JA1OTPのブログ

アマチュア無線再開しました

2021 愛・地球博&ふるさとコンテスト参加記

2021-09-24 21:00:00 | コンテスト
標題のコンテストに群馬県吾妻郡中之条町に移動して参加しました。
移動地には9時過ぎに到着したため、愛・地球博は約2時間の部分参加、ふるさとコンテストは3時間最後まで参加しました。

使った設備は


144~1200MHz GP-98 8mH
430MHz    5エレスタック 7mH
1200MHz   18エレ八木  4mH

1200MHzはコンテストでの運用はしませんでしたが、コンテストの合間に通常の運用をしました。

〇愛・地球博コンテスト

X144部門の参加です。
10時過ぎから約2時間の運用となりました。
アンテナはGPのみです。
まずはCWから始め、数局S&PをしてRUNをしました。
この時間からの運用という事もあり、割と順調にコールがありました。
CWのコールが途切れてからはSSBでRUN。
このコンテストはCWとPHの両方が得点になるため、PHにも出てみました。
SSBでコールが途切れてからはCWで呼び回りとRUN、最後はSSBでRUNをして終了となりました。

暫定結果は以下の通り





獲得マルチは



GPのみでしたが、標高2100mのロケーションに助けられて2・3エリアのマルチがボチボチ取れました。
また、PHよりもCWの比率がかなり高くなりました。
近頃のコンテストはCW運用局が増えており、私も以前よりCW滞在時間が長くなっています。

2時間弱の短時間参加でしたので入賞に届くようなスコアは出せませんでしたが、GPのみでもそれなりに遠くへ電波が届いたので楽しめました。

〇ふるさとコンテスト

15時からはふるさとコンテストに参加しました。
過去3.5MHzで2回ほど参加しましたが、今回は趣向を変えて430MHzで運用しました。
参加局が少ないのかな?と思っていましたが、15時からCQを出すと予想外に沢山の方からコールがあり、17時までの2時間コールが途切れませんでした。
コンテストに参加されていない方も多かったと思いますが、ほとんどの方とナンバー交換できました。
せっかく八木アンテナを設営しましたので(といっても都心方面の固定ビーム)、GPと切り替えながら運用しました。
やはり5エレ2列とはいえ八木アンテナの威力はそれなりにあり、GPでカスカスの信号も八木に切り替えるとSメーターが振れるくらいまで信号が上がりました。
1エリアとの交信の約6割は八木アンテナでの交信でした。
FMでずっと呼ばれたため、今回はCWの運用はしませんでした。
終わってみれば、ほとんどの時間をFMでRUNしていました。
ただ、終了20分前くらいに無変調をかけてくる局がいましたが、交信にはほとんど影響がなく呼び回りをして周波数を変えてRUNしたところその後は無変調をかけられることはありませんでした。
最後まで順調にコールがあり、3時間があっという間でした。

暫定結果は以下の通り


2021/9/28追記
町村マルチも含めて計算したところ、112×20=2240点でした。
県マルチが8、町村マルチが12と町村マルチの方が県マルチを上回りました。
町村マルチが結構集められたようで、予想していたよりも得点が伸びました。




町村マルチの計算がまだ済んでいないため、スコアが大きく変わるものと思います。
計算が済み次第、追記しようと思います。
さすが1エリアは430MHzの運用局が多く、レートは思っていた以上に良かったです。

ー ・ ・ ・ ー

コンテストの合間に1200MHzの運用を楽しみました。
13時過ぎからコンテスト直前の14時50分頃まで運用しました。
他のバンドと違ってパイルになるようなことはなく、その代わりGPと八木アンテナを切り替えながらレポートをもらったり、アンテナやその他リグの話などをのんびりとしました。
交信中に比較してみたところ、交信相手局のSメーター読みではGPと八木ではだいたい10dBくらいの差があるようでした。
約2時間で18局の方と交信出来ました。
最近はDJ-G7やIC-9700の効果なのか1200MHzの運用局が増えているように感じます。
数年前なら2時間運用しても片手ぐらいの交信数という事が多かったのですが、近頃は2けたの交信数になります。
新しい無線機が発売されてバンドのアクティビティが上がっているのはとても良いことだと思います。
これからも可能な限り1200MHzの運用を行っていこうと考えています。

2つのコンテストと1200MHzの運用と充実した時間を過ごすことが出来ました。
最後に交信頂いた皆様、有難うございました。
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2021 XPOコンテスト参加記

2021-09-22 20:00:00 | コンテスト
20日の月曜日はXPOコンテストが開催されておりました。
その日は家の仕事をしながら空いた時間に部分参加しました。
部門は電信7MHzです。

7メガのコンディションが芳しくなく、特に近距離のコンディションが悪かったです。
一時的に上がるときもありましたが長続きせず、大票田の関東との交信がほとんどできませんでした。
一日を通して群馬県からは3エリアの信号が良く聞こえていました。

それでは、暫定結果です。




今回は一度もCQを出さずに全て呼び回りでの交信でした。
雑用をしながら細切れの参加であり、コンディションが良くなくてCQを出す気になれなかったという事もありますが。

獲得マルチは



1エリアを半分落としています。
交信できた関東のマルチ、11県・13県・14県はそれぞれ2局ほどしか交信出来ませんでした。
ということは、1エリアの交信は6局だけだったということになります。
そして、東京と1局も出来ないというのは初めてのことでした。
関東のマルチがこれほど埋まらないのは珍しいことです。
1エリアから12時間フルで参加した方は、忍耐を強いられる運用になったものと想像しています。
近距離が良くならないとコンテストだけではなく、移動運用でも楽しみが半減してしまいます。
もう少し近距離のコンディションが上がって欲しいものです。

最後に交信頂いた皆様、有難うございました。

ー ・ ・ ・ ー

明日は2つコンテストがありますが、愛・地球博コンテストは部分参加、15時からのふるさとコンテストは最後まで参加する予定です。
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2021.9.19 群馬県吾妻郡草津町移動

2021-09-21 20:00:00 | 移動運用
3連休の真ん中の日曜日は台風一過で天気も回復したため移動運用に出かけました。

移動地データ
群馬県吾妻郡草津町 JCG16001 GL:PM96GP


先月の29日に草津町に移動したところ、144MHz SSBで「草津町1st」のお声が多数あったため、再度移動することにしました。
今回は144MHz SSB中心で先月と同じ場所で運用しました。

使った設備は

6mHのGPと5mHの5エレスタックを切り替えながら使いました。

GPには岐阜県のハムショップオリジナルの固定金具を今回から導入しました。

工具を使わずにねじ止めが出来てなおかつ持ち手が大きいので、固定するときにも回しやすく、暗い中での設営・撤収でも紛失する心配が少なくとても使いやすいものです。
頻繁に移動運用やコンテストに参加する方にはオススメです。

9時過ぎから運用を始めると途端にパイルになりました。
常時4~5局からコールがあるため、ショートQSOで進めました。
この場所は7エリアに良く開けているようで秋田・山形・福島の移動局からコール頂きました。
1局7エリアからコールがあった時、八木アンテナを向けるとより7エリアの信号が強くなり、他にワッチしていたと思われる7エリアの方から続けてコールがありました。
12時半近くまで3時間以上コールが続きました。

お昼休憩後も引き続きSSBモードで運用しました。
午後になっても沢山の方からコールがあり、16時過ぎまで呼ばれました。
今回も「草津町1st」という方が沢山おられました。
日も傾いてきたので16時過ぎに運用を終了しました。

交信数は以下のようになりました。


144MHz SSBで129QSO出来ました。
144MHz SSBで1日3桁の交信は覚えている限りでは初めてのことです。
草津町効果もあったと思いますが、それにしても沢山の方と交信出来ました。
2mに出られる方も結構、多いのですね。
やはり関東のVU人口の多さが良くわかる運用となりました。

そして7エリアとの相性も良く、7エリアの方が6局おられました。
ビックリしたのは9エリア、石川県輪島市との交信です。しかも相手局はモービル運用でした(交信時は停車していたとのこと)。
9エリア方面は山でブロックされていますが、どうにか電波が飛んで行ったようです。
この場所から9エリアは初めてでしたので、どのような経路で電波が飛んで行ったのか気になります。

50MHzでも草津町のリクエストを頂きましたので、可能であれば年内にもう一度移動してみようと考えています。
交信頂いた皆様、有難うございました。
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NJ-MP変換ケーブルの製作

2021-09-18 17:00:00 | アマチュア無線
私はあまり工作をしないのでこの手の記事は少ないのですが、今回珍しく変換ケーブルを作りましたので記事にしてみました。

先週同軸ケーブルの整理をしていたところ、片側にMPコネクタの付いた5D-FBケーブルを発見したため、NJコネクタを付けて変換ケーブルを作ることにしました。


NJコネクタは岐阜県の某ハムショップの通販で購入しました。



こうしてみると、Nコネクタは結構部品がありますね。
最初の頃は部品数が多くて自分でちゃんと取り付けできるか不安でしたが、NP付きの同軸ケーブルを数本作ってからはスムーズに作業が出来るようになりました。
今回はNJコネクタの取り付けですが、同じ手順でNPコネクタの取り付けも出来ます。


最初に締め付けナット・ワッシャー・ガスケット(写真の左側の3つの部品)を同軸ケーブルに通しておきます。
その後、同軸ケーブルの被覆を約13mm剥きます。

被覆を剥がした部分にクランプを挿入して網線を千枚通しを使ってほどいて均一にしてクランプに撫でつけます。
その際、ほどいた網線を満遍なくクランプに撫でつけるのがポイントです。
クランプからはみ出す網線はニッパーでカットします。
そうすると、下の写真のような状態になります。


そして、ケーブルに入っているアルミ箔(SFAでは銅箔ですよね)ですが、今回は教科書通りに短冊状に切ってクランプに撫でつけました。
中にはほとんど意味がないからとアルミ箔を切り取る方もおられるようですが、私にはどちらが正解なのかは分かりません。
私が作業するときには短冊状にカットしてクランプに撫でつけるようにしています。


写真では分かりづらいかもしれませんが、アルミ箔も網線と一緒にクランプへ撫でつけました。
その後は写真は忘れてしまいましたが、ブッシングを装着してブッシングと同じ高さで同軸ケーブルの絶縁体を切り取り、中心コンタクトを取り付けます。


この作業の中で一番大切な作業、同軸ケーブルの内部導体に中心コンタクトをはんだ付けします。
ハンダ穴がありますので、その中にはんだを流し込みます。
コテを長く当てていると絶縁体が溶けてしまいますので、手早く確実にはんだします。
はんだが終わって冷めた時に中心コンタクトを引っ張って抜けがないかを確認します。


絶縁体を取り付ければあと一息です。


スパナーを使って締め付けます。
私はモンキーレンチを2本使って作業しましたが、1本は本体部分を押えてもう一本のモンキーレンチで締め付けナットを回して締め付けます。
その際、本体側を回してしまうと中の網線が乱れてしまいますので注意が必要です。


締め付けが終わってから中心コンタクトが正しい位置に来ているか確認します。


完成しました。
ケーブル長は約20cmです。
Nコネクタをつないでみたところ、すんなりと入りましたので問題なさそうです。

移動運用の時には144~1200MHzのGPを良く使いますが、その時にはNP-NPケーブルを使っています。
現在、144や430MHzを運用するときにはIC-7100Mを使いますが、コネクタがM型でNJ-MPの変換が必要でした。
変換コネクタはすでに持っていますが、1本くらいは変換ケーブルも持っていたほうが忘れ物をした時にも安心だということで作ってみました。

また、MPコネクターは絶縁体がテフロンのようで144MHzまでは問題なく使えそうです。
430MHzでもNコネクターのようにはいきませんが、損失は少ないほうだと思います。

MコネクターでもN型と同じような構造の50オーム整合型のコネクターもあり(MP-xSNというコネクターです)、そちらのほうは1GHz位まで使えるようですので、損失という点ではそちらのほうが有利になりますが、まあ普通に使う分には問題はないでしょう。

早速、移動運用時に活用していこうと思います。

コメント (2)
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QSLカード発送しました

2021-09-13 20:00:00 | QSLカード
本日、QSLカードをビューロへ送りました。

通常交信は7月・8月分、コンテスト交信は3月から8月までの分です。
これで8月末までの交信分はJARLへ送付済みとなりました。



全部で約800枚でした。

お手許に届くのは来年の春になってしまうと思いますが、気長にお待ちいただければ幸いです。
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