2020年3月に1回目の修理の模様を掲載致しましが、あれから4年4ヶ月ほど経過しました。調子良く、懐かしいカセットテープを聴きながら、車庫でバイク修理や、その他、ぼっこし大工的な作業をやっておりました。
最近になり、テープ演奏中に段々スピードが落ち、とうとう停止してしまい、今回又、分解してみました。私の手に負えない場合は市の燃えないゴミに出しても良い事を確認の上、覚悟の分解でした。
なぜテープが停止するのかケースを分解しないと見えない事もあり、前面パネルまで外してしまい、内部を観察しながらプレイボタンや停止ボタン、早送り、早戻し等押して、機械的動作を目で見ていたら、同やら電源を入れるとすぐに回転が始まるモーターがテープの演奏に関係している事が判り、更に確認したら、モーターは電源投入と同時に回り出し、フライホイールを回転させているのですが、
停止する時はフライホイールが停止するが、モーターは回転しています。
どうやら、フライホイールを回転させるゴムベルトが磨耗してスリップしている模様で、取替え用のベルトが手に入るのかどうかも怪しい年月が経過しており、まあ探すにしても、今すぐに原因と結果を求めたいので、はさみでベルトを切り、いつも革細工で使っている、Gクリヤーと言う接着剤で1cmほど詰めて接着しました。何とか接着出来たようで、どれだけの期間接着出来ているか不明ですが、この状態で演奏その他の動作に異常有りません。
ベルト中央部少し汚れている部分が接着箇所です。

前面パネル、ケース等、元に戻し修理を終えます。今後、取替えベルトが存在するのか調査してみるつもりです。久々の修理でしたが、ベルトをはさみで切って接着剤でくっ付けただけの修理と言ってしまえばそれまでですが?
以上、ぼっこれなかった大工でした。