ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

The Viscount Who Loved Me

2006年04月28日 | P-Q
The Viscount Who Loved Me
By Julia Quinn (Dec,1, 2000) ジュリア・クイン

ずっと前にレビューしたと思い込んでいたらしてませんでした。大のお気に入り、ジュリア・クインです。
リージェンシーファンなら避けて通れないBridgerton Familyシリーズ!彼女の作品はラブコメ仕立てで楽しいです。
これももうずいぶん前に読みましたが、お気に入りなので。

Story:     
Dialogue:
Hero:    
Heroine:  
Sensuality: 7/10

最初主人公の二人はお互い嫌悪しあいますが徐々に惹かれあっていきます。 ヒーローはメチャメチャハンサムで上流社会では花婿候補一位なAnthony Bridgerton子爵。もちろんお金持ち。

ヒロインはちょっと地味なSpinsterでBluestockingなKate。このヒロインの設定私は好きです。

Anthonyは跡継ぎをそろそろ確保しないといけないというプレッシャーから重い腰を上げて結婚する決心をします。子爵婦人に最適だと自ら選んだ花嫁候補は、かわいくて大人気、ヒロインKateの妹です。
姉であるKateは純真な妹を「女たらし」の毒牙から守るため子爵が妹にアプローチするのをことごとく邪魔する決心をします。

ことごとく邪魔しなくても、結局、Anthonyは最初は少しイライラして見せたけど、すぐに頭が良くて機知に富んだKateに魅かれていきます。実はきちんと着飾ればきれいなKate。

Spoiler
結局二人が結婚した理由は二人がスキャンダラスな状態でいたのを発見されたから(この展開も好き)ですが、結婚後、二人が愛し合っていく様子も飽きることなく読むことができます。

二人ともそれぞれ、ある過去の記憶に悩まされていて、特にAnthonyは素直にKateとの関係に面することができません。お話の後半では二人が理解しあい関係を深めていくことによってそれぞれのつらい記憶から解き放たれていきます。 他のキャラ達も楽しめます。

本棚にキープしておきたい一冊です。


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