岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【各駅停車で巡る旅】氷見フィッシャーマンズワーフ「海鮮館」の巻

2009-09-22 00:37:44 | 旅レポ

おはようございます。
昨日に続いて再び氷見漁港。借りた自転車でやってきました。
昨日はどうなることかと思いましたが、本当に小川屋食堂の女将さんには感謝感謝であります。

昨日道の駅氷見と書きましたが・・・それも間違ってないのですがWebサイトとかでは表題が正しいらしいです。
というわけで、ここからはまあ短い方を取って「海鮮館」と呼ぶことにしましょう。


さて、昨日の店じまい感たっぷりの雰囲気からは一転、活気ある館内であります。



メジナにメバルにキジハタ・・・魚の種類も豊富。


生簀の魚も心持元気そう。


ピンボケですみませんが、巨大なイカ。
ソデイカとか観音イカとか言われています。
まだ生きているらしくて、体表の色が時々変化します。


こちらはふくらぎ、お食事中に捕まってしまったのですね。
このふくらぎ、見ての通り、鰤の子でして、関東ではワカシ、イナダ、ワラサと出世いたしますが、こちらでは。コズクラ、フクラギ、ガンド、ブリと呼び名が変わるそうです。


以下に続いてでっかくてびっくりなのが、この地あさり。
模様は確かにあさりですが、なんともでかい!
この大きさなら、味噌汁だけでなくて、焼きハマグリならぬ焼きアサリとかも出来そうです。


こちら茹でズワイガニの実演。


左が茹で上がったばかりの紅ずわい、向こうが本ずわい。
・・・この場で食べたい・・・すぐ食べたい・・・しかし、海鮮食堂は昼前にならないとオープンしないらしく、ここは断念。


そしてサザエ・・・日本海のサザエには角が無いと聞きましたが、見ると確かに角が無い?
これって生物学的にはおなじ種類らしいのですが、これは生息域による個体差なのでしょうか?
不思議ですねえ・・・食べたい・・・。


もう我慢できないからとりあえずビール・・・現在午前8時・・・朝からエンジンふかし過ぎであります。


こちらお土産に買ったこのわた。
これで1200円は正直安い!

海鮮食堂は空いていないものの、隣のうどんやさんがオープン!
ビールが良い食前酒になって猛烈におなかが空いてきたので、朝定食をいただきます。


鯵のひらきに、がんどの刺身、大きな味噌汁におしんことご飯。
そういえば久しぶりの米の飯。
おにぎりとか、寿司は食べてましたが、ご飯は数日振りであります。


大迫力の大盛り味噌汁は蟹の他につみれが5つも入っています。


昨日も登場のがんとぶり。
盛りだくさんな定食についついビールをお代わり・・・現在時間は8時半・・・いろんな意味で早すぎです。

さて、定食もきれいに平らげて、海鮮館を後に。
自転車を借りている、小川屋食堂に向かいます。

物の数分で小川食堂に着いたわけですが、お店の入り口は空いているものの、誰もいない模様・・・何度か声をかけたのですが、誰もいる様子が無く、帰りの電車の時間もあったので、お店の注文書きの紙を1枚拝借して、置手紙。
本当にお世話になりました。


さあ後は変えるだけ、氷見から地元秋山駅までの各駅停車の旅がまた始まりますよ!!

【Webサイト】
【地図】富山県氷見市中央町7-1


■【香住がに】紅ズワイ(約500g前後×2匹)


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【各駅停車で巡る旅】小川屋食堂(氷見人情食堂)

2009-09-21 00:16:51 | 外食レポ
さて、氷見での計画は宿泊先が決まらずドロップアウト、完全にあきらめて帰ろうとするも、なんとも列車の来ない暗黒の時間帯に突入しておりまして、待ち時間は45分というところ。
コンビニだってずいぶん戻らないとないし・・・。
完全弱気モードでトボトボ歩いていると、準備中の飲食店ばかりの中、一軒暖簾の出ているお店が・・・。


小川屋食堂と書いてある。
魚料理に氷見うどん、そして「がんどぶりあります」の張り紙。
用心深くのぞくと他にもお客さんがいる模様。

「準備中です」って断られるならそれでもいいや!と思い切ってガラリと戸を空けます。

「いらっしゃい!」
の声に安心。

店内には叔母さん2人おばあさん1人の3人。
テーブル席にお客さんが1人。

女将さんらしき女性が、席に案内してくれます。
そうするとこのおばあさんは大女将か?

この大女将さんが、
「これもある、あれもある、これを頼んでこれを頼むのが・・・」
と誘導尋問にも近い、丁寧なメニューの説明をしてくれるのですが・・・女将さんが後ろから
「だめだよ、選ばせてあげなよ」
って大きな声。
「いや、だってこのお店来るの始めてだろ?」
「ええまあ」と頷くと
「じゃあねてんぷらとうどんを頼んで・・・これも美味しいから・・」
んでまた後ろから・・・。

漫才を見ているようです。

とりあえずビールをもらいまして・・・。

刺身を注文。
鰤を頼んだのですが、「がんどぶり(ブリの幼魚)しかないよ」となかなかメニューを通してくれません。
変わりに白えびを強く勧められました。
でも、ここはなんとしても心情的に鰤といったら鰤!


もしかしたら走りの寒鰤があるかもとは思っていましたが、ここは「がんどぶり」でもしょうがないでしょう。
でも脂が乗っていて、十分美味しい。
多少のまだ気温も暑めなので、これくらいのさっぱり感の方がいいかもね。



と、氷見うどん
細めのうどんは水沢うどんとか、稲庭うどんっぽい感じ。
昼間の富山ブラックとは対照的なやさしい麺料理に癒されます。


そして強い強いお勧めで出てきた天ぷら盛り合わせ、白えびの天ぷらもついてます。

女将さん曰く
「美味しいでしょう?」
すごいストレートな聞き方に
「はい美味しいです」
といわざる得ません。

しかし、白えびは淡白なわりにはさくっとした殻の中に甘い身が隠れていて、これは確かにいいもんだ。

という感じで、このお店は女将さん達との会話を楽しみつつ、飲食するのがスタイルのようですな。

そして話は、自分の出身地やなんで氷見に来たのか?なんて話で盛り上がりまして。
「つい先程まで宿を探していたんだけどあきらめた」
という話になりました。

その話を聞いた女将さんが、
「いやいや、何処か空いてるはずだよ」
と心当たりを何件か探してくれました。

そしたらなんと、「一軒だけ大広間にザコ寝なら泊まれる」という宿を探し出してくれまして!!

女将さんありがとう!!
なんという幸運!!
これで高岡まで戻らないですむ!!

女将さんの親切は底知れずでありまして、その宿泊施設が遠いと判ると、「タクシーで行く」という私に、「どうせ私は乗らないんだから」と自転車まで貸してくれました。

「この自転車乗って、宿泊施設に行って、明日はどうせ漁港に行くんだろうから、そのまま乗っていって、駅に帰るときに返してくれればいいと・・・」

まあ、何から何まで至れり尽くせりで、最後はお勘定をずいぶんおまけもしてもらって・・・。
女将さんたち、本当にお世話になります。
自転車は、明日必ず帰します。
このご恩は一生忘れません。

松戸から遥か、氷見の地で人情に触れる出来事に感動です。
ごちそうさまでした。
ではでは

【Webサイト】
【地図】富山県氷見市伊勢大町2-7-51


■日帰り、ゆったり、お湯めぐり。(富山版)


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【各駅停車で巡る旅】富山~氷見移動の巻

2009-09-20 23:59:45 | 旅レポ


さあ気を取り直して、昨夜突然思いついたのですが、これから氷見に向かいます。
さて、富山駅に参りましてここから北陸線を高岡まで・・・まで・・・zzz。
(; ̄□ ̄)ハッ!


なんか駅二つほど乗り越し。
これが都内なら、何のことはない、ただ引き返せばいいんですけど、悲しいかなここは北陸線。
富山方面に戻る電車は40分も待たないといけません。

あ~あ~・・・今頃氷見線に乗ってるはずなんだけどなあ・・・。
ということで、40分待って富山行きを待ち、高岡駅に戻って仕切りなおし。


氷見線は、架線のないディーゼル車両が走る路線です。
ここでまた待つこと数十分。

それにしても


本数少なッ!

これは帰る時も時刻表気にせんとなあ・・・。
しばらくの後に、やってきたのは・・・。


忍者ハットリくんがペイントされたハットリくん電車が登場。


どうもこの線の終着地、氷見市出身の藤子不二雄A氏にちなんだものらしいですな。
そして、氷見といえば寒ブリの一大ブランド。
氷見ブランドのコラボレーションと言えましょう・・・ニンニン。


電車内の壁紙にも藤子不二雄A氏のサインが!・・・ニンニン。


天井にもハットリくん、そして車内アナウンスもハットリくんが担当という徹底ぶり・・・ニンニン。


窓から見える富山湾の風景。
中央の海の中にニョキッと生えた岩が男岩というのだそう。
荒波に立ち向かうさまが男らしい、ということらしいですが・・・アレをイメージしてるからじゃないの・・・モッコリしてる・・・アレを・・・すみません下品でした。

このほかにも源義経が雨宿りをしたという義経岩、その義経岩のある辺りは、雨晴という地名がつけられています。

というわけで氷見に到着。意外に近いですね。


漁港に行って美味しいものを食べる前に、とりあえず堤防で釣りをしている人のバケツをのぞかせてもらいました。
小さめですが、鯵が何尾か釣れていました。
ほかにも小さいメジナがつれるそうですが、こちらはみなさんリリースしていますね。
もったいない。


そんな寄り道を挟みつつ、やってきたのが、氷見漁港に隣接する道の駅氷見!


新鮮な魚介類を愛でてから、中の食堂で鰤の刺身定食でビールなんぞ・・・と思っていたのですが、鮮魚屋さんはほぼ全店ソールドアウト、大盛況のせいか食堂も「営業終了」の立て札・・・オーマイゴット!!

いや・・・しかし・・・これは想定の範囲内なのです。

今日は言わば視察。

今夜は氷見の何処かに泊まって、明日の朝再度、こちらにお邪魔するための下見です。

それじゃあ、どこか宿泊施設を探して・・・とは言っても、連休の真っ只中、メボシイ宿は全部満室・・・でもこれも想定の範囲内。

健康ランドとかスーパー銭湯とかがあればそこの仮眠室かなんかで夜を明かせば・・・。
ってこっちの健康ランド夜中の12時で閉店だってよ!!

さてここから予想外ですよ!!

地元の観光案内所や宿泊案内所を尋ねますが、帰ってくるのは一様に「満室です」の答え!!

泣く泣くあきらめて、氷見駅に戻り、氷見線を戻って、高岡、富山辺りで宿を探すことにしました。

せめて何処かの海鮮料理のお店でも開いていないか?見て回ったのですが、どのお店も「支度中」。
開店を待ってたら帰れなくなっちゃうし・・・。




もはや完全にあきらめて氷見では何もせず、ただ帰るだけ・・・途中、ハットリくんのからくり時計を眺めます。
ああ・・・っていうか高岡や富山でも宿見つからなかったらどうしよう・・・。
  ・
  ・
  ・
しかし、なんと、この後驚くべき急展開!
失意のiwaYohに何が起こったのか!

乞うご期待!
ではでは


■旬のうまい魚をもっともっと知る本


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【各駅停車ので巡る旅】大喜 富山駅前店

2009-09-20 23:39:28 | ラーメンレポ

富山ブラック。
富山に来たラーメン喰いはこのラーメンを避けて通ることは出来ない。

つい最近まで、富山だけで知られていた、醤油を大量に使った真っ黒なスープのラーメンをさして言います。
噂では尋常でない塩辛さだそうで、最初は塩辛さにノックアウトされつつも、後日何故かまた食べたくなるという話。
なんか二郎の話に似ていますねえ。
そういえば元祖一条流がんこの悪魔もやたらしょっぱいラーメンだったなあ。
個人的にイメージはそちらの方です。

相当な塩辛さのおかげで、完全にダウンさせられた人もいるらしく、ネット上でも賛否両論入り乱れております。

なんかその辺のところも含めて「黒醤油らーめん」とかじゃなく、「富山ブラック」というカタカナの入ったネーミングはそのラーメンの凄みをイメージさせていると思います。


メニューはとにかくシンプル、中華そば、中華そば大、特大、ごはん、生たまご!

長い前置きでしたが、その後にやってきた中華そば、通称富山ブラック!




噂に違わぬ息を呑むまでの真っ黒スープ。そのスープにから少しだけ顔を出している、やや太い麺。
手切りした大量のチャーシューに、メンマ、その上にその上には無造作に大降りに切られたねぎが乗り、さらにその上から黒胡椒がまぶされてます。
外見だけでも十分ドスが聞いています。富山ブラックにここにあり。

まずは麺を一口・・・うん、これはしょっぱい!
スープの半分は醤油といっても過言は無いでしょう。
麺はかなり固めで茹で上がっており、パスタで言えばアルデンテ。
塩辛いスープにあって、チャーシューだけが常識的な塩加減

・・・しかしメンマはいたずらじゃないかと思うほど塩辛い味付け。

っていうかこのメンマ塩抜き失敗してるんじゃないか?

と・に・か・く・

このラーメンを好事家のための特別メニューとか出なくレギュラーメニューとして営業しているところがすごい。

ただ、何故か箸は止まらないんですよね。
さすがにスープは残しましたが・・・。
ちなみに隣のおっちゃんは、中華そばにご飯を頼み、中華そばをおかずにご飯を食べています。
確かに、この方法が正解らしく、自分以外の人はご飯を頼んでいました。

それにしても、すごいラーメンとしか言い様がありません。
何でしょうこの虚脱感は・・・。

しかし・・・食べ終わって数時間後・・・なんとなくまた食べたくなるような・・・これが富山ブラックのまた別称、麻薬ラーメンと呼ばれる所以か?

心に大きく何かを残すラーメンでありました。
ごちそうさまでした。
ではでは

【ラーメンデータベース】
【地図】富山県富山市新富町1-3-8


■全国ご当地ラーメンうんちく紀行


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【各駅停車で巡る旅】富山駅付近ウロウロの巻

2009-09-20 23:27:33 | 旅レポ

おはようございます。
電車に乗っていただけとはいえ、昨日の疲れが出たのか朝起きられず、リミットである10時ギリギリでチェックアウト。
空は雲が目立つものの、おおむね快晴。


まずは、富山駅に向かって・・・と思ったのですが、市役所の南側に回ってみました。


市内を特に目的も無くウロウロしていると、なんか広場がありまして、イベントが開催されている模様。
奥のステージでは演歌歌手のリサイタルとか、フラダンスの発表とかやっているようです。
そういえば腹が減ったなあ・・・。


と振り向くと、どんどんやきの文字。
有名なんでしょうか?

一枚200円とお得だし、1枚買ってみましょう。


薄焼きのお好み焼きにソースを塗って、その上にきりいか、桜海老、青のりを乗せて半分に折ったものですね。
生地もやや甘みがあるのと、キャベツが無いのでお好み焼きともちがう、駄菓子感覚の食べ物ですな。
お祭りの屋台で、ビール片手にこれを食べるのも美味しそう。


さて、ここから駅まで歩いてもいいんですけど、富山は数少ない路面電車の走る都市です。
せっかくだから乗りましょう。
車両が東京を走る都電の6000系に似ているなあ、と思って調べたら、この車両は都電の車両をベースに作られたものらしいですね。
ただ、都電の車両が「アルナ工機」で作られているのに対して、こちらは「日本車両」によって作られているらしいです。
ガタンゴトンと乗り心地も今一つですが、こののり味の悪さもいわゆる味ですな。

んでやってきたのが、駅ビル内にあるとやま特選館。
山海の美味いものが集まっているかと思いきや・・・。
なんかただのおみやげ物屋さんの集まりみたくてですね・・・地味な印象。
でもまあたとえば



飾りかまぼことか


名物鱒寿司とかありまして、試食もある程度できるので、まあここにきて一通り、試食すれば食い物の土産話には困らないかな?
という感じ。


でもさすがに鱒寿司は試食できなくて、一口サイズの手ごろなやつを買いました。
白えび寿司もあったので、それも。


こちらが正調ますの寿し。
ちゃんと生の笹の葉で来るんであります。
開くとこの笹の清涼な香りが広がります。
良くお土産でもらったり、地方の物産展で食べたりしてましたが、包んであるのは笹を模した緑色のビニールのあれ。
しかし、この笹の香りなくして、鱒寿司はありませんな。
一口サイズとはいえ勉強になりました。


こちらは白えびの寿し。
鱒寿司の製法で白えびを使っただけの、便乗品という気がしないでもないですが、ふかふかの白えびは甘酢に漬けられていて、さらに生姜が挟んであるようです。
まあ、当たり障り無い品物というところでしょうか?
とりあえず鱒寿司&白えびの2台名物クリヤーですね。


続いてお向かいのCICという建物。
5FにいきいきKANというこれまた物産展見たいのがあるらしいのでそちらにも「あまり期待せず」行ってみます。


エレベータを降りると、いきなります寿しミュージアムなるものがありました。


鱒寿司の製法、そして昔使われていた、古い道具などが展示してあり、鱒寿司の老舗のパッケージが並べて紹介されていたりします。


富山といえば薬売り、富山堂薬局の薬がばら売りで販売されています。
どれも昔懐かしい感じパッケージ、ネーミングなのですが、現存していることに驚きを感じます。

そして、

頭痛薬ケロリンのロゴが入ったケロリン桶。銭湯を利用したことのある方なら必ず見たことがあるはずです。
そのほかにも、ボディタオルとか足拭きマットとかあるもんですねえ。


こちらはちんどん屋コーナー。
そして全国ちんどん屋コンテストなんてもんが富山で開かれているとは知りませんでした。

このほかにも、ガラス細工の体験コーナー、また、時間が合えば鱒寿司作り体験も出来るそうで、こういったものがある分、お向かいの特選館よりも為になるところかもしれません。


と、いろいろ見ながら5階から4階・・・と降りてきて地下階まで来て見ますと、昨日呑みの候補に上がった居酒屋さんがありました。
午前11時半だというのに、お客さんが結構入ってます。
しかもみんなビールやらお酒やら・・・。
どこの町にもいるのねえ・・・。

居酒屋さんの楽しそうな話し声に後ろ髪を引かれつつ・・・次は、富山における最大の宿題ともいえるあのラーメンが登場いたします。
ではでは


■駅弁ランキングの横綱!富山名物ますの寿し!厚さが違う!旨さが違う!市販のものとは別物!


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【各駅停車で巡る旅】らーめん 小鉄

2009-09-20 00:28:37 | ラーメンレポ


やっぱり最後はラーメンで締めたいよね。
というわけで泊まっている宿の近くのラーメン屋さんにやってきました。
小鉄は午後9時開店という、富山の歓楽街である桜木町に合わせた時間帯で営業しているお店です。
せっかく富山に来たのだから「富山ブラック」とも思ったのですが、目当てのお店までは結構遠かったのです。




頼んだのは、「おススメ」の案内のある塩らーめん。
透き通るような透明さがあるスープのらーめんです。
確かにアッサリしているのですが、鶏がら、とんこつ、鰹節、昆布の旨みは強め。
塩ラーメンにしては塩分濃度はそれほどでもなく、あくまでおとなしい感じがします。
麺はやや太めの中太麺で中加水。
厚切りのチャーシューは2枚も乗っていて、正直これでビールを呑みたい。
メンマもわりと濃い味付けで、メンマ好きとしてこれは、かなりの逸品だと思います。
個人的にはスープの旨み、塩分濃度、麺の加水率は個性としてこれでいいと思うのですが、口コミを見る限り、地元の人たちにはいまひとつ受けが悪いようで・・・やっぱり「富山ブラック」のように濃い醤油味の流行る地域だけに、これは受け入れられないのかな?
自分以外のお客さんも、たしかに出張族とか地元の人ではないようでした。

かなり美味しい塩ラーメンだとおもうんですけどねえ。

ラーメンの好みの地域差を感じた夜です。
ごちそうさまでした。
ではでは

【ラーメンデータベース】
【地図】富山県富山市総曲輪1-4-3 桜木町レストタウンビル1F


■全国ご当地ラーメンうんちく紀行


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【各駅停車で巡る旅】居酒屋 YATAI せからしや

2009-09-19 23:54:45 | 外食レポ
富山に到着してまず、電話を一本。
富山出身で古巣M社に勤めるH氏にホットライン。

お勧めは2軒あったのですが、H氏の知り合いがやっているというせからしやにやってきました。


なんとなくやってきた風を装い、カウンターに陣取ります。


まずはビール・・・ってもう今日ビール何本目なんでしょうねえ。
でも何倍呑んでもビールはウマイ!
お通しのポテサラもいい仕事です。


黒豆の枝豆は、注文を受けてから茹でる、茹でたてがやってきます。
写真だとわかり辛いですが、湯気が立って、ホクホクですよ。
シャキッと茹で上がった枝豆、しかも黒豆は味が濃厚で茹で加減も抜群。
塩加減が薄めですが、その代わり枝豆の素性がよくわかります。
この枝豆だけとっても只者ではない!

この辺でおもむろに・・・

「H氏って知ってます?彼の紹介でやってきたのですが・・・」
というと
「えっ!東京で仕事してるHさんですか?」
という話になりまして、彼が前の会社の同僚であることなどを話しまして、場が妙な盛り上がりを見せ始めます。
う~ん恐るべしH氏、東京にいて尚、富山にこれだけの影響力を持っているとは。


真鯖の刺身。
さっぱりして鉄分が多く感じられる背身、こってりと脂が乗った腹身の両方がやってきて、その両方が楽しめる鯖の刺身は最高。
マスター曰く、「しめ鯖はあまり好きではない」とのこと。
そりゃ、新鮮な鯖が手に入るなら、刺身でいただきたいですよ!
ご主人そりゃ、贅沢ですぜ!
新鮮なのもありますが、締め方が重要らしいですね。
確かに自分が釣りに行って、鯖が釣れた時に締め方がぞんざいだと、店で売っている鯖より味が劣ることがあります。

刺身を2切れほど食べたところで、ビールがなくなったので、ここで日本酒に移行。
「せっかく富山なのだから富山らしいお酒が呑みたい」とマスターに散々わがまま言って、出てきたのが名杜氏、横山健次の名を冠した、その名も「横山健次」
すっきりとして重くない、でも日本酒らしさは失っていないというすばらしいお酒。
家に一升瓶があったらついつい呑みすぎて二日酔いしそうです。


続いて出てきたのは、真烏賊の刺身。
釣りの本で
「あおり烏賊の刺身が一番美味いというが、釣りたての真烏賊を食べるとそれは変わる」
というのを見て真烏賊にあこがれていたのですが、本日それに出会いました。
マスター曰く、本当は白身が欲しかったらしいのですが、いいものが市場に無く、その代わりに仕入れてきたとのことです。
いやいや、ご謙遜ご謙遜。
身が固すぎないねっとりとした食感と旨みはほかの烏賊には無いものですな。
そしてわさびでなく、おろし生姜がついてくるところも自分の好みに合いました。

というところで、今度はお酒のほうが空いてしまいまして。
「お代わり君」と告げたのですが、マスターは「こんなのどうですか?」とまた変化球を投げてきまして。


進められたのが、この成政のひやおろし。
生酒とかとは違うのですが、冷やして瓶ごと出てきます。
これがまたストライク!!
いたずらに辛すぎず、日本酒らしい甘さと香りを持ち合わせています。
マスターの
「日本酒の品質を甘い、辛いとか日本酒度とかで計ってますけど、香りだけは表記されないんですよね」
という言葉に納得。

その後H氏の同級生という人もお店にやってきて、お店は変な盛り上がり。

自分はというと、さすがに朝から呑みまくっていたので、この辺でギブアップ。
お勘定をお願いすると、かなりリーズナブルな値段で、こっちが恐縮してしまうほど。

マスター本当に楽しい時間、ありがとうございました。
そしてH氏、美味しいお店を教えていただいてありがとうございます。

富山にはなかなかこれないと思いますが、機会があったらゼヒゼヒお邪魔させていただきます。

ごちそうさまでした。
ではでは

【Webサイト】
【地図】富山県富山市一番町4-27


■成政 雄山錦 純米ひやおろし 720ml


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【各駅停車で巡る旅】水上~富山到着の巻

2009-09-19 19:36:07 | 旅レポ
え~~寝ぼけてます・・・水上に着きました。
なんか青い電車が止まってますな。
一瞬「SLか!」と個人的に色めきたったのですが、ディーゼル車両でした。


でも写真は撮る。なんでD51(でごいち)って書いてあるんだろ?

高崎のときと違って、こちらのでの乗り継ぎ時間は10分ほどなので、速やかにトイレを済ませて(ビール呑んでるからねえ)次の電車を待ちます。

やってきたのは上越線長岡行き。
ここからは車両の色が変わるのですね。

しかし、今回は長岡までは行かず、六日町で北陸急行ほくほく線に乗り換え。
北陸線の駅、直江津を目指します。


話題のほくほく線はゆめぞらⅡ号という、イベント車両と呼ばれるもの。
鉄道に詳しい方は皆さん知ってるんでしょうけど、私は最初なんだかよくわかりませんで・・・。
「イベント車両ってなんやねん」
とおもっておりました。

しばらくして電車は出発。


さすがは魚沼産こしひかりの産地、田んぼが一面に広がります。

電車が隣の駅、魚沼丘陵に到着、出発して長いトンネルに入ると・・・


暗転した!

そして


天井には宇宙や秋の夜空が映し出されます。
トンネルが多く、長く景色が楽しめないのを逆手にとった作戦ですね。
まあただのギミックなんですけど、乗ってみると意外に悪くないですよ。
小さい子供とか、これを目的に乗っているらしくて、大喜び。
ちゅんも連れてきたら楽しいかな?

さて音楽と光の演出に包まれて、鮮やかに3度目の寝落ち(寝てばっかやん!)
気がつけば電車は直江津に到着!

さて、これが最後の乗り換え乗り継ぎ、北陸線に乗って富山を目指します。


電車が出発してしばらくすると、ついに見えてきた広がる日本海!
待ってろよ!日本海の魚介類たち!!


というわけで、電車は順調に進んで、ついに富山に到着!


首都圏内ではまず見ることの出来なくなった、有人改札が出迎えてくれます。
切符は記念に取っておきました。
これにて、午前9時14分から午後6時6分の9時間近い各駅停車の旅は終了。

実は北陸線に乗っている間に、ホテルを携帯のサイトで予約したので、これからそちらに向かって一休み。
その後は・・・富山の海の幸を堪能じゃ!!
いってきます。
ではでは

■日本の鉄道名所100を歩く


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【各駅停車で巡る旅】出発~水上までの巻

2009-09-19 19:16:49 | 旅レポ

どもどもおはようございます。
朝の上野駅です。
昨日の記事に書いた通り、旅に出ております。
行き先は昨晩思案した結果、富山方面に向かうことにしました。
なぜ富山かというと、

1.魚介類が美味しそう
2.まだ一度も言ったことがない
3.乗車料金的に手ごろ(東京から6730円ほくほく線経由)
という理由です。

では早速、上野駅の緑の窓口で富山行きの乗車券を購入・・・ってあんた!
あと3分で電車出ちゃうのよ!!これ逃したら30分以上無いんだからね!!

というわけで上野駅構内をダッシュ・・・急いで電車に乗り・・・いや・・・朝食がまだだから駅弁買って・・・そしてさらにダッシュで電車に乗り込んでセーフ!!
いくら急いでいても電車のたびに駅弁は欠かせないよね~


一応切符の写真もパチリ。

じゃあ落ち着いて弁当広げるか・・・って見渡す限りいけどもいけどもベンチシートの車両・・・やっぱ旅行のときはボックスシートに座りたいよね~。
というわけで、しつこく探した結果前5両がボックスシートだとわかりまして、最後尾からそちらに移動、空いているシートをゲット!


さっそくお弁当を広げてプシュッ!
いや~朝からの一杯は答えられませんなあ。
車の旅ではこうは行きません。
この天むすを食べつつ。ビールをぐいぐいやっておりましたら。上野~大宮間で既に2本が開いてしまいました。
足らないなあ・・・と思いつつも・・・前日の寝不足のおかげでそのまま寝落ち。
完全に熟睡で、籠原での車両切り離しの時に駅員さんに起こされてしまいました。
そうそう、高崎線は籠原で前5両を切り離すのよね・・・さらばボックスシート。
おとなしくベンチシートの車両に移動します。
このまま高崎まで。

さて、この高崎で乗り継ぎ時間が30分ほど発生したため、途中下車してみました。
私は埼玉の北の方の出身なので、地元にいたころは当時からわりと開けていて都会だった高崎にはよく来ていましたが、駅でちゃんと降りたのは、もう20年近くなかったので駅前の変貌振りにびっくり。


なんか話のネタを探してうろうろしていると、某大型家電販売店の前で農協の物産展をやっていました。


そこで「高崎うどん」なる看板を見つけましたので、ちょうどさっきの天むすだけで物足りなかったところ。
このうどん食べてみましょう。


温かいうどんだとばっかり思っていたのですが、冷やしうどんでした。甘辛な汁にねぎの辛さが強烈。
うどんは歯切れの感覚が面白い、北関東特有のうどん。
そういえば子供のころ食べたうどんってこんな味だった気がします。
そしてこの鷹の爪が多い真っ赤な七味唐辛子もこの地方特有です。
それにしても、300円にしては結構なボリュームのうどんでして、これ一杯でかなり満腹。
隣の焼きそばも食べてみたかったのですが、断念です。


一緒に売っていた、お醤油も買いたかったのですが、ここでいきなり荷物を増やしてはいけないので、泣く泣くこちらも断念。


それにしてもこの写真駅のお土産やさんコーナーなんですが、何で全国どこへ行ってもこう変わり映えが無い・・・。
こういう画一化ってツマンナイ気がするのは私だけでしょうか?

そうするとちょうど、乗り継ぎの上越線水上行きが出発するころで、ホームに向かいます。


ビール追加しました!

ガタンゴトン・・・


それにしても渋川を越えたあたりからかなり景色が変わりますな。
牧歌的というかなんというか。
この風景を見ると、ようやく旅に出てきた感じがしてきます。
あれ・・・もうビール無くなった・・・。

んでまた寝落ち・・・。
気がついたら水上でした。

続きます。
ではでは


■各駅停車の旅


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一人旅

2009-09-19 05:33:54 | 旅レポ
突然ですが、旅に出ます。
行先は決まっておりません。

本日より始まる9月の大型連休ですが、嫁&息子達が諸事情あって完全に別行動となってしまい、家でじっとしているのも何なので、久しぶりに一人旅に出てみるかな?と。

その昔あった私のホームページ、iwaYoh.Netでの完全無計画一人旅を5年ぶりくらいに復活させてみました。

どうにも無計画の旅なので、どこへ行くかも気分次第なのですが、その実況をこの岩風呂ではなく最近流行りのTwitterをつかって実況してみようと思います。

ブログと同じく「iwaYoh」のアカウントで登録しておりますので、フォローしていただければ幸いです。

また、このブログの記事は通常、リアルタイムより少し遅れて更新されるため、ブログ内の記事がTwitterの内容とタイムラグが生じることが予想されますが、これは仕様なので、ご了承ください。

それでは、出発してまいります。
ではでは


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