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こころの命ずるままに

心に正直に自分の思ったこと、感じたことを書いていきたい。(希望)

走る、腰について

2007年11月17日 13時22分45秒 | Weblog
また一晩が経ってだいぶよくはなってきたように思いますが、腰に力が入るとまだけっこう痛みがあります。立ち上がる時や歩いているときでもときどきぐらっとよろけそうになることがありますが、だいぶ普通に歩けるようになりました。ちょうど週末に重なったこともあり腰の養生にはちょうどよかったかなと思います。

昨日は、病院帰りにちょっとだけ本屋へ寄って「わかさ」という雑誌と村上春樹の「走ることについて...」を買ってきました。雑誌のほうは、ちょうど腰痛の特集が書いてあったのでいまさらですが読んで情報を仕入れようと思って、走ることは、時間もあるしゆっくりと読んでみようかなと思ってのことです。この2冊をレジに出した時、レジの人はどう思ったでしょうか。購入する本にもそれぞれの人のパーソナリティが出てくるものだと思います。購入する本を見てこの人はこういう人なのかなと想いをめぐらす、なんてことはたぶんないですよね、いちいちやってたら仕事にならないでしょうからね。

腰痛は、とりあえず足にしびれとかはないので大事はなさそうですが、先に書いたようにまだまだ心もとないこともあります。でもちゃんと薬も飲んでいるので快方には向かっているようです。よくなったらこの雑誌に書いてある正座腰ひねりでもやってみようかと思います。でも最近は毎日腹筋、背筋やってたのに、、、過信は禁物ですね。

「走ることについて...」は、私もいっぱしのランナーとして共感できる部分が多いですね。その人の人間としてのポリシーが、走ることにも如実に表れているというところでしょうか。10人のうち1人だけでもわかってもらえればいい、そういう生き方を実践できるのはある意味羨ましいし、なかなか真似のできないことですね。この人は結構変わっている人の部類に入ると思います。というか好きで走っているランナーじたい変わっているじゃないですかね。かくいう私ももれなくそのひとりですが。。。他にたくさんの面白いスポーツ、スポーツ以外に目を向けても面白いことはいっぱいあるなかでただ黙々と長い距離を走るだけですから。何が面白いんだろうと聞きたくなるのはわかる気がします。(笑)

『日々走ることは、僕にとって生命線のようなもので、忙しいからといって手を抜いたり、やめたりするわけにはいかない。...走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめる理由なら大型トラックいっぱいぶんあるからだ。僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。』

本の中でも言っているように走ることはまさにこのことに尽きるのではないでしょうか。(少なくとも自分には)
形こそちょっとづつ違えど、大事に磨き続ける何かを皆持っています。それがわかる人にはわかるし、わからない人にはどうやったってわからない。それでいいんじゃないかなと、不惑の年代へと手がかかって人生に厚みの出てきた?私は思います。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (iyashi)
2007-11-18 16:06:43
どこを読んでも、こころを響かせるフレーズがある本ですね。行間にも、ことばにならない響きがありますね。。。
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Unknown (iwanob)
2007-11-18 19:27:13
>iyashiさん
たしかに、ランナーが常日頃感じていることが絶妙なフレーズとなって伝わってきますね。大切に温めていたことを長い時間をかけ書いた力作のようですが、肩に力も入らず自然体ですっと入りこめていけるよい本です。
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