Gentleman's club
HRのヒーローはほとんどの場合、White’sという紳士のためのクラブのメンバーです。
White’sはロンドンに現存する最古のクラブで、今もメンバーは王族や上流社会の人達で占められています。
Gentleman’s clubは主に紳士達が社交する場で、食事をしたり新聞を読んだり、ビリヤードやカードゲームなどもでき、リージェンシー時代には約1200人の紳士達がどこかのクラブに所属していたと言われています。
1800年代にはWhite’sの他に有名な所でBrookes’、Boodles、The Cocoa-Tree、Grahamsがありました。
ちなみに、HRでもよく出てきますが、こういったクラブには日常のどうでもいいようなことを賭け事にして記録しておくBetting Book(「賭け本」とここでは訳しておきます)が置いてあり、Brookes’の賭け本は特に有名でした。(http://homepages.ihug.co.nz/~awoodley/regency/club.html)
ウチのGサンが知っている限りでは、メルボルンにも3つそのようなクラブがあるようですが、メンバーは弁護士、会計士、医師など、社長レベルの社会的地位に属するホワイトカラーのプロフェッショナル達です。中には女性メンバーがいるところもあるそうです。
「私も19世紀のGentlemanになってクラブに行ってみたい!」といつも言っていたら、最近、ちょうどウチのGの会社の社長がメンバーのクラブで接待ランチがあり、Gも行かなければいけなかったので、内部の様子を調査してきてくれました。
なんと、
「トイレに靴磨き機があった」
とのことです。
他には?と聞いてもトイレがかなり印象的だったのか他のことはあまり分かりませんでした。元々、Gはボキャブ少ないです。
でも、わかってもらえないかもしれませんが、私も、靴磨き機の存在にはかなり興奮しました。
ちなみに、「gentleman’s club」でググってもストリップクラブの名前しか出てきません。
Gentleman Jackson’s
もう一つ、HRのヒーロー達がたむろする所の一つにジェントルマン・ジャクソンズがあります。これも実在したクラブです。
引退したボクサーが「男のための自己防衛術」を教えるクラブを開設するのは当時めずらしいことではなかったようです。
ジャクソン自身は1795年にチャンピオンとなりますが、その年に引退しボクシングクラブをロンドンのボンドStに開設します。ジャクソン自身は上流社会出身ではありませんが、紳士達との交流が多かったことからジェントルマン・ジャクソンのニックネームがつきました。
もともとのきっかけは、伝統的で名声のあるフェンシングクラブの所有者であるヘンリー・アンジェロと親しかったことにあります。アンジェロが生徒達にジャクソンからボクシングも共に教えてもらうよう勧めたことが、後の20年に渡ってジェントルマン・ジャクソンズが紳士達の間で大人気となることに結びつきました。
ちなみに、ジャック・ブロートンというチャンピオンが1743年あたりから新しいルールをつくり始めるまではボクシングは殴る蹴る、取っ組み合いするというなんでもありの、素手でやるPugilism「拳闘」でした。しかも観客達が賭けをするのは欠かせない要素でした。
その後も相手が意識を失うまでというルールと賭けをすることはしばらくは変わりませんが、このころからボクサー達が勝つために「科学的な」分析をしたりするようになり、今日のボクシングへと発展します。(http://www.georgianindex.net/Sport/Boxing/boxing.html)
HRのヒーローはほとんどの場合、White’sという紳士のためのクラブのメンバーです。
White’sはロンドンに現存する最古のクラブで、今もメンバーは王族や上流社会の人達で占められています。
Gentleman’s clubは主に紳士達が社交する場で、食事をしたり新聞を読んだり、ビリヤードやカードゲームなどもでき、リージェンシー時代には約1200人の紳士達がどこかのクラブに所属していたと言われています。
1800年代にはWhite’sの他に有名な所でBrookes’、Boodles、The Cocoa-Tree、Grahamsがありました。
ちなみに、HRでもよく出てきますが、こういったクラブには日常のどうでもいいようなことを賭け事にして記録しておくBetting Book(「賭け本」とここでは訳しておきます)が置いてあり、Brookes’の賭け本は特に有名でした。(http://homepages.ihug.co.nz/~awoodley/regency/club.html)
ウチのGサンが知っている限りでは、メルボルンにも3つそのようなクラブがあるようですが、メンバーは弁護士、会計士、医師など、社長レベルの社会的地位に属するホワイトカラーのプロフェッショナル達です。中には女性メンバーがいるところもあるそうです。
「私も19世紀のGentlemanになってクラブに行ってみたい!」といつも言っていたら、最近、ちょうどウチのGの会社の社長がメンバーのクラブで接待ランチがあり、Gも行かなければいけなかったので、内部の様子を調査してきてくれました。
なんと、
「トイレに靴磨き機があった」
とのことです。
他には?と聞いてもトイレがかなり印象的だったのか他のことはあまり分かりませんでした。元々、Gはボキャブ少ないです。
でも、わかってもらえないかもしれませんが、私も、靴磨き機の存在にはかなり興奮しました。
ちなみに、「gentleman’s club」でググってもストリップクラブの名前しか出てきません。
Gentleman Jackson’s
もう一つ、HRのヒーロー達がたむろする所の一つにジェントルマン・ジャクソンズがあります。これも実在したクラブです。
引退したボクサーが「男のための自己防衛術」を教えるクラブを開設するのは当時めずらしいことではなかったようです。
ジャクソン自身は1795年にチャンピオンとなりますが、その年に引退しボクシングクラブをロンドンのボンドStに開設します。ジャクソン自身は上流社会出身ではありませんが、紳士達との交流が多かったことからジェントルマン・ジャクソンのニックネームがつきました。
もともとのきっかけは、伝統的で名声のあるフェンシングクラブの所有者であるヘンリー・アンジェロと親しかったことにあります。アンジェロが生徒達にジャクソンからボクシングも共に教えてもらうよう勧めたことが、後の20年に渡ってジェントルマン・ジャクソンズが紳士達の間で大人気となることに結びつきました。
ちなみに、ジャック・ブロートンというチャンピオンが1743年あたりから新しいルールをつくり始めるまではボクシングは殴る蹴る、取っ組み合いするというなんでもありの、素手でやるPugilism「拳闘」でした。しかも観客達が賭けをするのは欠かせない要素でした。
その後も相手が意識を失うまでというルールと賭けをすることはしばらくは変わりませんが、このころからボクサー達が勝つために「科学的な」分析をしたりするようになり、今日のボクシングへと発展します。(http://www.georgianindex.net/Sport/Boxing/boxing.html)
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