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記事リンク|「令和」はもともとは中国の「帰田賦」「蘭亭集序」が出典

2019-04-15 | 日中比較や協働等のメモ
News Socra(ニュースソクラ)からの興味深い記事を読んだ。記事の一部を以下に転記(作者、右田早希氏)。

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・・・安倍首相は、「大化」から数えて248番目にして、初めて中国の古典ではなく日本の国書から取った元号を定めたことに、胸を張った。

だが、この発表から2時間後には、中国の知人の大学教授から、「異論」のウィーチャットが、私のスマホに入ってきた。曰く、

「この『令和』の出典が、東漢の偉大な文学者で、天文学者でもあった尚書の張衡(西暦78年~139年)の有名な『帰田賦』から来ていることは明白ではないか。『帰田賦』の2段目の冒頭『仲春令月 時和気晴』がそれだ。中国の中国文学学科の学生たちなら諳んじられるほどの語句だ。

この語句は、初春を表す代名詞のようになっていて、書聖と呼ばれた王羲之(西暦303年~361年)の有名な『蘭亭集序』も、『帰田賦』を意識した作りになっている。

『万葉集』の編者も、『帰田賦』を読んでいて、そこから借用したとしか思えない」

そう指摘されて、少し興醒めしてしまった。・・・

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記事を書かれたジャーナリストの方はどのような見解なのか、関心のある方は、記事の全文について https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190412-00010001-socra-pol にてお読みください。結びの一言も、なかなかよく言うね、といった感じである。


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