中国事情、対日募集、日本上陸&在中和風

技術や文化などに関する中国産学官や在中日系企業などの動き、日本関係者へのメッセージやイベントなどを随時掲載

間もなく日本上陸!中国から42の大学が東京に結集

2010-01-22 | 中国対日募集や日本上陸
・・・中国の大学は量的にも質的にも大きな変革の最中にあり、2000年から2005年の5年間に中国の大学・高等専科学校(中国ではよく「大専」と略称し、日本の短大に相当という説も。)の数は1041校から1792校へ7割以上も増えた。「21世紀に入ってから中国でもっとも成長している産業はおそらく大学である」と東大の丸川知雄氏は指摘する(同氏「膨れあがる中国の大学」東京大学社会科学研究所)。広東省広州市や上海市松江区には「大学城」という名の学園都市が建設されており、色々な大学のキャンパスが入っている。これらの様子が目の前に現れて、筆者も少々驚いた。

 ところで、来る1月29日、30日、東京国際フォーラムにて、過去最大規模となる「日中大学フェア&フォーラム」が開催される。これは独立行政法人科学技術振興機構中国総合研究センター、独立行政法人日本学術振興会、中国留学服務中心の共同主催により、過去最大規模となる同類のイベントである。

 中国からも42大学が日本に上陸し、各大学の最新研究成果や技術シーズを出展すると同時に、日本の50の大学とさまざまな交流を行うという。また、同フォーラムの主題の一つはこの連載とも関係が深い「大学とサイエンスパーク・ハイテクパーク」というものであり、中国では一流大学と認められるために必要な要件の一つとなっている大学サイエンスパークも年々増え続け、2010年1月現在、その数は76箇所に上る。日本の大学発ベンチャーや産業界の方々にとっても、「日中大学フェア&フォーラム」は有益な「俯瞰や布石の場」になるのではないかと期待したいところである。

 全文 http://dndi.jp/16-tyoki/tyoki_32.php DND連載コラム


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