JA1OTPのブログ

アマチュア無線はしばらくお休みします

2022.9.10 群馬県高崎市移動

2022-09-12 19:40:00 | 移動運用
ご無沙汰しております。

このところアマチュア無線の運用をほとんどしていませんでしたが、超~久しぶりに移動運用に出かけました。
最後に移動運用をしたのは4月の終わりころだったため、約5か月ぶりの移動運用です。
今回はリハビリ移動ということで、近場でなおかつホイップアンテナを使ったお手軽移動としました。

移動地データ

群馬県高崎市 JCC1602
運用バンド 3.5・7MHz CW


自宅から車で30分程のご近所で運用しました。
移動地には15時頃に到着、モービルホイップを使うため設営はすぐに終わりました。
久し振りに発電機を動かしますが、何度かリコイルを引いたところエンジンが始動、ほっと一安心。
15時半頃から7MHzで運用を開始しました。



コンディションは程々に良く、数回CQを出すとコールがありました。
その後もコンスタントにコールがあり、1時間ほど運用しました。
数局とはラバスタQSOも楽しみました。
久し振りのラバスタQSOでしたが、どうにか耳は追い付いていたようです。

少し休憩して17時半頃からは3.5MHzの運用をしました。

3.5MHzは釣竿ホイップを使いました。
このアンテナは数年ぶりに使いましたが、やはり良く飛んでくれます。
コンディションは上がりきっていませんでしたが、8エリアや6エリアからもコールがありました。
ただ、高崎市はレア感が少なかったのかコールはまばらでした。
18時過ぎにコールが途切れたところで運用を終了しました。

今回は2バンドで56QSOでした。
短時間の運用でしたが、ちょうどいいリハビリになりました。

交信頂いた皆様、有難うございました。
また、クラスターにアップして頂いたJF1DFA局、JA3PRD局にも感謝申し上げます。

2022.4.30群馬県前橋市移動

2022-05-12 19:50:00 | 移動運用
久し振りの更新となりました。
1月のNYP以来無線運用はお休み状態、約4か月ぶりの運用となりました。

ゴールデンウィークも始まり、リハビリ運用ということで、前橋市の赤城山に出かけました。


アンテナはGPのみのお手軽移動です。

当日は8時半頃に移動地へ到着しましたが、途中の温度計は0度を指していました。
やや強い風が吹いていて寒かったのですが、GPだけでしたので30分もあれば準備が出来ました。
午前中は144MHz SSBで運用しました。

数回のCQでコールがあり、途切れることなく呼ばれました。
標高が1400mあり、関東平野が見渡せるロケーションですので、電波が良く飛んでいました。
10時を過ぎると風も弱くなり、太陽も顔を出す時間が増えてきたので、車内では寒さを感じることなく運用できました。
12時半頃に運用を終了し、お昼を食べてからは430MHz FMで運用しました。

430MHzは運用局が多く、サブ周波数で1回のCQでコールがありました。
その後はパイル状態になったため、ショートQSOで進めました。
最近は430MHzの運用局が増えており、沢山の方と交信できるようになりました。
1時から4時過ぎまでの3時間、ずっと呼ばれっぱなしでした。

結局、朝9時から途中昼食を挟み16時までの約6時間運用、全部で107QSO出来ました。
関東平野を見下ろせる景色の良い場所に行けばVU帯では沢山の局と交信出来ます。
しかし、全部PHでの交信でしたので、15時過ぎは声を出すのが辛くなってきました。
20代の頃は10時間くらい喋りっぱなしでも全く平気でしたが、それだけ年を取ったという事でしょうか(^^;

今回もおなじみの方やツイッターのフォロワーさんとも交信出来て楽しい時間を過ごすことが出来ました。
連休後半にももう一度移動運用の計画をしていましたが、残念ながら先日の運用のみとなってしまいました。
最後に交信頂いた皆様、有難うございました。



2021 全市全郡コンテスト参加記

2021-10-12 19:00:00 | 移動運用
表題コンテストに群馬県吾妻郡中之条町に移動してX430部門に参加しました。

ここ最近のACAGの参加は
2017年 X50部門(フルタイム参加)
2018年 仕事と重なり自宅から数時間の参加(XA部門) 
2019年 台風で参加を断念
2020年 風邪を引いたため近所から部分参加(X144部門)

全市全郡コンテストにフルタイムで参加するのは2017年以来4年ぶりとなりました。
これまでJARL主催コンテストでX430に出ることはほとんどなかったため、手探り状態ではありましたが、今まで参加したコンテストを参考に運用方法を組み立てました。

移動地に到着したのは土曜日の朝。
先客はおらず無事に領域確保。シングルバンドなのでゆっくり設営して午前中には電波が出せるようになりました。

今回使った設備は

GP(GP-98)8mH 5エレスタック 7mH ローテーター付き

午後からは知り合いの局とラグチューを楽しんだり、飛んでるチェックで430MHz SSBモードでCQを出してみました。
普段はあまり運用局のいないSSBですが、この時は2時間で37QSOと沢山の方と交信出来ました。
コンテスト前のチェックで出てこられた方も結構おられたのかもしれませんね。
本当に普段の静かさが嘘のようでした。

ー ・ ・ ・ ー

20時過ぎからFMで周波数確保をしてコンテストに入ります。
最初の1時間で80QSOと出だしは好調でした。
その後も順調にコールがあり、日付が変わって0時半までFMでRUN。
CWに移って1時間ほど運用したところで仮眠に入りました。

朝は5時半頃から運用を再開。
5時台はCW中心で運用しましたが、ほとんど運用局がいない模様。
開始は6時過ぎでも十分だったかもしれません。
6時台からは運用局も増えてきて順調に局数が増えていきます。
時間25~30QSOくらいのペースで進んでいきますので、集中力を切らさずに運用できました。
このままのペースがコンテスト終了まで続きました。
6時以降はFMとCWを交互に回り、RUNとS&Pを繰り返しました。
RUNをしていて5分間の空振りを目安に呼びに回ったりモードチェンジをするようにしました。
19時台は失速してどうなるかと思いましたが、最後の1時間でそれなりに局数も増えて21時を迎えました。

暫定結果は以下の通り



DUPE込みですが677QSO出来てあと少しで700QSOという所まで伸ばせました。
得点も17万点近くまで伸びました。

獲得マルチは


249マルチと思っていたよりも取れました。
特にロケーションの恩恵もあって9・0エリアのマルチが多く取れました。
また、西方向に開けているので、2・3エリアのマルチもそこそこ拾えました。
特に嬉しかったのは東京23区が全部埋まったことです。

最後にPH・CWの割合とエリア別の交信数は


430MHzはFM運用局が多く、PHの割合が高くなりました。
今回はSSBでも1交信出来ましたが、SSBでRUNしてもレートが下がりそうでしたので、実際には15分程度の運用でした。
エリア別では圧倒的に1エリアが多いですが、ロケーションの恩恵で2・3・9・0エリアの交信がそれなりにありました。
遠方のエリアとの交信は交信数≒マルチとなりますので、マルチの底上げにつながったものと思います。
やはりこの場所からVU帯で運用する場合、遠方のマルチも意識しながら運用する必要がありそうです。

今回は久しぶりにフルタイムで参加出来、なおかつそれなりのスコアを出せたものと思っています。
最近は特に都市部で430MHzの運用局が増加しているようであり、バンド内が賑やかだったように感じました。
このコンテストでX430部門には初めのエントリーとなりますが、参加局数の増加やロケーションの恩恵もあり、最後まで集中した運用が出来ました。
やっぱり沢山呼ばれるコンテストは楽しいです。
反省点が多いコンテストになってしまいましたが、今回出てきた課題を克服し、次につなげていこうと思います。
今回は有力局の参加が多数あった模様。かなりの混戦になっているものと予想しています。
現段階ではどの順位にあるのか予想がつきませんが、結果発表を待ちたいと思います。
最後に交信頂いた皆様、有難うございました。次回のコンテストでも宜しくお願い致します。

〇430FMあるある
・「今日の移動地はどこですか~?」、「運用場所はどのあたりですか~?」、「カードはJARLでお願いします~」
(まあ、良くあることなのである程度は許容できますが、複数局から呼ばれているときにはご遠慮願いたいですね)

・サフィックスのみでコール(複数局おられました)
(あれ?40mに出ているのかな?プリフィックスを聞かないといけないし、やり取りの回数が増えて効率が悪くなります。お願いですから初めからフルコールで呼んでください。)

・無変調
(妨害しているつもりかもしれませんが、ほとんど影響を受けていませんので電気の無駄遣いですよ。まあ、「うるせー、馬鹿野郎」よりはマシですが(^^; )

・フォネティックコードを使わないでコール
(FMと言えどもフォネティックコードを使わないとよく分からない文字があります。例 IとYなど やり取りの回数が増えて非効率ですので初めからフォネティックコードを使って呼んでください。)

〇反省点
・19時台の失速はどうしたものか?2017年のX50の時も同じだった。ここでもっと局数を増やせればさらにスコアアップが出来る。この時間でもっとコンスタントに交信数を増やせるようにしないと。

・横浜・川崎・千葉の各区のマルチが少ない。この場所からは山陰になって見通しはないが、3市ののマルチが増えればもっとスコアが上がる。八木アンテナはもう少しゲインの高い10エレクラスのものが必要かも。

・今回くらいの賑わいがあればやはり700QSOはしたかった。運用場所が都心まで約150kmと距離があるが、あと30局上乗せできるように設備の見直し・運用時間の配分やRUNと呼び回りの時間やタイミングの見直しが必要となりそうです。

ー ・ ・ ・ ー

コンテストが終わってからはそのまま運用地で車中泊、撤収は翌日の朝に行いました。
早朝に雲海から日が昇ってきてきれいな景色がみられました。

たまには非日常の空間で好きなことを堪能するのは良いですね(^^)




2021.9.19 群馬県吾妻郡草津町移動

2021-09-21 20:00:00 | 移動運用
3連休の真ん中の日曜日は台風一過で天気も回復したため移動運用に出かけました。

移動地データ
群馬県吾妻郡草津町 JCG16001 GL:PM96GP


先月の29日に草津町に移動したところ、144MHz SSBで「草津町1st」のお声が多数あったため、再度移動することにしました。
今回は144MHz SSB中心で先月と同じ場所で運用しました。

使った設備は

6mHのGPと5mHの5エレスタックを切り替えながら使いました。

GPには岐阜県のハムショップオリジナルの固定金具を今回から導入しました。

工具を使わずにねじ止めが出来てなおかつ持ち手が大きいので、固定するときにも回しやすく、暗い中での設営・撤収でも紛失する心配が少なくとても使いやすいものです。
頻繁に移動運用やコンテストに参加する方にはオススメです。

9時過ぎから運用を始めると途端にパイルになりました。
常時4~5局からコールがあるため、ショートQSOで進めました。
この場所は7エリアに良く開けているようで秋田・山形・福島の移動局からコール頂きました。
1局7エリアからコールがあった時、八木アンテナを向けるとより7エリアの信号が強くなり、他にワッチしていたと思われる7エリアの方から続けてコールがありました。
12時半近くまで3時間以上コールが続きました。

お昼休憩後も引き続きSSBモードで運用しました。
午後になっても沢山の方からコールがあり、16時過ぎまで呼ばれました。
今回も「草津町1st」という方が沢山おられました。
日も傾いてきたので16時過ぎに運用を終了しました。

交信数は以下のようになりました。


144MHz SSBで129QSO出来ました。
144MHz SSBで1日3桁の交信は覚えている限りでは初めてのことです。
草津町効果もあったと思いますが、それにしても沢山の方と交信出来ました。
2mに出られる方も結構、多いのですね。
やはり関東のVU人口の多さが良くわかる運用となりました。

そして7エリアとの相性も良く、7エリアの方が6局おられました。
ビックリしたのは9エリア、石川県輪島市との交信です。しかも相手局はモービル運用でした(交信時は停車していたとのこと)。
9エリア方面は山でブロックされていますが、どうにか電波が飛んで行ったようです。
この場所から9エリアは初めてでしたので、どのような経路で電波が飛んで行ったのか気になります。

50MHzでも草津町のリクエストを頂きましたので、可能であれば年内にもう一度移動してみようと考えています。
交信頂いた皆様、有難うございました。

2021.8.29 群馬県吾妻郡草津町移動

2021-08-30 21:00:00 | 移動運用
現在、1エリアのほとんどの県で緊急事態宣言が出ております。
そこで、県をまたがないように同一県内でなおかつ、自宅から移動地までの道中はどこにも立ち寄らず、運用地でも可能な限りアイボールQSOやその他、人との接触を極力控える形で移動運用を行うことにしました。
結果的には移動地までの往復の道中・運用地での人との接触は全くなく、人との接触を限りなく0%に近づけた移動運用ができました。

移動地データ

群馬県吾妻郡草津町 JCG16001 GL:PM96GP


国道292号線、通称志賀草津高原ルートの標高約1900mくらいの駐車スペースでの運用でした。
午前中は430MHzと144MHz、午後は1200MHzの運用をしました。
12時まではギガヘルツコンテストが開催されていたため、運用の合間に数局ナンバー交換をしました。
使用設備は



144~1200MHz コメットGP-98
1200MHz クリエートデザイン X1218 18エレ八木

GPは8m、八木は7mの高さに上げました。
144と430MHzはGPのみでの運用でした。

7時過ぎからは430MHz FMで運用を始めました。
メイン周波数でCQを出さなくても次第にコールが増え、10時近くまでの3時間コールが途切れませんでした。
近頃は430MHzの運用局が増えたように感じます。

その後は144MHz SSBでの運用。
途端にパイルになり2時間近くパイルが続きました。
交信中にも「草津町は初めて」という方が結構おられましたので、割と珍しい運用地だったのかもしれません。
この場所からは7エリアとの相性が良く、秋田の移動局と59で交信出来ました。
今度は八木アンテナを持っていき、さらに遠くの岩手県や青森県まで飛ばせればいいな、と思いました。
草津町の需要はありそうですので、年内にもう一度草津町から144MHzの運用を考えています。
13時近くまで運用してお昼を食べました。

昼食後は1200MHzの運用です。
都心から150km近く離れている当地から運用する場合、GPだとどうしてもゲインが不足しているような感覚があり、これまではほとんど八木のみで運用することが多かったです。
今回はGPと八木を切り替えて実際GPでの信号は八木と比較してどれくらい違うものか確かめてみるというのが今回のテーマです。


写真のようにIC-1201に同軸切り替え器を用いて八木とGPをつないでみました。
ちなみに、八木には8DFBを10m、GPには8DSFAを10m使って給電しています。

14時前からCQを出し始めるとポツポツとコールがありました。
1200MHzは割とのんびりとした雰囲気のため、アンテナを切り替えてのレポートなども頂きながら交信を進めました。
途中、知り合いの方とのラグチューを挟みながら16時過ぎまで運用しました。
運用中はGPと八木を切り替えながら交信相手の方にレポートを頂いたり、相手局のシグナルの変化をSメーター読みで見ていましたが、GPではS1~S3の信号が18エレではS5~S9へと変化しました。
平均するとGPよりも18エレのほうがSメーター読みで4~7位上がるようです。
GPの利得は13.5dBi、18エレは19dBi(カタログ値)です。

都心まで距離がありますので、GPだとゲインが不足しているように肌感覚では感じていましたが、実際に比較してみると随分と違いがあることが分かりました。
この移動地からは360度電波を飛ばしても局が集中している方向は限られるため、1200MHzを運用する場合、GPを使うよりも都心方向にビームを向けた状態で運用したほうが良さそうです。
特にコンテストの時には交信局数にかなり差が出るものと思われます。
GPのみではちょっと力不足かなあという感じを受けました。

今後は赤城山や榛名山などの都心から約100km圏内の場所からGPと八木の比較をして、GPの利用がどれだけ有効なのかを探ってみようと考えています。

最後に交信局数は


3バンド運用して142QSOでした。

交信頂いた皆様、有難うございました。