おれのジャガー

10. Jahrestag "Mein Jaguar"

メロディ・ライン

2005-09-25 03:31:13 | 曲作りについて
今宵もまた・・・眠れない。
まぁ暑苦しいとか言いなさんなって、おれも熱い話がしたいのよ。
普段は自分の意見押し付けるのとか嫌いだからあんまし強く言わないけど
こういう場所でうっぷん晴らしたいわけよ。

で、今回はメロの話ね。
おれが曲作りするときに最もこだわる部分。
とにかく、曲作っても納得いくメロができるまでは発表しない。
メロってさ、大事だと思うんだよね。
どんなに良いコード進行で曲の構成が出来上がっても
どんなにかっこいいキメがあっても
メロがショボイとみんなの心には響かないわけで。
逆に構成はシンプルでもメロが良いために名曲となる曲は多いわけで。
ま、こいつは皆さん周知の通りですな。

で、おれがわりとしてることはコード進行通りにメロをつけないこと。
コードが上がったらメロを上げるってしたら
単調な曲になりやすい(必ずしもそうでないけど、「なりやすい」ってことね)。
だからドラム、ベースを聞いて感性に任せてコード進行に対するメロを崩す。
例えばコードはCからEに上がるけどメロの頭の音はCからBに下がる、みたいな。
意識的にするだけで単調さはかなりなくなる・・・と思う。
ちなみに「感性に任せて」ってのは、ところかまわず崩すわけではない、ってことね。

あと、コード進行は変わるのにメロの頭は変えない、ってのも
結構良い感じに仕上がったりする。
ま、うちのバンドで言ったら一番有名なアレですかね。
偶然にもおれは初めての曲でそういうことをしていました(笑)
完全にビギナーズラック。

で、メロを作った後の注意点としては、
歌詞を乗せるときにイントネーション的に違和感ないように歌詞をつけること。
イントネーション合わない歌詞をつけると、せっかく作ったメロが本当の意味で崩れます(笑)
おれもやってしまったことあるけど、結構ショックよ、アレ。
仕上がったと思ったら「あれ?」みたいな。

こんな感性でとかの話じゃなくてもっと法則とか教えて!
とか思うかもしれないが、それができないのがメロ作りの面白いとこなわけで。
もしも良いメロってやつの法則があったなら
そういう法則をまとめた本が出版されてベストセラーになったり
世に出る曲は全部名曲になったりするわけで。
それが未だにないってことはやっぱり
良いメロってのは機械的な法則じゃ出てこないもんなんだろうなぁ。
思うに現在の機械にはない「人間味」っていう誤差が、心に響くメロを生み出すのだと思う。
そういった意味で、今回の内容が「人間味」あるメロ作りのお手伝いになれば、
と思うのでした。

ということで今回はわかっているようで意外な落とし穴のあるメロ作りのについてでした。
結論は「感性に任せて崩せ!」ですね。

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