JA1OTPのブログ

アマチュア無線はしばらくお休みします

2021.7.17・18 群馬県吾妻郡中之条町移動

2021-07-21 20:45:00 | 移動運用
17日は電通大コンテストに参加するため移動しましたが、せっかくですのでコンテスト前・後で移動運用も楽しみました。
標高2100m超の高地に移動したため、最高気温は20度を少し超えるくらいでとても快適に過ごせました。
今回は50MHzは8mHの5エレ八木、144・430MHzは6mHのGPを使いました。


土曜日の午後、コンテストが始まるまでは50MHz SSBで運用しました。
始めはEsが好調なようでしたので、アンテナを西に向けてCQを出したところ、Esで6エリアが、GWで3エリアが良好に入感しました。
Esがひと段落したところでアンテナを1エリアに向けてCQ、CQ。
1エリアの各局がとてもよく聞こえてきます。
そのまま16時半過ぎまでSSBで運用し、コンテストに備えます。

コンテスト終了後、20時過ぎからは430MHz FMで運用しました。
バンド内をワッチしているとJA1TOKYOが聞こえてきたのですかさずコール。
2回呼んだところで取ってもらえました。
その後は空き周波数を見つけてCQを出してみます。
すると、かなり沢山の方からコールがありました。
交信を終えてスタンバイすると常に数局呼んできます。
ペースを落とさないようにショートQSOで進めました。
1エリアのパイルの中、時折9エリアも聞こえてきます。
運用場所から立山が見えるので、うまいこと富山県に電波が落ちているようした。
そのまま3時間近く呼ばれ続け、最後はおなじみの局と久しぶりにラグチューをして日付が変わった頃に運用を終了しました。

2日目は5時半過ぎに起床、6時過ぎに144MHz SSBで運用局がいたので交信後朝食を済ませて7時過ぎから430MHz FMで運用しました。
朝の早い時間にも関わらず常に複数局からコールがあります。
しかも全然途切れずに8時過ぎからは運用局が増えてきたのかパイルが厚くなってきました。
昨日と同じようにサクサクと交信を進めていきますが、時折9エリアからコールがありました。
やはりこの場所は9エリアとの相性がかなり良いようです。
10時頃からは144MHzの運用をしようかと考えていましたが、パイルがずっと続いていましたので430MHzの運用を続けました。
気が付けば11時過ぎまでの約4時間、ずっと呼ばれっぱなしでした。
まだコールが続いている状況でしたが、後ろ髪を引かれる思いで運用を終了しました。

移動運用での交信数は以下の通り



430MHzは2日間で約7時間運用しましたが、交信数は100局を超えました。
2日間ともメイン周波数でCQを出さなくてもずっとパイルが続くという体験は本当に久しぶりでした。
20数年前の430MHzに沢山局がいた時には、1日運用していれば100局交信することは当たり前のような時もありましたが、先日の呼ばれ方はその時に近いような感じでした。
私も初めに開局したときは430MHz FMの運用が中心でしたので、当時を思い出しながら懐かしい気持ちに浸りながら運用しておりました。
現在は当時に比べてかなり局数は減っていますが、それでもその時と同じような感覚に引き戻されるような呼ばれ方を体験出来て私も驚きました。
こういう経験が出来るからこそアマチュア無線、特に移動運用の魅力に取りつかれ、今でも飽きずに続いているのかもしれません。
少し大袈裟かもしれませんが、私のアマチュア無線の楽しさの原点を思い出させてくれるような2日間でした。

最後に交信いただいた皆様、有難うございました。
また、Twitterのフォロワーさんからも多数コールいただき感謝いたします。



2020.12.27群馬県吾妻郡長野原町移動

2020-12-28 18:00:00 | 移動運用
昨日は天気が良かったため、近所へ移動運用に出かけました。
場所は吾妻郡長野原町と高崎市との境目の二度上峠です。
今回は50MHzでの移動運用としました。

移動地データ
群馬県吾妻郡長野原町 JCG16001 GL:PM96HK




シングルデルタループのお手軽移動です。
おそらく今年最後の移動運用となりそうですが、お手軽設備で運用しました。
典型的な冬晴れで、浅間山をはじめ蓼科山や遠く北アルプスまで一望出来ました。

10時過ぎから運用を始めました。
バンド内は数局、移動局が出ているようでした。
知り合いの方に声をかけてからCQを出しました。
順調にコールがあり、コールが途切れることがありません。
2時間近く運用してコールが途切れたところで運用を終了しました。
交信数は以下のようになりました。



全部で28QSOでした。
年の瀬が近づいていることもあり、のんびりとしたQSOが多かったです。
また、シングルデルタループという簡単なアンテナでありながら9エリアとの交信がかなり多かったです。
特に、富山市や高岡市からのコールがほとんどでした。
この運用地から立山が見えますが、立山の回析波がちょうど富山市のあたりに落ちているものと思われます。
実際、富山市からの電波はかなり強く、1エリアの局を抑えて入感してくることもありました。
この場所は9エリアと相性が良さそうですので、暖かくなってからは他のバンドでも9エリアとの交信を楽しみたいと思います。

年内最後の移動運用で楽しいひと時を過ごせました。
来年も色々なバンドを移動運用で楽しみたいと思います。

2020.12.12 長野県佐久市移動

2020-12-14 18:00:00 | 移動運用
先週の土曜日はお隣の長野県へ移動運用に出かけました。

移動地データ
長野県佐久市 JCC0918 GL:PM96FF
3.5MHz CW 1.9MHz SSB CW

中部横断自動車道、佐久南IC近くの千曲川の土手の上から運用しました。


アンテナは逆L型に張った34m長のロングワイヤーとATUの組み合わせです。

16:20分頃から3.5MHz CWで運用を始めました。
運用を始めてから順調にコールがあり、一時期はパイルになりました。
次第にコンディションが上がってくるとコールする数も増えてきました。
18時過ぎまで運用後、1.9MHzのSSBに出ました。

バンド内では数局、ラグチューしている信号が聞こえています。
ロングワイヤーでちゃんと飛ぶのか不安でしたが、空き周波数が見つかったため、CQを出してみました。
数回のCQでコールがあり、ちゃんと電波も飛んでいるようで一安心。アンテナやリグのお話をしてゆったりと交信しました。
途中からたくさんの方からコールがあり、パイルになりましたのでできるだけショートQSOで進めました。
今回初めて1.9MHz SSBの運用をしましたが、コンディションはかなり安定しており、ほとんどQSBもなく安定して交信出来ました。
また、バンドの雰囲気もゆったりとしていて、3.5MHzと同じような雰囲気でした。
1時間半くらいSSBで運用し最後はCWでCQ。
コンディションも割と安定していて、沢山の方からコールがありました。
ただ、SSBとは違ってCWのほうが信号の浮き沈みが大きかったように感じました。
CWでは1時間くらい運用して20時30分頃には運用を終了しました。
本日の交信数は以下の通り



両バンドとも沢山の方と交信出来ました。

1.9MHzのSSBは18局、CWは56局でした。
SSBではコールが切れたところでラグチューでの交信をしましたが、待っている方がいらっしゃったかもしれないと考えると、もう少しテキパキと交信したほうが良かったのかなと反省しています。
交信中にお聞きした限りではフルサイズのダイポールをお使いの方が多かったことを考えると、相手のアンテナに助けられたという面は大きいとは思いますが、ロングワイヤーでもSSBで十分に交信できることが分かったことは大きな収穫でした。
JARL主催コンテストに1.9MHzが追加されたことから、今後は1.9MHz SSBの運用局が増えると思われますので、私も積極的に運用していこうと思います。

最後に交信頂いた皆様、有難うございました。

2020.11.29群馬県吾妻郡長野原町 移動

2020-12-01 18:00:00 | 移動運用
先週の日曜日は午前中野暮用があったのですが、思いの外早く終わったので近所へ移動運用に出掛けました。

移動地データ

群馬県吾妻郡長野原町 JCG16001 GL:PM96HK

430MHz FM 144MHz SSB


標高1390mの二度上峠の長野原町側から出ました。
到着時には薄日が射している状態でそれほど寒くはありませんでした。
登山者と思われる車で駐車スペースはほぼ一杯でしたが、どうにか車一台分停められる場所を見つけられました。
早速設営をします。


アンテナはコメットのGP98を8mの高さに上げました。

11半頃から430MHz FMで運用を始めます。
パイルにはなりませんでしたが、途切れないペースでコールがありました。
ロケーションの関係なのか埼玉や千葉、茨城は良く聞こえてきますが。東京と神奈川は厳しそうです。
13時過ぎまで運用してお昼を食べ、その後は144MHz SSBで運用しました。
2mの方が電波が良く飛んでいるようで東京や神奈川からも430MHzに比べてコールがありました。
そして、富山県と石川県の方からもコールがありました。
この場所は1エリア以外では2エリア(愛知県と三重県)、9エリア(富山県と石川県)には割りと電波が良く飛びます。
以前はモービルホイップで名古屋市の局と2mSSBで交信出来たこともありました。
今回は2エリアとの交信はありませんでしたが、9エリアへの電波の飛びの良さを再確認しました。
日が傾き始めた15時半過ぎに運用を終了しました。

交信数は以下の通り


51QSOでした。9エリアの方とも交信でき、楽しいひと時を過ごせました。

最後に交信頂た皆様、有難うございました。

2020.10.31群馬県吾妻郡長野原町移動

2020-11-01 19:55:00 | 移動運用
昨日は自宅の近く(裏の畑)で移動運用をしました。
今回はローバンド、特に1.9MHzの運用をメインに他のバンドも運用することにしました。
1.9MHzは十数年前のNYPで運用して以来で久し振りです。
今回は1.9MHzの移動運用の定番、ロングワイヤーとオートチューナーを使いました。


全長34mのロングワイヤーを逆Lに張りました。
1.9MHzを運用する場合は30m以上のワイヤーを張ると良く飛ぶという話は良く聞きますが、実際に試してみることにしました。
オートチューナーを車外に設置し、コントロールケーブルと同軸ケーブルを車内に引き込みました。

車に設置しているアンテナ基台に共締めしてボディアースを取りました。
ボディアースのみで1.9から7メガまでチューンがとれました。

16時過ぎから運用を始めます。
最初は3.5MHz SSBで聞こえてくる方をコールしたところ、59のレポートをいただけました。
パイルになると厳しいかもしれませんが、通常の交信にはほとんど問題無さそうです。
SSBで良好に飛んでいることが分かったため、CWなら問題ないだろうと思い、16時半からCWでCQを出してみました。
コンディションも良くなってきて、順調にコールがありました。
感触としてはフルサイズのダイポールとほとんど同じように飛んでいるという印象を受けました。
18時頃まで3.5MHzで運用、夕食後は1.9MHzに出ました。

1.9MHzは常にS5~7位のノイズがあるなかで運用しましたが、沢山のコールがありました。
電波も全国にまんべんなく届いている様子。
1.9MHzは特有のQSBがありますが、浮き上がった時には各局の信号がかなり強く聞こえます。
そして、短時間で入感する地域が変動するのも新鮮でした。
ただ、ノイズが多くQSBの谷間に落ち込んだ時にはほとんど聞こえなくなってしまいます。
この場所のノイズレベルが高かったのか、ノイズの多いコンディションだったのか判然としませんが、ノイズの影響で取れなかった方がいらっしゃったかもしれません。
コールが途切れたところでSSBでもCQを出してみましたが、ノイズがS9+になっており、今回SSBは未交信でした。

34m長のロングワイヤーで1.9MHzをやってみたところ、CWではほとんどの方から599のレポートが頂けて、評判通り割りと良く飛んでいるなと感じました。
34m長のワイヤーを張れる場所は限られますが、1.9MHzの運用では十分活用出来そうです。
3.5や7メガでもチューンが取れる事から、バンドを変えながら運用するような移動運用に活用したいと思います。

交信数は以下の通り

1.9MHzはAJDができました。
短時間の運用でしたが100Qを超える交信数に満足です。
これからはローバンドのコンディションが良くなりますので、ロングワイヤーを活用した移動運用を楽しんでいきたいと思います。

最後に交信いただいた皆様、有難うございました。