( 02/21 撮影 )
所用で訪れた木古内町役場で、以前お世話になった役場の職員から「どうしたの?」の声を
掛けられる..。事情を説明し、昔話の中で“いかりん館”が話題となり「時間もあることだ
から寄っていくわ」とハンドルを向ける。木古内町郷土資料館の“いかりん館”は平成23年
に閉校になった鶴岡小学校の校舎を活用し、農林漁業中心の地域の産業や鶴岡地区を開拓し
た士族等の出身地山形県鶴岡市との関わり、また、廃線となったJR江差線など鉄道の史料
が教室毎に木古内町の古代から近代までの貴重な史料が解説を付けて展示されている...
そもそも“いかりん館”の館名は、明治初期に木古内町泉沢沖に沈没した幕府の軍艦「咸臨丸」
のものと言われる巨大な錨から名付けられ、ホールには咸臨丸のものと思われる巨大な錨がシ
ンボルとしておかれている...。展示品は、その昔農家の納屋に無造作に置かれていたもの
が、こうして貴重な史料として並べられていることに感動を覚えるが、この地域で生まれ育っ
たものとして郷愁をも感ずる。少し駆け足だったので、改めてじっくり見学させてもらおう.
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