JA1OTPのブログ

アマチュア無線はしばらくお休みします

2020.8.29長野県上高井郡高山村・群馬県吾妻郡嬬恋村移動

2020-08-31 20:30:00 | 移動運用
先週の土曜日は天気も良かったため、移動運用に出かけました。

移動地データ
長野県上高井郡高山村・群馬県吾妻郡嬬恋村
JCG09002・16001 GL:PM96FO


長野・群馬県境の毛無峠から50MHzで運用しました。
この場所は関東平野を直接望むことはできませんが、関東の広い範囲に電波が届きます。
以前、この場所からシングルデルタループで50MHzの運用をした時にもかなり1エリアには良好に電波が届いていましたので、今回も期待が持てます。

移動地には7時過ぎに到着。朝食を済ませた後、アンテナの設営をしました。
毛無峠の標高は1831mあり、朝のうちはとても涼しかったです。


今回は3エレ八木アンテナを使いました。

午前中は長野県側から運用しました。
8時半前からSSBモードで運用を始めましたが、すぐにパイルになりました。
常時4~5局からコールがある状態がしばらく続きました。
11時半前にSSBがひと段落したので、リクエストがあったCWをやりました。
CWも結構なパイルになり、12時過ぎまで呼ばれました。
SSB・CW共に7MHzで交信しているような感覚になるようなパイルでした。

コールが途切れたところで運用を終了。
昼食を取り午後からは吾妻郡嬬恋村から運用しました。

午後の嬬恋村の運用は午前中のようなパイルにはならないもののコンスタントにコールがありました。
午前中に交信頂いた方からも今度は群馬県側からの運用ということで、再びコール頂けることもありました。
途中CWにも出て、16時過ぎまで運用しました。

交信数は以下の通り

全部で164QSOでした。

午前中の上高井郡高山村は103QSO、午後の吾妻郡嬬恋村は61QSOと上高井郡高山村の交信数がかなり多くなりました。
CWは両方のQTHで出ましたが、圧倒的に上高井郡高山村のほうが多かったです。
まだ高山村の需要はありそうですので、機会があれば移動してみようと思います。
ここは結構風の強い場所なのですが、朝から夕方まで強い風が吹くことはなく、設営・撤収も難なくできました。
また、心配していた雷もありませんでした。
天気が安定していましたので、無事に移動運用を楽しめました。
それにしても、PH中心で160QSOできると気持ちいいですね。

最後に交信頂いた皆様、有難うございました。
今回もブログやTwitterでお世話になっている方と沢山交信出来ました。
次回の移動運用でも交信できることを楽しみにしております。

eu9iエアフィルター清掃

2020-08-24 20:15:00 | 発電機
8月の15・16日にはKCJコンテストがありましたが、15日の夕方、ぎっくり腰をしてしまい、残念ながら不参加となりました。

いつも移動運用で使っているホンダのeu9iは半年に一回はオイル交換をしていますが、エアフィルターの清掃はしばらくしていなかったため、先週末は、2年ぶりにエアフィルターの清掃をしました。

eu9iは湿式エアフィルターのため、洗い油でフィルターの汚れを落としたら乾燥させ、さらにエンジンオイルを含ませる必要があります。

まずはエアフィルターを取り外し、灯油で洗浄します。
本来は洗い油で洗浄するのですが、ない場合は灯油で代用できます。



洗浄が終わったら灯油を十分に取り、よく乾かします。
フィルターをあまり強く絞るとよくないため、私の場合は最初は軽く絞ってから新聞紙やキッチンペーパーでフィルターを挟みながら灯油を取りました。
一晩フィルターを乾燥させ、よく乾いたところでエンジンオイルを含ませます。


余分なオイルを取ってから発電機に装着します。


フィルターの装着後試運転を行いましたが、発電機は元気に回っていました。
エアフィルターの清掃は難しい作業ではありませんので、本当はオイル交換と同時に行うのが良いと思います。
これでエアフィルターは2回清掃して使うことになりますので、次回は清掃ではなく交換となりそうです。



2020年フィールドデーコンテスト参加記

2020-08-03 20:30:00 | コンテスト
先週末は表題コンテストに参加しました。
2017年に参加して以来、3年ぶりです。
3年前はX144部門に出ましたが、今回の6Dで144MHzを運用したところとても面白かったので、3年ぶりに同部門に出ることにしました。
目標は
2017年にあと一歩で達成できなかった2万点を超える
②450QSOを超える

②のほうがハードルが高いように感じましたが、6Dの感触ではこのくらいまでなら行けるかな?と踏んで少し高めに目標を設定しました。

移動地には土曜日の朝、到着しました。
移動地は雨が降っており雨が止むのを待っていましたが一向に上がらず、雨合羽を着て設営をしました。
午後になると午前中の雨が嘘だったかのようにいい天気になりました。


アンテナはGP(X5000)とラディックスの5エレスタックを使いました。

設備チェックをしたところ、八木アンテナにつないだ同軸ケーブルの不調が見つかり、予備のケーブルに交換したところ不調は解消されました。
予備のケーブルを持参して助かりました。
ほとんどの場合、コンテストが終わると同軸ケーブルは物置に入れて次使うのは次回のコンテストの時。
これでは不調に気付くのは移動地で設営後のチェックをするとき。普段から同軸ケーブルもチェックしておかないといけませんね(^^;
17時ころには慌ただしく夕食を済ませ、18時からのコンテストに備えました。

18時からコンテストが始まります。
初めはSSBのRUNから入りました。開始1時間で61QSOと可もなく不可もなくという感じ。
コールが途切れなかったためSSBのRUNを2時間続けその後はCWに。
CWでS&PをしてからRUNに変更、その後はモードを切り替えながら0時半まで運用し仮眠をとりました。
0時を過ぎるとバンド内は閑散としていました。

4時ごろに目が覚め、運用の開始は4時半くらい。
8時ころまではCWを中心に、特に早朝の時間はマルチに結びつく可能性が高いので、八木を西方向中心に向けてGPと切り替えながら運用しました。
8時過ぎからはSSBを中心に時折FMでも出てみました。
9・0エリアでは2mFMのアクティビティーが高いので、FMのみの方もおられると思い、7時台と10時台にそれぞれ30分くらいFMで運用しました。
結果的には1・3・7・9・0エリアの局とFMで交信出来、ハンディー機で山頂移動している方とも複数できました。
さらに、06県のマルチはFMで取りました。FMに出ていなければこのマルチはできなかったことになります。
以前から2mでもFM運用の必要性を感じていましたが、局数も23局上積みでき1マルチ確保できましたので、FM運用の有効性を実体験することができました。

その後はPHとCWを行き来し、呼びとRUNを繰り返し、最後の30分は八木を関東平野に向けてSSBでRUN。
局数を上積みするよう心がけました。
12時になりコンテストが終了。
今回も充実した運用ができました。

それでは、暫定結果です。




得点は24000点を超えました。
交信数もDUPE込みですが463QSO出来ました。
有効QSOも455QSO確保でき、目標を達成できました。
交信数は2017年の時と比較して約2割増しでした。
今回も事前に設定した目標は全て達成出来ました。

獲得マルチは


27でした。
これは2017年参加時と同数でした。
残念なのがいつもは簡単にできる兵庫を落としてしまったこと。
記念局が出ていたのでコールしましたが、3エリア内のパイルを抜けずにしばらく呼んでいるうちにそのまま聞こえなくなってしまいました。
兵庫はその1局しか聞こえなかったので、もったいないことをしました。
なお、京都は運用局を見つけることができませんでした。

一方、四国は3県、北陸はすべてのマルチが取れました。
特に、いつもは難しい4エリアが1マルチ取れたことは大きかったです。
35県はJH4UYB局との交信でしたが、5時前に西ビームでRUNしていた時呼んでいただきました。
Sメーターは振れませんでしたがはっきりと聞こえており、ナンバー交換もお互い1回の送信でスムーズにできました。
よく聞いていらっしゃるのと、耳が相当良いのだなあと驚きました。
やはり強豪コンテスターの方は私のような一般人とは全然違うのだなと感じました。

今回はコンテスト中は天気が良く、また風もほとんどなかったため、安心して運用に集中できました。
マルチ取りをもっと上手にできるようにするという課題が見えてきましたが、こればかりは数をこなさないとなかなか上手にならないかなと。
バンドは異なってもマルチが取れないとスコアは伸びませんので、マルチ取りがもっとできるよう取り組んでいこうと思います。

最後に、交信頂いた皆様、有難うございました。
また、コンテストに参加された各局、お疲れ様でした。
次回のコンテストでもよろしくお願いします。

おまけ

夜明け前の雲海が見えて幻想的な風景だったので思わずスマホのカメラでパシャリ。
非日常の空間にいるからこそ見ることができるますし、感動もする景色ですよね(^^)