岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

町内会のあり方

2009年11月27日 | Weblog
 最近市町村や社会福祉協議会からの要請で圧倒的に多いのが、小地域活動の振興、推進を進めるための市民向けの講演会や研修会です。
 その具体的な施策でいつもテーマになるのが、交流を目的としたサロンと安否確認の見守り活動に集約されます。

 確かに少子高齢社会では身近な地域、即ち町内会、またマンションでは管理組合による入居者同士のコミュニケーションが大変大きなニーズとしてクローズアップされていますが、市民意識は逆に町内会、即ち身近な人間関係を嫌う傾向にあります。

 その一見背反するニーズと市民意識を何とかコーディネートして、新たな価値観に基づく仕組みづくりが大きな小地域課題ではないかと痛感しています。

 サロンにせよ、見守りにせよ、その成否はヨコ型人間関係とコーディネーターの存在が大きいのですが・・・。