ないようで、車の運転もしていいのだそうです。
だんだん厳しくなっているのかもしれません。
帰国してしばらくはネタとしてクラクションを鳴らす人はいました。
JAMSTECの一般公開はMANTAさんが詳しいです。
コネで体験乗船ができるかもしれません。
うみんちゅさんのときは、何も制限がなかったのですね?
ということは、シドニーでクラクションを鳴らしてしまった人もいらした??
あの・・
うみんちゅさんと、MANTAさんはお知り合いなのですか?
いよいよ入港が近いですが、お大事になさってください。
私の隊のときはシドニーで車に乗る人はほとんどいませんでした。
MANTAさんとは知り合いではありませんが、
よくblogを拝見しています。
ある業界を支える著名な若手研究者です。
お知り合いではなくても、近いお仕事なのでしょうね。
明後日には「しらせ」が帰ってきますね。
もう外港にいるようですね。