( 08/28 撮影 )
新函館北斗駅からの帰りは、旧大野町経由で車を走らせる...。途中、神社の祭り幟が目に入
り、木立の中から笛や太鼓の音が聞こえ釣られるように車を止め鳥居を潜る。神社の名前は“意
冨比神社(おおひじんじゃ)”で秋祭りの本祭だという。この神社の漢字名は見たことはあった
が、正直読めなかったし、この木立の中の神社が“意冨比神社”だということも初めて知った..
ちょうど神殿では「松前神楽奉奏」が行われていたが、社務所にいた氏子さんは「神輿渡御は担
ぎたかったが、このコロナ禍の中ではとトラックで廻ったさ」と話ながらテントの中にある神輿
を見て残念そう...。それでも、露店の集まった大勢の子ども達を笑顔で眺めていた。案内板
によると、箱館戦争の際、新政府軍と旧幕府軍がこの神社の近くで遭遇し、境内が戦闘の場とな
つたという。境内にある樹齢400年の北海道指定の保護樹木「イチイ」がその歴史を物語る..
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