どもどもここは神楽坂。
某ラーメン店検索サイトで検索したところ面白そうなお店がありました。
その名も「It's Shrimp」直訳すると「それはエビです」
海老を使ったラーメンは、昨今ネタ切れ気味のラーメン界において、しばしば登場する食材なんですけど、わりと相性が良いとされる味噌系とか、濃厚な魚介豚骨の風味の上に海老を追加している場合がほとんど、しかしサイトの紹介を読むとそれとはちょっと違ったアプローチということで興味が沸きました。
さて、そちらのお店の方に行って見ますと・・・。
あれ？・・・ここは居酒屋さんじゃないですか？
しかも魚串って店名違いますねえ。もしかしてもはや閉店？
と思って近くに行くと、先の写真と違う店名の縦看板かかっています。
これだよこれ！
よく見ると店前のディスプレイも
暖簾も
「嫌なこと、全部忘れてイッツシュリンプ！」
イマイチ意味不明ですが、ここが目的のお店だということは判りました。
どうもこのお店、夜は居酒屋として、昼はこちらのIt's Surimpとお店をシェアしているみたいですね。
店に入ると、奥の厨房で店主さんらしき人が一人で切り盛りしていました。
意外とお客さんも入るのでなかなか忙しそう。
メニューはこんな感じ。
エビ麺、エビつけ麺、エビ麺レッド。
シングルは小盛り、ダブルが所謂普通で、トリプルがまあ大盛ってところでしょうか？
これにあわせてトッピングを選ぶスタイル。
見渡すと女性客が多いみたいで、最小単位を少なめにしているみたいですね。
「オススメトッピングランキング」というトッピング例もありました。
エビ麺レッド（辛口）に惹かれるものもあったのですが、お店の基本と思われるエビ麺をダブルで。トッピングにパクチーをつけました。
注文してしばし待ちます。
こちら、もともと居酒屋さんの厨房のレイアウトなので、麺茹でやスープの温めなどいろいろ大変そう。
店主さんらしき人もあれこれ工夫してやっているみたいです。
しばらく待ってやってきたエビ麺ダブル＋パクチー。
エビのスープに、具にはゆでたエビと桜海老、その上さらにエビ味噌ととにかくエビにこだわっていますねえ。
そのエビのスープは醤油味でもしかすると隠し味にナンプラーとかを使っているんじゃないかな？と思って後日調べたら、エビを中心とした発酵調味料を使用しているとのことでした。
上に乗っているのは、トッピングのパクチーのほかに、ヤングコーン、ニンジン、キャベツなど。
麺は縮れの強い中細麺で結構プルプルした食感。
よく見ると油も少なからず浮いていて、もしかするとこれもエビ油？
最初はパクチーを避けて、後からパクチーをしっかり絡めて食べてみました。パクチー苦手な人にはなんですが、個人的には絶対「あり」がオススメです。
見た目もそうですが、味もかなり東南アジアチックでそういったエスニックが好きな人は大好きでしょう。
自宅や会社の生活圏から遠いのでなかなか足が向きませんが、近かったら結構通っちゃうなあ。
1/3程食べ進んだところで、テーブルにあったエビオイル？をチョイたし。
辛味が増して、ますますエスニックな雰囲気がアップ。
ラーメンの紹介サイトに載っていたからこれもラーメンなのでしょうが、しかし、ラーメンというジャンルからは少し逸脱したところにある料理かな？お店でも「ラーメン」という言葉は使ってないし。
逆にそういったところをお店側は狙っているのかもしれません。
食べ手美味しい上に、自作派としては勉強になる一杯。
これから夏に向けて熱くなると思いますけど、そういう熱い国をイメージして汗をかきながらこれを食べるのも一考かもしれませんね。
ごちそうさまでした。
ではでは
【Webサイト】It｀s shrimp！ ～エビ麺専門店～
【ラーメンデータベース】
【地図】東京都新宿区神楽坂6-8
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