岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

扣肉を作ってみました

2020-12-26 12:23:05 | レシピ
最近外食が続いていますが、久しぶりに自分で作ったものの紹介です。
タイトルにある通り、扣肉を作ってみました。

扣肉は「こうろう」と読みます。

扣肉で調べると、梅干菜扣肉という料理が引っかかって来ます。
「梅干菜」っていうのはからし菜の仲間で、塩漬けして干したものを、使うのですが、今回はそれなしで、シンプルに扣肉を作ってみましょう。

大きい肉を扱うので時間がかかりますが、それだけの価値のある料理ですよ♪



ドンッ!豚バラです。

大体1kg位のかたまりですね。
これを三等分に切って



油を薄く引いた中華鍋で脂身の方をしっかり焼きます。



次に、たっぷりのお湯で下茹でしていきます。

臭み抜きにねぎの葉、しょうがも加えます。

このまま1時間ほど。





引き上げたら、熱々の内に豚肉の表面に醤油を塗りたくります。



醤油を塗った肉を今度は油で揚げていきます。
油の温度は200℃、揚げ具合は表面が少し焦げるくらい


揚げることで、茹で上がった肉の表面を固めてこの後の荷崩れを防ぐ効果があります。



表面が上がった豚肉を今度は流水で洗います。
表面の油と、揚げたことによる焦げがあったらそれも洗い流します。



さて、最後の工程です。
ガラスープ、醤油、紹興酒で煮汁を作って、煮込みます。
このためにガラスープを取るのは大変なので、市販の顆粒のガラスープでも十分です、その際は塩分濃度に気を付けてください。

本来なら深皿に肉を並べ、煮汁をかけて蒸しあげるんですが、そんな大きな蒸し器は無いので、極弱火でじっくりを火を入れます。



あ、そうそう、八角は忘れずにね。



このまま、極弱火で2時間ほどで完成です♪



じゃあ、切り分けて盛り付けましょう。

そうそう、かけてるタレは、煮汁を多少煮詰めて、五香粉を少し加え、片栗粉でとろみをつけたものです。



ビールにも合うけど、やっぱり紹興酒かなあ、長男と次男はご飯の上にのせてタレをたっぷりとってますねえ。
ラーメンに乗せても良いですねえ。

というわけで、扣肉、どうでしょうか?
まあ、豪快な角煮って感じですね。

先にあるように時間はかかりますが、難しくない料理なので、ステイホームな昨今、自宅でじっくりやってみるのもいかがでしょうか?

おそまつさまでした。









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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (りんこ。copelonmaru)
2020-12-26 13:15:41
いつも楽しく拝見いたしております。

すごいですね~。
「扣肉」はじめてききました。
五香粉も、興味はあったのですが、なかなかハードル高いです。

でも、すごく美味しのはわかります。
白髪ねぎも細かい・・、達人ですね☆
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Unknown (iwaYoh)
2020-12-26 14:26:55
>りんこ。さんへ
いつもコメントありがとうございます。
豚肉バラ肉が安かったので、とりあえず買ってしまいました。
五香粉はあると、一発で本格中華になるので良いアイテムですよ♪
そして、食べるときの白髪ねぎは重要です。
よろしかったら、また見てください♪
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Unknown (こばとも)
2020-12-27 11:34:48
こんにちは!
煮豚を私も何度か作ったことありますが、下茹での後、
醤油を塗って揚げるという工程はしたことがありませんでした。
この一手間で、お店のような味になるんですね。
今度やってみます。
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Unknown (iwaYoh)
2020-12-27 11:41:32
>こばともさんへ
こちらにもコメントありがとうございます。
私も料理系のyoutubeで見て知りました。
醤油を塗って揚げると、独特の香ばしさが出て、下味が付くのと、あとやっぱり荷崩れしにくくなりますね。
こちらも参考になったようで幸いです♪
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