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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『今夜ひとりのベットで』 最終話 「君を見つけに」

2005-12-27 18:45:05 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
*この帯の最後にバックナンバーを付けました。
1話からご覧になりたい方はそちらへどうぞ。

友(瀬戸朝香)との約束の場所に向う途中、了(要潤)からの電話で梓(奥菜恵)の
工房に駆けつけた明之(本木雅弘)
連絡しようにも、携帯の電池も切れて、出来ない、工房には既に梓の姿は無く
了も駆けつけた。

倒れた友も貧血だったらしく大事はなかった、、、でも、迎えに来て貰ったのは
玲子(羽田美智子)、、、。

連絡を取る玲子だが明之には繋がらず、友に了から電話が入る、、出たのは明之
電池が切れて、借りている、そして梓の工房に居る事を話す

友の部屋で会う二人。
そこで初めて自分も貧血で倒れ、約束の場所に行けなかった事を話す友
そして、子供に嘘はつきたくないから、父親の事を話したい、
愛されて生まれて来た事を話してあげたいと告白
待ってましたと言わんばかりに、婚姻届を出す明之
「もう一度僕と結婚して下さい。」
友は面食らっている、、、
そんなつもりは無い、
「私、夫は要らないの、、、。」
明之ショック!!

倒れた時もレバーとほうれん草の事ばかり考えていたという
誰かに迎えに来て貰った方がいいと言われ咄嗟に浮かんだのが玲子さん!
明ちゃんの事考えもしなかった、、、
マジ!?待ち合わせしてたのに?
明之又もショック!!
友はすっかり、母モードで夫は要らない、
頼りにしてるのも、離婚経験有りで母の玲子だもんね。


梓から連絡が来る友、心配してるから皆に無事だって知らせてあげてと友

父竜之介からの連絡で再び熊本を訪ねる明之
ただ、遠くに来たかっただけ、、、と言い訳!?

家に着くと、了も居た。
了の母親が家を出たらしい
「例のナースとの事バレちゃったんだって」了
「俺の浮気が20回超えたら家を出るって決めてたんだって、、、
で、21回目だったんだな、、」
「そんなに!?」
「バレてないと思ったんだけどな、、」
人事みたいに聞こえるよ~!いいキャラだ!
「おふくろも良く耐えたよ、同情するよ!」
「こいつさぁ、こうやってさっきから母親の味方ばっかりなんだよー」
「当然じゃないですか」
「お前も!?」

しみじみと外を眺めながら、、
「何で冬に出てくかなぁ、、侘しさ増すじゃないかなぁ、、」
「そうだ!いい事思いついた!」
焼酎を持って来る竜之介
「昼間から!?」

「こいつの話聞いた?」
「いいよ、俺の話は、、」
「職無くした上に借金だらけ、、、
でも、いい子なんだよなぁ、、友達の為だって、、」
「もしかして、梓の、、、」
「だから、もういいの!」
焼酎を飲むがキツクてとてもストレートでは飲めない二人
「これはこのままが旨いの!男だろ!?」

そして、一枚の絵を出した
「そ、そ、そうこれ明之に渡そうと思って、、、
はい、母さん、、俺が昔描いた奴、、いいだろう?」
「母さん、、、」
「へぇーそんな才能もあるんだね?」
明之の装丁家としての才能は父譲り!?
かなりキレイで上手い絵です。


「何か寂しいね、、皆薄めちゃって、明之なんかそれ殆んどお湯じゃない?
了はお茶だし、、」
そろそろ帰ると明之と了
「冷たいね、息子達!、、、でもそれいいだろ?」
絵を見ながら、、
「愛があるよね、、、
泊まって行けよ今夜!?でさっ愛について語り合うってのはどう?」
「はぁ!?」
「愛って良く真顔で言えるよね!?」
「そう?でも大事でしょ、愛は、、、あっ恋についてでもいいけど、、」
「付き合ってあげれば?泊まってけばいいじゃん」
「遠慮しときますよお前こそ泊まってけよおふくろの事だってあるんだから」
「俺は仕事探さなきゃなんないの!」
「俺だって仕事あるよ!」
「もう、いいよ!」
そっぽを向く竜之介何だかカワイイ!!
「そっじゃぁごちそうさまでした」
そそくさと帰る明之、了

梓との約束の為、工房に例のガラスを受け取りに来た友、
梓はまだ帰っていないらしく、千佳(明星真由美)から受け取る友

熊本から戻るとオフィスに俊介
友に明之の事を頼むって言われて、
振られて凹んでると思って来たんだね、きっと。ホントいい人です。
何たって、家訓は”人には優しく”ですから、、


翌日明之のオフィスを訪ねる友
例の梓の作品を持って、梓に思いっきり割ってくれと頼まれたという
「此処で割るの?」
頼まれたんだけど、作品が素晴しくて、純粋に作品に惹かれた明之の気持ちも
理解出来た、だからこれは置くべき所に置きたいと、、
そして、明之の装丁が飾ってある棚を見ると一枚の絵。
「綺麗!これ?、、、」
「あっそれ、、」
明之の携帯が鳴った、了から
「もしもし、、えっ!親父が、、、死んだ、、、?」

にっこり笑う遺影の竜之介
ーこの人は呆れた事に
例のナースのアパートで倒れ意識の無いまま
運ばれた病院で息を引き取ったという
脳溢血だった、、、ー

「昨日は元気だったよなぁー」
「あぁーあれから行ったんだな、ナースのとこ」
「おふくろさんは?」
「美容院行ってる、喪服の着付け」
「喪主だもんな」
「あぁーそれやらないって」
「後の仕切りは全部明之さんに任せるわって」
「えっ!?俺!?」

お経の響く市ノ瀬家、、、
髪の長い女が泣きながらお焼香
それが多分問題のナースだった、、、
何故多分かというと、、他にも何人か訳有り風な涙を流す女性が見受けられ
誰が父の最後の恋人なのか、俺達にははっきりとはわからない、、
全く呆れた親父だ!


遺影を見る明之
干した大根を持って満面の笑みの竜之介
かなり、滑稽です。
友と俊介、玲子姉弟が焼香に来た
ふと、親父は友と気が合ったかも知れないなと思った
ふいに涙がこみ上げて来た
俊介と玲子は仕事の為に東京へととんぼがえりし
妹の弓坂下あずきさんも育ててくれた父に悪いからと
俺達との挨拶もそこそこに帰って行った


夜、遺言状を出す友
断ったのだが、一度は家族だったんだからって、
「子供の事も凄く喜んでくれて、、」友
「そうだったんだ」
開けてみる明之。
通帳の束が出て来た
明之と了それぞれに、何と生まれる前から、、
妊娠がわかった時点で毎月5000円ずつ、
「ばかだなぁ、、今年の夏までだよ、俺いくつだと思ってんだよ」
「はっ本当、こっちが小遣いやる歳だっつうの、、」
遺影を見て
「ありがとう父さん、、」明之
「おい!焼酎飲むか?ストレートで」
「そうだね」

焼酎を飲みながらこの間泊まれば良かった、そっちこそと揉める二人を
友がたしなめる。
「ここで喧嘩するかな!?」
「愛を語ろう何て言っちゃってな、、」
「あの顔で言うんだよ」
「でも、ちゃんと語ってくれてるじゃない、、」

通帳を了に差し出して併せれば借金返せるんじゃないと明之
「渡す相手が違うでしょ」
と友に回す了
「ダメよ、これはお父さんが明ちゃんの為に貯金してくれてたんだから」
「そうだね、子供の通帳は父親の俺が愛情込めてちゃんと作ります」
「明ちゃん、、」
すると、了が重大な事に気が付いた
「ハンコは!?」

袋には通帳以外入っていない、、
「確かこの辺に、、あっあった!あれ!?」
箱の中にはハンコが売るほど入っています、
「そう言えば、よく無くしたって言ってたよ」
市ノ瀬は勿論、友永、弓坂下、、しかも何本も、、
「あっ山本だって、、」
「新顔登場!?」
笑いながらハンコを揃える3人

了の仕事が見つかり「みちかわ」に集まる6人まだ俊介が来ていません
電話が来て、店を飛び出す玲子
「エディが来ちゃった!」
俊介に連れられて玲子の息子エディが来ます
「エディ!!」
「マミー!!」
抱き合う玲子とエディ
「いきなり、タクシーで家の前に乗り付けてさ、、」
「流石、玲子の子供だな!?」
「母をたずねて何千里だよ!?」

「俺も愛します、玲子に負けない位、親父に負けない位、その子の事を愛します!」
と友に誓う明之

クリスマス友の部屋に集う6人
何故か、すっかり仲良しモードな6人、確か皆ライバルだった筈なんですが、、
大人なのね、、(^^;)


そこで、梓は竜之介が死んだ事を知ります
実は工房に来た事があると言う。
了との結婚式の事謝りに来たという。
「あなた、いい目をしてますね、、真っ直ぐに生きる目だ。」
「はい!?」
「だから、もしイヤな事があったら、その目で見据えて、
そんな事殴り飛ばしてやればいいんです。
じゃぁ失礼します。」


「優しいねぇ」
「女にはね、、」

友は又小説を書く事にした。
勿論担当編集者は俊介
梓はNYにガラスの修行に行くと旅立った

年老いた男がかつて愛した女達を回想していくその物語に
俺は父の絵を重ねた

題名ー愛つむぐ女たちー

了は新しいサロンで精力的に働く、勿論友を諦めてはいない
エディとの楽しい生活を満喫する玲子だが、恋愛を諦めた訳ではない
友の担当編集者として、作品を始めに読める事を喜ぶ俊介だが編集者としての
目は厳しく

そして俺は友と2つの約束をした
1つは友の小説家としての復帰作は俺が装丁する事
もう1つは子供の名前は俺が付ける事
しかし、実はこちらはまだ合意にいたっていない

だって痛い思いして産むのは私よー
名前付けるなんておいしいとこだけ明ちゃんが持ってくなんて
許せないじゃない!?
それにもう決めてあるの、、、
男でも女でも明(あきら)
明るいと書いて明(あきら)
明るい明日の明(あきら)


友の復帰作題名は

ーベビーベッドー     吉岡ユウ

帯に

アキラには生まれながらに3人の父がいた
その小さな手に孤独を握りしめ真実を求めて
ベビーベッドを抜け出した少年

と書いてあります。

友は俺の過去と生まれて来る子供の未来を小説にした
その本当の結末はまだ誰も知らない、、、
この俺でさえ、、




終わりました。お疲れ!自分(^^;)
毎回遅れていって、放送日ぎりぎりに前回をレビュー何てざら、、、
目標は翌日レビューなんですけどね、、、
仕事しながらではなかなかでしたw、、
リタイヤした一本を除けばこれで全ドラマ終了です。
最初このドラマ全然動きがなくて、、、??って感じだったけど、、
親父さんが現れてから俄然面白くなった!
俊介と明之の掛け合いだけが楽しみだったのに
親父さんとの掛け合いや、了の性格も変わったんじゃない!?
と思わせるほど(まるで別人!?)という位
いい人になってましたね、、、
あんなに嫌な奴だったのに、、、梓も悪女どころか、ただの女の子に
なってたし、、、いつの間にか、、
でも最後は猫の様にって、、、、ホントに!?
そうも思えなかったけど、、、
まぁ気紛れっぽい所が猫といえば猫!?みたいな、、、
それでは来クールに又、、、



<バックナンバー>
『今夜ひとりのベッドで』第1話
『今夜ひとりのベッドで』第2話
『今夜ひとりのベッドで』第3話
『今夜ひとりのベッドで』第4話①
『今夜ひとりのベッドで』第4話②
『今夜ひとりのベッドで』第5話
『今夜ひとりのベッドで』第6話
『今夜ひとりのベッドで』第7話
『今夜ひとりのベッドで』第8話
『今夜ひとりのベッドで』第9話
『今夜ひとりのベッドで』最終話

『恋の時間』 第9・最終話

2005-12-27 12:42:21 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
*この帯の最後にバックナンバーを付けました。
1話からご覧になりたい方はどうぞ。

9話「運命の一夜」

雪枝(黒木瞳)は山田(宮迫博之)に悟志(伊原剛志)に戻るのだと思われ、
一生懸命否定しますが、山田は聞こうとせず、弾みでキスしてしまいます。
慌てて去って行く山田は近くで見ていた警官に又痴漢と間違われ、連行されそうに
なりますが、雪枝が、機転を利かせて、事なきを得ます。

出勤しようとする雪枝の部屋に美保(星野真里)が訪ねて来る。
悟志から結婚出来ないと言われた、お祝いにもらった
ワイングラスを返しに来たのだった。
大人だと思って、もう終わった恋だと言っていたじゃないかと
雪枝を責める美保
何も無かったと言いたいのだが、会っていた事は事実なので
なかなか否定出来ない雪枝
会社存続の危機にある雪枝にとって一刻の猶予も無い電話がかかって
来るのだったが美保はおかまいなし、、

家を出ていた香里(大塚寧々)が実家から子供達を送り出すと
道の向こうから姑映子(大森暁美)が出て来て
今日から家に帰ろう、お父さん寂しがってるよ、
母を気遣う子供達に、「お母さんにも了解はとってあるから」と
冷たい視線を送って、子供達を学校へと連れて行くのだった。
涙がこぼれる香里
夫との事は仕方ないとしても
香里の一番の気がかりは子供達の事
子供を連れて行かれることは、堪える筈です、、


香里は子供達と離れたショックから、雪枝を訪ねます。
「鳥しん」で久々にはしゃいだ時間を過ごす香里と雪枝
翌日、雪枝は出張でアメリカへと旅立つ、そして香里に
勇一(山口馬木也)ともう一度良く話し合う様にとアドバイスするのだった

香里は勇一の会社に電話をかけるが、もう話す事は無いと
一方的に電話を切られてしまう
途方に暮れる香里の目の前に涼子(野波麻帆)が電話をかけたのは涼子だと
思っていた香里は泣きながら責めます。
ところがそれは誤解で実は密告者はまゆみ(西田尚美)である事が判明し
愕然とする香里
香里さんが羨ましかったの、、素敵な家庭があるのに恋人まで、、、
”隣の芝生は青い”ってよく言うけど
他人から見たら、良く見えるものなんですね、
寂しい現実ですね、、


子供達にクリスマスのプレゼントを買ったが、渡す事も出来ず、
そんな時街角から耕平(大森南朋)のピアノが聞こえて来て
誘われる様に近付いて行くと野外会場でピアノを弾く耕平と会うのでした

子供達へのプレゼントを雪枝に託し、置手紙を残して、出て行く香里
そして、とうとう耕平と一夜を、、、
ベットの中で涙を流す香里、
「後悔してる?」
首を横に振る香里
優しく抱きしめる耕平

アメリカから帰国した雪枝は香里との携帯が繋がらず
実家に電話をかけますが、いません。
自宅に戻ると置手紙、、、
お姉ちゃんにこの手紙を書くかどうか
長い間悩んでいました。
この手紙を読んだら、、、、

1話から冒頭登場しているあの手紙、、、ここで書かれたんですね、、

そこへ山田がサンタの格好でやって来ます
ドアを開けて出て来た雪枝があまりに元気が無いので、尋ねる山田
「妹が出て行っちゃった、、、好きな人が出来たんですって、、、」
山田の肩にもたれて、うなだれる雪枝

此処に来て初めて一線を越えてしまった香里、、、
覚悟を決めたという事でしょうか?



最終話「いちばん大切なもの」

雪枝への手紙を残し、忽然と姿を消した香里、、、
雪枝は山田とあちこち探し回りますが、、もしかして、母の実家の鎌倉かも、、
と、片っ端からホテル、旅館を探すのでした、、
しかし、結局見つからず、、、
会社の事もあり、一番逃げ出したいのは自分かも、、
と山田に弱音を吐くのでした、、、
仕事をしている雪枝さんは輝いている、乗り越えられない試練を神様は与えない
って言ったじゃないですか、、、
涙を流す雪枝を見て思わず
「僕が一緒に乗り越えてはダメですか?」
と告白してしまうのでした。

その頃香里は耕平と海の見えるペンションに来ていた
後悔していないか聞く耕平に、、
後悔ならとっくにしている、、、
初めて会った時から、穏やかな気持ちにさせられた事などを話すのでした
耕平も又同じ気持ちだったのです
後悔しない訳が無い子供達がいるんだもん
母親なんだから、、、
でも、止められない思いなんだろうけど、、
母の前に女で、人間だったって事かな、、、
自分的にはかなり複雑で、共感できない部分もありますが
人がする事だから、、、全て正解はないでしょう、、
それぞれに考えも環境も違う訳ですから、、、


雪枝の会社の存続はいよいよ難しくなり、社員にも就活してもいいとの達しが、、

そんな時ようやく香里から電話が、、雪枝と話す香里、、、
香里の思いを受け止めて、もう好きな様に生きなさいと
背中を押す思いの雪枝だった

母は、二人の名前の事をこう話すのだった
雪枝はね寒い朝で雪が窓の外の木の枝に積もっていてね、、
だから雪枝って付けたの、、、
香里は春に花が匂い立つように咲いていて、、それで付けたのよ、、、
なのに雪枝はいつも華やかで、香里はおとなしい子だった、、
ずっと逆に付けたって思っていたわ、、、
あの子がこんな事するなんて、よほどの思いがあったんでしょう、、
と語る母

「鳥しん」を訪ねて山田を食事に誘う雪枝
しかし待ち合わせの場所に山田は来ませんでした
娘から今年はサンタは来ないのかと電話が来たのだという、、
寂しく「鳥しん」でマスター(泉谷しげる)と過ごす雪枝

ー1年後ー
浜辺で、子供達に大きな袋を渡す香里、
お弁当や洋服が入っているからと、子供達はサッカーの試合があるから
帰るといい、二人を抱きしめる香里
車が待っています
子供達を見送りながら、涙をこぼす香里

歩いて家に帰るピアノの音が流れてくる
母と電話しながら、幸せそうに、近頃は午前中に仕事するの
その方が気持ちがいいんだって、、、
一緒に暮らし始めてから、、、と香里
母は、元より、鎌倉の施設で暮らしている、初恋の人けんじろう(山口崇)
と食事にとはにかむ房子

雪枝は実家で毎度の如く持ち物検品中、、、
なかなか出かけられない、、
ツアコンをしているという、電車に大荷物で乗り込み
急ブレーキで座席に倒れこむ雪枝
ま、まさか!?
倒れた先は山田!?
やっぱり!?
地元に帰って就職したと山田今日は出張だという
雪枝はツアーコンダクターの仕事で7日海外に行くという
それじゃぁと別れたが、、、
同じタイミングで振り向いた
「8日後のイブにあのツリーのところで待ってます!」
「今度はすっぽかさないでね!」
「はい!今度は必ず行きます!」
                        

ようやく最終話までレビュー終わりました。
最後は溜め込んで、2話ずつとなりましたが
お付き合いありがとうございました。
雪枝と山田はようやく恋愛を始めました。
悟志は初回の読み通り、雪枝以外の女が居て、やはりそちらとゴールイン。
子供が、、ってかなりベタでしたが、、、
意外だったのが香里、、、子供達と別れて耕平と
夫が頑なだったから仕方ないにしても
香里の心の動きだけはちょっと読めない部分がかなりありました。
結局、見ている状況や、環境が気持ちを左右するというのはあると思います
その時の自分の状況で、共感出来たり、反感持ったり、、
でも、何が言いたかったのかいまいち見えなかったかな、、、
恋が始まるまでの時間が名前通りに、香里は燃え上がって、、
(っつってもそんなに早くも無かったが)
雪枝は一年も立ってからだから、、、
そんな事!?
手紙にも、”時計が動き出してしまった”、、
とか書いてたし?ね、、
読みも考えも浅くてすみません。
それよりも次回の日曜劇場が気になってw、、、
主題歌流れるだけで、、
切ない気持ちにさせられるんですけど、、、
かなり期待度upです!


<バックナンバー>
『恋の時間』第1話
『恋の時間』第2話
『恋の時間』第3話
『恋の時間』第4話
『恋の時間』第5話
『恋の時間』第6話
『恋の時間』第7・8話
『恋の時間』第9・最終話

『恋の時間』 第7・8話

2005-12-26 17:12:51 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
7話「密会」

風邪をひき、寝込んでいる雪枝(黒木瞳)の部屋に
現れた悟志(伊原剛志)
もう会わない約束をした筈なのに、雪枝の事が心配で
いても立ってもいられない様子の悟志。
帰そうと拒絶する雪枝を抱きしめて「好きだ!」と言ってしまします。
雪枝が風邪で会社を休んでいる事知った山田(宮迫博之)は看病の為
何度も雪枝宅を訪れ、雑炊を作ったり、差し入れしたり急速に縮まる2人の距離。
その時結婚指輪を雪枝のキッチンに忘れてしまう。
しかもその指輪をうっかり雪枝が排水溝に落としてしまう。
意図的みたいになっちゃったよ。


香里(大塚寧々)に恋人がいるとの電話を受けた勇一(山口馬木也)は
その事が気になって頭から離れない。
程なく房子(八千草薫)の退院が同居人がいるならという事で
許可が降りる事になり、暫くは香里の家で面倒を見る事に、、
勇一はいいとはいうものの、しっくり来ない様子。

看病がきっかけで、いい感じになった山田と雪枝
コンサートに出かけようとサザンのチケットを手に入れる山田
勿論かなり無理した筈、プラチナチケットだもんね。

待ち合わせのドーム前、そわそわ落ち着かない山田
階段を上る雪枝、そんな時電話が、、、
他でもない悟志から、、、
会場に向う列から、ひとり引き返し、人並みを掻き分けて
文字通り悟志へと向う雪枝。



8話「心の浮気」

山田(宮迫博之)との約束をすっぽかし、悟志(伊原剛志)の元へ
走った雪枝(黒木瞳)
しかし、罪悪感から、一線を越えることはありませんでした。
翌朝、山田からの大量のメッセージに気付く雪枝。

一方山田は、心配のあまり、警察に張り付いて、事故情報を5分置きに聞く
ので、警官(小林すすむ)も呆れ顔で、「捜索願出しますか?」
そこに、雪枝からごめんなさいの電話。
「無事ならいいんですけど、、」電話を切る山田
かなり、バツの悪い雪枝
山田はピンと来た感じでした、、
ただ来れなかったんじゃないとわかったみたい、、
一晩中心配して、とても可哀想な山田です。


程なく房子(八千草薫)が退院、同居する事になるものの、勇一との不自然さに
気付き、心配する房子
そんな時、姑映子(大森暁美)から香里(大塚寧々)さんの事で話があるから
実家に来てと勇一に電話が、、、
もしかして、お姑さんにまで電話したの?まゆみ(西田尚美)さん!?
電話じゃ言えない!ってかなり怒ってたから、間違いないと思われる。

悟志は雪枝に電話で美保(星野真里)とは結婚出来ない
こんな気持ちのままでは、、、と告白
雪枝は断るものの、その会話を美保に聞かれてしまう悟志

一方香里は母が実家に帰るのを機に子供達を連れて、家を出る。
程なく呼び出される香里、
姑映子にこんな恥ずかしい思いをしたのは初めてです。
あなたはこの家の嫁でも何でもありません!出て行って頂戴!
と冷たく突き放されるのでした。
呼び出しておいて「出て行って頂戴!」ってどうよ!?と矛盾は感じたが
仕方ないか、、、この結果、、









『ブラザー☆ビート』 最終話 「兄貴の結婚式」

2005-12-25 16:59:52 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
*この帯の最後にバックナンバーを付けました。
1話からご覧になりたい方はどうぞ。

結婚式の準備に余念がない知里(国仲涼子)そんな知里のウエディング姿に
うっとりする達也(玉山鉄二)
メガネは外したらどうかと話す式場のスタッフに大事な物だからそのまま出ると話す
知里を見て、お金が無くて延期するとは到底言い出せない達也。
知里の部屋で食事の誘いも断り早々に帰宅

陸(速水もこみち)は銀行に融資の申し込みに行くがあえなく却下、、、
しかし、「でも、、、」と行員がニヤリ、、、

みゆき(岩佐真悠子)は部屋を探す為不動産屋をあたると言う、純平(中尾明慶)
や春恵(田中美佐子)はまだいいじゃないかと止めるが聞かない、、、
心配で付いて行く純平

そこに陸が笑顔で帰宅。
面白くない達也は「お前のせいで、、、、」と始まった
「式の費用の目処も立たないのに、嬉しそうにしてる知里の顔を見てるのが
申し訳ないだろ、、」
と泣きそうな達也

「式だろ!?これで大丈夫だよ!」
と銀行から借りて来たお金を達也に渡す陸
帳簿を見せたら直ぐ貸してくれたと余裕で話す陸に喜ぶ達也と春恵

スーパーでお金が無かった事の経緯を話す春恵事実を知って驚く知里

引出物を選ぶ達也と知里、結婚資金の事を聞く知里にもう大丈夫だからと
話を終わらせてしまう達也

部屋を決めたみゆきに、自分も同じアパートに部屋を借りると言い出す純平
同情はされたくない、、特に純平くんにだけは、、、とみゆき
同情じゃないと否定する純平に
「それ以上純平くんの気持ち聞いても今はどうしようもないから、、、」とみゆき

夕食時銀行から陸に電話がかかって来た
「良く、陸の信用だけで貸してくれたよな、、、」達也
「そうよ、お父さんがこの店始める時なんか土地の権利書出せとか
店の抵当権がどうとか、大変だったんだから、、、」
はっと気付いて
「まさか!?」
ごそごそ探し出す春恵
「無い!?」
電話が終わって部屋に戻って来た陸に家の権利書の事を尋ねる春恵
結局バレて大喧嘩の末、結婚式は延期、
今の式場はキャンセルだと宣言してしまう達也、家族も知里もびっくり

落ち着いた頃を見計らって達也の部屋に来た知里は
「どうして、勝手に決めちゃうんですか?」
「こうなったんだから、仕方が無いだろう?」
「そういう事を言ってるんじゃありません」
「じゃぁ何なんだよ?」
「だから、、、何で自分ひとりで決めるのはどうなんですか?」
「じゃぁ、どうしろっつうんだよ?」
「あたし達2人の結婚式なんですよ」
「わ、わかってる、、」
「わかってません!!何もわかってません!
達也さん私の事何だと思ってるんですか?」
キター来たよ、遂に爆発!
「なっなんだって、、、」
「私、達也さんと一緒に暮らして行く自信無くなったかも知れません、、」
「そ、そんなだったら、じゃぁ考え直せばいいだろう?」
おっとヤバイ売り言葉に買い言葉、、、系!?
「はい!そうします!ゆっくりと考えてみます!」
怒って出て行く知里
以外に頑固な二人ですね。

みゆきの引越し、複雑な純平
途中車を止めさせ、やっぱりひとりには出来ないと純平
春から働くし、2人で暮らして行ける、みゆきの事が好きだから
子供の父親になりたいと純平
「とうとう、言っちゃたね純平くん、、、
そう言われたら私の返事はひとつしかない、、今は断るしかないの、、」
「何で!?」
これから、自分はこの子を産んで母親になる、それでも自分の事が好きでこの子の
父親になりたいと思ってくれたらその時もう一度言って欲しいと、、、
それが、母親になろうとする自分のプライドだと

わかった、でもこれからもずっと傍にいるみゆきちゃんとお腹の子供の事
守って行くと純平

今までの知里との出会いからの経緯を思い出しながら考える達也が来た場所は
プロポーズしたあの観覧車が見える場所、、、
すると、そこに佇む知里。

観覧車に乗る2人、
仕方がないと話す達也に全部達也さんが”ひとりで”決めたんですと
引かない知里
「意外と気が強いんだなぁ、、」
「達也さんだって頑固だし、自分勝手で、、、、」
「ごめん、、悪かったよ、、」
「私も、言い過ぎました、、、」
貯金が少しはあると知里、それはダメだと言う達也にささやかな式でいいし
旅行も何処でもいい、、達也さんと一緒に居られればいいのだと知里
仲直りして2人でもう一度話し合う事にした達也と知里

結婚式当日(結局神前結婚となりました)
神社の前で、既に、不満顔の昭吾(角野卓造)しけた場所だと言い放つ
神様の前なのに、、、
バチあたっちゃうよ?

挨拶に出て来た桜井家の面々に妊婦のみゆきを見つけ、三男の方が先に子供か?
聞いていないと、又ご立腹。
一触即発の春恵と昭吾、、、

披露宴が始まると、鯛が小さいと文句
陸が昭吾にお酌をしに行くと席を立った
結婚式を切り詰めたのは、新婚旅行でニューカレドニアに行く為だと
知里の母(上村香子)が話すとそうか、、と昭吾も納得
所が陸が新婚旅行は”熱海”に2泊だ、知里ちゃんの貯金では
それがギリギリだったと話したから大変!!
我慢の糸が切れて怒り出す昭吾

「甲斐性が無いのも大概にしろよ!娘に全部出させるとは何事だ!」
始めからこの結婚には反対だった、しょうがなく許したのに、最初から
金の苦労をかけるなんて許せないと昭吾
「本当に申し訳けありません。」と頭を下げる達也
「お父さん私がそうしたかったの!」と知里が言っても
「お前は黙ってろ!」と聞く耳無し
春恵も間に入って来るが、結局突き飛ばして事を大きくしてしまった

「本当に申し訳ありません!皆俺のせいなんです!
店の資金に兄貴から借りた金返せなくて、、、それでこんな事に、、」
「やっぱり、原因はお前か!?そんな事だろうと思ったよ!」
「俺の事は何と言われても構いません。親父さんが怒るのも無理ありません
けど、今日はいい結婚式にしてあげて欲しいんです。
今日だけは我慢してあげて下さい!お願いします!」
土下座する陸

「こいつのお陰で親父のクリーニング屋を開く事が出来たんです!
弟も弟なりに頑張っています。
そこだけはわかってやって下さいお願いします!」
2人で土下座する達也と陸

「やめた、やめた!俺も目出たい席で何やってんだか、、、酒でも注げ!」
と2人を起こす昭吾
無事、結婚式も終了。

自宅に戻ってホッとする桜井家。
達也と知里が下りて来た。
新婚旅行に行く前に挨拶したいと皆を集めた。
春恵には父親が死んでから、女手ひとつで俺達を育ててくれてありがとう。と
これからも一緒に暮らして行くと、
私の事なんかいいのに、、、涙ぐむ春恵
知里がそうしたいって言ってるんだと、、春さんじゃなくてもウルウル(TT)
陸には本当に感謝していると、、、長男の俺が親父の店を継ぐべきなのに
お前のお陰で店を再開する事が出来たと、、、
アイちゃん陸を頼む。
純平、お前も春からは社会人だ、介護の仕事で世の中の役に立てる様に頑張れ
それからみゆきちゃんの親に会いに行け、
子供の事心配してない親は居ないんだから、、、と
2人で会いに行くと約束する純平

「それから、今日から俺の嫁になった知里だ。宜しくお願いします」
頭を下げる達也
「宜しくお願いします」
頭を下げる知里

春恵は
これから思った事はきちんと口に出して話していこうと言う
口で言わないとわからない事は一杯ある、だから何でも言い合おう
それで、喧嘩になる事もあるかも知れない、、、
でも、それでも仲直り出来るのが”家族”なんだから、、、


終わりましたね。
頑固な達也と、意外に気の強い知里のやりとりが良かった
父親が頑固だから、そんな男は絶対イヤだと思ってたのに、、、
見る目無いですね!?と春恵に愚痴ってる辺りが最高!
春恵もたじたじで、、、
店長がもう直ぐ寿退社だね?とか言ってニコニコ近付いて来たら、
「辞めないかも知れませんから!」って真顔で答えたりして
春恵、冷や汗ですね。
あれだけ反対した父も許したし、、、
最後は子供には勝てないですね親って、、
春恵が姑だったら私もいいです!何か楽しくやって行けそう!?
あーぁー現実は、、、(;_;)
腹に溜めて置けない性格!?
だから、私は目指します!春さんになれる様に、、、
無理だって声が、、、
頑張れ!自分!。


<バックナンバー>
『ブラザー☆ビート』第1話
『ブラザー☆ビート』第2話
『ブラザー☆ビート』第3話
『ブラザー☆ビート』第4話
『ブラザー☆ビート』第5話
『ブラザー☆ビート』第6話
『ブラザー☆ビート』第7話
『ブラザー☆ビート』第8話
『ブラザー☆ビート』第9話
『ブラザー☆ビート』最終話

『今夜ひとりのベットで』 第9話 「人生のわかれ道」

2005-12-24 17:14:41 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
妊娠の事実を知り、復縁を申し出る明之(本木雅弘)に
子供は自分ひとりで育てると頑なな友(瀬戸朝香)
意地を張っている様にも見える友の態度に
「わかりました、どうぞ思う存分意地張って下さい。
そして、俺や了(要潤)みたいな、たくましい子供を育てて下さい!」
と怒って言ってしまう。

了ではなく別の男の子供を妊娠して了の元を去った舞子(サエコ)が突然了の
サロンを訪ね
「たけちゃん、奥さんと離婚してなかったーー」
「はぁ!?」
呆れる了ですが、そんな舞子を友の部屋へ連れて行きます。
「お姉さんも妊娠してるんですか?」
どうするのか尋ねる友に
「言いたい事はみんなたけちゃんに言った、タケちゃんはわかってくれる」
とあっけらかんと話す舞子
そんな様子を見て帰ろうとする了
察した友は余計な事はしないでと了を責めます
強がらないで、兄貴に助けを求めろと言い残して帰る了
舞子はたけちゃんから奥さんから離婚届けのサインを貰ったと連絡が来たと
大喜びで出て行く
あっけに取られる友

そしてある日友を訪ねて竜之介(岸部一徳)がやって来た。
友に明之と了への遺言状を託す竜之介
断ろうとする友に
「一度は家族だったんだから固く考えないで、、」と話すのです
妊娠の事を竜之介に話す友
何故でしょう、この人は憎めなくて、
しかも、何でも話せてしまう雰囲気を持っています、、
妙な安心感、、、

素直に喜ぶ竜之介そして
子供の父親が明之である事は消して欲しくない、自分がおじいちゃんである事も
否定されてしまうと、、、
「孫、抱きたいじゃない!?」と友に話すのでした

梓(奥菜恵)は父の借金4000万を背負わされて、
今月中に300万払わないと、工房を取られてしまうという危機に陥っていました
偶然それを聞いてしまった了は以前引き抜きの話を持って来た水島に
連絡をとり、サロンの退職金や友達から借りて集めたお金を新店の為に託すのでした
契約金等で3倍の300万にして返すという水島の言葉を信じて、、、

梓にお金の工面がついたと報告する了ですが、明之には話さないでと釘をさされる
そこに、明之が訪ねて来ました

その足で友の部屋に来た了は部屋の前に居る俊介(佐々木蔵之介)と鉢合せ
一緒に友を訪ねる。
父親になりたいと話す俊介
あなたの子供だから愛せると了

しかし、友の表情から全てを悟った様に
「友ちゃんは明之とやり直すべきだ!
大丈夫明之なら友ちゃんを幸せにしてくれる」と言い残して去って行く。
「あんたの、ワンマンショーか、、」了

梓に此処に来るのは最後にすると話す明之
「やっぱり、子供の事気になるんだ、、」
「子供のお母さんの事もでしょ、、、」
「やっぱり捨てられるんだ私、、、」
泣き出す梓
「わかってるもん、いくら泣いたって、抱きしめてくれないってわかってるもん」
「ごめん、、、」
「あーぁー泣いてすっきりした、、今までありがとう」
「ありがとう、僕も一杯君に助けてもらった、
素敵な恋でした、、さよなら、、」
「さようなら、、」
ビール一本飲む時間をもらい、明之への思いを吐露する梓、、、
ちょっとかわいそうな感じもしましたが、、、
明之の心境からすると、、、この結果ですよね、、、
しかし、父を嫌う割にはやってる事が父を超えているかも、、です。


翌日、友に電話しようとすると友から電話が
「今夜、2人で会えないか?」と友
お互い歩み寄った様に見えた友と明之

お金を持って梓の所に行こうとする了ですが、待ち合わせの喫茶店に姿を見せない
水島、、、
新店の予定だった空き店舗に行くと、同じ様に不動産屋と話す男が居るのを見て
初めて自分が騙された事を知る了
愕然とし、梓に連絡します。
そして、明之にも、、、

友との約束の場所に向う明之に
「頼む!直ぐアズのとこへ行ってくれ、工房が大変なんだ!
あいつ、何もかも失くしちゃうんだ、、」
明之の電話の電池が切れて、電話が切れてしまう

慌てて梓の工房に向う明之友に連絡を取ろうにも電池が切れて連絡出来ない
真っ暗な工房の扉を叩く明之
「梓!梓!!」

その頃待ち合わせの場所になかなか来ない明之を心配して電話しようと
携帯を出す友ですが、、
その場に倒れてしまいます。


頑なな友の態度は取り巻く全ての男を拒絶していると言っても過言ではありません。
そして、明之も又、梓への決別を決心したのでした、、、
梓は、明之の前にただの女の子になっちゃいましたね、、、
悪女の面影無し、、、
惚れた方が負けって事!?
恋愛を優位に進めるには、、、この辺の駆け引きが難しい所で、、、
それに比べて、母になった友はここの所誰に対しても
かなり優位な立場ですなぁ、、、母は強し!
そんな友の良き理解者が、親友の真澄であり、玲子であり、元義父竜之介
の存在だったのです。
あんなに嫌っていた父竜之介と次第に距離を縮める明之
そして、自分も同じ様な道を歩こうとしています
葛藤する明之です。
全否定だった父を、認めざるを得ない状況、、、
前回、略奪したのは自分の母と知り驚きますが、その母も既に父を
許していたと知り、又ショック、、、
そして、離婚した妻の妊娠、、
復縁出来ない以上、未婚の母を作る、、
そして、自分と同じ様に父を恨むのかと思うと
居ても立っても居られないのでした、、、
どうにか、復縁したい明之と、、、
何を語るのか、、友、、、
そんな時、又しても二人を妨げる電話が鳴り響いたのでした、、、


『今夜ひとりのベットで』 第8話 「元妻の妊娠疑惑」

2005-12-23 16:48:02 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
すっかり遅れてしまった『今夜ひとりのベットで』昨日最終回を迎えたので
足早に行きます。
「翌日の朝僕は熊本へと飛んだ。父親が嫌いだったとはいえ
流石にちょっと動揺していた。
父が倒れる前に僕に残した留守電メッセージの事、、
誰にも言えなかった、、、」

ー明之、、何かお前に会いたくてな、、、ー


タクシーで病院に到着すると、別のタクシーも止まる降りて来たのは了(要潤)。
受付に病室を尋ねる明之(本木雅弘)を尻目に、、
スタスタ廊下を進んでいく了、、慌てて
「部屋わかんのか?」
「おふくろから聞いてる」
追いかける明之

部屋に入ると、ベットが片付いている
「嘘だろ、、、」了
「間に合わなかったみたいだな、、」明之
すると後ろから「あれ!?」竜之介(岸部一徳)
「親父!?」了・明之
「ちょっと、忘れ物、、、」竜之介
「危篤じゃなかったの?」
「えっ!?あーー奇跡だよ、凄いだろ俺!!」
「奇跡って、、、」

友(瀬戸朝香)に電話で報告する明之、天神様の階段を下りながら話す友
梓(奥菜恵)が階段を上って来た、忘れて行った傘の事を話す友に、
敏感に電話の相手を嗅ぎ取る梓
自分の所を追い出された明之が友の所を訪ねたと知って、嫉妬する梓
「その傘、私が預かります」
「どうしたの?盗った後は盗られるのが怖いの?元気がないわよ」
「それは、友永さんの事取り返すっていう意味ですか?」
「大事な物を守るには、それなりの覚悟と強さが必要よ。
じゃないと私みたいな目に遭うわよ」そう言って去って行く友
ヨッシャー!ちょっといい気分。あれっ私は友の味方?

ラーメンをすする明之と了
「旨いだろ?」竜之介
「しかし、明之が離婚とはねぇ」
「若い女に走ったんだ、、」了
「若い女!?それはいけないねぇ、、」
「あんたに、言われたくないね!」
「何言ってるんだよ!私は了の母親を捨てて、年上の明之の母親に走ったんだよ
若い女に走るのは当たり前過ぎて世の中の女性の反感買うでしょ、、」
ー何?何言ってんのこいつ!?
俺のおふくろが略奪女!?ー


再会して、焼けぼっくいに火がついて了が生まれたと父
愛人の子として肩身の狭い思いをしたと嘆く了
事の経緯を黙って聞くしかない明之(寝耳の水の話だもんね、、)

自宅前で、話を中断する父、お母さんには聞かせたくないでしょ?って(親父ぃ~
今更でしょうが、、、)
了の母親を見るのはあの雨のバス停以来だった
母の葬式にも、御参り出来る立場ではないと来なかったその人は
穏やかで、従順そうな妻だった


了の母がお使いに出ると、気を使って外に出た、、、
話を戻す父
自分勝手な弟に振り回されて離婚する羽目になったと明之
「お義姉さんを抱きしめたのがそんなにいけない訳?」
「おっと、、それはいけないねぇ、、」
「あんたに、言われたくない!!」明之・了声を揃えて
怒って父を責める明之に
「でも、お母さんは許してくれたよ、、」
聞いてないよー
「入院してる時お見舞いに行ったらにっこり笑って、もう許してあげますって、、
近くに恋人居たからかなぁー」
それも聞いてないよー
「あれっ、、久住さんって言ったかな、、、?」
俊介の親父かよ!

そんな時俊介(佐々木蔵之介)は友の職場に来ていた
両親に旅行をプレゼントする為まるでお父さんと同じ道!?

もう帰ると言う了にまだ帰っちゃダメ、お前達の妹の事話していないと父
「まだ、他に子供いんのかよ!?」二人
「イヤー25なんだけどね、、娘っていいなぁって、、、」はにかむ父
呆れて溜息の息子二人
「何処の誰なんですか?その相手の女性は、、」
「会ったのは東京なんだけど、今は北海道に居るかな?
御主人だった人がガラス作家で、、、」

「えっ!?ガラス作家で、北海道、元々は東京で、25才、、、」
「そっアズちゃん!お前達の妹ね、、、
アズちゃんもガラスやってるとか、、言ってたな、、、」
慌てる二人
「アズちゃんって!?あ、、あ、、何アズちゃん!?」
「苗字?、、あーー変わった苗字だって言ってた、、、」

「俺、やっぱ帰るわ!」了
「ちょちょっとヤバイのは一緒だろ、、、」明之
互いに手を引っ張り合う様子を見て
「何?何?仲良いんじゃない?二人とも、、、」笑う父
「だから、その妹の名前は?」
「弓坂下あずき。」

ズッコケて「変わった名前だね?」
「始めて聞いた、、」ホッとする二人
帰ろうとする明之を、もう直ぐアズちゃんも来るから、、と引き止める父
「呼んだのかよ!?」
「だって、危篤だったんだよ!」

親子なんだからという父に
あの雨の日に親父の事は、親子の関係も捨てたと話す明之
結局怒って帰ってしまう明之
「明之と初めて親子喧嘩しちゃった、、」と嬉しそうな父
勿論この時の僕は東京でどんな事が待ち受けているかなんて
知る由もなかった、、、


薬局で妊娠検査薬を買う友を偶然見かけてしまう梓、黙って置けない性格、、
直ぐに確認する、明之の子供なのか、、、
そうなら、直ぐにお返しします、、、
「明ちゃんは物じゃないのよ!?」
自分だって、盗ったとか盗られるとか言っていたと、明らかに動揺している梓
傘を取りに、友の部屋へ付いて来ると言う。
「どうぞ、その前に、買って来たら、、シャンプー、待っててあげるから」
何だか余裕の友。流石、母は強しですね!

東京に戻った明之はその足で、友を訪ねます。
勿論そこで梓と鉢合せ、しかも明之が此処に来るのが見えたと俊介まで、、、
一緒に食事でもと誘うお人好しの俊介、結局、解散する4人

梓の部屋に来た明之に、友さんが雨の中、裸足で追いかけて来たら
友永さんは友さんに行ってしまいそうで怖いと、正直な気持ちを話す梓
優しく抱きしめる明之ですが、、、、
結局今夜も
俺はダメで、、、
梓ははじめて泣いた、、、


そして、その夜友は明之との子供を妊娠した事を知るのだった、、、

雑誌にデカデカと載っている梓
「恋人がすっかり売れっ子で、男のプライドを傷つけられ、
危機を感じて仕事を大量発注!!」俊介
「俺が言ってるんじゃなくて周りが、、、」
ガラス(作品)が写っていないと言う明之にガラス(作品)よりビジュアルで
うけていると知って何故かホッとする明之
物を作る同志の性、、嫉妬、、

友は親友真澄(猫背椿)に「私がどんなバカな事しても、親友でいてくれる?」
と尋ねるのだった、、。
とうとう子供の事を決心か!?

「みちかわ」で飲む久住姉弟
玲子(羽田美智子)が明之に思いを寄せている事を知った俊介ですが、逆に励まされ
「無類の優しさが災いして押しの弱いあんたはだからダメなんだよ、、
幸せになりなさい!頑張れ!」優しい玲子

了は友に電話をかけ「みちかわ」に来て欲しいと誘う、わからないと言う友に
待ってるから、、と了
そこへ、明之と俊介が来た
待ち合わせではないかと勘繰る二人
そこに玲子が登場、、、
3人の狙いが友である事を悟った玲子は
「男3人も居て、姫になれない飲みなんて、、、」と笑い何食わぬ顔で
店を後にする、、
本心を知るのは俊介だけ、、
「姫って一番遠い存在だよな」
「いい女なのにあれがなければ、、」
何も知らない二人は言いたい放題それには俊介もキレた。

「黙れ!この無神経兄弟!姉貴だって傷付く事だってあるんだよ!」
「お前達はホント、寂しい奴等だよ、子供の頃愛されなかったからって
愛する事が下手でもいい、家庭が複雑だって、そうやって理屈つけて
結局人の心を推し量れない寂しい人間になっていくんだよ、、」

「我が家の家訓は代々、”人には優しく”なんだよ、
姉貴はそれを胸に弁護士になった女なんだよ
その姉貴の事をお前が笑うのは一番許せない!」
と明之を睨む。
「何だ、結局シスコンって事!?」
「おい、やめろよ!玲子の事はホントに悪かった謝る」明之
「友ちゃんの事は絶対譲れないから!」と了に一言
そこに友が登場

了に髪を切ってもらう友

梓の元へ向う明之

俊介、さっきは明快な説明をありがとう。
そうです 俺は寂しい人間です、、、
肉親とも、7年連れ添った妻とも
そっ誰かと分かり合おうとする優しさを、、、
俺は持ち合わせていないのです、、、。


梓の部屋に来ても、居心地が悪く、早く帰りたい気分の明之、、、。
何となく察するが、帰したくない梓、、、。

明之のオフィスに俊介が居る。
父から送られて来た大根を持って了が来た。
昨日の事が気になって気持ち悪いからと梓が来た。
そして、あろう事か友までが来た。

5人がそれぞれの思いを胸に顔を揃える事になりました。

これから、友の髪は俺がずっと切る事になったと報告する了
どういう意味か勘繰る二人の男
じゃぁ妊娠はしていなかったのかと尋ねる梓
驚く3人の男達

「居るわ。」
驚く4人
父になると宣言する俊介
勝手だと了
蚊帳の外の明之

「この、お腹に居る子供は、間違いなく私の全てです。
この子にとって私が全てです。
だからこの子は私がひとりで育てます。」
ー母となる人の決意の前に
俺の存在が宙に浮いた
イヤ、ピンボールの様に滑稽な音を立てて消えた
でも、友、ホントにそれでいいの?
イヤ明之、ホントにそれでいいのか?ー



お父さんが出てきて俄然面白くなって来たこのドラマ
脇役はホント重要と痛感です。
やっと、動き出したと言っても過言じゃない展開を見せ始めた
飄々としていてお父さんのキャラが好き
自分の父親だったら、ありえないですけど、、
他人事と思えば、、(笑)
でもある意味あそこまで行くと諦めというか、何と言うか、、、ね!?
しかし、妹の存在はちょっと苦しかったかな、、
先週の予告は本人と思わせましたもんね。
明之は”出来ず仕舞い”でセーフにしても
了は結婚しようとしてた訳だし、、、
これ以上ドロドロは勘弁でしたが、、あっさり解決で、、
予告で楽しませた感じ!?
遊ばれた感じですか、、、自分達、、
それでは9、10話で又。


『野ブタ。をプロデュース』 最終話 「青春アミーゴ」2部

2005-12-21 18:55:49 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
*この帯の最後にバックナンバーを付けました。
1話からご覧になりたい方はどうぞ。

ー2部ー

没収箱から修二の物は無いか、探す横山
トランプを見つけ
「お前の悪い所は全てのゲームに勝とうとする事だ、差し詰めこれだな、、」
とA(エース)を出す
「でも2が一番強いゲームもある」
Aと2を2枚修二の胸のポケットに入れる横山
「俺、何かいい事言ったな、、!」と満足そう
黒木が餞別だと手編みのマフラーをくれた
見るとイニシャルH!?
「あの、俺、桐谷修二でHって、、」
「若いんだから気にしないで、、」
「あっもしかして失恋!とか、、、」
「私も、頑張る!」と去って行く

校長が、財布を出して、
「これで、好きな物食べて、、、」
「ありがとうございます、、」
横山目くばせをしてこっそり「寒い冗談だから、、」
手を見ると、”割り箸”!?好きな物食えってか、、、確かに寒い!


タクシーで駆け付ける母伸子(深浦加奈子)
「ちょっちょっと待った、、」慌てて部屋に入って来る伸子
見せたくない物を隠していたと、、、
「カトマンズ歩いてる時思い出しちゃって、慌てて取りに来たの!」
わざわざ、それだけの為にぃーー!?
「電話してくれたらいいのに、、」悟
「だって、見るじゃない!?」
そりゃ勿論見るわな、、、にしても、取りに来るほどでは、、(^^;)
「いいじゃない、夫婦なんだから、、」悟
にぎってあったおにぎりを一個持って、
「じゃぁ私帰るわ!」
ホントにそれだけの為に来たんかい!?
「今度来る時は新しい家よね、間違えない様にしなきゃ、あははは」
手紙を落として行く伸子。
浩二が拾う
折角それだけの為に取りに来たのに、意味ないじゃん!

「桐谷悟だって」
「俺からのラブレターだ!?」
「自分の中に仕舞って置きたい思い出ってあるんだな?」
「野ブタって呼んでたんだぁー昔、、」
「こらっ子供、、、」
浩二を追いかける悟

終業式を始めます、体育館に、、、放送が掛かる
上着を忘れて教室に戻る修二
教室には野ブタと居眠りしている彰が居た
キャサリン(夏木マリ)が来て「丁度良かったこれ、」
一つずつ小さな人形をくれた
二つ集めると幸せになれるという。
今は一つだからそのうち増やしていって人にも分けてあげられる
大人になりなさい。とキャサリン

平山豆腐店でプレゼントをクリスマスソングに乗せて3人グルグル回す
歌が終わった所で止まったプレゼントを開ける
「何だろうな、、」
あの人形、、、
皆、箱はオリジナルだったのに中身はあの人形
「結局、又、元の一個ずつって事?」

ちらちら降る雪を窓から眺めながら、修二と野ブタしみじみ
「俺さぁ今まで人を好きになるっていまいちちょっとわかんなかったんだけどさっ
野ブタのお陰でわかった気がする、、、
何か一緒に物を食べて美味しかったとか、
同じ景色見てあー一生この景色忘れないんだろうなぁって思ったりとか
何か死ぬほど笑ったりさぁ、時には心配とかもしちゃったりして
後、、もっと一緒にいたいなぁーって思ったりしてさ、、
何か人を好きになるってそういうささやかな事だったんだなぁって、、」

「この先もし俺が誰かの事好きになる度に野ブタの事思い出すと思う!
何か全部野ブタが教えてくれたんだなぁって思い出すと思う、、、
小谷、、ありがとな、、、」
「私の方こそありがとう、ってしか言えないのが悔しい、今思ってる事
全部伝わればいいのに、、、
思いっきり感謝してるからちゃんと伝わればいいのに、、」

「わかってる、、、てか俺も同じだし、、、
ちゃんとまり子にも伝えなきゃなぁって、、、」

校庭を私服で歩く修二とまり子
「何処行くの?」
「海。」
「海?」
「イヤ、行こう行こうってなかなか行けてなかったじゃん」

2-Bの教室
廊下側の窓にはカニや貝が貼ってある、、、
中はパラソル、スイカのビーチボール敷物が夏っぽい感じ
お弁当、、、
「時間がなかったから、、」
お弁当も一緒に食べようと思ってと、、、
「修二が作ったの?」
「そう、、」
波の音が聞こえてくる
「わぁーホントに海みたい、、」
放送室で小豆で波の音を出す野ブタと彰

「寒くない?」
「寒い、でも何か楽しい、、」
「俺ってバカだよな、一杯時間あったのに、、、
まり子と楽しもうと思えばいくらでも楽しめたのにさっ、、」
「そんな事思ってくれてたんだ、、」
「今度会うときはさっもっとマシな人間になってるつもりだから、、」
パクッとお弁当を食べる
「うん!美味しい!」
「本当?美味しい?」
「うん、きっと忘れないと思うこの味、、」
「これさっブロッコリーシュウマイならぬ、俺が考えたんだけど
”ズッキーニえびすり身”、、、」
「本当!?、、」

「小谷さんさっきはありがとう、、」
波の音の出し方を野ブタに尋ねているまり子
二人をまぶしそうに見つめる修二
学校で最後に見たのはまり子と野ブタが楽しそうにしている風景だった
それは何だかとても幸せな気持ちにしてくれた、、
俺と彰は明日もある様に別れて
お互い一度も振り返らなかった、、、


職員室で横断幕を描くセバスチャン、黒木、校長、キャサリン
”胴谷”!?字を間違えている事に気付く黒木
頭を抱えるセバスチャンそこに
横山が桐谷の出発は明日じゃなく今日でしたと知らせに来る
「じゃぁ間に合わないじゃないか」
「良かった、、、」セバスチャン
「えっ!!良かった?」校長
「いえ!良くなかった、、」セバスチャン
ブラインド越しに「グッドラック!」キャサリン(太陽にほえろ、ボス風?)

布団に潜り込む彰
布団を剥ぎ取って「ほら!見送りに行くんだろう?」
「行きたくないぜ!」
「苦しいからって逃げてどうすんだよ、修二と会った事も
全部無かった事にすんのか?うん?
苦しい事を投げ出すって事はさっ楽しかった事も
全部投げ出すって事なんだぞ、いいのか?」
「無かった事になんて出来ないよ!」
「じゃぁ最後まで見届けろよ、なっ!」

引越しの車に乗り込んだ修二の電話が鳴った電話から「左、左!」と聞こえてくる
見ると2-Bの仲間達が野ブタが彰が川原の土手で手を振っています
車を止めてもらって掛けて行く修二
「皆来てくれたんだ、、」
後ろから注入!ポーズの二人、修二も小さく注入ポーズ!
土手の下にはかすみも来ていた
写真を撮る修二それぞれ仲間毎にわかれて撮影
そして最後は全員一緒に「これって、ディスティニー!!」
ありがとう、そう言って車に乗り込み出発
「バイセコー」
「バイバイセコー」
後ろで両手の拳を握り締めハッスルポーズの彰と野ブタ
修二も車の中で拳を握る

ー野ブタパワー注入ー
この世の全てはゲームだ、負けたと思い込んで
途中で降りてしまう奴はバカだ
最後まで生き残ってゲームを心行くまで楽しんだ奴が勝ち
この世は多分そういうルールだ
今度の桐谷修二は何があっても挫折しない!

自転車で来て止まって時計を見て、よしっと気合を入れてこぎ出す修二
「県立網五高等学校」網五?アミーゴって事!?ははははっなるほど、、、

トイレの鏡の前で髪型を撫でたり、落ち着かない修二
出て来て先生に「緊張しちゃって、、」とか言い訳、、
教室に入ると
「東京から来た桐谷修二くんです!」
「桐谷修二です、宜しくお願いします!」
深々と頭を下げ、顔を上げて見回すと後ろの窓際の隅に彰が、、チュッのポーズ
「げっ幻覚!?」
カバンを落とす修二
「どうした?」
「イヤ~緊張しちゃって、、」
「はい、拍手!」

「ウソだぁーー!!」修二絶叫
県立網五高等学校の文字(アミーゴって言いたいんだな、、)

「挫折してしまった、、、」
「よっ!」話しかけてくる網五の生徒
「おっ、あ、あの草野くんっていつ転校して来たの?」
「昨日っすよ、昨日」
「あれ、すげぇよなぁ」
「校庭にヘリコプターで降りて来て、ブッシュみたい、、」
「そう、ブッシュブッシュ」

階段を駆け上ってくる彰、ぶつかりながら教室へ入って来る
「やべぇー”山崎”と”海がめ”がやばい!」
「何処!?」
「体育館!」
一斉に出て行く生徒達
「ちょっやばいんだよ、修二じゃないと、、修二じゃないと、、、。」
「”山崎”と”海がめ”って何だよ?」
引っ張って彰に連れて行かれる修二

笑いながらまり子と廊下を歩く野ブタ
「ちょっちょっと待って、私笑えてる?」
「うん、笑えてるよ!」ポケットから鏡を出して見せる
「ほら!」
廊下を一目散にガッツポーズで駆け出す野ブタ、階段を駆け上がり、、
立ち止まる、、、
「そっか、、、二人とも、、もう、、居ないんだった、、はぁはぁ、、」笑う野ブタ
空席の二人の席を見て窓の外の空を見上げる野ブタ

自転車をこぎながら
「ひとりになったじゃんかよ?」
「野ブタが言ったんだよ、修二と彰!、、二人で一つだってさっ!」
「野ブタが言ったの?」
「私は一人で大丈夫よって」
「あいつ、ホントに一人で大丈夫なのかな?」
「最初の3日は泣くけど、後は絶対立ち直ってみせるのよーんって」
「何、野ブタそんな事言ってたんだ、、」
「あーぁ」
「そっか」
「なぁ、この空のずっと向こうに野ブタがいるんだっちゃ」
「あっあの雲、何か笑ってる様にみえねぇ?」
「あれだよ!あれ!」

同じ空を見上げて
「私、笑える様になったよ、ちゃんと笑える様になったよ」
とポロリと涙をこぼす野ブタ、そして笑顔

砂浜で、
「俺達ってさぁ、何処ででも生きていけんだよなぁー?」
「何!?」
笑って誤魔化す修二
「ドン!聞こえねえでしょうが、気になるだっちゃ」
笑って走り出す修二
追いかけて走り出す彰
海まで入って行ってはしゃぐ二人

ー俺達は何処ででも生きて行けるー



2部になった事見づらくてすみません
「あいのうた」に続き「花男」そして「野ブタ」が最終回を迎えてしまいました
今クールでは一押しだったこの3本が相次いで終わり、、すっかり脱力感、、、
このドラマも初回はイジメが激し過ぎてかなり引き気味だったが主役と
周りのキャラの良さに、、特に彰のキャラが良かったよ!
私が押してるドラマはキャラが生きてる奴ばかりだな、、、こうして見ると自分は
キャラ重視だという事が良くわかった、、、。
でも、転校ってそれだけの幕引きはイヤ!とか言ってましたが
終わってみれば、妙に納得しちゃいました。すいません。
野ブタもまり子といい感じに友達モードだし、2-Bの生徒達がいるから
ひとりじゃないって感じがして安心。
だから、一人ぼっちになる修二はどうなるのかと思いきや、
彰!しかも転校が前日で、来たのがヘリコプターってどんだけ、金持ちやねん!?
高校名が又笑えたね、、始め海の町だからそれで”網”とか思ってたけど
レビューするのに停止してみたら何て読むのかな、、、あみ、、ご、、
?アミーゴ!?はぁーーなるほど!
これもオチかい?みたいな、、
終わってみれば、、、いいドラマだったな、、って感じです
野ブタがそれぞれを変えて行ったっていう感じなのかな?
バンドーとだって、きちんと向き合った結果、虐めはなくなったもんね
最後は(野ブタが休んでた時)早く帰って来いみたいに言ってたし、、
勿論修二も素の自分を出す事に抵抗がなくなっていったようです
おそらく、かすみだって、、、
>この先、人を好きになる度に野ブタを思い出す
って嬉しい言葉です!
教えてくれたのは野ブタだからって、、(泣きそう、、)
まり子に本当の思いを伝える事が出来たのも野ブタや彰のお陰だね
最後にやって欲しい事何でもするって言ってたけど
まり子とのデートのセッティングになったんだねきっと
この友情よ永遠に!です。
ちょっと、中途半端に終わった所もあったが、まぁ許せる範囲という事で
多分想像しろって事なのね、、と自分を納得させました。
主題歌が良かった!何で紅白出ないのか不思議な位、、、
ジャニーズの枠が一杯だったとの噂もチラホラ、、、(わかりませんが、、)
ただ今、着信は(野ブタ)「青春アミーゴ」
目覚ましは(花男)「Wish」
子供達も、少なからず影響を受けて、主題歌や挿入歌には敏感です!
もう!かぶれまくりですね、、、



<バックナンバー>
『野ブタ。をプロデュース』第1話
『野ブタ。をプロデュース』第2話
『野ブタ。をプロデュース』第3話
『野ブタ。をプロデュース』第4話
『野ブタ。をプロデュース』第5話
『野ブタ。をプロデュース』第6話
『野ブタ。をプロデュース』第7話
『野ブタ。をプロデュース』第8話
『野ブタ。をプロデュース』第9話
『野ブタ。をプロデュース』最終話①
『野ブタ。をプロデュース』最終話②




『野ブタ。をプロデュース』 最終話 「青春アミーゴ」1部

2005-12-20 18:30:27 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
ー1部ー

すっかりクリスマスムード。イルミネーションの街並、
そして、平山豆腐店も”ガンモドキ”の文字が電飾だよ!

「サンタクロースが出た!」野ブタ(堀北真希)
「何処で?」修二(亀梨和也)
「マジで?」彰(山下智久)
「夢の中」
「夢かい!?」
「夢の中で、、”欲しい物ありませんか?”」
「で、何て言ったの?欲しい物ぉ」
「そ、それがその時、欲しい物思いつかなかったから、、、
私はいいので、桐谷修二の所へ言って下さい」
「桐谷修二」と書いた半紙をサンタに翳す野ブタの図

みかんをもぐもぐ食べながら思い出して興奮する修二
「出た!俺の夢に出て来たわ!」
「ホント?」
「嘘つき!」
「イヤ、マジマジマジ!」
「で、俺も聞かれたの、欲しい物ないですか?」is,it,now
「イヤ、俺もいいんで、何だったら草野のとこ行って下さい」
寝ぼけた感じでサンタに話す修二の図

「俺んとこって、、、」
「サンタクロース来た?」
「嘘つきか?二人揃って、、、そんな話、、、ねぇ、、全然ある!」思い出した様に
「出た、出たでしょう?」
「サンタクロース何だって?」
「プレゼント”フォー”youするよって」
「ほ、欲しいもんですか、、、カレーパン!」
目をこすりながら、眠そうにサンタに答える彰の図

「カレーパン!?」
「って言いました」
一平(高橋克実)がサンタの格好で、上がって来た
「これ、貰ったから皆で食べな」
商店街の福引の当番でサンタの格好をさせられているという一平
「じゃぁ良い子の皆、メリークリスマス!」
「メリークリスマス!」
「サンタだ!」
袋から出て来たのは”カレーパン”!?
「あっ修二、カレーパン!」
二人とも紙袋をガサゴソ
「サンタクロースが願いを叶えてくれたんだ」
「だね!」
「つうかお前何でそうやって、善意の輪を断ち切っちゃうかな、、
寄りによって”カレーパン”だよ」
「だって、紹介で来たなんて言われてねぇもん」
「そこで、”野ブタのとこに行ってやってくれ”って言ったら、
善意の輪完成した訳じゃん」
「カレーパンに変えちゃったんだ、、」
「折角いい話をお前はカレーパンだよ、、」
「最悪だな!」
「俺、帰るわ」
「私も帰る」
「何で!まだチャイム鳴って無いじゃん」
「ねぇチャイム鳴ってないし、、まだ、、」
「ちょちょっ夢の話じゃんそれっ!大人になれよ!」
引き止める彰を無視して、帰ってしまう二人

「ちょっと、冷たかったかなぁ?」野ブタ
「大丈夫でしょ、大丈夫大丈夫」
ー回想ー
「引っ越すのやだよー」浩二(中島裕翔)
「しょうがねぇじゃんか父さんの仕事なんだから」
「此処気に入ってたのになぁ」悟(宇梶剛士)

「あのさっ」
「ちょちょっと待って、今笑えそうな気がする」
「じゃ、ちょっとやってみ!」
微妙に笑う、でも片方が少し引き攣る野ブタ
「後、もうちょっとかなー?」
「そう、、」
今、何か言いそうだったと聞かれるが、忘れたと誤魔化す修二
ー言えなかった、、、転校する事

今日こそ言う、絶対に言う!ー

屋上に上がって来た修二、二人を見て躓く
「あのさっ!、、」修二
「俺さぁ皆に言いたい事があるのよ」彰
「何で俺の事名前で呼んでくれないの?」
「あれっ?呼んでなかったっけ!?」
「何て呼んでたっけ」
「はっー”ねぇ”とか”ちょっと”とか、、俺は修二と野ブタって
呼んでんのに俺だけそれはねぇだっちゃ!」
「お前、、呼んでっから、、、あれ、、、草野って、、」
「それっ!他人ぽいじゃん」
「えっじゃ何何て呼んで欲しいの?」

「んふふふふ」
突撃飯のしゃもじを持って割烹着の野ブタが”あきら”と呼んでコンのポーズ
想像して、にやける彰
「下の名前で呼んで♪」(団子3兄弟のフレーズ?)
「下の名前って何?♪」(同じく)
「あきら、ショック!」ズッコケル彰
「知らないの?あきら!」
「あーあーあーはいはいはいはい」

「あきらっ!」野ブタが呼ぶ。
びっくりしてのけぞる彰
「怒ってんの?」修二
「あきらっ!」
「もっと、やさしくゆって」
「あきらっ!」
「これ以上仲良くなるのはイヤだ」
「俺の名前呼んでみ?」
「修二、、」
ガクッと彰「優しい、、」
「じゃぁ修二と彰って呼んでみ?」
「修二とあきらっ!」
「俺は誰だ!?」
「もうすぐ別れてしまうのに仲良くなったって悲しいだけだ」

ブンタ(山根和馬)カップルのランチタイム放送を中継する野ブタ
放送が終わると「小谷先輩、サイン!」と後輩が廊下の窓から声を掛けて来た
プールサイド歩いていると前から後ろから生徒達に囲まれ、
すっかり人気者の野ブタ

教室での出来事を見て満足そうに笑う彰
囲まれている野ブタを見て安心して笑う修二

平山豆腐店
サインの練習をする野ブタ、3人同時に
「あのさぁー」
修二が野ブタに促すと、ここまでやって貰っているのに二人には悪いけど
ランチタイム放送を辞めたいと野ブタ
やりたくないなら、辞めればいいと修二
「でも、俺達野ブタを人気者にするって話じゃなかったっけ?」彰
「あきらっ!は、何が言いたかったの?」
「俺はいいよ、やっぱ、、大した話じゃないし」
ぬか床に埋めた”忘れたい事”が気になっているが言い出せない彰

野ブタが
「あきら、、」と初めて優しく呼んだ
諦めた様にようやくぬか壷を出す彰
「何?これ?」
「この中に俺の忘れたい物が入ってるのよん」
封印した壷を開ける
「クサッ!」鼻をつまむ修二
「何これ?ウォー」
紙を取り出す野ブタ、広げると
「生物のテスト、28点!」
「ひひひひひぇ!?何こんなの忘れたかったの?」
「これじゃねぇーあれっ無い!?無いから、お前が先に言え!」
あの写真が見つかりません、なかなか出て来ないので修二に譲る彰

「何だよそれ?」
「俺さぁ、、、年が明けたら、、、引っ越すから、、、だから今学期で、、
この学校とは、、、お別れ?、、みたいな、、、」
手が止まる野ブタと彰
「それは、、、もう、、決まっちゃった事?」彰
「うん、、」
急に立ち上がって下りて行く野ブタ
「野ブタ!?」
「ちょっ野ブタ、いいのかよ?」修二
「マジで引っ越すの?」彰
「う、うん、、」修二

野ブタを追いかけて下りて行く彰
ひとり残された修二、ぬか床を掘ると例の写真(修二を抱きしめる野ブタ)
出て来た
「あいつ、知ってたのに、、、」泣きそうな修二

野ブタを追いかけて公園まで来た彰
「そ、それじゃ寒いっしょ?」
持って来たマフラーをぎこちなくかけてやる彰
ポロポロ泣く野ブタ
「う、上着も持ってくんね!」
持って来るより、連れてけよ、
(あーーこんな時抱きしめる事も出来ません、、彰くん)


桐谷家
「お帰り」
「飲んでんの?」
「転勤ともなるとさっ色々あんのよ、友達と別れの盃ガチン!」
「友達ってさ、作ろうと思って出来るもんじゃないよね、、」
「お前此処に残るか?」
「えっ!?」
「高校も後1年だしさっ下宿か何かこう探して、お前なら大丈夫だろ、、」
「何で?兄ちゃんだけズルイよー」
「そ、そうだよ、俺が居なくなると困る事とかあるでしょう、
あの、、家事の事とかさっ」
「お前って本当に苦労性だな、、、先ずは自分の事考えろっつうの、、」

登校して来る修二を教室のベランダから見て、寂しいのは私達じゃなく修二なんだ
と言う野ブタ
笑って送り出してあげたい
「出来るかな?」と言う彰に
「やる!」と強要

廊下で修二に何がして欲しいか聞き出そうとするが、何も無いと修二
「俺だったら直ぐあるのに、、」彰
「じゃぁ何?」
「野ブタに巫女さんになって貰って、野ブタパワー注入ってして貰う」
「それ!効きそう!」笑う彰と修二
駆け出してカバンを持って帰ってしまう野ブタ
「冗談だよな?」
「冗談だって俺はわかった、、、」

神社の社務所に「頼もうー、頼もうー」
頼もうーって、、
出て来たのは、デルフィーヌ(忌野清志郎)
驚く野ブタ
「何で?」
「此処あたしの実家」
「神主さん?」
「そう!」

自転車を押して歩きながら
「俺だけさぁ残ってもいいって家の父さんが言ってくれたんだよね」
「マジで?引っ越さなくてもいいって事?」
「でもさぁ自分だけ何か好き勝手やんのもなぁって」
「何言ってんの、好き勝手やんの当たり前でしょ、
人として生まれて自分勝手に生きなくてdoする?」

巫女さん姿で、ダッシュして来る野ブタ
振り向いて目が点の二人
「野ブタパワー注入!」
「本当にやってくれたんだぁ」
「マジの介?」
「私何でもやるから、それ位修二には感謝してるから、、じゃバイトの途中だから」
来た時と同じ様にダッシュで走って行く野ブタ
かわいい奴ですぅ野ブタ
「バカだよなあいつ、、」
「だな、、」
きっと凄く嬉しかった筈

ー追いかけられる浩二、いじめられる浩二ー
「やめて、、」夢、、、
修二が気付いて、浩二を見ると、うなされて浩二が泣いていた
「引っ越すの不安なの?」
頷く浩二
「大丈夫だよ、心配すんなよ」
頭を撫でる修二
修二は人気者で居る事にこだわったり、外の自分を演じていたけど
本質的には優しくて、人を傷つけたり出来ない、周りに気を使うタイプですよね


弟が心配だし、やっぱり引っ越すという修二
わかるけど、もっと自分の事考えてもいいんじゃない?と彰
「誰かの為にって事はさ、、自分を大事にしてないって事なのかな?」
「俺さぁ野ブタの為に一生懸命やってる時が一番自分らしかったかなぁって
思うんだ、、お前もそうじゃない?」
指を鳴らして、ビンゴの表情の彰
「野ブタだってさ、誰かを喜ばせ様としてる時が一番何か生き生きしてない?」

かすみ(柊留美)の家を訪ねる野ブタ
「学校出て来ないの?」
「学校行ってら又小谷さんの事虐めちゃうかも知れないし、、」
「いいよ、虐められても、、、蒼井さんのイジワル全部私が受け止める、、、
受け止めてみせるから」
「小谷さんバカだなぁ、、ホント、バカだよ、、」
「だから、、学校来て!」
「考えとく、、」

神社の落ち葉を掃除する野ブタ
境内の絵馬に
ー蒼井さん復帰ー       野ブタ
ー楽しいことがいっぱいー   彰
ーどこに行っても大丈夫ー   修二

子供達が掛けて来て、野ブタにぶつかり去って行く
野ブタよろけた拍子に転びそうになり境内の木の枝を掴んで折ってしまう
そして、転んだどっちにしても転んだじゃんか!

「あーつっ折ったの?」
「これねぇ結構大事なきなんだよね」
「どうなるんですか?」
「バチがあたる!?」
「バチ!?」
「それもねぇ自分じゃなくて自分の一番大切な人にあたっちゃったりするんだよねぇ」
「こ、困ります」
取り合えずその人に渡して置いてと御札をよこすデルフィーヌ
「もうひとつ貰えますか?」
「一番大切な人なので一つしかダメ、ダメ、ダメ、、
こうしている内にも何か起こっているかも、、」
と言われ、慌てて駆け出す野ブタ

呑気に川で釣り糸を垂れている二人
ようやく、探し当てバチがあたっていないか確かめる野ブタ
神社の木の話をして、御札を渡そうとするが一つしか無くて戸惑う野ブタ
「選べない、、」
「俺はいいから、彰にやれよ」
「お前はdoしてカッコいい方ばかり取るんだ」怒る彰
「これ貰ったら、俺がバチにビビってる臆病もんみてぇじゃん、、、
ちょっと待て、もし俺が一番大切な人ならバチ諸に喰らっちゃうじゃんか?」
「どっちなんだよ、お前、面倒くせぇな」
「のこぎり持ってる?」野ブタ
「そんなの、持ってねぇから、、」修二
のこぎりを出す彰ありえねぇよ!

切ろうとする野ブタ
バチがあたるからやめろと修二
「わかった、ごめん」
川に御札を投げる野ブタ
「3人でバチにあたろう」

神社ではデルフィーヌも転んで枝を折った、、、

翌日シッタカ(若葉竜也)が車椅子にグルグル巻の包帯で学校にやって来た
階段から落ちたらしい、バチがあたったってことじゃんと慌てて野ブタに
確認する、彰
「野ブタの好きなのシッタカ!?」
「どうだろうね、、、」
「無きにしも非ず!?」

職員室
「この書類をお父さんに渡してくれるかな、、」横山(岡田義徳)
「桐谷くん、転校なんだ、、」黒木(たくませいこ)
「はい、色々お世話になりました」
セバスチャン(木村祐一)が餞別にとあんパンをくれた

情報をキャッチした教室は修二の転校の話題でざわめいた
階段でまり子とぶつかる修二
転校する事を告げる修二
「これだけは、どうしても自分の口から言いたかった」と修二
何故かまり子の手にもパン?

教室に戻ると転校って本当かと囲まれる修二

「久しぶりだね修二の周りに一杯人がいるの、、」
しみじみ、見つめる彰と野ブタ


2部に続く

『花より男子』 最終話 「最高のラストプレゼント」2部

2005-12-18 18:30:42 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
*この帯の最後にバックナンバーを付けました。
1話からご覧になりたい方はどうぞ。

ー2部ー

スーツケースを出し、荷造りを始める司スーツケース、ブランドはグッチ!
「司!?」
「おー類、丁度これ、片付けたら、お前ん所行こうと思ってたんだよ」
「ふーん、どうして来なかったの?パーティー、、」
「色々と野暮用があってよ、、、」明らかにおかしい司
「そっか、、」
「で、類よ、お前にひとつ大事な頼み事してもいいか?」
「んっ?」
「これは、お前を男と見込んで頼む事なんだけどよ」
「何?どうしたの?」
「まぁ、座れとにかく、りんご食うか?りんご、ほらっ」
りんごを類に投げる
キャッチして
「もしかして、牧野の事諦めんの?」類は微妙に感じ取ってるね、、
「ぷっ何で諦めなきゃいけねぇんだよ!」
「じゃぁ何?」
「言っとくけど、俺はお前に牧野を譲るつもりはねぇからな、
まぁ牧野がお前の事好きって言ったら、、、、
どうしよう!?、、、」
「でっ!俺に頼み事って何?」
「ふっ、、、」笑う司

司との明日の約束に眠れず、洋服を選ぶつくし迷ってなかなか決められない、
恋する乙女ですね、

ようやく決めた後思いついた!

「マジで言ってんの?司?」
「おっ!マジで!」笑う司

一生懸命小麦粉を煉るつくし
一番会いたかった司とパーティーでも会えず、絶対早く会いたい筈、
その気持ちが痛いほどわかるよ。


待ち合わせのカフェで、プレゼントのラッピングを仕上げるつくし
「出来たー。」
「牧野?」振り向くと
「花沢類!?」

「これ、司から、、、」
牧野へと書かれた封筒と、細長い箱(プレゼント)を渡す類
「あいつさぁ、NYに行くんだって、、、」
「えっ!?嘘でしょ?」
「嘘じゃない」
「どういう事?」

「司、母ちゃんから交換条件出されてたらしい」
「交換条件?」

「あの子がもし優勝出来なかったらNYに行って経営学を学びなさい」
「経営学!?」
「期間は3年、もし牧野つくしが優勝出来なくても、この条件をのむなら
牧野家も、あの和菓子屋さんも元に戻すわよ、これなら
牧野つくしが優勝出来なくても、、ふっあの子を救える事になるのよ」


「牧野が優勝するって信じてたから、そんな条件のんだんだと思うよ」
「夕方、プライベートジェットで発つって」
「はぁー何かバカみたい、一人で何も知らないで、ウキウキしてて私、、、
今日さ、1日付き合ってくれない?前は私が付き合ってあげたでしょう?
花沢類が落ち込んでた時、、、だから、今日はさぁ私に付き合ってくんない?」

「それでいいの?」
「だって、勝手に行っちゃうんだよ?仕方ないじゃん」

「追いかけなよ、好きなら何処までも追いかけて行けばいいじゃない、
陰から覗いててそれで満足なの!?あんた、それでも男なの!?」

「そ、それ、、、」
「ふっ、思い出した?成田で俺に言った事、、、」
「最後に自分の気持ちちゃんと伝えたら?、、、、」

類の車で司の所へ向うつくし
「頑張れーー!」車に声を掛ける類
歩き出す、すれ違うカップルの向こうから並木道をこちらに歩いて来る女性
帽子を取ると、
「久しぶり!」静(佐田真由美)
「どうして、婚約の話は?」
「クリスマスは好きな人と一緒に過ごしたいから、、」
走り寄り抱き合う二人

「何だよ、、皆で気持ち伝えろ、伝えろって、、、」
手紙を開けるつくし
ー牧野へー
牧野、元気か?俺はまぁまぁ元気だ
俺は突然だけどNYに行く、経営学の勉強をする為だ
俺は天下の道明寺財閥の跡取り息子だから仕方ない事だ
牧野を最初は何だこの生意気なちんちくりんと思ったが
いつの間にかお前を好きになってた
最初に出会った時からもうお前の事が気になっていたのかも知れない
赤札貼って酷い事したのに
エレベーターで風邪の俺に優しくしてくれた時
お前は優しい奴だと思った
三条桜子の仲間にボコられた時も
あんなに殴られたのは初めてだったんだけど
人は俺に殴られた時こんなにも痛いのかと牧野のお陰で勉強になった
類が帰って来た時は、お前は類の事が好きだから
類と付き合うのかと思ったけど俺はお前を信じてた
俺の仲間もきっとお前が大好きだ
何も出来ないビンボーで庶民でどうしようもないお前だけど
T・O・Jで優勝させてやれなかったのは俺の責任だ
でもお前は最高だ!流石俺が認めた女だと思う
後残念だったのは、お前に生の土星を見せてやれなかった事だ
俺とお前は星占いでいうと一緒の土星人だから
多分、楽しい時も苦しい時も一緒の運命共同体だ
だからお前に土星をプレゼントしようと思う


「星占いだったんだ、、土星人、、、」
プレゼントの箱を開ける、、土星のネックレス
俺が初めて女に渡すプレゼントだから
失くしたらブッ殺す!


道明寺、プライベートエアポートに着くつくし
でも、お前と居ると本当にいつも楽しかった様な気がする
だからお前に会いたくて帰ってくるかも知れない
けど、一度決めた事だから、帰らない様にする
お前も頑張れ!俺も頑張る!
じゃぁ又な
道明寺司より

ガードマンを突っ切って、SPに協力してもらい、通路を走るつくし

飛行機に乗り込む、楓と司
金網を越え、滑走路に入るつくし
ゆっくり動き出すジェット
必死で追いかけるつくし
「道明寺!」
「道明寺!!」
「道明寺!!!」

「牧野!?」走るつくしに気付く司
「止めなさい!、、、西田、、、わたくしサングラスをロビーに忘れて来たみたいだわ」
「見て参ります」
楓はサングラスかけています。
慌てて下りる司
笑う楓

「何やってんだバカ!勝手に入り込んで来て!」
「バカはどっちよ!何で私に何の相談もないのよ?」突き飛ばすつくし
「何でもかんでも自分で決めて、いい加減にしてよね、、」半泣きのつくし
「悪かったよ、、、似合ってるなそのスカート、、、」
夕べあんたの為に選んだんだよ!
「私、大事な事、、、道明寺に何も伝えてなかったから、、、」
「大事な事?」

「ありがとう、、、いつも、、、いつも、私を信じてくれて、、
思ってくれて、、本当に、、、ありがとう、、、」泣き出すつくし
手のひらの土星のネックレス「これもありがとう、、、」
「へっ、、」笑って、ネックレスを取り、つくしに後ろからかけてやる司

「俺は更にすげぇ男になって戻って来る。お前が頼んでも一緒にいてやれねぇ
位パワーアップしてるから、、
でも、今もこれからも、これから先ずっと
お前だけが俺の認めた女だと思うから
牧野とは一緒に居てやる。嬉しいだろ?」
「ありえないっつうの!」泣きながら答えるつくし
「嘘つけ!お前俺に惚れてんだろ?」

「惚れてるよ!バカでわがままで自己中の道明寺に惚れて、、」
グッと抱きしめる司
涙が止まらないつくし
夕日をバックにくちびるを重ねる二人、、、
優しく抱きしめる司

機内でつくしのプレゼントの箱のリボンを嬉しそうにほどく司
笑顔の楓
何だか嬉しそうな西田

プレゼントを開ける椿

「メリークリスマス」静、類レストラン二人でケーキのロウソクを吹き消す

茶会の帰り、和服の美人と歩いていると、優紀に見つかり走って逃げる総二郎
追いかける優紀

買い物袋を両手に抱えたあきら
満足そうに笑って振り返る桜子

ツリーの横で一番好きな人の写真を見つめ笑う女将

百合子、えりか、美奈子の3人組は合コン!?

「メリークリスマス!」3人で小さなケーキのロウソクを吹き消す牧野一家

つくしの作った司の顔のクッキーを取り出して笑う司
しかし、真顔になり
「へたくそ!」
振り向くつくし、、、がっ立っているのは初めて司と待ち合わせした
恵比寿ガーデンプレイス時計広場
司から貰ったネックレスを握り締め、笑顔で歩き出すつくし



とうとう終わってしまいました(T0T)
来週から、花男メンバーに会えないかと思うとかなーりさみすい
絶対、第2弾!?SP希望!でございます。
楓が反対してないから、2弾は無理としてもSPは絶対作って!
同じメンバーでお願いします!
回を追う毎に司のキャラクターが滅茶苦茶好きになりました。
乱暴な所もあるけど、単純で何て愛すべきキャラなんでしょう!
司にはホントに、白か黒しかない!(原作より)
好きか、嫌い、中途半端やグレイはないんだよ。
正直で真っ直ぐでつくしへの思いも常にストレートだった
誰であろうと、つくしを傷付けるものは許せない、ただそれだけ、、、
愛する者を守りたいだけ、、
そして信じる事、、優勝を疑わない司がまさにそうでした
だって、ありえないでしょう?フツー。
ラスト3話位は司にメロメロだった自分です、、(*^^*)
(おいそこしか見てなかったのかよー?)
原作のマンガと追いかけっこしながら堪能しました。
ドラマ始まった時は8巻までしかなかった”完全版”も10巻まで来ました
後予定的には20巻までなので、買い続けます!
急遽決まって始まったドラマらしく、、撮影が14日と放映2日前までと
かなり強行だったらしいけど、近頃のマンガ物の中で
私の一押しになりました!
ホントは許されるなら、もう1.2話欲しかった欲張りでごめんなさい。
SPを待ってるよ!




<バックナンバー>
『花より男子』第1話
『花より男子』第2話
『花より男子』第3話
『花より男子』第4話
『花より男子』第5話
『花より男子』第6話
『花より男子』第7話
『花より男子』第8話
『花より男子』最終話①
『花より男子』最終話②

『花より男子』 最終話「最高のラストプレゼント」1部

2005-12-18 16:16:15 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
ー1部ー

ティーンオブジャパン2005コンテストが始まった。
なかなかトイレから戻って来ない司(松本潤)を気にする総二郎(松田翔太)
類(小栗旬)あきら(阿部力)「”あいつ”も緊張してんだろ?」

「あのキレイな人は西門さんと何か関係があるんですか?」優紀(西原亜希)
「司の許婚!」
「許婚!?」優紀と女将(加藤貴子)
頑張れ!牧野つくしの横断幕を持った牧野一家父晴男(小林すすむ)母千恵子
(石野真子)弟進(冨浦智嗣)
その後ろにF3、見守っている筈の司の姿がなく、不安になるつくし(井上真央)

「何だ?お前等、何者だコラッ!?」
拉致された車の中でようやく猿ぐつわを解き起き上がる司、でも手は後ろに縛られた
まま
「すみません、お坊ちゃま、落ち着いて下さい」振り向く西田
「西田!どういう事だ、コラッ!!」と頭突き

「美しさ、知性、良妻賢母に象徴される人間性を存分に披露して下さい。
ティーンオブジャパン2005ここに開幕します。」
審査委員長山中みなこ(伊藤かずえ)

今年は例年に無い審査を一次に持って来たと司会者
「何でもいいから、1分間で特技を披露して下さい」と、、
「はっ!?」面食らうつくし
「いきなり、サプライズだね」類
「此処で、半分がふるい落とされます!」
「おいおい、聞いてないよー」つくし

「あーあうぉーあぁーーわかりましたーー」西田の耳をかじる司
「代表が結果が出る前にお伝えしたい事があると、、」
「ふざけやがって、あのくそババァ!」又、頭突き

1分間で特技を披露していく生徒達
百合子(瀬戸早妃)2重綾跳び!?あや乃(酒井彩名)バイオリン
桜子(佐藤めぐみ)は新体操のリボン
「何気に三条桜子もやるじゃん」あきら
「やっぱり若い子の方がいいんだよねぇ」女将
「そうじゃないですよ!」

「やばいなぁーもうどうしようー?」途方に暮れるつくし
「次、牧野つくしさん、あっスタンバイの方宜しく、、」
呼びに来た男性スタッフを見て閃いたつくし、ニヤリと笑う

「何もこんな時に無理矢理連れて来る事なじゃないですか?」椿(松嶋菜々子)
「どうせ、優勝なんて無理なのよ」楓(加賀まりこ)
「そう思ってるのはお母様だけです」
「ふふふふふ」

舞台にスタッフと一緒に出て来るつくし
「おいおい、牧野何やるつもりだ?」
「私は、皆さんに痴漢撃退法を御披露します」
「ミスコンで男っぽさアピールして、どうすんだ?」
「はは、結構、面白いかもよ」
「お願いします!」
後ろから抱き付いてくるスタッフに肘鉄、背負い投げ、向って来た所を蹴飛ばして
倒れた所にエルボ!?ぐったりするスタッフに「大丈夫?」
盛り上がる会場。

「司はつくしちゃんと出会って変わったんです」
「はぁあなたは一体何が言いたいの?」
「彼女を思う司は本当に大人になりました、人を傷付けても何とも思わなかった
司がつくしちゃんを愛する事で人間らしさを取り戻したんです」

一次の合格者が呼ばれる会場
「永林学園、栗巻あや乃さん、英徳学園、三条桜子さん」

「つくしちゃんの素晴しさをお母様はまだ知らないだけです」

「英徳学園、牧野つくしさん」
「えっ!?」
「えっーー!」会場
「自立した現代女性像をアピールして第一次関門突破です」委員長
「よっしゃー!」
「やったー」
前に出て行くつくしを、恨めしそうに見る百合子

「椿さん、立場を弁えなさい、ふふ、もしあの子が優勝したら、何でもあなたの言う事
聞くわ、でもあの子は優勝出来ない、それが現実よ」
睨み合う二人

「代表!」
ぐるぐる巻きにされ台車で連れて来られた司怪しまれるよ、、絶対!
「司!?、、」心配して手をかける椿
「椿さん下がりなさい!こうでもしなきゃ私の話も聞かないでしょ?」
わかるけど、それにしてもやり過ぎだってば!
猿ぐつわのまま睨む司

二次審査は用意した衣装の中からひとつ選んで着こなしてもらうというもの
「ファッションチェックかよ!?」つくし
「あの子バーゲンの争奪戦で鍛えてるから可能性あるんじゃない?」千恵子
「あれ、全部パリコレに出品されてた奴だね、、」
「パリコレ!?」振り向く牧野一家

衣装選びは3分間、即選んで持って行くあや乃
「流石あや乃、あいつに取っちゃ普段着みたいなもんだもんなぁ」
「牧野大分迷ってんなぁ」
「何がどうなってんだこりゃ?」
「ほーら、時間切れになっちゃうぞー」会場から声が笑いに包まれる会場
「あーぁもうこれでいいや!」

「どういうつもりだよ、俺は牧野を見守ってやりてぇーんだよ」
「あや乃ちゃんがいるのよ、あの子が優勝出来る訳ないでしょ」
「は、牧野はどんな逆境も跳ね返す女だからな!」
「じゃぁもし優勝出来なかったら、、」
「はっ!?」
「優勝出来なかったら私のいう事を聞きなさい」

控え室で衣装をラックにかけるつくし
「牧野さんおめでとう!」百合子
「あっありがとう、、」後ろからこっそり衣装を盗るえりか(深田あき)美奈子
(松岡恵望子)
「優勝したら道明寺様のお母様からお付き合いのお許しが出るんでしょう?」
「あっ!別にそういう訳じゃ、、」こっそり衣装を返す二人
「英徳の人間はみーんな知ってるわよ、英徳の代表として私の分まで頑張ってね」
にっこり笑って去って行く3人

「あのーご挨拶遅れて申し訳ありません、私栗巻あや乃と申します」
「あつ牧野つくしです!始めまして」
「失礼ですけど、牧野さん司とはどういうご関係ですか?」
「道明寺さんが夢中になっている人です!」桜子
「あっイヤ、、私は、、」振り向くと衣装が切り裂かれている
「えっ!えーー!?」

「優勝したらあなたの言い分を飲む、優勝出来なかったら私の言い分を飲む
何か問題あるかしら?」

ズタズタの衣装を見て「大丈夫?牧野さん、、」あや乃
悩むつくし

「あの小娘が優勝するんでしょ?だったら何の問題もないわね!」

「ありえないっつうのー」
あや乃はモデルの様にビシッと決めた
「流石、貫禄だな!」
「西門さん、実は昔好きだったりしました?そうなんですか?」優紀
たじたじの総二郎

「ちくしょうー」衣装を加工するつくし
「英徳の牧野さんスタンバイお願いします」
「あっはい!」焦るつくし

「わかったよ、」
「男に二言は無いわね?」
「てめぇこそ、吠え面かくんじゃねぇぞ!」
出て行く司
笑ってガッツポーズの楓

桜子に続いて、つくし登場、どよめく会場
「何だありゃ、衣装破きまくってるぞ!」
「この状況でも牧野家をアピールしてるわ」してねぇよ!
「いい気味」
「これで、落選確実じゃない?」
「いいよ、牧野これ結構いけるんじゃない?」類
「えっ!?」総二郎、あきら

「トレビアーン!」
会場一斉に「えっ!?」
世界的デザイナー審査員のアーサー・スミス氏が大興奮
「何て言ってるんだろうあれ、」
「呆れて果てて怒ってんのよあれ!」
「いや!滅茶苦茶褒めてる!」総二郎、あきら

二次審査も無事通過、桜子は落ちた
「しかし、牧野良く通ったな、偶然だろうけど」あきら
笑う類
知性の審査は英語のスピーチお題は「恵まれない子供達」
「恵まれない子供達!?」つくし

控え室で放心の桜子
「牧野さん、素敵だったぁーさっきの着こなし」
「あっありがとう」
「凄い機転が利いててホント感心したわ、でもね、私はこの大会で優勝する為に
戻って来たの、司の婚約者として、、もし司があなたに夢中になっているって言うのが
本当なら、あなたに負ける訳にはいかないけど、正々堂々頑張りましょう」
手を差し出すあや乃、握手するつくし
それを見ている桜子

「つくしちゃん」
「桜子、、」
「日本語で原稿作ってるの?」
「うん、それから英語に訳そうと思って、、」
「手伝うよ、、私ほら、海外長かったから、、」
スラスラ書き出す桜子
「栗巻あや乃さんって道明寺さんのお母様の推薦みたい、、」
「あっそうなんだ、、でも素敵な人だよねぇ、道明寺のお母さんが選んだだけの事は
あるっていうか、、ふっ」
「つくしちゃん絶対優勝してね、本当に応援してるから」
「桜子、、」
「栗巻あや乃がライバルじゃキツイから」ってそっちかい?
「えっ!?」
「あの人が優勝して道明寺さんとどうかなったら思いっきりマズイでしょ?
つくしちゃんが優勝してくれればまだ、挽回のチャンスあるじゃない!」
ってどっちにしてもねぇーよ!
「はっ!?」笑うつくし余裕の笑顔ですね。

ロンドン留学中のあや乃のスピーチは完璧、審査員も頷いている
つくしの番がやって来た
自分と家族について話すつくし社宅を追い出されそうになっている事でも家族が居るから
いいと、恵まれない子供達に必要なのは暖かい家族だと思うと締め括ったつくし
「いい事言ってんじゃん」類

ファイナリストは二人。「先ず一人目は栗巻あや乃さん!」
そしてもう一人はじゃんけんで決めると言う委員長
「輝ける女性に不可欠な途轍もない勝負運を是非とも見せて頂きたい。」

「最初はグー、じゃんけんぽい、あいこでしょ!」
つくしのチョキ以外、3人パァー
「あっ!はっ!!」
「ファイナリストは牧野つくしさん!」

「よし!」
「やったー」
「残っちゃった」
「おいおい、納得いかねぇよ」会場
「そうだよ、審査員真面目にやれよ!」
「さっきの衣装もボロボロだったしなぁー」
会場からブーイングの嵐
「何か裏で手ー回してねぇーか」

「おめぇらうるせーぞ!コラッ!」メガホンで叫ぶ司
「一流の女を決める大会なんだよ!庶民は黙ってろ!」メガホンを脇に投げつけ叫ぶ
「道明寺、、、」
「牧野ーそのまま突っ走れ!俺は此処に居るぞー」
笑顔のつくし
複雑な表情のあや乃

「何処へ行ってたんだよ、行こうぜ!」迎えに来たF3
「俺、此処でいいや、緊張してっから」
「司、もしもあや乃が優勝したらどうすんの?」類
「俺は牧野を信じてる」

最後の審査は良妻賢母、「特別審査員どうぞ!」
子供達が歓声とともに出て来た
30分間遊んで貰って、どちらが楽しかったか選んで貰うという
あや乃は早速駆け寄り「皆さんこんにちは!」「こんにちは!!」
「じゃぁお姉さんに付いて来て」「はーい」

「やば!」つくし
「完全に出遅れてる」女将
「皆さーんこにゃにゃちは!」
「何、こにゃにゃちはって、」
「バッカじゃないの?」
「ははは、、」
「皆さん、行きますよ」あや乃
「ムカつく」
「即効なめられてる!」総二郎
「子供にもわかるのかな?」あきら

モニターで様子が映し出される別室
「牧野ーぼやぼやすんな!」
振り向くと真っ直ぐにつくしを見る司
「お前らしくやりゃぁいいんだよ。」
頷いて駆け出すつくし

別室ではあや乃のピアノで子供達が合唱していた
「おっつ、最悪な展開だよー」と入って行くと
「お前の家ビンボーなんだって?」
「はっ!?」
「何か、芸出来ねぇのか、ビンボー人」
「もしかして、能なしか?」
「まるで、F4だ!」
「あんた等いくつ?」
「7歳!!」
「私なんか17歳なんだよー」
「おばちゃんって事か?」
「何で自慢してんの、このビンボー人」
「このバーカ!」
「こいつ等、、」

モニターつくしの大画面に
「自分で稼いだ事もないガキが調子こいてんじゃねぇよ!」
と4人の頭を小突く
「えーー!」会場
「どっかで聞いた事ない?今のセリフ」総二郎
笑う司

「あっち、行こうぜ!」チビF4
「どうせあんた等、家でTVゲームばっかりやってんでしょ?あんた等に
こんな事出来る?」
と剣玉をやり始めるつくしあまりの上手さにチビF4も「すげぇー」
「俺だって出来るよ、そんなもん、、」
「やってみなさいよ」
おそるおそるやるが、当然の如く出来ない
「ぷぅーあーぁふっ」こんなのも出来ないなんて所詮あんた等も子供よねぇ」
「あーはははっあーはははっ」
「あの子カメラの存在忘れてない?」千恵子

三輪車、ボール、次から次ぎへと駆け回って遊びまくるつくしとチビF4
「お前ばばぁのくせになかなかやるな、ぜいぜい」
「あんた等もガキの癖になかなかやるわねぇぜいぜい」
あや乃といた子供達も
「何か、あっち面白そう」
皆掛けて行く
「つくし今度はこれやろうぜ!」
「わかった、わかった、ねぇあや乃さん一緒に手伝って貰えませんか、私一人じゃ
体が持たないんで」
「えっ?あーうん」

「一緒にはじめちゃった、、」総二郎
大縄跳びを始める二人と子供達
それを見ていた司「やっぱお前が最高だぜ!牧野」

それでは特別審査員の皆さんどちらのお姉さんが楽しかったですか?
走って行って下さい」

「どっちも好き」「私も」「私も」
「どっちか選ぶなんて出来ない」

「おいおい、これはもしかしたら、もしかするか?」
「前代未聞だな」類

協議の結果今までの総合点でグランプリを決定する。
「総合点じゃ厳しくないかい?」
「いや、わかりませんよ」
「どっちの転ぶか」
「神のみぞ知る」
神妙な顔の司、つくし

「栄えあるティーンオブジャパン2005のグランプリに輝いたのは、
栗巻あや乃さんです」
「負けた、、、」つくし
肩を落とす皆
目を閉じ、唇を噛締め天を仰ぐ司

「優勝の栄冠は栗巻あや乃さんに輝きましたが、特別審査員の子供達は引き分けを
選択しました、そこで特別賞として牧野つくしさんには賞金100万円を贈呈致します」
会場がスタンディングオベーションそしてつくしコール
涙がこぼれるつくし
じっと見つめてふっと笑い会場から出て行く司

「代表、栗巻あや乃さんが優勝しました」
「当然でしょ」

みんなに祝福されるつくしだが、
「準優勝じゃ何も変わんないんだよね」
「そんな事無いよ」
「これからの事はこれから考えよう」
「明日は明日の風が吹くってさ」
「俺達いつでも力になるからさ」
「よし!今日の所は牧野の準優勝パーティーと行こうぜ!」
「よし、F4主催でパァーっといくか!」
「道明寺は?」
「さっきまで会場に居たんだけど」

「優勝おめでとうあや乃さん」
「ありがとうございます」
「これからも、司の事宜しく頼むわね」
「叔母様」
「何?」
「司に相応しいのは牧野さんかも知れません」
「やだ、あなたまでそう言うの?」
「大会で優勝はしましたけど、会場は皆牧野さんを認めていました、、、
司が牧野さんを好きな理由がこの大会を通して良くわかりました。
今の私は司の婚約者だと胸を張って言えません」
あや乃を見つめる楓

イルミネーションの街を一人歩く司

「牧野、準優勝おめでとう!」
紙吹雪とクラッカーの中歩くつくし
「あれっ道明寺は?」
「ちょっと用事済ませてから来るって」
「そう、、、」ちょっと寂しいつくし

勝ったのにイライラする楓、
「お母様、、」椿が入って来る
「約束は約束ですよ」
「わかりました、私の力不足でもありましたし、でもつくしちゃんを見ていて
思ったんですけど、人の心を動かすのはやっぱり人の心なんですね、、」
笑顔の椿
「それでは、ごきげんようお母様」
真顔で襟を直す楓

「本当にごめんなさい」百合子、えりか、美奈子
「やっぱり、衣装破ったのあんた達だったんだぁ」
「でも、最後には牧野さんに本当に感動して、」本当に悪い事した風?
「でもさぁあの衣装のお陰で二次審査通過した様なもんだし、、」
やっぱりと言う顔の類、総二郎、あきら
「そうよねぇ!」3人
「はっ?」
「じゃぁ私達も心置きなく参加してくわね!ははははっ」
「おいおい」

未完成だったあのパズルを部屋で作る司

楽しむ皆を余所に、壁にもたれて司を待つつくし
それを見ていた類が走り出す

パズルを完成させる司、笑顔の中に強い決心の表情
「遅いなぁ道明寺、、、」着信
「おー!」
「おーっ」
「ふっ」
「あのね、、私、、、優勝出来なかった」
「見てたぞ、ずっと」
「ホントごめん、色々応援してくれてたのに、、、」
「イヤ!流石俺が認めた女だと思ったよ、、、」
泣き出しそうなつくし
「それで、明日なんだけどな、、、お前の時間を買いたいんだ」
「えっ!?」

「400万出すから、牧野つくしのクリスマスイブを俺にくれ」
あたしも言われたいよ!お金じゃなく言葉だけでもいい、、
「な、何言ってんの?」
「それで、準優勝の賞金合わせたら500万になんだろ?」
「ダメだよそんな大金!」
「もう払っちまったから、お前の親父が借りてたサラ金に」
「嘘でしょ?」
「本当だよ、それでちょっとバタバタしててな、、、今日はそんなこんなで、
そっちには顔だせねぇんだ、、」
「でも、、やっぱり、マズイよ、、」
「だから、明日は俺様に付き合え!」
「うん、、でも本当にいいのかな?」
「いいんだよ!明日代官山にあるフレンツってカフェに2時でどうだ?」
「はぁーわかった」
「じゃぁな、、」
「うん、じゃぁ、、」
「牧野!?」
「うん?」
「今日は余裕でお前がNO1だったぞ!」
「、、ありがとう、、」
つくしを思って泣きそうな笑顔の司
司にそう言って貰えた事が何より嬉しそうなつくし

優紀に連絡が入り、千石屋の取引先が皆戻って来たという喜ぶつくし
帰宅すると父がいきなり会社に呼ばれて、復職、しかも2階級特進の課長職で
迎えるという、社長(みのもんた)
大喜びの牧野家。

ラストは2部で

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