ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

マイホーム!

2012年09月02日 | Journal

マイホーム決定!
探し始めてから半年経ってもなかなかいい家にめぐり合えず、諦めかけてた時にこの家に出会いました。
最初この家がマーケットに出てきた時の売値は私達の予算を少し超えるだろうと思われたのでスルー。
それから2ヶ月経ち、実際にオファーしたかった買い手は3組ほどいたそうですが銀行からOKをもらえなかったりと諸々の理由で、この家は売れ残っていました。
売り手側も少しあせりはじめたのか、値段をどんどん下げていったので見に行ってきた結果、話はトントン拍子に進み、値段の交渉もうまくいき、見学してから2週間で決まりました。

場所はメルボルン市街地から30kmほど東に行ったCroydon Northという町です。
家から3km以内に幼稚園や学校がたくさんあり、親である私にはよりどりみどり、ホクホク。(有名私立でも学区内なら早いうちに申し込んでおくと入学できる。)
バス停やスーパー、ショッピングセンターも遠くないし、自然にも囲まれています。

Gの会社があるメルボルン市街地までは、今住んでいるBox Hill South(13km)よりうんと遠くなるけど、ハイウェイ+フリーウェイを使っていくので、ピークアワーだったら1時間(今の通勤時間より20分増)。
オフピークアワーだったら40分くらいだそうです。

Myキッチン
床のトラップドアを開けると床下は未完成だけどワインセラーになっています。(誰が完成させるのかな…)

家自体はレンガ造りの築12年。
建築士による検査の結果(費用は高いけど雇う価値あり!)、シャワールームのタイルが少しはがれているなどすぐに修繕できる部分を除けば、全体的に見て、何年も続いた干ばつも物ともせずヒビ一つ入っていない質のいい家だと太鼓判をもらいました。

リビングルームが2つあるなど、今の借家と比べるとずい分広くなるので掃除が大変だろうけど、このオンボロ借家とおさらばできるのが待ち遠しいです。

当初はメルボルンから東にあるダンデノン丘陵地のふもとあたりの住宅を見ていました。
実際、Gがすごく気に入った物件があって契約書にサインまでしたのですが、検査をしてもらったら、ひどい欠陥住宅だと分かりクーリングオフしました。

私達がその辺りで見た物件はかなり古いんだけど、やはりダンデノン丘陵地付近なので人気がある上に、リノベーションしてある家は不動産価値も違ってきます。
面倒くさがりのGと私は比較的新しくてリノベーション済みの家を探していたのですが、昨今のDIY流行のせいか自分達でやったお粗末なリノベーションや、ケチな素材を使ってある物件が多かったです。
なのでクーリングオフしてからよくよく考えてみると、あの地域はあきらめて正解だったと思います。(と思うことにした!)
クーリングオフした時はがっかり感絶頂だったけどね。

でも欠陥住宅から間一髪で逃れてから、「ダンデノン丘陵地周辺」という野望から「自然に近いところ」という目標に変えて普通の住宅地を見てきました。

結果、当初の野望地帯から流れ流れて北側にあるCroydon Northとなりましたが、緑が多い住宅地で文句はありません。

Croydon Northは、オーストラリアが誇るワイナリーがわんさかあるヤラ・バレーまで車で20分。ダンデノン丘陵地へもそれくらいの距離かな。
家の値段も無事予算内で収まったし、Gも私も満足です。


バルコニーからの景色。
家の前は公園。ちゃっちい遊具があるだけだけどね^^;
地平線のほうに見えるのはWonga ParkとChirnside Parkというヤラ・バレーに続く田舎町。

この家の最初のオーナーは、この景色を楽しめるようにだとか、ストリートから見た時の家の見栄えだとか、建築士に細かい注文をしたらしいです。

私とGはこの家の3番目のオーナーになります。

                         
  
この家を見学しに行く前に、実はWonga Parkへも行ってきました。
牧場風景がきれいな田舎町で、土地や家も広く、家の外見はビクトリアンスタイルだったりして素敵です。
私達はそこでも見たい物件が1件あったので行ったんだけど、家の立地条件が悪かったので中は見ずに、近所のカフェでブランチしてきました。

部屋の隅々まで暖まるほどの大きな暖炉が印象的な"Jump Inn Cafe"です。

やっぱりあの辺はワイン作りに向いている地域なので寒い!
なので暖炉は嬉しい(笑


サワードウブレッドの上にポーチトエッグ、スモークサーモンとほうれん草。
カフェ特製のレモン系のさっぱりドレッシングがかかってて、ま・い・うー。
Tea Dropという紅茶も好き。スーパーでは手に入らないしね。

LHはパセリを見て"Tree! Tree!"と大騒ぎ。
これはパセリ、と言って手渡すと、LHは鼻クソがつまった鼻をピ~って言わせながら匂いをかいで「あ~、ええにおい~」だって。

                      

それにしても、新居探しってホント、あのダメだった時のがっかり感がね。
「この家に決めた、オファー(金額提示)するぞ!」という段階まで来ると、妄想の世界が広がって、もう私の頭の中では引越しが終わって友達を呼んでお茶してるの!
母が来て細かいことにケチつけてるのも簡単に想像できるし、お買い物ルート、通園・通学ルートも考えたりするし!

で、その家が他の人に売れたり欠陥住宅でダメに終わった時のどん底感!

私達は今回決まった家も含めて4件オファーしました。
1件目は欠陥住宅でクーリングオフ。
2件目と3件目は他の人のオファーに負け…、という結果でした。

夢の世界からの撃沈3回。

2度目あたりからは「どうせ今回もダメになるだろうから」と最初からあまり期待しないように自分に言い聞かせてたんだけど、それでも…でした。


でもこれでようやく家探しはハッピーエンドとなりました。
もう物件見学しなくてもいいのが嬉しい!

ボチボチ、家に飾る絵画のプリントや家具などをネットで見たり、お店を冷やかしに行ったりしてます。楽しいです♪

でもなにより心配なのが、引越し!

物件見学が終わったから「これでフットボールに集中できる!」なんて言ってるGだけど、荷物の整理整頓、いらないものの処理してよね。
うちはゴミ屋敷みたいになってることに気づいてないでしょ…。

しかも引越しのことは「考えるだけでもう面倒だ」ってGが言うんだけど、どうせ何もしないくせに面倒もなにも…


Kの引越奮闘紀は11月以降になります…。


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