JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

対極する世界の摩擦

2008年06月14日 | Weblog
サーフボードを買っただけで 水に浸かってもいない状態では まだ革命とは言えないのですが、買ったからには やらざる負えないプレッシャーに戦い始めた事が 既に大革命!どうしよう~と オロオロ ニヤニヤしています。複雑な戦いの中に「対極する世界に起こる摩擦」についての思いが交錯します。「都会 / 田舎」「東京 / 地方」「ファッション / スタイル」これは 普通の仕事を無視して 自分らしい仕事を開拓しようとワガママに挑戦している種類の ろくでなしな我等だけの悩みです。効率良く金を稼ぐには東京が必要ですが 自然に絡んだ生活スタイルを楽しむには 東京では息が詰まります。例えば湘南ライフを楽しんでいる人のパターンでは、昔からのローカルで 地に根ざした仕事を長い時間かけて安定させる事に成功した人で、努力が実った稀少な例です。そして大部分が 東京で成功して 生活を湘南に移しても支障の無い人、端的に言ってセレブリティーです。このベクトルの図式は 例えるならば「エイリアン」とも受取れる事で、サーフ生活スタイルを守る為に面白く無い土地の仕事をして暮らすローカルにとって、好きな事をして稼げる上に サーフ生活スタイルまで楽しめるなんて 羨ましくて敵視してしまうのが人間です。ここでの摩擦の源は「好きな事して」の価値感「クリエイター至上感覚」にあります。かつて夢見た~とか挫折経験があれば確実ですが、近年のメディア操作にも原因があります。高度成長の副作用の一つと言えるでしょう!これに 完全に当てはまる ろくでなし糞作家を名乗る自分に 吐き気がする程 拒否感がありますが やりかけた挑戦に従い 「何なら世界一の糞になってやろう~」って 開き直り野郎なのです。そんな ろくでなし(35)が、一丁前に結婚する為には 人生のタイミングが10年足りません!20代だけ 21.5歳~とか数えて倍にしてほしいよ。ワガママに生きた罰だよね。