社会福祉士に期待

　小雨の日曜日。札幌市生涯学習総合センターで開催された北海道社会福祉士会主催の社会福祉士基礎研修の講師として、１日「社会福祉士がとらえる地域支援」をテーマに、４０名の受講者に講義と演習を担当してきました。

　これからの社会福祉士は地域に対する総合的な支援を行う専門家として、地域とどう向き合い、関わり合いを持つかが問われています。
　
　大きな時代環境や制度の変革の中で、社会福祉士が地域ニーズを把握して、その解決に向かう社会資源の創出が求められる時代だと認識しています。
　この研修を機会に自分たちの生活エリアでもある地域を是非見つめて欲しいものです。

ＮＰＯの運営の難しさ

　昨夜、江別市内でクラシック音楽を通じて市民の文化意識を高めようとする活動をされているＮＰＯ団体に招かれて行ってきました。

　創設して１２年になりますが、最近は事務局スタッフの高齢化、新入会員の減少などにより、会の運営が困難になってきたので、いろいろアドバイスを頂きたいとのことでした。
　丁度私たちシーズネットも創設１０年近くなり、代替わりをどうスムーズに行うかが、これからのテーマになってくると思いますので、自分の問題として参加してきました。

　ＮＰＯも一つの組織として動いています。それを動かす人もまた動きます。周囲の環境や制度、市民ニーズなど全てが動く中で、どう運営し、発展させるか、大きな課題だと実感しました。