JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

いざ鎌倉

2007年06月27日 | Weblog
スケートボードにはまったせいで、鎌倉方面に友達や縁が多いのと、なぜか引かれてしまう魅力的な雰囲気で鎌倉,葉山,湘南方面には良く行きます。第二のふるさととして住もうか?住むまいか?5年程悩んでいるのですが、理由が「源平」にあるのです。敵地鎌倉には異常に恐怖と興味が同居していて、先入観もあるのですが自分に眠る感覚的な反応も信じているので複雑です。同時に水が恐いです。そんな危うい面白さもあって時々遊びに行くのですが、最近鎌倉を調べているドローカルの友達に「ひきけ」という言葉を聞いて何かがパァーっと光ったのです。「ひきけ(比企家)」とは頼朝の乳母の一族で鎌倉幕府が衰退する時 北条氏に迫害されてしまう悲しい家系なのです。平家では無いどころか敵の乳母なのに、強い親近感を感じてしまったのです。落ちる悲しみの時は同じ人間の悲しみです。一気に鎌倉に住んでみても面白いなと思い始めたのです。(カヒミ・カリィさんが比企家の末裔でカヒミというネーミングに歴史が込められているそうです) 思い込みの強い影響は他にもあります。中学生の頃ゲームセンターのゲームにはまっていたのですが、1987年ナムコから「源平討魔伝」という驚異的なゲームが出て、内容が平家の恨みを遂げる為、義経,弁慶そして頼朝を倒すストーリーなのです。これには当然熱狂し後にゲームセンター用の基盤や機械を買ってしまう程で、未だにプレイします。これが妖怪や恐ろしい力で襲ってくる源氏方のパワーは本当だったんじゃないか?という妄想につながり、更にテレビの義経や陰陽士、オカルト情報好きが助長して、絶対 源氏は呪術的な暗黒の力を利用していたに違いないと思い込んでいます。パワーの影には必ず未知の何かが支えているはずだと信じているのです。そんな都市計画が完成している鎌倉は確実にパワースポットです。武士のやんちゃ感が溢れている若さがみなぎった雰囲気は、東京を窓口に文化を生み出し続けていると言えるでしょう。人気もあり庶民的だった雰囲気もハイソでロハス的な波に絡まれたりと不満もありますが、まだまだ楽しくなるハズの街です。単純なおれですが、それゆえの勘を生かしつつ挑戦して活きたいです。ひょっとして平家再興で鎌倉を狙って引き寄せられているのか?いやいや時代を超えて和解に行くのです!ちょっとしたノイローゼだけど、何か魂の使命みたいで面白いでしょ?人間なんてそんな理由で生かされているだけじゃないかしら?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿