昨夜7時頃から今朝午前1時半頃までインターネットやIP電話が接続出来なかった。最初自分のモデムやルーターが故障したのかと思い電源のオンオフや設定のやり直しなどをしてみたが全然回復しない、諦めて風呂に入って、色々考えてみたが、会社から帰って来てすぐ6時半頃までは使えていたのだから、どうもNTT側の故障ではないのかなどと思いながら部屋に戻って来たら行き着けのバイクショップから電話でNTT東日本全体がおかしくなっているとかの情報で、私も多少仕事上関係しているので何か判らないか?と言う事であったが、全然情報が無いので答えられなかった。
と言うより自分のところの故障では無いのが判って逆に一安心した次第だった。たまにはパソコンも休んで早めに寝る。朝5時頃起きてNTTのホームページを見たら1時半頃回復下らしいが、関東や信越地区で2~300万加入の顧客のADSLや光電話に影響があったらしい。これだけ大規模、多数の故障は今まで例を見ないらしい。原因は調査中らしいが、我々趣味でインターネットをしている人間はあまり影響は無いが、業務でインターネットを使用している人はダメージが大きいだろう。
かと言って法的にはNTTに損害賠償などを求める訳にもいかず、これからのネット社会における故障の場合のバックアップ対策は、いかにすべきなのか検討の余地はあるだろう。最も故障の箇所によっては全く救済出来ない事もあるだろうが、プロバイダーの分散化等で対応するにしても個人負担が増えるのも考えものだし、各通信事業者間でお互いに故障時における迂回対策の協定等で設備的に可能であれば考えていく事が重要ではなかろうか?
とかく安い、早いだけが売り物で通信の世界も競争になっているが、信頼性も重要なファクターである事を忘れてはならない。最も大のNTTがこんな状態では我々は何を信じていいのか判らない。NTTの民営化後、社員の退職再雇用、給与引き下げ、支店縮小、年功序列の廃止、社員の評価制度等でかなりの社員がやる気を失っていると言う話を私は耳にしている。