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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『たったひとつの恋』 第9話 「きっとまた会える」

2006-12-11 16:42:16 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
弘人(亀梨和也)は、「家を捨ててきた」と言う菜緒(綾瀬はるか)に
何も言えずにいた。
自分の為に、何か大事なものを捨てろと言ってみたり…^^;
困ったお嬢さん状態。
でも弘人は病弱な弟・廉も父を亡くし苦労している母も捨てられない…
増して、父親が命に代えて守った工場を今のままにして置いていく事など、
出来る訳がなかった。
いつになく感情的になっている菜緒に対して、弘人は冷静に、
将来のこと、2人のことを話し合うことするのだった。
泣きながら訴える菜緒に、例えばこのまま何もかも捨てて、
ふたりで暮らし始めると、する。
きっと3日後菜緒は母を思い、兄を思い、父を思って泣くだろう。
でも自分にはどうする事も出来ないのだと…。
その時母から菜緒に電話が、、、
話しながら、もう泣いてしまう菜緒(3日も持たなかったね^^;)
ふたりは別れを決意、船が港に着くまでの15分、、、
手を繋いで別れを惜しむのだった。
そして、弘人は菜緒に病気の再発のリミットまでの3年、
”オレンジのいがいが”を菜緒の誕生日のクリスマスイブに元気だったら
振ってくれと頼む。

そして、弘人は工場のことや亜紀子(余貴美子)の借金に翻弄され、
あれほど拘り続けた工場をたたむことを決意する。
決めたら何だかその方が良かったように回って行くものだと実感する
弘人だった。
亜紀子は水商売を辞め、デパ地下でお惣菜を売っていた。
廉は喘息も良くなり、中学への進学を決めた。
弘人自身も、大手の造船所に就職が決まって一家は引っ越すのだった。

そして3年後、晴天の下。横浜港近く。
それぞれの道を歩いていた弘人、甲(田中聖)、
亜裕太(平岡祐太)の3人は、甲の結婚式をきっかけに再会する。
亜裕太は専門学校を卒業後、自動車のセールスマンとして働き、
弘人、甲、亜裕太は、久しぶりに顔を合わせることになった。

菜緒との約束のイブ、2年は”オレンジのいがいが”は光った。
そして、弘人も懐中電灯を力一杯振る。
しかし…最後の3年目”オレンジのいがいが”は光らなかった…。
弘人は菜緒が死んだとは思えず、自分を忘れたのだと思う。
死んだのは…菜緒の中の自分なのだと…。

久しぶりに再会した3人は横浜港の近くのカフェで飲み直していた。
亜裕太は裕子(戸田恵梨香)も来るのだと爆弾発言。
弘人と菜緒の別れ以来、疎遠になり、自然消滅していた二人だが、
近況を報告しあうなど交友は続いていたのだ。
甲は裕子に結婚を報告していた、すると亜裕太に連絡が入り、
お祝いしたいと駆けつけたのだった。
ふたりの交友が続いている事に驚く弘人だった。
裕子が来る前に、弘人はタバコを買いにその場を離れるのだった。
岸壁のフェンスに腰掛ける弘人、、、
すると、レンガ塀の建物から「菜緒さん!」と声が、、、
広場に立っていたのは間違いなく菜緒…。
弘人は凍りつく。
歩き出すふたり、、、しかし菜緒は弘人の視線に気付き、立ち止まる。
車を回してくると、男・斉藤(池内博之)が先に行く。

菜緒が弘人にゆっくり近付いて来る。
「びっくりした、、、」
(生きているとは思っていたが、斉藤さんとそうなっているなんて、、)
弘人は甲の結婚式で来ている事を説明するが、
菜緒の左指にはダイヤが光っていた。
(3年目にどうして”オレンジのいがいが”振ってやらなかったんだよ!)
その視線に気付き、持っていたパンフレットを落としてしまう菜緒。
「結婚するの?」
「まだ、わからない、、」
(そりゃないだろ!?)
式のパンフレットだった。
会話が続かず、別れるふたりだったが、
弘人は世界で一番かっこ悪いと自分を卑下。
(3年どうして待てないんだろう。お互いの環境が整えばよかったのでは?)
20才の恋って幼いかな~?成人だぜ!ありえん。
しかも、3年待てない女…最低。
(あんなに好き好き言ってたくせに`3´がっかりだよ!)
しかも、父の部下斉藤、、、小さく纏まんなっ!って話。

もちろん、弘人はその後、荒れ捲りで甲と亜裕太に抱えられ、裕子も心配気。

大学を卒業した菜緒は英語教師になっていた。
翌日裕子は約束通り、菜緒と会う。
菜緒は弘人の身辺の事を聞き、驚く、工場を閉め、引っ越した事、
母がデパ地下で仕事、廉が中学で野球をしていると聞き、自分の事のように
喜ぶ菜緒、そんな菜緒を見て、再発の心配はなくなったことを弘人に話した
と報告。
気になるのか?と聞かれ、違うという菜緒だが、、、裕子に弘人が
荒れていたと聞き、複雑な心境。
帰宅した菜緒に斉藤から翌日の家族との食事会は大丈夫かと連絡が入る。
大丈夫と電話を切った後、クローゼットに仕舞い込んでいた小箱から
”オレンジのいがいが”を出す。
(うひょ~斉藤、すっかりかませ犬状態?)
振ると光る、いがいが。
菜緒は思いつき、ベランダに出て、振ってみる、(おいおい。)
もう工場には誰もいないのに、、、
しかし、工場から懐中電灯の光が!?
菜緒はもう一度思いっきり振ってみる、暫くすると、懐中電灯の光が!!
菜緒は居ても立ってもいられず、走り出す、、、工場へ。

入り口の鍵は開けられていた。
ガランとした工場、住居部分には何も残っていない、、、
その時、何かが落ちた音がして、駆け出す菜緒。
誰も居ない工場に立ち尽くす菜緒。
すると階段からテンポ良く誰かが降りて来る。
そして懐中電灯の光を菜緒にあてる。
「菜緒、、、」
ふたりの歯車は再び…!?


先週の予告で3年後って展開にはちょっと驚いたけど、
見てみたらあぁなるほどって気持ちだった。
でも、弘人が劇中で言うように、お互いの環境を整えるでも
よかったよな。実際。
20才って確かに若いけど、子供じゃないし、
「どうしようもなく、20才だった・・・」なんてちょっと間抜け^^;
いやいや、何でも出来るでしょう!?ってなもん。
別に無理して家出る必要もないし、誰かを無駄に傷付ける事もないしさ!
そんなに好きなら、3年位どうして信じて待つとか出来ないかなぁ~。
今がそんなに大事かね!?長い人生、3年なんてアッという間よ!
(この言葉が出たら、あなたは完全におばさんです^^;)

しかも、一番許せなかったのが、安否を気遣う弘人に
3年は”いがいが”振ってやれよ!
2年は振っといて、最後の年振らないなんて、死んだって思っちゃうじゃん!
予告を見る限りでは何とも言えませんが、
こんなに勝手な女なのに、来週は弘人に結婚式にさらいに来い!とか
言い出しそうで、マジ怖ぇ~よ!
弘人、こんな女に振り回されんじゃね~ぞ!
世間知らずなのか、自分勝手なのか、とにかく女の風上にも置けないヤツです。
正直こんな女は嫌いです。
指輪して結婚式場のパンフレット持ってるヤツが、結婚はまだ。とか言わないし。

あらすじは『たったひとつの恋』公式HPより


<キャスト>
亀梨 和也(KAT-TUN)
綾瀬 はるか
田中 聖 (KAT-TUN)
平岡 祐太
戸田 恵梨香

要 潤

田中 好子(特別出演)
財津 和夫
余 貴美子








『14才の母』 第9話 「出産・命をかけた24時間」

2006-12-08 18:20:55 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
突然の陣痛に襲われた未希(志田未来)は波多野(北村一輝)に
助けられ、的場クリニックにたどり着く。
予定日より一ヶ月以上も早いが、春子(高畑淳子)の判断で
そのまま自然分娩する事になった。

加奈子(田中美佐子)は不安でたまらないが、懸命に未希を励ます。

駆けつけた忠彦(生瀬勝久)は未希の顔色があまりに悪く、
苦しんでいる様子にうろたえる。
慌てて春子を呼び戻すと、既に赤ちゃんの胎動は停止しており、
「早期胎盤剥離」……未希も赤ちゃんも危険な状態に
陥っている事がわかる。

想像を絶する痛みに苦しみながら、未希はうわごとのように
智志(三浦春馬)の名前を呼ぶが…。


以上『14才の母』公式HPより

いよいよ、出産。
波多野はやはり、放っておけませんでしたね。
病院まで運んだタクシーの中に未希が置き忘れた手帳を見つけ、
未希の苦悩を思う波多野。
戦火の中のあの子供たちのように彼女も又色々なものと戦っていたのだと
知った波多野は未希と智志のプリクラをデスクに敷き詰められた
戦火の子供たち写真の隙間に貼ります。

一方、未希は陣痛に苦しみながらも智志の名前は呼ばず、、、。
遠藤先生に連絡してとだけ言う。
そんな未希の苦悩を思う加奈子。

一報を受けた学校では、未希の出産を生徒に知らせるべきかどうか
職員会議が召集される。
香子は知らせるべきだと反対する先生方を説得、すると恵たち生徒が
会議室へ直談判にやって来るのだった。

未希も赤ちゃんも危ないとわかると、加奈子も忠彦も
慌てます。
関東医大へ、搬送される未希、泣きながら一緒に行くと言った弟小清水くん
に泣かされましたね。河本さんも金子さやかさんも泣いていましたね。

そしてとうとううわ言で智志の名を呼ぶ姿に
加奈子も忠彦も、未希の不安な思いを受け止めるのでした。
今までどんな事があっても絶対口にしなかった言葉。
「きりちゃん、、、」
忠彦は静香と智志の居所を突き止めようと、電話をかけますが、
現在使われておりません、、、のアナウンスが。
そこへ、手帳を届けに来た、波多野と偶然会う。
波多野に食い下がる忠彦、何故そこまでするのか問う波多野に、
「親だから、、、」と答える忠彦。

未希の手術が始まり、香子と真由那がやって来る。
未希への応援の色紙を持って。
真由那は退学を申し出ていました。香子に自分は立ち直っていない、
又同じ事をやる。と話していました。(一体何?)
手術室前の椅子にそれぞれ腰掛ける。3人。

「人生が楽しいなんて、誰が言ったんでしょう?
 痛み、悲しみ、苦しみ、、、
 人生には楽しいことよりも、
 辛いことの方が、ずっとずっと多いような気がします。
 なのに未希?どうして、お母さんは、新しい命の誕生を
 祈っているのかしら、、、」

「そうかな、お母さん。
 私は人生って、何だかとってもいいものだと思うよ。
 この14年生きてきて、本当に良かったって思うよ。
 それから、赤ちゃんが出来たこともね。」


赤ちゃんは帝王切開で生まれてきますが、未希の出血が止まらず、
血圧も下がり、必死の治療が続く、、、。

教えてもらった場所に二人を訪ねて行く忠彦。
鍵の開いている部屋の中へ入っていく忠彦。
場末のアパートの一室、真っ暗で散らかった部屋の中に、人影、、、
その時、ドアが開き、人が入ってくる、、、それは智志だった。
そして、呆然と座るその人影は変わり果てた静香だったのだ。
驚き声も出ない忠彦。
そして同じように驚き立ち尽くす智志。

来週は未希の意識が戻ってこないようですね。
どうなってしまうのでしょう?
未来ちゃんの陣痛演技、上手かったんじゃないかな~?
妊娠も出産ももちろん経験の無い未来ちゃん、
どういうものかわからないので、お母さんとかに聞いていた
みたいですよ。
生かされていたと思います。よかったよかった。って何が?
演技がで~す!^^;
めちゃめちゃあっさりですみません。

<キャスト>
志田未来 … 一ノ瀬未希
田中美佐子 … 一ノ瀬加奈子
生瀬勝久 … 一ノ瀬忠彦
山口紗弥加 … 遠藤香子(未希の担任)
河本準一(次長課長)… 三井マコト(未希の叔父)

三浦春馬 … 桐野智志
谷村美月 … 柳沢真由那(未希の同級生、1年留年している)
北乃きい … 久保田恵(未希の親友)

高畑淳子 … 的場春子(的場クリニック院長)

海東健 … 山崎光陽(静香の秘書)
金子さやか … 三井ひな子(マコトの妻)
井坂俊哉 … 原口和明(香子の恋人)

北村一輝 … 波多野卓
室井滋 … 桐野静香









『嫌われ松子の一生』 第9章 「始まりに戻るための殺人」

2006-12-08 17:41:49 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
必ず組を抜けてみせるという言葉を松子(内山理名)に残して、
組長の吉沢(美木良介)の元へ向かった洋一(要潤)。
洋一の言葉を信じ、いつものように過ごす松子。
(何だか普通に見ちゃったよ!いい話みたいな気分で、
この先二人に明るい未来でもありそうな、雰囲気で…
しか~し!洋一と関わったことが発端なのに、その事をすっかり忘れていた
自分に、「がっかりだよ!」by桜塚やっくん。)
一人で死の覚悟をしていた洋一だが、洋一の裏切りを知って
怒り心頭の吉沢は、洋一にリンチを加える一方、
ただ殺すのはおもしろくないと、組員に命じて
松子の命も狙おうとする。
なぶり殺しってねぇ。一気に殺されるよりも、半殺しでネチネチ
やられる方が苦しみも倍増だし、たったひとり松子だけは守りたいと
自分と出会ったせいで不幸になった松子のことを洋一自身は
理解していたようです。
(とうの松子は気付いていないようですが^^;)

朦朧とする意識の中、一瞬の隙をついて車を奪って逃げ出した
洋一は、命が狙われているからアパートから逃げろと
松子に電話し、あるホテルで落ち合おうと伝えた。
受話器を置いた松子が窓から外を見ると、もう既に組織の追っ手が
アパートの下に来ていた。アパートの壁際に潜む松子。
 
その日の夜、無事にホテルで再会できた松子と洋一。
「松子を巻き込んでしまった、見つかったら2人とも殺される…」
という洋一に、生きるのも死ぬのも一緒だと応える松子。
二進も三進もいかない状況のふたり。四面楚歌、八方塞とはまさに…
けど松子はこういう状況に強いんだね、っていうかそんな時こそ安定
を感じる性格!?笑顔さえ覗かせ、幸せだと言ったりして…(アホか?)
まぁ、開き直ったとも言うが…^^;
そのとき、部屋の電話が鳴った。
電話の主は、2人の居場所を突き止めた吉沢だ。
おとなしく出てくるか女と自殺するか、
1時間だけ待ってやるという吉沢。

電話を切った洋一は、ポケットから覚せい剤を取り出し
ビールに入れると、松子に飲めという。
松子が全部飲み終わったのを見届けた洋一は、
「人を殺しました」と警察に連絡した。
逮捕されれば組織も手を出せないから、
刑務所で生き延びようという洋一。
もう離れるのは嫌、一人にしないでと縋り、泣く松子でしたが、

ほどなく、刑事達がやってくると、松子と洋一は逮捕される。
その後、逮捕された松子と洋一は、東京拘置所に収監された…。
 
一方の現代……拘置所の中で松子との手紙のやり取りを
していたと、明日香(鈴木えみ)に語る洋一。
その松子の手紙には、
「籍を入れて夫婦になろう」と書かれていたこと打ち明ける。

松子は2年、洋一は6年の実刑判決をうけた。
刑が確定すれば、手紙は親族からしか認められない、松子は洋一に
籍を入れようと婚姻届を送ってきた。
そして、出所した松子をめぐみ(小池栄子)が出迎えた。
めぐみの事務所は大きくなっていて、松子に女の子のメイクを
してくれないかと提案する。
(めぐみは本当に優しいですね、こんな友達欲しいね。
どんな時も味方でいてくれるってたのもすぃ~。)
さて、松子はそんなめぐみの優しさには応えられません。
何故なら、洋一を待つことに決めていたから。
めぐみは私のこと許さないと思う…だって、私、龍くん、、、
龍洋一を待とうと思うの。これにはめぐみも唖然。
どうしてって聞きたくもなります。

そして洋一が収監されている府中刑務所の近くの食堂で働きながら、
出所を待つのでした。
洋一は刑務所を出ると、そこに立ち待つ松子に驚きます。
松子の笑顔、思わず抱き締める。
そして、アパートに帰り、これからはふたりでやっていこうと話す松子。
出所祝いの時計を渡す。
翌日松子は仕事に出かける。
帰宅すると洋一は時計と”さよなら”と書いた手紙を残して姿を消した。

洋一は逮捕前、松子から中学の校長だった田所(佐藤B作)から襲われそうに
なり、発覚を恐れた田所に嵌められて、学校を追われたことを聞いていた。
松子のアパートを後にした洋一は、今は県会議員をしている田所を殺そうと
地元に戻っていたのだった。
繁華街の店から出て来た田所に、
「川尻松子を知っているか、、、」と質問する洋一。
そして、思い出せない田所に向かって、一発、二発と拳銃を放つ。
動かなくなる田所。
そのまま、連行される洋一。

一方松子は、洋一が帰ってくると信じ、生活していた。
そして、洋一の子供を妊娠していることに気付くのだった。

洋一は、笑顔の松子の表情を何度も思い浮かべていましたね。
その笑顔を奪った根本が、あの中学の、しかも校長田所だった事、
そして自分も上手く利用され、その事が松子の人生を変えてしまった事に
憤りを感じていたのでしょう。
しかし、タイトルの「始まりに戻るための殺人」ってどうでしょう?
松子も洋一も戻る事ばかりに執着しますね、何故振り返って
ばかりなのでしょう?
もっと、前を向いて生きることは出来なかったのでしょうか?
来週はもう一度、”一輝”の出番だわ!
何と、北海道ではなく、九州で神父になっていた一輝。
ちょっと老けてたわよ~!
しかし、松子だけが未だ老けていないのは何故?
出所して来た洋一に老けたでしょ?太った?なんて、
不毛な質問していたし^^;
20代の頃からのまんまやんけ!?ってね!
まっいいけどさっ!


あらすじは『嫌われ松子の一生』公式HPより


<キャスト>
川尻松子(23~56) … 内山理名
龍 洋一(16~48) … 要  潤
沢村めぐみ(22~52) … 小池栄子
 
川尻明日香(20) … 鈴木えみ
渡辺 笙(20) … 小柳 友
汐見刑事(48) … 羽賀研二
後藤刑事(29) … 浜田 学
大倉脩二(30) … なすび
島崎 聡(22) … 蕨野睦弘
 
川尻恒造(50) … 塩見三省
川尻チヨ(44) … 根岸季衣
川尻紀夫(21~23) … 尾上松也
川尻久美(18) … 渡辺夏菜
川尻悦子(23) … 矢沢 心
 
龍 洋一(15) … 本郷奏多
川尻松子(10) … 村崎真彩
川尻久美(5) … 岩本千波
 
田所校長(55) … 佐藤B作
杉下教頭(50) … 笹野高史
佐伯俊二(25) … 高杉瑞穂
藤堂 操(40) … 宮地雅子
井出次郎(45) … 温水洋一
丸山英次(51) … 新井康弘
 
八女川徹也(27) … 萩原聖人
岡野健夫(27) … 谷原章介
岡野芳江(24) … 尾上 紫
斉藤スミ子(28) … 鈴木蘭々
浅野輝彦(24) … 坂本 爽
吉冨一義(46) … 崎山 凛
レイコ(20) … 瀬戸早妃
小野寺保(34) … 吹越 満
 
島津賢治(44) … 杉本哲太
海老沢真(43) … 武野功雄
牧野みどり(39) … ふせえり
遠藤和子(49) … 山田スミ子
真行寺るり子(29) … 有坂来瞳
瀬川陽子(35) … 片桐はいり
 
内田あかね(51) … 秋野暢子
市川琴美(24) … 原田夏希
本田リエ(23) … 加藤美佳
 
吉沢竜二(41) … 美木良介
永田仁美(35) … 吉野公佳
大谷春樹(24) … 吉永雄紀
徳山拓也(23) … 新妻大蔵
池谷 実(38) … 神保悟志
 
赤木研一郎(36) … 北村一輝





『のだめカンタービレ』 第7話 「新オケ始動!すれ違う恋に波乱の予感!?」

2006-12-06 18:41:35 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
のだめ(上野樹里)の担当教師が、落ちこぼれ専門などと
呼ばれている谷岡(西村雅彦)からエリート育成で知られる
江藤(豊原功補)へと変更になった。
江藤は、のだめと千秋(玉木宏)が、2台のピアノで連弾していた
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を偶然耳にし、
自らのだめの担当を申し出たらしい。
しかしのだめは、ハリセンを振り回して怒鳴りまくる江藤の
高圧的な態度にキレ、彼のハリセンを奪ってへし折ると、
練習室を出て行ってしまう。
ハリセンVSのだめというか関西弁VS九州弁(?)
関西弁で捲し立てる江藤(ハリセン)
「もうお遊びは一秒たりとも、」
突然キレたのだめ
「お遊びじゃなか!のだめめっちゃ真剣にやっとっとよー!」
逆ギレして叫ぶのだめ。
引きかかったハリセンおとなしくなる
実は手が震えているのだめ、ドアに手をかける
「お前言うな!」静かにそう言い残してレッスン室を出て行く。
のだめは、助けを求めるように谷岡の元へと向かった。
「のだめ、あの先生はいやです~。」もう半泣きののだめ。
しかし、そんな彼女に谷岡は、自分にはどうすることも出来ない、と告げる。

一方、千秋は、清良(水川あさみ)の提案を受けて新たに結成した
オーケストラのメンバーと飲みに出かける。
そのオケには、森光音大のオーボエ奏者・黒木(福士誠治)や
ボストン留学から一時帰国したチェリストの菊池(向井理)ら、
コンテストの常連でもある他大学の有名な学生が集まっていた。
千秋と清良以外で桃ヶ丘音大から参加することになったのは龍太郎(瑛太)、
真澄(小出恵介)、桜(サエコ)の3人。
龍太郎と桜は、Aオケに入ること、という千秋から提示された
条件をクリアして参加を許されていた。
始まりは落ち着いた雰囲気だったメンバーに感心していた千秋だったが
30分もすると、見慣れた風景に…^^;
酔っ払いもいいとこ、酒弱すぎのメンバーたち。
しかも演奏曲を何にするかで、みんな自分に自信ありの人たちばかりで
自分のソロが出来る曲ばかりを提案してくる。
苦笑いの千秋、揉めた末、千秋に一任する。
すると千秋は、モーツアルトの「オーボエ協奏曲ハ長調」を
やろうと皆に提案する。
ソリストは黒木。
黒木はみんなから少し離れた所で静かに飲んでいた、そして落ち着いた
表情でその提案を引き受けるのだった。
(彼だけが酔っていなかったです。)

そんな中、千秋は、のだめのようすがいつもと違うらしい、
と龍太郎から教えられる。
龍太郎の父・龍見(伊武雅刀)が、裏軒に立ち寄っても食事もせず、
幽霊のように消えたのだめを目撃したらしい。
千秋は、不安を覚えて帰ろうとするが、オケのメンバーに引っ張られ、
そのまま二次会に連れ去られてしまう。
裏軒を後にしたのだめと、オケのメンバーに連れられて行く千秋。
道路をはさんで、反対側の歩道をそれぞれ歩くニアミスの千秋とのだめ。

あくる日、千秋の新しいオケは、練習のために桃ヶ丘音大に集まった。
初めて合わせたにも関わらず、レベルの高い演奏を披露するメンバーに
興奮する千秋。
中でも、黒木の実力は圧倒的だった。
このオケはいいと身震いさえ憶える千秋。
『しかし、、、』心の中で千秋
「武士ね、、、まるで。」真澄ちゃん。

練習後、千秋たちは、裏軒に集まる。
するとそこに彩子(上原美佐)が現れ、千秋たちの演奏会のために
ホールを予約した、と伝える。
それは、無名のオケには大きすぎるキャパシティーのホールだった。
そこにやってきた音楽評論家の佐久間(及川光博)は、
宣伝なら自分に任せて欲しい、と千秋に告げる。
一方、龍見は、「クラシック・ライフ」誌記者のけえ子(畑野ひろ子)に、
雑誌を1ページ買い取って広告を載せる、と張り切っていた。
実は匿名で電話があったというけえ子。
何気に目を伏せる龍見。
おまけに、龍太郎と龍見は、千秋の新しいオケを
「R☆Sオーケストラ(ライジングスター・オーケストラ)」と
勝手に命名していた。
(出た!裏軒お得意のくす玉~!!中からR☆Sオーケストラの垂れ幕)
いい名前だと絶賛する佐久間、解説するけえ子。
「そこまで深い意味は…」龍太郎と龍見。
佐久間は千秋にシュトレーゼマンの新しいCDをプレゼントする
ドイツの友人が送ってくれたと。
 
龍見からスタミナ定食をのだめにもらった千秋は、
マンションに戻り、のだめに食事を世話する。
いつもと変わりないのだめの姿を見た千秋は安心するが…。
演奏曲目がモーツァルトと聞いて、のだめが笑う。
「先輩がモーツァルト!?」
「何故笑う?」
「だってモーツァルトはピンクですよ。」
「???ピンク?」
「のだめの中のイメージカラーですぅ。」
「先輩がピンク、、あはっ。」
レッスンはどうしているのかと千秋に聞かれ、一瞬凍りつくのだめ
「実はのだめ…」
暫くは面倒を見てやれないから頑張れと言われ、何も言えなくなってしまう
のだめ、そしてオケに差し入れを、と思いつく。
絶対に来るなと拒否する千秋。
「どうしてですか?」
馴れ合いたくはないのだと話す千秋。そして今日本で出来る唯一のことだと。

翌日、オケの練習する千秋たち。
『ピンクというより、、、、いぶし銀?、、、。』
そこにのだめが入って来る。
慌ててつまみ出す千秋。
「オケの方たちに挨拶を、、」
「何で?」
「つ、妻だから、、、」
「お前、今日レッスンだろ?どうした?」
「今日は谷岡先生が風邪で、、、」
「じゃぁ谷岡先生にお見舞いの電話を、」
「あぁ、、谷岡先生は家族で、、メキシコに、、、」
「やっぱりおかしい!何を隠してる?」
「何も、、、」
そこに黒木がやって来る。
「お取り込み中?」
「いいえ!全然、お取り込んでません。これ、おにぎりとお味噌汁です
オケのみなさんでどうぞ。」
そそくさと去って行くのだめ。
「絶対吐かせてやる。」
「千秋君の彼女?」
「いや、ピアノ科の後輩」
「名前は?」
「野田恵。」
「野田、恵ちゃんか、、、」
「・・・・?」

清良がバイオリンを弾く。
聴き惚れる龍太郎は演奏が終わると自分の先生になって欲しいと清良に頼む。
「大好きだ!、、、」
「清良のバイオリンが、、、」
その時千秋が戻ってくる、清良は龍太郎を殴る。
「さぁ始めよう。」
すると何だか音に艶が・・・
黒木もピンクに包まれ、清良もポッって感じ・・・。
『さっきまでいぶし銀だったモーツァルトがピンクに、、、』
千秋はオケの変化に素早く反応。

谷岡に事情を聞いた千秋は何とかならないか話すが、谷岡は野田さんが
嫌がっているなら何とかしてあげたいけれども、見てみたい気もする、
一個人として、、、。と話す。
表ではハリセンから逃げ回るのだめの姿が・・・。

レッスン室に残されたのだめのノート。
おなら体操や園児のことが書いてある。
そこに一緒に帰ろうとのだめがやって来る。
レッスンの事を話すと話を逸らそうとするのだめ
「お前の先生はハリセンだろ。レッスンは絶対休まなかったお前が、、」
「授業はちゃんと出てます、幼児教育とか、、、」
今のままでは駄目だと話す千秋。
「向いていない。」
「のだめは絶対幼稚園の先生になるんです!」
「子供に舐められる、いじめられる、、、オレなら自分の子供を
お前みたいな先生には絶対預けない」
「今日は一人で帰ります。」
「ああ、そうしてくれ、、、」
「もう、絶交です、別居ですよ、、、離婚ですよ、、、」
去って行く千秋の後姿に語りかけるのだめ。

千秋はのだめを引き上げてやる為には結局自分が
今を頑張るしかないのだと悟るのでした。

のだめは黒木を見かける。
黒木は差し入れのお礼にとすずらんの鉢植えをプレゼントする。
のだめは黒木に幼稚園の先生になりたい自分が上を目指すのは
変ではないかと質問する。
すると黒木はめぐみちゃんの言う上の意味がよくわからないが、
音楽をやった以上、上手くなりたいと思うし、上手に弾けたら嬉しいし
楽しい。もっと楽しくなりたいって思うことは自然な事で、
上を目指すっていうのは純粋に音楽を楽しみたいっていうのと
同じなんじゃないかな、そう思わないかと言われる。

千秋を見つけた江藤が、のだめについて聞いてきた。
「お前の女、どうなっとんじゃ、普通にレッスン受けられへんのか?
あれは天然の変態か?」
「彼女じゃないけど、、変態です。」
「普通って、あなただって普通じゃないでしょ?そんなハリセン持って
レッスンする人なんていませんよ。」
「これはただのハリセンやない、俺の愛の形や」
「俺はもうお前の時のような失敗はしたくない。
だからどんな変態でも俺は自分の見込んだ生徒を二度と投げ出したりはせん。」
ハリセンを投げ捨てて決意を語る江藤に、千秋は取り合えずの方法を伝授。

翌日、廊下でプリごろ太のフィギュアを見つけ、こっそりかばんに仕舞い込む
のだめ。すると、次々にフィギュアが、、、ところが肝心のカズオがいない
キョロキョロするのだめ。
その視線の先にカズオ発見!!
思わず駆け寄るのだめ。
するとドアが閉まる。
なんとそこは江藤のレッスン室だったのだ。
慌てて逃げ出そうとするのだめ。
弁当を差し出しながらもう何もしないと江藤。
振り返ると、その手からハリセンは消えていた。
「見てみぃ。丸腰や!」
「一つだけお願いがあります。」
「なんや?」
1.おなら体操を完成させること。
2.絶対なぐんない。
「ひとつちゃうんかい?」
じっと江藤を見つめるのだめ。
サラサラとサインする江藤。
「おなら協定此処に成立したり!」
がっちり握手するふたり。
「まずは弁当、、、」
とお弁当を食べようとするのだめ、レッスンしてからと止める江藤。

♪げんきにだそう いいおとだそう
 ドレミファ プップップッ(ワー!)
 おおきくたって ちいさくたって
 どうせおんなじ おならだもん
 てはこしに
 さぁいくぞ ヘィ ヘィ ブー♪

のだめのピアノ伴奏に合わせ、江藤が踊る。(真剣に^^;)
頑張りや~これが終わったら本当のレッスンが始まる、、、
自分を勇気付ける江藤。その時江藤のポケットからメモ用紙が落ちる。
野田恵の扱い方
1.取り合えずプリごろ太
2.取り合えず弁当
3.取り合えず自由に
千秋情報。
「これは、、、」
「何だかんだ言って、あいつが一番お前の事心配してるんだろう。」
その言葉を聞き笑顔になるのだめ。
そして、レッスン室を飛び出して行く。

千秋は次回公演の演奏曲目を何にするかで悩んでいた。
そこに彩子がやって来る。
千秋が海外に行けない事情をただひとり知る彩子は千秋に
日本でやれることをやっと見つけたのかと話す。
千秋もまた留学出来ない自分がどんなに努力しても駄目だと諦めていたこと
話すのだった。
それを柱の陰から聞くのだめ。

帰宅したのだめは千秋の部屋でいつものように食事。
「別居は?離婚は?」千秋ったら、、^^;かわいい。
風の噂で千秋が飛行機に乗れないことを知ったと聞き出すのだめ。
千秋には盗み聞きしたと直ぐにバレる。
エコノミー症候群か、それとも悪い事してパスポート作れないのか、
もしかして飛行機怖いとか、、、
それを聞いて、震える千秋。
だから留学しないで院に進むのかとのだめ。
もういいんだと千秋はかばんから荷物を取り出そうとする、すると
佐久間に貰ったシュトレーゼマンのCDが。
『ブラームス交響曲第一番』
早速かけてみる。
その音に圧倒される千秋。そして閃いたように本棚から一冊の楽譜を
探し出し、のだめのことも忘れ、何かメモを始める。

翌日、楽譜を手にオケの練習に向かう千秋。
ところが清良や菊池、コンクール組が遅刻してやって来る。
龍太郎は怒りを露わにする。
いかにコンクールが大事とはいえ、コンマスが遅刻なんてありえないと。
自分はこのオケに賭けているのだと真剣に話す龍太郎に、メンバーは
冷ややかだった。
このメンバーで何かやれたらいい経験になるだろう、でも自分たちは
ソリストが目標で、海外を拠点に活躍したいのだという意見が殆ど。
そして千秋にも当然、千秋だって海外に行くのだろうと話す。
落胆して席に着く龍太郎。
指揮を始める千秋、泣きそうに演奏する龍太郎。
『当然、、か、、、』
みんなを見回す、そして哀しそうな龍太郎を見つめる千秋。
『ふざけんなよ。
 何故みんな峰を笑う!?
 オレだって、、、』
「みんなバラバラ、、、」のだめ
指揮をやめてしまう千秋。
「今日はもういい。いや、
 コンクールが終わるまで、練習はなしにしよう、、
 健闘を祈る。」
そう言って千秋は出て行く。
差し入れの水筒とタッパーを持って、のだめは後を追う。
階段に差し掛かると、のだめが水筒を落としてしまう。
コロコロと落ちていく水筒。
それを見た千秋は胴体着陸したときの記憶が蘇る。
しかし、その光景はいつも感じていたものとは違う光景で、、、
転がる薬の瓶、そして苦しむ初老の紳士。
これは一体…!?。
戸惑う千秋。


あらすじは『のだめカンタービレ』公式HPより



<キャスト>
野田 恵 …… 上野樹里
千秋真一 …… 玉木 宏
峰龍太郎 …… 瑛  太
三木清良 …… 水川あさみ
奥山真澄 …… 小出恵介
多賀谷彩子 …… 上原美佐
大河内守 …… 遠藤雄弥
佐久 桜 …… サ エ コ
峰 龍見 …… 伊武雅刀
河野けえ子 …… 畑野ひろ子
佐久間学 …… 及川光博
江藤耕造 …… 豊原功補
谷岡 肇 …… 西村雅彦
フランツ・
シュトレーゼマン …… 竹中直人


石川怜奈 …… 岩佐真悠子
田中真紀子 …… 高瀬友規奈
玉木圭司 …… 近藤公園
橋本洋平 …… 坂本 真
鈴木 萌 …… 松岡璃奈子
鈴木 薫 …… 松岡恵望子
岩井一志 …… 山中崇
金城静香 …… 小林きな子
井上由貴 …… 深田あき
金 井 …… 小嶌天天

黒木泰則 …… 福士誠治
菊池 亨 …… 向井 理
木村智仁 …… 橋爪 遼
片山智治 …… 波岡一喜
相沢舞子 …… 桜井千寿



『たったひとつの恋』 第8話 「さよなら」

2006-12-04 19:00:08 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
みつこ(田中好子)の厚意に甘える形で、弘人(亀梨和也)の元に走った
菜緒(綾瀬はるか)。
弘人には本当のことを言えずに弘人の工場の横にある船で一夜を明かす菜緒。
そして努めて明るく、指輪が欲しいと弘人におねだりをするのだった。
わかったと笑顔を弘人。
束の間の逢瀬…そして惜しむように、みつことの約束の朝には
病室へ戻るのだった。
みつこはまんじりともせず、しかし娘の言葉を信じ、
待つ内疲れて椅子の上で目を閉じる。

菜緒は、雅彦(財津和夫)にボディーガードを付けられ、自由がきかなくなる。
雅彦に弘人とはもう会わないで欲しいと面と向かって言われる、
みつこの心配そうな顔を見ると、約束も守りたいと思い、頷く。
そして弘人とは会わず、連絡も取らなくなった。

菜緒は裕子(戸田恵梨香)と学校帰り、何とか亜裕太(平岡裕太)のバイト先を
訪ね、事の経緯を話すのだった。
事情を聞いた弘人(亀梨和也)も、両親を説得すると言う菜緒を
信じて待つことを決め、甲(田中聖)、亜裕太、裕子も、
今は見守ることしか出来ないと思うのだった。

菜緒は、“あの光”を弘人の工場に向かって振り続ける。
弘人も懐中電灯で応える。
だがその頃、雅彦は誠実な部下・斉藤(池内博之)を
菜緒とお見合いさせようとしていた。
みつこは反対するが、雅彦は堅苦しく考える必要はないと、
いう事をきかない。

そんなある日、弘人は雅彦に呼び出され、いきなり大金を渡される。
訳の分からない弘人は、雅彦は自分たちの事を認めてくれているのだと
思っていた為驚き、その事を話す。
しかし、菜緒が襲われた事を雅彦が知ったこと、そして何よりも
それが亜紀子の脅迫したお金だと知った弘人は、
「もう終わりだ」と言って、雅彦に頭を下げるのだった。
お金は受け取らない弘人に、雅彦はもう菜緒には会わないと約束させられる。
結局、納得するしかない弘人だった。
酒を煽る弘人、帰宅した亜紀子にもう終わりだと言う弘人。

そして船の上から、一生懸命ボルトを削って作った、
イニシャルの入った手作りの指輪を運河へ捨てるのだった。

そんな時、弘人の工場に一本の電話が入る。
それは工場のお金を持ち逃げした棚田(田口浩正)からだった。
自殺を匂わせる言葉を言い残し、電話を切ってしまう棚田。
それは、工場がまだ景気の良かった頃、行った社員旅行先の旅館だと
言われ、弘人は亜紀子(余貴美子)の店を訪ね、場所を聞き出し向かう。
間一髪、棚田の自殺を食い止めた弘人は一緒に夜行バスで帰るのだった。

一方、何も知らずに雅彦の部下・斉藤と二人きりで会わせられた菜緒は
帰り際、これがお見合いだった事を斉藤から聞かされ驚く。
帰宅した菜緒は、早速雅彦と口論になり、家を出ると叫ぶ。
雅彦は売り言葉に買い言葉で、出て行けと言ってしまう。
そして止める、みつこ、兄・達也(要潤)をも振り切って
荷物を纏め、家を飛び出すのだった。
電話するが弘人は留守で、裕子の家に行く菜緒。
しかし、裕子に、もうやめた方がいいかも知れないといわれ、
そこも飛び出してしまう。
いよいよ行き場を無くした菜緒は亜裕太のアパートに行く。
突然の訪問に驚きながらもただならぬ菜緒の様子に
一先ず部屋に上げる亜裕太。
事情を知った菜緒を亜裕太は抱き締めるのだった。


あらすじは『たったひとつの恋』公式HPより




<キャスト>
亀梨 和也(KAT-TUN)
綾瀬 はるか
田中 聖 (KAT-TUN)
平岡 祐太
戸田 恵梨香

要 潤

田中 好子(特別出演)
財津 和夫
余 貴美子








『嫌われ松子の一生』 第8章 「ヤクザとの同棲」

2006-12-01 17:07:40 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
偶然にも親分の女が通う銀座の美容室「あかね」で、
松子(内山理名)が働いていることを知った洋一(要潤)は、
ある日、松子の仕事が終わるのを待ち伏せする。
12年ぶりに再会した2人。
(会うべきではなかった2人なんだけどねぇ~。)
先生に謝りたくてずっと探していたという洋一に、
松子はいままでに起こったことを語った。
(そう!全ての発端は、龍洋一を庇った所から始まっているんですよ、
松子の転落人生…と言っても過言ではないかも!?)
ほどなく、洋一は車で松子を自宅へ送ると、その日は別れた。
でも、窓から洋一を見たりして、ちょっとは期待していたのか?
何かを?ていうか追いかけてくるのを?

「あかね」ではオーナーのあかね(秋野暢子)が美容室に置いてあった
雑誌でめぐみ(小池栄子)を見つけ、松子に話すが松子の反応は鈍い。

数日後、銀座の裏路地で子分の春樹(吉永雄紀)と対峙する洋一がいた。
春樹は、組の薬を黙って持ち出して小遣い稼ぎをしていたのだ。
洋一が春樹を問い詰めると、春樹は洋一が警察の犬になっていることを
ばらさない代わりに、自分の事も不問にと言って来た。
腹を立てた洋一が殴りかかろうとすると春樹は刃物で洋一を刺す。
傷を負った洋一は松子のアパートへと向かうのだった。

洋一のケガを見て驚く松子は、すぐに応急処置を施す。
手当てをされながら、
「オレを信じるって言ってくれた大人は、先生だけだった」
と松子への想いを語る洋一。
「オレは先生を愛しています」と続けると、
「だったらヤクザを辞めて私とずっと一緒にいて」と松子は答える。
うぉー!!又しても駄目駄目人生の始まりだ。
そんな言葉、、、おいおい。
いくら教え子で年下とはいえ、今は立派な大人でしかもヤクザ。
主導権は完全に握られているよ~!松子ぉー!
だめだって、そんな男に…何を言っても松子にとっちゃ、
”馬の耳に念仏””暖簾に腕押し””糠に釘”無駄っつう事だよね^^;

この日をきっかけに、松子と洋一は一緒に暮らし始めたが、
洋一は相変わらず、組から足を洗えてなかった。
(簡単じゃないことは松子も承知だったろうけどさ、だからやめとけって話だし)
そんなある日、めぐみ(小池栄子)が松子を訪ねてきた。
部屋に上がってお茶を飲みながら、AV女優として有名になったことや、
それが原因で離婚したことなど、
最近に身の回りに起こったことをひとしきり話すめぐみ。
いいねぇめぐみ。離婚したってサバサバ。
既に女社長の、ような貫禄さえ感じるよ。

それに引き換え松子…洋一を暮らしていることを打ち明ける。
「それって運命の再会じゃない!?」というめぐみ。
その時、洋一が傷だらけで帰ってくると、
2人を無視して奥の部屋で倒れこむように襖を閉める。
松子慌ててフォロー、、しかしそれも無駄。
「なんであんなのと…」というめぐみに対して、
「彼を信じている」と松子…。
廊下に出て、恵は必死に説得、も虚しく松子は何も見えてない状態。
一緒にやり直したい、そして地元に(福岡)に帰りたい。
って帰れる訳ないじゃん!しかもやり直せる訳もないじゃん!?
 
一方の現代では、洋一が明日香(鈴木えみ)と
笙(小柳友)に、松子と暮らし始めた頃のことを聞かせていた。

洋一は組を抜けられないばかりか、中毒患者で松子に暴力を、、、
そんな松子は痛手を負って「あかね」を休む。
店で休んでいる事を聞いためぐみは松子が心配になり、アパートへ
洋一は松子は寝ていると追い返そうとドアを閉める。
めぐみはドアを叩いて、松子を呼ぶ。
すると顔を腫れ上がらせた松子が顔を出す。
心配するめぐみの手を払いのけ、彼には自分しかいないのだと話す松子。
めぐみが明日香に龍洋一だけは絶対に許せないと語っていた訳がようやく
わかりました。
彼と再会する事がなければ、もしかしたらあかねの元、更正していたかも
って気になりますもんね。松子。
でも松子のことだから、それがなくても他に何かあったかもなんて^^;

めぐみを追い返した松子は洋一にこんな傷は平気だと話す。
洋一はようやく覚悟を決め、警察に電話、池谷(神保悟志)に
”犬”を辞めたいと。
しかし、池谷は辞めたら、組にばらすと逆に脅迫してきた。
今まで内偵を進めて来た捜査が台無しだと、、、。
その電話の途中で切ってしまう洋一。
そして松子には全て終わったと話す。

真夜中又しても洋一のポケベルが鳴り出す。
洋一は何も心配はない此処は組にもバレいないと言い残し、
部屋を後にする。
一人、死ぬ覚悟で…。

あらすじは『嫌われ松子の一生』公式HPより




<8話までのキャスト>
川尻松子(23~56) … 内山理名
龍 洋一(16~48) … 要  潤
沢村めぐみ(22~52) … 小池栄子
 
川尻明日香(20) … 鈴木えみ
渡辺 笙(20) … 小柳 友
汐見刑事(48) … 羽賀研二
後藤刑事(29) … 浜田 学
大倉脩二(30) … なすび
島崎 聡(22) … 蕨野睦弘
 
川尻恒造(50) … 塩見三省
川尻チヨ(44) … 根岸季衣
川尻紀夫(21~23) … 尾上松也
川尻久美(18) … 渡辺夏菜
川尻悦子(23) … 矢沢 心
 
龍 洋一(15) … 本郷奏多
川尻松子(10) … 村崎真彩
川尻久美(5) … 岩本千波
 
田所校長(55) … 佐藤B作
杉下教頭(50) … 笹野高史
佐伯俊二(25) … 高杉瑞穂
藤堂 操(40) … 宮地雅子
井出次郎(45) … 温水洋一
丸山英次(51) … 新井康弘
 
八女川徹也(27) … 萩原聖人
岡野健夫(27) … 谷原章介
岡野芳江(24) … 尾上 紫
斉藤スミ子(28) … 鈴木蘭々
浅野輝彦(24) … 坂本 爽
吉冨一義(46) … 崎山 凛
レイコ(20) … 瀬戸早妃
小野寺保(34) … 吹越 満
 
島津賢治(44) … 杉本哲太
海老沢真(43) … 武野功雄
牧野みどり(39) … ふせえり
遠藤和子(49) … 山田スミ子
真行寺るり子(29) … 有坂来瞳
瀬川陽子(35) … 片桐はいり
 
内田あかね(51) … 秋野暢子
市川琴美(24) … 原田夏希
本田リエ(23) … 加藤美佳
 
吉沢竜二(41) … 美木良介
永田仁美(35) … 吉野公佳
大谷春樹(24) … 吉永雄紀
徳山拓也(23) … 新妻大蔵
池谷 実(38) … 神保悟志
 
赤木研一郎(36) … 北村一輝




『14才の母』 第8話 「二つの命…どちらを選ぶ?」

2006-11-30 18:03:00 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
突然の腹痛に見舞われた未希(志田未来)は的場クリニックに搬送され、
体に”問題”がある事を春子(高畑淳子)に知らされ、
入院する事になった。
(発達が未熟な未成年の妊娠は肉体的にも精神的にも負担のようです。
 未希は中でも血圧が高い事を指摘されていました。
 血圧が高いと、中毒症などを発症しやすいので危険です。)
春子から説明を受けた加奈子(田中美佐子)は不安を募らせ、
思わず、もしもの時は未希の命を救って欲しいと頼むのでした。
そんな加奈子に春子は未希が産む事を認めた以上、しっかりして下さい!
ほら、赤ちゃん、ちゃんと生きてます!
私は二人とも助けますよ!とエコーの映像を見せながら加奈子に話す。
加奈子の目から涙が溢れる。
未希は入院する。

『新しい命が誕生する日が
 少しずつ、、、でも確かに近づいていました。
 未希?お母さんは祈るしかありませんでした。
 どうか、、、どうか、
 あなたも赤ちゃんも無事でありますようにと、、、』


静香(室井滋)の会社が倒産すると書かれた新聞記事を見て、
加奈子と忠彦(生瀬勝久)は愕然とする。
未希が知れば体に障るだろうと不安になるが、何か詳しいことを
知っているのではないか、と波多野(北村一輝)を訪ねることにする。
忠彦はそこで初めて、波多野が以前リフォーム業者を装って、
自宅に来ていた男だった事を知るのでした。
事情を聞こうとするが、口論となり、忠彦はそのまま帰る。

マコト(河本準一)とひな子(金子さやか)夫婦が未希の見舞いに来るが
早速、智志のことを話しそうになり、慌てて誤魔化す加奈子。

結局忠彦と加奈子は静香の会社が危ない事を未希に話すこととなる。
智志を心配する未希だった。

一方債権者から身を隠す為夜逃げしていた静香は必死になって
会社を盛り返そうとしていた。
方々に電話をかけ、馴染みの社長に頭を下げ、土下座までする母・静香を
智志(三浦春馬)は切なく見ていた。
そしてとうとうメモを残してホテルから姿を消してしまう。

そんな中、出産を間近に控えて相部屋に入院して来た
妊婦・あゆみ(戸田菜穂)が夫や子供たちと
幸せそうにしているのを目の当たりにした未希は寂しさを隠せない。

加奈子はそんな未希に自分が決めた事、それが現実だし事実なのだと
話す。未希は改めて決意を固めるのだった。

一方、ホテルを抜け出した智志は波多野に連絡を取る。
そして、自分と母親の居場所を教えるから記事にして欲しいと
交換条件を出すのだった。
甘い子供の考える事だと言う波多野。
止めたきゃ自分で止めろ。だからお前は駄目なんだ。
彼女の方がよっぽどしっかりしていると、
未希が入院している事を知らせ、
後は何も聞かず帰ってしまうのだった。

そして智志は未希に電話する。
互いを思いやり、自分は大丈夫だと話す、未希と智志。
いつかちゃんとするからと話す智志。

同室のあゆみから年齢を聞かれた未希はためらいながらも14と答える。
若くて羨ましいと素直に答えるあゆみ。
その反応に驚く未希。そして、あゆみに陣痛がやって来る。
出産の苦しみを目の当たりにした未希。

ホテルに戻った智志は、これから名古屋に発つから支度してという静香に
もう止めよう、と話す。
お金が無くても、ママが社長じゃなくても、いいと・・・。
そしていつか自分が今まで育ててくれた恩返しをするからと。
それを教えてくれたのは未希だと話すのでした。
静香はお金がない事の本当の辛さがわかっていないと話し、
彼女はいつか子供を産んでも育てていけなくて、、、後悔すると激しく言い放つ
すると、智志は静香に自分を産んだ事を後悔したのか?と問いただし、
静香は後悔した事は一度も無い、ママは一生懸命、、、、
だからあなたはママについて来なければいけないのよ!と叫ぶ。
(こう言っちゃ何ですが、静香と未希は同じ立場ですからね、、
 しかし、関わり方が違うと意見も違ってくる訳で、、、)

退院を許された未希は加奈子にお願いをする。
髪を切ってもらうのだった。
形から入るから、、、と言い訳しながらも、加奈子に出産は怖かった?
質問する未希。
未希は先生も驚くほどの難産だったことを知り、再び覚悟を決める未希。
(これで何度目だ、、、)

そんなある日、香子(山口紗弥加)と恵(北乃きい)がやって来る。
恵がお腹に触ると赤ちゃんが動いた。
にぎやかな部屋から漏れる声を聞いて、忠彦は妊娠がなかったら、普通の
中学生だったのに、、、と改めて思うのでした。
忠彦は家族で写真を撮っておこうとカメラを持ち出した。
門の前に並ぶ3人、近所の主婦が噂しながら通り過ぎる。
笑顔で送り出す一ノ瀬家。
そして再びカメラをセットする、
ファインダーを覗く忠彦は思わず涙ぐむ。

そして、妊娠も8ヶ月となり、いよいよお産も近づいて来た未希は
街で子供服などを見ていた。
ウインドウから未希を見つけてしまった波多野は、そっと後をつける。
バス停のベンチに腰掛けた未希。
しかし、突然の陣痛に襲われ、苦しみ出す。
慌てた波多野は思わず声をかけるが、未希は自分で出来ると、痛みを堪え、
加奈子に電話する、
「もしもし、お母さん、ちょっと早いけど、、、
 生まれるみたい、、、」
おろおろするしか出来ない波多野。


一輝は何れ、味方になりそうな気がしていましたが、、、
何となくちょっと全体的に冷めた目線で見ちゃうように
なってしまったこのドラマ。
何とな~くあらすじ追ってお終い、みたいな。
あれだけ騒いでいたはずの学校も静かになったようだし、
近所の主婦の冷た~い視線の方が異様な位だわ。(笑)
(まだ言うか!?しかも見てわかるのにヒソヒソしちゃって^^;)
クサすぎる演技。もうそんな演出要らないんじゃなかろか?
きっと後は二人の生死問題で締めてくんだろうなぁ~。
これじゃ感動出来ん。(泣)

主題歌は切ない位感動的なのに、、、
~♪共に生きれない日が来たって、
 ~愛してしまうと思うんだ~
なんて、お歌聴いてるだけで、映像が浮かびそうな感動よ。
桜井さんって天才?
・・・だよね。(笑)



あらすじは『14才の母』公式HPより




<キャスト>
志田未来 … 一ノ瀬未希
田中美佐子 … 一ノ瀬加奈子
生瀬勝久 … 一ノ瀬忠彦
山口紗弥加 … 遠藤香子(未希の担任)
河本準一(次長課長)… 三井マコト(未希の叔父)

三浦春馬 … 桐野智志
谷村美月 … 柳沢真由那(未希の同級生、1年留年している)
北乃きい … 久保田恵(未希の親友)

高畑淳子 … 的場春子(的場クリニック院長)

海東健 … 山崎光陽(静香の秘書)
金子さやか … 三井ひな子(マコトの妻)
井坂俊哉 … 原口和明(香子の恋人)

北村一輝 … 波多野卓
室井滋 … 桐野静香









『のだめカンタービレ』 第6話 「さらばSオケ!!涙の解散式&愛の2台ピアノ」

2006-11-28 17:52:08 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
学園祭が終わってからというもの、
のだめ(上野樹里)は、満足に食事も取らず一心不乱に
ピアノの練習をしていた。
桃ヶ丘音大の学園祭で、シュトレーゼマン(竹中直人)が指揮する
Aオケとともにラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を弾いた
千秋(玉木宏)のピアノに衝撃を受けたからだった。
(大学で弾いていると思ったら、自宅でしたね^^;)
絶対音感の持ち主、のだめならではの妙技!聴いただけで弾ける女。
学園祭の夜から、食事も睡眠もせず、ピアノを引き続けるのだめ。
そんな疲れたのだめの夢の中にシュトレーゼマンが出て来て、
リアルな一言・・・「戸締りはしっかりと~!」
う~ん、この怪しい日本語が私、癖になりそうです^^;

同じころ、千秋は、とあるホテルのスイートルームで目を覚ます。
そこは、シュトレーゼマンが滞在していた部屋だったが、
何故か彼の姿はなく、千秋の両脇にはキャバクラ嬢が眠っていた。
思い起こせば、千秋。学園祭のあと、シュトレーゼマンに
銀座、京都、温泉と連れ回され、3日3晩遊びまわっていたのだ。
そして昨晩六本木に戻り、飲んでそのまま此処に来たらしい。
そこにやってきたシュトレーゼマンの秘書エリーゼ(吉瀬美智子)は、
シュトレーゼマンがドイツに帰国したことを千秋に伝える。
そして手紙を渡されるのだった。
急いで開ける千秋。きっと、今後の指示が書いてあるのかな~!?(淡い期待)
来月発売の(ちょっとエロイ女性でした。)彼女の写真集を買って送ってね!
だって。あのぉ~オヤジ・・・。
言葉も無い千秋。
(やっぱ、シュトレーゼマンはミルヒーホルスタインだって事!?)

一方、龍太郎(瑛太)や真澄(小出恵介)たちSオケの面々も
学園祭の余韻に浸っていた。
4年生は卒業後の進路を決めなければならなかったが、
Sオケのメンバーはいまだに内定をもらえていない状況だ。
留年の龍太郎は、寂しさのあまり、就職活動を続けるメンバーたちに、
Sオケを存続させると宣言する。
桜(サエコ)はそれに賛成したが、他のメンバーたちは一瞬
盛り上がって見せたものの、これから面接だ。等と、
さっさと就職活動に向かってしまう。

清良(水川あさみ)から卒業したら自分とオケを作らないかと誘われた千秋は
聞いたことのある有名どころのメンバーに心踊る思いだった。
そして指揮者を千秋にという清良にやると返事をする。

Sオケの解散式が行われ、千秋はSオケに特別な思いはあるものの、
このまま続けていく事は何か違うという気持ちでいた。
龍太郎からオケのメンバーに加えてといわれ、次の試験でAオケに入れたら、
許可するという。
龍太郎は同じく3年の桜にも声をかけ、ふたりでオケに入ろうと約束。
千秋はプロを目指す真澄に自分のオケに入ってくれないか声をかける。
喜んで千秋に抱きつく真澄。

千秋は、クラシック専門誌「クラシック・ライフ」の
記者・けえ子(畑野ひろ子)に呼び出され、
音楽評論家の佐久間(及川光博)を紹介される。
(ミッチー節炸裂!?佐久間もナルシスト系)
佐久間の話しはいちいち、けえ子の解説がなければ千秋には伝わらな~い。
そんな二人を「裏軒」に連れて行き、
”クラブサンドとエスプレッソ”を注文する千秋^^;
そんなの出てくるのか?中華屋で・・・。byけえ子。
でも千秋の頼みなら何でも出て来る裏軒よ!
(これ原作とはちょこっと違ってた?でも盛り込んでくれて嬉しい!)
佐久間は、学園祭で千秋の演奏を聴いてすっかりファンになってしまい、
「クラシック・ライフ」の連載で千秋のことを書いたのだという。
その席で、けえ子と佐久間は、今度は千秋の指揮を見たい、と言い出す。

千秋が飛行機恐怖症であることを知らないふたりは、
千秋が海外に行くのを楽しみにしているようだった。
あれだけの才能があれば、留学していないのは返って不自然かも、、
そして、卒業後は当然留学するものと断定的。
師匠であるシュトレーゼマンも海外に居る事だし。って感じで。
千秋は、事情も知らずに勝手に盛り上がっているけえ子たちに腹を立て、
「どこで何をしようが俺の勝手だ」と言い放って席を立ってしまう。
(そう、注文した”クラブサンド”が来る前に・・・)

大学まで”クラブサンド”を出前する龍見(伊武雅刀)龍太郎が預かって
行こうとすると、すかさず彩子(上原美佐)が横取りして走り去る。
あっけに取られる龍太郎と龍見。
千秋がマンションに戻ると、部屋の前で待つかつての恋人・彩子。
声楽科の彩子は、ライバル・沙也(井上佳子)に負けたことが原因で
自信を失っていた。
”クラブサンド”はわざわざ届けてあげたっていう、口実になった訳で、
要するに、千秋に話を聞いて欲しかっただけ、しかも自分が振った頃の千秋
とは別人になってしまい出世していく千秋が何となく恨めしい感じ。
千秋は、そんなグダグダな彩子に、もっと底意地の悪い性格を
さらけ出すようにしたら歌にも幅が出る、などと言うと、
彼女を残してコンビニに買い物に行ってしまう。
 
千秋が部屋に帰ってくると、今度はのだめがやってくる。
その姿は、やつれ果ててボロボロだった。
目に下にはクマが、、そしてプ~ンと蝿も一緒について来た?
臭いし、汚いのだめに風呂に入れと勧めるつうか、強制する千秋。
でも、帰ったと思っていた彩子はベットルームにまだいて、ふたりを見ていた。
のだめは、風呂より、千秋のようにオーケストラと一緒にピアノを
弾くために、学園祭以来、ずっとラフマニノフの
「ピアノ協奏曲第2番」を練習していたのだと言い、千秋に頼むのだった。

千秋は、そんなのだめに食事を与えると、彼女を大学に連れて行く。
レッスン室に向かった千秋は、自分がピアノでオケのパートを担当し、
のだめにピアノを弾かせる。
嬉しそうに、しかし、いつもの調子で、自分流ののだめ。
そんなのだめの演奏を驚きながらも、慣れた伴奏で合わせていく千秋。
そんなふたりの演奏に、いつしかレッスン室の前には人だかりが…。
彩子はそんなふたりを見て、泣きながら走り去る。
そしてもう一人、その演奏を偶然耳にした男・江藤(豊原功補)は、
別名・ハリセン?はある決断をするのだった。

清良は千秋とオケのメンバーと初顔合わせする。
その時、推薦したいと真澄の話をしようとすると、既に選ばれている
メンバーの中に真澄の名前を見つけ、喜ぶ。
早速アイコンタクトかと冷やかされるふたりだった。

のだめの待つピアノレッスン室に来た江藤にのだめはキョトン。
何と、江藤、谷岡(西村雅彦)の生徒だった落ちこぼれ!?のだめを
自分の生徒に指名したのだった。

私の中では、今回はちょっと物足りなかったかなぁ~。
それは”エロ凄い男”シュトレーゼマンがいなくなったからかな?
それとも、そうだ演奏や感動がなかったからかな?
何だかんだいって千秋は人の心をよむ天才かも。
その為に用意されたヒントに気付くっていうのもありますが、
ただ傲慢な人じゃないところや妙な弱点を持っているところが、
彼の魅力なんだろうな~。
来週からはもう少し演奏が聴けるかな~。

『のだめカンタービレ』公式HPより



<キャスト>
野田 恵 …… 上野樹里
千秋真一 …… 玉木 宏
峰龍太郎 …… 瑛  太
三木清良 …… 水川あさみ
奥山真澄 …… 小出恵介
多賀谷彩子 …… 上原美佐
大河内守 …… 遠藤雄弥
佐久 桜 …… サ エ コ
峰 龍見 …… 伊武雅刀
河野けえ子 …… 畑野ひろ子
江藤耕造 …… 豊原功補
谷岡 肇 …… 西村雅彦
フランツ・
シュトレーゼマン …… 竹中直人


石川怜奈 …… 岩佐真悠子
田中真紀子 …… 高瀬友規奈
玉木圭司 …… 近藤公園
橋本洋平 …… 坂本 真
鈴木 萌 …… 松岡璃奈子
鈴木 薫 …… 松岡恵望子
岩井一志 …… 山中崇
金城静香 …… 小林きな子
井上由貴 …… 深田あき
金 井 …… 小嶌天天


『たったひとつの恋』 第7話 「でも、僕は」

2006-11-27 17:54:42 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
まぁいまさらですが・・・「ハッピーフェイス。ライトアップヨーヨー」だそうです。
他の色ならあったのですが、オレンジに拘り続け時間がかかりました^^;

もう、いまいち、ハッピーでもなくなりましたが・・・(二人の関係)
そして光ったらこんな感じ。

今、頭頂部が光っています。動画が撮れなかったので、静止画でゆるちて。


こんな間の抜けた画像で語れるほど、”ハッピー”でも”ライト”でも
なくなってしまった今週のふたりな訳ですが…。
(楽しくも、明るくも決して軽くも無いってヤツで。)
造船所のお金を200万も持ち逃げされた弘人(亀梨和也)。
ギャンブルで困っていたらしい従業員の棚田(田口浩正)が通帳と印鑑を
盗んで失踪してしまったのだ。
警察に通報しようとする母・亜紀子(余貴美子)を止める弘人。
父親の代からずっと勤めて来た棚田、、もしかしたら戻って来るかも!?
という、淡い(無駄)期待を胸にグッと堪える弘人。

しかし現実、不渡りを出したら工場も家も失ってしまうと思い、
必死に金策に走る。
だが、どこに行っても金の工面は難しいと言われて、
途方に暮れるばかり。

そんな弘人のもとに、何も知らない菜緒(綾瀬はるか)から
電話がかかってくる。
明日会える?と誘われるが、工場の事情も説明できないまま、
そっけなく無理だと言ってしまう弘人。
いたいけな乙女に言い寄る脂ぎった叔父さんみたいだから電話切るね。
と寂しく電話を切る菜緒。
(男はそんな事言えないよね~流石に。
特に、立場上、お金の問題は菜緒にだけは言いたくない。多分。)
つれなくフラれた菜緒は、ひとり亜裕太(平岡祐太)を訪ねる。
そして、亜裕太から、弘人の事情を聞くのだった。
どうして言ってくれないのかと怒る菜緒に亜裕太は弘人の真意をさり気なく
伝える。そして、いつでも来てと言う。
(菜緒の為ならいつでも開店ってか?。むむっ?亜裕太。)
菜緒に24時間!?って言われて、それは勘弁って言っていたけど、
満更じゃない感じ?
 
一方、甲(田中聖)も裕子(戸田恵梨香)と仲直りできずに
すっかり元気をなくしており、亜裕太は放っておけない。
自室に来ていた甲に内緒で裕子も呼び出し、自分は部屋を出て、
二人にしてあげる。
恐ろしいほどの友情(愛)。
かつてこんなボランティア精神の厚い友情あっただろうか?
きっと君には良い事があるよ!多分、間違いなく、この世に神様いるなら。
そんなこんなで仲直りする甲と裕子ちゃん。
そして、今回私はじめて知りました。
裕子ちゃん家は芦屋で病院やっているんだって。
(確か今まで出て来ていなかった情報と思ったのですが…)

ようやく、昔からの知り合いにお金を都合してもらえる事になった弘人は
早速出かけて行く。
これで何とか不渡りは出さずに済みそうだと安心した弘人は、早速菜緒に連絡
明日会えないか?と菜緒は事情を知りつつ、知らぬ振りで、了解するのだった。
弘人は菜緒に雅彦(財津和夫)に会いに行った事を告げる。
そして子供が産めないこと、病気の再発のことなどを話す。
自分なりに調べたらしい事を知った菜緒。
弘人は自分の未来を思うとき、菜緒なしの未来は想像出来ないと話す。
菜緒もまたずっと一緒にいたいと願うのだった。
幸せで死にそうだと・・・。
抱き締めあうふたり。
そんなふたりを隠し撮りする亜紀子!?
(おいおい)

弘人には言えない多額の借金を抱えた亜紀子は、
”スタージュエリー”に雅彦を訪ね、“あるもの”をつきつけ、
脅したのだ。
従業員の不正はともかく、雅彦には関係のないこと・・・
しかし、弘人と菜緒が抱き合う写真を見せ、スキャンダルは困るだろうと…。
折角、弘人と菜緒の様子を見守る気持ちになっていた雅彦だったのに。

そんな中、中々治らない風邪で大事をとって入院する事になった菜緒。
雅彦は達也(要潤)に亜紀子の話をする、達也は実は菜緒が弘人の同級生に
襲われたことを話す、雅彦は激怒。

菜緒の携帯は止められ、弘人は菜緒と連絡が取れなくなってしまう。
家に電話しても、入院して、帰らないと切られてしまう。
菜緒の誕生日がイブだと知った弘人は弟・廉と菜緒が好きな鯨のオブジェを
作り始めていた。
一向に連絡の取れない菜緒に不安を募らせていく弘人だった・・・。

一方、菜緒は順調に回復、退院を許された。
その夜、弘人にプレゼントする手袋を完成させようとしていた菜緒は
何気に、母・みつこ(田中好子)に携帯が通じない事を話す。
みつこは菜緒に話しがあると改まって言う。

そして、携帯は契約を止めた事、そして、弘人の母・亜紀子が雅彦を
脅しに来た事を告げるのだった。
そして、みつこは弘人ともう会わないで欲しいと頼むのだった。
退院したら運転手をつけると雅彦が言っていると話すと、見張られるのかと
そしてお母さんもお父さんの味方なの?と悲しそうに聞く菜緒。
みつこは弘人が雅彦に会いに来た日。
自分の命に代えて菜緒を守りたいと言った弘人をそしてふたりを少し
見守る気持ちになっていたことを告げた。
しかし、襲われた事などを知ってしまった以上、増して脅された以上、
ふたりの付き合いを許さないだろうと。
そして、みつこ自身も母として”スタージュエリー”の嫁として
菜緒と店を守りたいのだと涙ながらに話すのだった。
お兄ちゃんを、骨髄移植をしてくれたお兄ちゃんを裏切らないでと・・・。

菜緒はそれを持ち出すのはズルイよ、、、と泣きながらも納得する。
そして、角のコンビニで「明日の朝飲む」”カフェオレ”を
買って来て欲しいと頼む。
何度も念押しするみつこ。
そして菜緒の真意を知りつつ買いに行くみつこ。

公衆電話から弘人に電話する菜緒。
事情を知らない弘人は驚くが、菜緒に急いで丘公園に来てと言われ、
何も聞かずに急ぐ。
菜緒の姿を見つけ、走る弘人。
今日は泊まるからお金は持っているか聞く菜緒。
弘人は菜緒を抱き締める。
連絡の取れない間、不安だった事、そして今菜緒は自分の腕の中にいると
安心したいのだと弘人。
何かあったのかという弘人の言葉に何も言えない菜緒だったのです。


此処にもとんでもない母親がいました。
それって強請りになるのか?
自分の息子を出汁に使って…!?
しかも、ヤクザっぽい人から催促されていたから、母親自身に凄い借金
がありそうですね。
棚田が一歩早かっただけで、本当は亜紀子がお金盗もうとしてたんじゃ…
これじゃ弘人の苦労も、努力も水の泡ってもんですね。
棚田は列車で何処かに向かっていましたが、何だか戻って来そうな気がします。
全額は持って来れなくても、、、いくらかは残して来そうな・・・
(あくまで、希望的観測ですけど。)
とにかく、あまりこれ以上盛り込まんで欲しいよね。
ふたりの問題だけで充分すぎる位なのに、
病気に借金に従業員の不正、おまけに母親の裏切りって…
弘人マジ、母親の行為は許し難いし、殺すかも!?くらいの勢いありそうよ!


あらすじは『たったひとつの恋』公式HPより




<キャスト>
亀梨 和也(KAT-TUN)
綾瀬 はるか
田中 聖 (KAT-TUN)
平岡 祐太
戸田 恵梨香

要 潤

田中 好子(特別出演)
財津 和夫
余 貴美子








『セーラー服と機関銃』 最終話 「涙の機関銃乱射~さらば女子高生組長」

2006-11-25 17:34:24 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
「私、一度だけ人の道を外れてもいいですか?」

「命を懸けてお守りします。組長!」

「浅草東署ですか?目高組の佐久間です。
 組員が二人亡くなりました。
 殺ったのは・・・わかりません。
 今事務所に、、、お願いします。」
淡々とそう告げ、電話を切る佐久間(堤真一)。
泉(長澤まさみ)は愛した男たちのため、
目高組八代目組長としての仁義を貫くため、
佐久間と共に、ついに機関銃を手に
黒幕・太っちょ三大寺一(緒形拳)の元へ乗り込む。

悪に真正面から向かっていった組員たちの死は無駄にはできないと。
佐久間は泉に決して引き金は引かないようにと約束させる。
三大寺と浜口、黒木がいる部屋のへゆっくりと進んで行くふたり。
佐久間がドアを足で蹴り開け、威嚇の一発を天井向けて撃ち込む。
「動くな!」
「何の用だ?」
「雑魚は引っ込んでろ!」
泉は機関銃を向け、立ちはだかる。
「目高組8代目組長、星泉。ヘロインをもらいに来ました!
 ご存知ですよね、太っちょさん。あなたのヘロインの為に
 うちの組員が4人も死んでいった事を。
 それがヘロインですね。」
「何のことか。」
「とぼけないで下さい!
 私たちは死んでいった4人を背負って
 ヘロインを始末しに来たんです!!」
「あなたが背負っているのはたった4人でしょ?
 先生は日本を背負っていらっしゃるんですよ。」
「バカにすんなー!!
 そりゃみんなあんたみたいに偉くはなかったし、
 間違っても日本なんか背負ってなかったけど、、
 その日一日を精一杯生きてた!
 ~~~
 みんな、一緒に笑って泣いてくれる、私の大切な家族だった!
 なのに、なのに、こんなヘロインの為に、、、」
「国の為だ。」
「奇麗事言ってんじゃねぇー!
 そんなもん売り捌いた金で、、
 そんなくだらねぇもんで、
 命の重さは量れないんだよー!!」

耐え切れない怒りと哀しみを吐き出すかのように、
泉は絶叫しながら機関銃の引き金を引いてしまう。

それは、無益な殺生ではなく、ヘロインを始末するために…。

「組長。」
力尽きた泉の手から機関銃を取り、放り投げる佐久間。
「あんたも家族を失った痛み位わかるだろう?
 もう終わりにしませんか?三大寺さん。」
肩を抱き、ゆっくり部屋を後にするふたり。
銃を向ける黒木を制止する三大寺。
一階に降りるとパトカーや警官隊が。
「私たち自首します!」佐久間
しかし、警官隊はふたりをすリ抜け、奥へと向かって行く。
唖然とするふたり。

浜口をはじめ、組員が次々と逮捕されて行く。
黒木は手帳を見せ、自分は警官だと主張、、、にやり。
しかし、蘭丸(森廉)に刺され、倒れ込む。
「社長を裏切るヤツは許さない。」
(悪は滅びるだねぇ。)

真由美は三大寺の元へ、
「もう一度面と向かって”お父さん”って呼びたかった。
 もっと早くこうするべきだった。」
「行きなさい。引き際は心得ているよ、行きなさい。」
ドアを閉める真由美。
中から一発の銃声が・・・。
「お父さん!お父さん!」号泣する真由美。
警官隊が中へ、そして真由美にも手錠をかける。

すべてに幕が降り、たった2ヶ月とはいえ“家族”として
過ごした目高組に、泉は別れを告げる。
佐久間と堅気(表の世界)になる約束をし、
「さよならは別れの言葉じゃなく、又会うための約束なんですよ。」佐久間
とどこかで聞いたセリフ。
そして、指切りして別れた泉。(指切り好きだよね。)

泉は学校に戻り、真由美と暮らし、平穏な日々が流れたそして・・・
4ヶ月が経った頃、電話が鳴る。
佐久間から、野暮用で上京したので、会ってくれますか?と。
喜んで約束する泉。ー吾妻橋の上で4時にー

懐かしそうに浅草の町を歩く佐久間に、馴染みの人が声をかける。
後で立ち寄ると笑顔で答える佐久間。
すると路地で、もめている二人を見つける。
約束の時間まで数分、やり過ごそうとするが、いきなり殴りあいになる二人。
佐久間は放っておけず・・・。

吾妻橋で待つ泉の携帯が鳴る。
「星泉さんの携帯ですか?」
「はい。」
「浅草東署の者ですが、、、
 先程、佐久間真さんがお亡くなりになりました。」
「えっ!?」

胸まで白い布に覆われ、動かない佐久間。
浅草でヤクザの喧嘩の仲裁に入り、刺されたという。
即死だったようだ。
「この人も、、ヤクザなんですか?
 ・・・・そうなんですか?」
刑事は名刺を出す。
そこには
ー上越ハウジング
 糸魚川支店 営業一課
 佐久間 真ー
とある。
そして血のついた封筒を渡す。
宛名は 星泉様 とある。

『お嬢さん、お元気ですか?
 会って身の上話をするのがどうにも照れ臭いので、
一応手紙を書かせていただきます。
 こんな不器用な自分をどうかご理解下さい。
 実は今、新潟県の糸魚川という町で小さな不動産屋に拾ってもらい、
 営業マンというものをやっております。
 まだ一番下っ端で、先輩に迷惑ばかりかけていますが、
何とか凌いで来ましたいえ、頑張って来ました。
 一日も早く、胸を張って一人前の堅気になった姿をお嬢さんに
 お見せしたい一心で、それに、、、
 私は金造さんや武や英樹や健次の分まで生きなければなりません。
 みんなの思いを無駄には出来ませんからね。
 お嬢さんは如何お過ごしですか?
 きっとお嬢さんはこれから色んな事に出会って行かれるんでしょうね。
 お嬢さんの人生は素晴らしいものになると勝手に信じてます。
 私たちに希望を与えていただいて心から感謝しています。
 あなたのお陰で、今、、、一生懸命生きています。
                   佐久間 真      』

「バカーー!
 何で営業マンがヤクザの喧嘩止めてんのよー!
 何で見過ごせなかったのよ!
 死なないって言ったじゃない!
 死んだら罰が当たるって、私に言ってくれたじゃない!」
佐久間にすがり泣く泉。
頬に手をあて、
「何で?何でそんなにかっこいいのよ?
 かっこよすぎるよーー!!」
号泣する泉。

警察を出ると真由美が待っていた。
「私、、、」泉
「家で待ってる。」真由美
ゆっくり歩き出す泉。

『みんないなくなってしまった。
 あの人たちとはたった2ヶ月間の家族だった、、、
 もちろん、あの頃の記憶は今でも鮮明だけど、、、
 全部夢の中の出来事だったようにも思える、、、けど、、、確かに
 あの夏、、、あの人たちと私は
 此処でいっぱい泣いたし、いっぱい笑ったし、いっぱい怒ったし、、、
 精一杯生きてたんだ!
 多分、これからみんなの分まで精一杯生きることが
 私に出来るたった一つの恩返しなんだと思う。けど・・・
 今の私が、あの人たちのいないこの世界で
 その思いに応えられるだろうか?
 あの夏、眩しい位輝いていた5人の人たち、
 たった2ヶ月だったけど、私の心に足跡を残して行った
 愛する5人の人たち、、、
 あの人たちの思いに私は、、、』


「組長!」
振り向くと、5人が並んで微笑んでいた。
「そのままでいいんですよ!そのままのあなたでいて下さい。」
「組長。」金造
「組長。」武
「組長。」英樹
「組長。」健次
「組長。」佐久間
「星泉、頑張ります!」
笑顔でみんなに近付き、並んで歩き出す泉。


終わってしまいました。
やはり佐久間は死にました。(TT)ホントかっこよすぎるよ!
佐久間へのキスはありませんでしたね。
そして、他のブロガーさんの期待!?”和製モンロー”シーンも
ありませんでした。
(映画のオリジナルですかね?あれは。)

『生まれてはじめてのくちづけ?接吻?(キス)を中年の男に
あげてしまいました(!?)
わたくし、愚かな女になりそうです、まる。』ってね!?(確か^^;)
赤いパンプスにセーラー服でしたね。薬師丸さん。
ばばばっばばばばーって子供と機関銃撃つ振りして、ごっこ遊び。
あの後、カメラが引いて行くのですが、スタッフは近くにいなかったらしく、
薬師丸さんは泣いたそうです。撮影秘話。
色々な感情が溢れたとのことでしたよ。最後の最後のシーンで、撮影も最後
だったらしいですし。髪もかなり短くカットしてましたしね。

後、「快、カーン(感)!!」もなかったですね。(煩い!って^^;)
でも正直、まさみちゃんは可愛いし、堤さんはかっこいいし、
それだけで、良かったかな。(安直。)
ただみんないなくなってしまったのが残念ちゃ~残念。

あらすじは『セーラー服と機関銃』公式HPより