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Gaelen Foley. 2010. My Dangerous Duke. Avon Historical Romance.
Inferno Club Book 2
Warrington公爵家はその家族だけでなく名前そのものまで古の頃から呪われていると村人達はささやきます…。
当の公爵Rohan Kilburnもそのうわさを本物だと思わせるほどの激しい気性の持ち主で、住民達だけでなく荒くれものの密輸船の乗組員達までも公爵の怒りを恐れていました。
そんな公爵の怒りを収めるために、乗組員達はKate Madsenを誘拐し「いけにえ」として公爵に捧げます。
自分の代でこんな呪われた家は断絶すべきだと思っていたので恋愛も結婚もしないと誓い、Inferno Clubとその裏で任命される特命に命を捧げるつもりのRohan。
いくら自分が特命のためには何をするつもりでも、女性に乱暴なんてするつもりはないし、Kateがどれだけ魅力的でも彼女を誘惑することは不可能!
国を敵に売る秘密組織Prometheanのボスの娘Kateと恋に落ちるなんてことは絶対にありえないのです…!
ヒロインが公爵に「いけにえ」として差し出されたりと、結構ありえないことが連続で起こる前半の部分は印象に残っているんだけど、後半はあんまり…です。
やっぱりあんまり私の好みじゃないスリラー的な展開だったのが原因かと。
随分前に読んであまり覚えていないというのもあるけど、やっぱり気に入ったお話は覚えているもんだし。
H/Hの間の激しい感情などはFoleyならではだけど、私はやっぱりもっとソワレとか舞踏会とかそういう華やかな舞台も欲しいです。
>Inferno Club Book 3のレビュー
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