Stephanie Laurens (2005) A Fine Passion. Avon.
Johanna Linsey と並んでHRの大御所 Stephanie Laurens の Bastion Club シリーズの4作目です。(チラっと前のシリーズのCynsterさん達も出てたりして。)
Laurensの作品は話のスジがワンパターンで表現がくどい、とここ数年の間に批判が増えてきています。
この作品もAmazonでそのような批判をあびており、全体的な評価は両極に分かれています。私からは満足のハート4つです。
Story:
Dialogue:
Hero:
Heroine:
Sensuality: 7.5
元スパイの紳士7人は、爵位有り金有りのパワフルハンサム集団。
結婚の罠を仕掛けるご婦人方からわが身を守るために、最後の砦 Bastion Club を結成します。
いまのところメンバーのうち3人がすばらしい女性と出会って結婚したけど、Jack(Warnefleet男爵)はもう少しで頭の悪そうな女の子と結婚という罠にはめられてしまいそうになり、社交界にはうんざりし、田舎へ退散します。
そこで出会ったのは、気の強いブルーストッキング Lady Clarice Altwoodです。
Clariceは過去のスキャンダルのせいで田舎で静かに暮らしていましたが、怪しい馬車事故を目撃したり、いとこのJamesが反逆罪の疑いをかけられたりと事件が起こり始めます。
我の強いJackとClariceは出会った瞬間からガチンコ対決!
こんな二人のやり取りが私は気に入りました。Amazonではこれが嫌だという人もいます。
ワンパターンのLaurensですが、以前彼女のホームページにあったEssayを読んで、ヒストリカルロマンスに対する情熱は誰よりも深いことがよく分かりました。
ソワレやボール、魅惑的なワルツのシーンなど、決して時代背景をおろそかにせず、且つ、ヒーローとヒロインの熱烈なラブシーンもたっぷりのLaurensならではのお話は、ワンパターンのかげりが出ていてもまたすっと発売と同時に買ってしまうんですよね・・・。
5作目は8月末日発売の「To Distraction」です。
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