JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

呆れが感動に変化する人

2008年05月31日 | Weblog
「何で色々創らなきゃなんないのかなぁ~」なんて 人間辞めますか的な モヤモヤ気分を晴らす変態の大先輩!横尾忠則さんの展覧会「冒険王・横尾忠則」が世田谷美術館でやっています。糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」のコーナーで知り元気を貰いました。横尾さんは絵を描く時勝負してるんだって!「負けた~ギブアップ」って時が筆を置く時なんだって!一般的イメージでは 何となく「勝った~やっつけたぞ」つって筆を置きそうに思えるよね?考えた事も無かったけれど、不思議と「ああ~何か解るなぁ~」って思えちゃって 元気が出たのです。おれも 作品が完成する時、どうしようもない未完成な気分になります。同時に自分が作った事を忘れて「スゲー作品だ!誰のだろう?」って、脳がスポンジ化した様に忘れて ポカーンと感動してしまうのです!それは達成 制圧した勝利感とは正反対の敗北感で 何とも表現出来ない矛盾する感覚です。若い頃お会いした事がありますが、少し自分と通じる変なパワーのオーラみたいで、「なにやってんの」って感心していいのか呆れていいのか?解んなくなるタイプの変態ですね。6月15日までやっているので、呆れに行って下さい!「呆れが感動に急に変わります!」

イトイ新聞のコーナー http://www.1101.com/boukenooooo/2008-05-29.html