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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『弁護士のくず』 最終回 「愛と金」

2006-07-01 18:23:22 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
結婚式を目前にして突然銀行を辞め、カレー屋を始めると言い出した
笹野(坂本昌行)の元へ、婚約者・みはる(畑野ひろ子)から
慰謝料請求の内容証明が送られてきた。

笹野は慰謝料の支払い方の相談で、九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)の
元を訪れる。武田は、
「みはるが銀行マンという肩書きで結婚する・しないを決めるのか」
と憤慨するが、笹野は
「自分が悪いから慰謝料の支払いを進めて欲しい」と頼む。

ところが、みはるの代理人から500万円の慰謝料では納得がいかないと
言い出したと聞き、何度かやり取りするうちに結局裁判で争うことになってしまう。

一方、裁判中に突然みはるが白石事務所を訪ねてきた。
「慰謝料の件で」というみはるを、武田は双方に弁護士が入っているので
本人と直接交渉出来ないと帰してしまう。

何のために訪ねて来たのか気になっていた矢先、武田のところにみはるが
睡眠薬を多く飲みすぎ病院に運ばれたと連絡が入る。

あわてて病院へ駆けつけた武田は、笹野から解任を言い渡される。
自分を責める武田は・・・。

公式HPより

事務所で、ピンクレディーの「UFO」の練習をする、夕花と武田。
鉢巻で熱血指導する徹子、フサフサを持って応援する、くずと白石。
弁護士会の納涼浴衣祭りの出し物らしい・・・。
何だか、凄い熱の入れようの徹子。
「法廷よりも力入ってるんだからね!」白石
「法廷よりって・・・」武田
「余興の練習のつもりが、徹子ちゃん世代だから火がついちゃって・・・」
「僕には出来ません・・!!ミーちゃんのステップは僕には高度すぎます!!」
「これはね、ここの新人弁護士が避けては通れない道なのよ!!」と徹子
「これぐらい出来ないなら、弁護士なんて辞めちまえ!」とくず
「これからの司法制度改革で、弁護士の数も増えるんだから、
 歌って踊れるに越したことはないですよ。」白石が言う
(歌って踊れる弁護士って・・・)

「売りのない弁護士は、依頼が来なくなるかもしれないわよ!」と徹子。
「俺、転職しようかなー?楽でお姉ちゃんがいっぱいいて、金が儲かる
仕事がいいなー。」とくず。
「くず先生は弁護士の仕事に品位と誇りをもっと持って下さいよ!」と武田。
キラリン!(効果音)
「バカヤロウ!俺ほど仕事熱心で上品で、誇り高い弁護士は、おりゃしまへんで~!」
(カメラ目線で、ポーズ。)

一転、相談室でいびきをかくくず。
蔑んだ目で、くずを見た後、依頼人の笹野と話し出す、武田。
銀行を辞めて、カレー屋を始めようとしたら、婚約を解消され、慰謝料請求の内容証明が
送られて来たのだと話す笹野は自分が悪いので、お金を払って欲しいと、準備よく
請求額の500万を持って来ていました。

慰謝料を持って相手方弁護士雨宮の事務所に出向くふたりだったが、依頼人の元婚約者
みはるがもう100万、合計600万に金額を変更してきたらしい。
金額が不当だと話す武田。
しかし、くずは
「払いますよ!600万」
と気軽に受けてしまう。
「何言ってるんですか!依頼人に何の承諾もなく!?」
「いいじゃん!俺の金じゃないんだし!」と笑顔。

雨宮と電話で話すみはる。
依頼通りになりそうだと言われると、途端に顔色が曇り、
「私、600万じゃ納得出来なくなりました。700万円支払うように
伝えてください。お願いします!」
そう言い電話を切ってしまう。
受話器置いた左手の薬指にはダイヤの婚約指輪が・・・。
「ほんと!それぐらい貰わないと、気が済まないわよね!
 大事な一人娘を傷物にした、とんでもない男だもの!」
みはるの母親がテーブルにお茶を置きながら叫ぶ。

「将来の夢」と書かれた原稿用紙を前に、一行も進まない美月。
鉛筆を鼻の下に挟んで、眉間にしわ。
「眉間は幸せの通り道だからね。あんまりしわ寄せると、
幸せにしわ寄せがきちゃうよ。」とくず。
「宿題でね、『将来の夢』っていう作文書かなくちゃいけないの。」
「あー。ナースかスッチーか、ミニスカポリスがいいんじゃない?
 男の子にモテるよ!」
「モテなくても、やりがいのある仕事につきたいの!」
「うーん。そういう危険な発想していると、加藤徹子先生みたいに
売れ残っちゃうんだよ!」

「ハックション!」
徹子がいつもの居酒屋でくしゃみをする。
飲んでいるのは「百年の孤独」という名の焼酎。(爆)

ベランダに出ながら美月がくずに質問する。
「何でお父さんは弁護士になったの?」
「うん?お金が儲かりそうだから!」
「じゃあ何で今全然儲かってないの?」
「仕事ってーのはね、なかなか思い通りにはいかないんだよ。」
「女弁護士、カッコいいよねー!”逃げる場所は、ありませんよ!”」
「あれ面白いよなー。俺もあっちに出たかったな~!」
微笑みながら顔を見合わせ、カメラ目線で、二人一緒に、
「逃げる場所は、ありませんよ!!」
(決まった~「7人の女弁護士」(テレ朝)の決め台詞。)

笹野に慰謝料が700万になったと伝えると、
「700万!?」
一旦驚くが、それで彼女の気が済むなら・・・と受ける気らしい。
そんな笹野にくずは今度は800万って言って来るかも知れないよと忠告。
裁判で話し合った方が金額が下がるかもと提案される。
武田が開業資金は1円でも多い方がいいですよね。と言うと
「開業?」と言いかけて、
「そうですね。」
慌てたように認める笹野。
興味深そうに見つめるくず。

ー第一回口頭弁論ー
被告が会社を辞めた理由について、元上司に証言してもらう雨宮。
融資資金の回収を命じられていた笹野はその指示に従わず、左遷され、その後退職した
とのことだった。
更に、雨宮はカレー屋を始めると言う笹野にブーケガルニについて聞いたり、
原価率や、客の回転率について質問するも、答えられず、シドロモドロの笹野。
夢のために会社を辞めたなどと言っているが、無責任に仕事を放棄し、左遷が耐えられず
辞めたのだと指摘。
武田が婚約を破棄してきたのはみはるの方だと話すと、
笹野の方だと言われてしまう。
笹野に確認すると、そうだと答え、武田は。愕然
くずは
「ありゃりゃ、こりゃりゃ・・。」と笑顔

裁判所を後にする際、ソファに腰掛けるみはると偶然鉢合わせしてしまい、
バツが悪そうなふたり、しかし、くずはみはるの指の婚約指輪を見逃さなかった。

笹野が本当のことを話してくれなかったことにショックを受ける武田。
自分から言われたより、自分が振られた形の方が、彼女が傷つかないのではないかと思ったと笹野
次で巻き返そうと前向きな武田に、くずが彼女が金に汚いとかそういう、マル秘エピソード
などが欲しいと茶化すと、
笹野が本気で怒った。
たった一人、一生一緒に生きていこうと決めた女性なのだと・・・。
くずはそんな笹野を見つめる。
そして、コーヒーを取りに武田が席を立つと、
どうして、貸し剥がしをしなかったのか聞いてみるのだった。
「あまり、言いたくないんですけど・・・」話し出す笹野

笹野が帰った後、いつものようにトランプを取り出したくずは武田に
「お前の直感力をテストするどっちがジョーカーだ?ジョーカー引いたら負けね。」
ジョーカーを引き当てる武田。
「しもうた~!」

白石が武田に、単独の依頼も受けてみてはどうかと提案、徹子や夕花に励まされ
喜び、俄然張り切る武田。
すると、くずは後は任せたと出て行く。

そこに、みはるが単独で訪ねて来た。
双方に弁護士が立っている場合は、相手方の弁護士に内緒で直接交渉することは
禁じられているのだと話し、雨宮に連絡を取ろうとする、しかし、みはるは
決まりがあるんですねと言い残し、そのまま追いかける武田を置いて、去って行く。

徹子といつもの居酒屋で飲んでも、その事が気になって仕方がない・・・。
すると笹野からみはるが病院に運ばれたと連絡が入る。
この一件以来、不眠に悩まされていたみはるが睡眠薬を多く飲みすぎたということだった
武田は責任を感じ、しかも、笹野に弁護士を解雇されてしまう。

くずに解任の報告に行く武田、落ち込む武田に生きていたからセーフだとくず。
人の生死をゲームのように言うなという武田の胸倉を掴んで、
「人が死ぬことにビビったら、弁護士なんて続かねーんだよ!弁護士のやり方一つで、
無期懲役か死刑か、1人の人間の生死が決まることだってあるわけだ!」
「責任が重い仕事だっていうのは、弁護士を志した時からわかってましたよ!
 でも・・・」
「医者だって患者を全部救えるわけじゃねーよ。弁護士だって10人のうち
1人救えりゃ御の字なんだよ!」
「9人は、死んでもいいってことですか!?」
「それでも続けるか、放り出すかは、人、それぞれだ。」
それだけ言うと、くずは武田を置いて去って行った。

もう一度みはるの病室を訪れる武田、しかし、みはるの母から人間として最低だと罵られ、
更に落ち込む武田。

事務所の相談室で白石と話す武田。
「それは、弁護士を辞めるってことかい?」白石
「まだ、決めたわけじゃないんですけど、
 僕には、弁護士の仕事は荷が重過ぎるようで・・・。」
「お前辞めんの?」顔を出すくず。
「な、何ですか、いきなり!」
「あのね、新人が暗い顔をしてお話がありますって時は、
 辞める話に決まってんの。ねー、白石先生!」
「うん、パターンっていえばパターンだからね。」
「よし、1クールか。俺のどんぴしゃ勝利!掛け金倍額!」
「掛け金?」
何とくずと組んだ武田がいつ辞めるのか、事務所の仲間が賭けていたらしい。
「白石先生まで・・・」
「いやいや、あんまりね、頻繁に新人の先生が辞めていくからさ、慣れっこっていうか、
それを楽しむ余裕が出てきちゃったんだよ。」
「お前今更辞めませんなんて言うなよ!俺のどんぴしゃ賞がチャラになるから!
 ああ、ついでにバッジも、没シュートね!」
「・・・・・」
「何だよ。泣いて引き止められると思ったのか?」
「・・引継ぎは、ちゃんとしますから。」
白石が武田にカバンを渡す。
「・・・お世話になりました!」
武田が出て行く。

裁判所への道すがら、すれ違う人並みの胸の弁護士バッチに視線をやる武田。
裁判所の石垣の前に初めて立った時のことを思い出す。
「くずさんが、此処じゃないかって。」徹子
「さっきのこと本気にしたの?冗談に決まってるじゃない!」
「僕は、本気で悩んでいるんです。」
「九州男児は、辞めろって言われたら、辞めませんって言うと思った、
 そんなに単純じゃないか・・・。」
「裁判関係者が死に掛けた上に、僕は・・・解任されたんです。」
「みんな、武田君に辞めてほしくないのよ。この仕事は、やりきれないことが
次から次へと起こるから、時には、勢いを付けて乗り越えていかなくちゃ!」
肩を叩くと、触れた体を離し、
「僕は、今の状況を勢いで乗り越えられるほど、強くも鈍感でもありません。」
裁判所から出てきた国光に、
「今日はいつものコンビじゃないんだ、若先生?」と言われると、
「もう、コンビじゃありません!」
そう言い去って行く。
「国光さん、ちょっと付き合ってもらえませんか?」徹子

笹野がアパート似帰ると、前の公園で子供たちと遊ぶくずに気づく。
「どうも!」とくずが挨拶する。

徹子と国光は武田をスナックに連れていく。
「話はわかったけどさ。何も辞める必要はないんじゃないのか?」
「僕には、人の命を奪うかもしれないほど責任のある仕事は、向いてないんだと思います。」
「武田君。前にも話したわよね。くずさんと私が法廷で戦ったこと。」
「加藤先生が昔、会社の命令で、恋人を訴えたっていう裁判ですよね。」
「ノースアイルトン証券総務部企画室長・永見栄治の裁判だな?」
「永見は、社内で慣例化していた、不正な資金流用が、政治家への賄賂の為の
資金であることを掴んで、マスコミを通じて内部告発をしたの。
政治家絡みのスキャンダルになりかねないことだけに、会社はそれを絶対に認める訳には
いかなかった。だから永見を、職務規定違反で解雇して、名誉棄損で訴えたの。」
「もう5年になるかなー?」国光。
「絶対に勝てるはずがないと誰も引き受けようとしなかった、永見の弁護を
引き受けたのが、くずさんだった。」

ー法廷ー
証人尋問を始めるくず。
しかし、証言を約束していた証人は黙ったまま。
川田弁護士がほくそえむ。
「何も、お話することはありません。」
「田岡さん!?」
くずが川田と徹子を睨む。

更に、徹子は川田に差し出された永見の手帳を証拠として提出。
横領金額のメモと、不正入金を証明する伝票が・・・。

「全ては彼を陥れる為に、会社側が仕組んだことだった・・・。
裁判には私たちが勝った。」徹子
川田弁護士に誉められるも、浮かない徹子。
そんな中、くずに礼を言っている永見を見かける。
「本当に、ありがとうございました。」
「負けたのに、礼なんて言わないでくれ。裁判は勝たなくちゃ意味がない。」
「でも私は、くず先生のお陰で、救われました。言いたいことが言えて、すっきりした。」
「俺はほとほとこの仕事が嫌になったよ。」
「アメリカでは、内部告発者のほとんどが職を失い、17%は、家族を失い、
15%は、離婚し、10%は、自殺しているそうです。先生が、弁護をしてくれなかったら・・
きっと私は・・・生きていられなかった。先生は私に、命を与えてくれたんですよ。」
くずが顔を上げる。

「私も、あのくずさんにだって、弁護士を辞めたいと思った時があったのよ。」
「加藤先生は、それからずっと、くず先生が好きだったんですね。」武田
国光が酒を吹き出す。
そこへ、くずがやって来た。
「あー。辞めたい人がいる。」くずが茶化す。
国光が席を勧めると
「そんなしけた面子と飲むのはご勘弁!」
店を出て行く、後をが追う武田。
「大丈夫かしら?」徹子。
「さあね。」国光。
微笑む徹子。

並んで歩く武田。
「何だよ?」
「弁護士は、人の命を奪うこともあれば、人に命を与えることも出来るんですね。」
「どこかで聞きかじったこと言ってんじゃねーよ。」
「昔は結構熱かったじゃないですか!」
「俺も正直、人の人生を左右するような仕事はしたくない。でも、自分がクビ突っ込むことで、
そいつの行く道がちょっとでも明るくなるなら、首突っ込んでみようと思うだろ?
信頼と尊敬。責任、誠意、名誉。弁護士には守るべき立派なお題目がある。
けどそれにがんじがらめになっていたら、人の腹の底なんか見えやしねー。
弁護士はこうあるべきなんてことより、なりふり構わずに目の前のやつをなんとかしてやろうと思って 
突っ走ることの方が、何倍も意味がある。躓かないことより、何回躓いても直ぐに
起き上がることだ。失敗した時、どう行動するか。それがお前っていう人間なんだよ。」
「僕・・・もう1度笹野さんに弁護をさせてもらうように、頼みます!」
「その必要はないよ。」
「でも、」
「だって笹野、もう一回お前に弁護頼むって言っているし。」
「本当ですか!?今度こそ、慰謝料の額を押さえられるようにちゃんと期日までにはきっと。」
「慰謝料、1円もはらう必要ねーよ。」
「どうしてですか?」
「法廷は嘘付き合って損得争うだけの場所じゃねーんだ。言えなかった
本当の気持ちをぶつける場所でもあるんだよ。」
「本当の気持ち・・・。」
「それを引き出すのがお前の仕事。」
くずはそう言い、武田に弁護士バッジを放り投げた。
手の中のバッジを見つめる武田。

ー法廷ー
被告人席に立つ笹野。
武田は退職直前の貸し剥がしを何故しなかったのか質問する。
その前に、同じケースの仕事があり、その後一家心中したらしい。
責任を感じる笹野、そして左遷を機に退職、彼女を自分のいざこざに巻き込みたくなかった
と話す笹野。
雨宮の横で聞き入るみはる。
「この男は決して無責任な男ではない。責任を感じているからこそ、
婚約を破棄したんだ。あんたのことを思っているからこそ身を引いたんだよ。」
みはるを指差すくず。
「他に女が出来たわけでもない。ましてやあんたを嫌いになった訳でもない。
本当は別れたくなんかないんだ。あんたと同じように!あんたも別れたくないから、
いつまでも解決できない要求を押し付けてきたんだろう!?」
「金盛さん、男っていうのは、本当にどうでもいいことに敏感で、肝心なことに
鈍感なんだよ。左手、見せてくれる?」
みはるが左手をそっと見せる。
「あんたは裁判中も、ずっと、婚約指輪をつけたままだった。
あんたは最初の裁判の時から、ずっとこの男にサインを出していた。
いくら頑張ったって、別れることを認めないなんて判決は出してくれないんだよ。
離婚訴訟じゃないんだから。慰謝料はもしかしたら取れるかも知れない。
でもそれでおしまいだよ!いいのか、それで!」
「・・・嫌です!裁判辞めます!」
泣き出す、みはる。
「原告は訴えを取り下げると言っています。もちろん、被告も、同意します。
裁判長!未来ある、二人の為に。」
「原告代理人は、取り下げを検討されたらどうですか?」
「・・・わかりました。」雨宮が力なく答える。
くずは鼻の絆創膏を外し、武田のほっぺにくっつけた。
一瞬むっとする武田だが、鼻に貼りなおし、嬉しそうに微笑んだ。

『さよならコスプレキャバクラパートⅡでまた会いましょう!店長真崎より』
最後のキャバクラで大はしゃぎのくず、武田、国光。
ビンゴを出した武田は、水着のキャバ嬢に囲まれ
「オッパイが、イッパイだー!!」絶叫!
「お前なんか、やっぱり弁護士辞めちまえ!!」
「辞めません!あー、弁護士やって良かった良かった!アッハッハッハ!」
「お前は言うことコロコロコロコロ変わりすぎるんだよ!」
「それはくず先生でしょー!?」
「何だとー!!」

「お前ら結構いいコンビになったなぁ。」国光
するとふたり揃って、
「どこが!」カメラ目線。

スーツのまま寝ている武田、目覚ましを止め、暫くしてから起き出して、
「遅刻だ!遅刻だ!しもうた~しもうた~!」畳で滑って転ぶ武田。
同じく白のスーツでソファに眠るくずを美月がフライパンを叩いて起こす!
「酒臭っ!お父さん!遅刻するよ!」
又横になるくずの腰を足蹴りする美月。
起きて、テーブルの上の作文を開く、
「私の夢は弁護士になる事です。」
「又、こんなもてない仕事を~!」と言いながら笑顔のくず。

笹野とみはるが揃ってお礼にやって来る。
此処に来ていなかったら別れていたかもと笹野。
仕事が見つかったら結婚すると言う。
「幸せな人を見ていると、何だか、自分も幸せになれる気がします。」徹子
「気がするだけじゃまだ遠いなー。」くず。
「あ、そうだ。そろそろ、武田君と手を打ったらどうなの?」白石が夕花に言う
「いやです。絶対に!それに、この事務所は私がいないと、事務が務まりませんから!」
「そうそう。この事務所は夕花の尻で持ってるようなものですからね。」
くずが夕花のお尻にタッチ!
「最後だから、他の所も触っちゃおうかな!?」と夕花を抱え相談室へ白石も
行く。
徹子に礼を言う武田。
「私、今回のことで思ったのよ。弁護士っていうのは、仕事と言うより、
 弁護士っていう生き方なんだなって。」
「生き方・・・。」
「これからも頼んだわよ、九州男児!」
「僕、この事務所に入って本当に良かったです!」
「あれ!弁護士バッジは?」

公園で、カップメンに玉子を落とすくずと武田。
その後ろではいつもの着ぐるみ。
「あいつも仕事が辛いのかねー。働きすぎなんじゃないのー?」くず。
着ぐるみが頭の部分を外す。
「はぁ・・・。ズバっ!!」(みのもんた!)
「やっぱ、仕事はズバっとやらないとな。ズバっと!!」くず。
「あ、そういえば、僕の弁護士バッジ知りません?昨日キャバクラで落としたかなー。」
「ったく、せっかく返してやったのに。」
「あ、僕の弁護士バッジ!返してくださいよ!」
「嫌だね。」
「二つ持っててもしょうがないでしょー!」
「じゃあさ、ジョーカーじゃないほうを引いたら返してやろう。
2枚一緒に取るとどちらもジョーカーだった。
「ジョーカーは、2枚ある。二度と騙されません!」
「やっと見えてきたか。」
「はい!」
「人の腹ん中詮索して、自分さらけ出して、弁護士ってーのはホント恥ずかしい商売だよ。」
「正義と真実を追い求める。いい仕事じゃないですか!」
「正義と真実なんか追っかけたって裁判は勝てないの!」
「くず先生だってかつては正義と真実の為に戦ったじゃないですか。」
「なんじゃそりゃ。
 あれ、もしかして、徹子ちゃんの昔の彼氏の裁判の話?
 あれ、相当美化してるから、7割がた妄想だよ。」
「妄想?」
「婚期逃したまま40にもなると、 女ってーのは自分で勝手に物語り作っちゃうから怖いんだよ。」
「ちょっと!加藤先生の悪口言わないで下さいよ!」
「何で?」
「僕、加藤先生が大好きです!」
「あれー。結婚でもする気?」
「はい!」
「うわぁー。もう、不幸になるよ!人生終りだよ!でも、おめでとう!
 じゃあもう、コイツもいらないね。ポイ!」
くずは武田の弁護士バッジをカップメンに入れてかき回した。
「あー!僕のバッジを!!何てことするんですか。この!弁護士のくず!!」
「弁護士のくずです!よろしくぅ!!」
追いかけっこするふたり。
何故か木の陰から徹子が微笑みながら見ていた。

エンディングの後、オープニングの倉庫の扉に戻って行くくずと武田。
「又やるから、見てね!」
「待っててね!」
「武ちゃんはもう出ません!」(笑)
「出ますよ!!」(笑)
扉が閉まる。
(爆笑ですね!)
もう決まったのかしら!?
HPチェックしなくちゃ!

<キャスト>

九頭元人(くず もとひと) (40) … 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ) (28) … 伊藤英明
小俣夕花(おまた ゆうか) (26) … 星野亜希
国光裕次郎(くにみつ ゆうじろう) (48) … モト冬樹
白石誠(しらい しまこと) (60) … 北村総一朗
加藤徹子(かとう てつこ) (39) … 高島礼子

秋野美月(あきの みづき)・・・村崎真彩

<ゲスト・キャスト>
笹野優司 ・・・坂本昌行
金盛みはる ・・・畑野ひろ子
みはるの母 ・・・田島令子
雨宮弁護士・・・西岡徳馬

川田弁護士 ・・・佐野史郎
(九頭が弁護した内部告発の被告)
永見栄次・・・小木茂光

犬の着ぐるみ・・・みのもんた

『おいしいプロポーズ』 最終回 「あなただけを愛してる」

2006-06-28 17:29:50 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
道造(橋爪功)が春樹(小出恵介)と鈴子(長谷川京子)の
交際を巡り言い争いをしたことが原因で倒れてしまい緊急入院する。
春樹は道造が入院している間、道造の代理を務めることになり、
鈴子のことを思いつつも仕事に忙殺される。

道造が倒れたことを気に病んでいた鈴子はそんな春樹の姿を垣間見て、
春樹のことを思いつつも二人の関係に不安を感じていく。

そんな矢先、鈴子の元にミチル(サエコ)が現れる。
ミチルは鈴子の不安に追い討ちをかけるかのように
春樹と自分の婚約パーティーの招待状を鈴子に突きつけ去っていく。

数日後・・。鈴子はマネージャー(西村雅彦)ら従業員の仲間たちと
内装工事をし終えた店を訪れるが、なんと新装された店も春樹の計らいで
バンビーナという名を付けられていた。

マネージャーらは新生バンビーナで働けることに大喜びするが、
そんな皆に鈴子はバンビーナを辞めると、自分の新たな決意を告げる。

そしてその夜、もう一つの決意を胸に秘めた鈴子は店に春樹を呼び出し、
春樹に以前作った思い出の料理"片思いのスープ"を振舞い、
春樹に自分の決意を告げるが・・・。

公式HPより

道造が春樹と自分との交際のせいで、倒れ、入院した。
責任を感じる鈴子・・・。
そして、春樹もまた、迷い悩むのだった。
翌朝、春樹の秘書・大河内(おおかわち)が社員食堂にやってくる。
そっと鈴子を呼び出し、道造の容態は落ち着いたが倒れた事は内密にと告げます。
そして、仕事が忙しい春樹にランチを運んで欲しいと言うのでした。

ランチを運んだ鈴子、仕事に忙殺される春樹は、鈴子に5分だけでも此処にいて。
と鈴子を引き止めるのでした。
笑顔で腰掛る鈴子ですが、その顔から直ぐに笑顔は消えて・・・。
社食に戻った鈴子を待っていたのは、ミチルからの婚約パーティーの招待状だったのです。
マキはミチルを止めようとしますが、鈴子は静かに話を聞き、そんなに春樹が好きなのかと・・

その夜、鈴子の兄・徹が鈴子たちの部屋で暮らす事になり、マキが姪で徹の子供である
ちはるにふたりの交際を告げようとしていた。
その時鈴子に電話が
「ああ俺。今ひと段落したところ。」
「お疲れ様。」
「何してたの?」
「お兄ちゃんがうちで暮らすことになったの。それでみんなで、
一緒に引越し蕎麦食べてたの。」
「へぇー。楽しそうだね!」
「もしもし?どうかした?」
「ううん。」
「ねえ、会いたいな。」
「今日も、会ったじゃない。」
「二人っきりで、もっとゆっくりと。不思議だなぁ~、心の中で思っていることが
ちゃんと言えてる。君といるとさ、自分のことが好きになれそうな気がするよ。」
「・・・」
「じゃあ又かけるね。」
「うん。」
春樹がくれたストラップを見つめ、切ない表情の鈴子・・・。

翌日、婚約パーティーのチケットを見せられる春樹、直ぐにでも道造に抗議に行きたいが
その道造が不在のため、仕事に追われ、身動きが取れない、鈴子は昼食を届けにやって来るが、
春樹のいつになく真剣な表情、そして、株主たちを説得する、その仕事振りを見せ付けられ、
頼もしい反面、春樹の置かれた立場を考えずにはいられなくなるのでした。

鈴子は道造を見舞います・・・。
(道造、本当に大した事がなさそう、見舞いが来たら慌ててベッドに横になる。)

ほどなく、店の改装は終わり、スタッフは新店に顔を出します。
するとそこには、「バンビーナ」の看板が・・・
春樹の計らいで、新店の名前も「バンビーナ」になっていたのです。
マネージャーを始めスタッフが喜ぶ中、鈴子もまたひとつの決心をするのでした。
イタリアから招いた新しいシェフの試験を受けるスタッフ。
鈴子の事は春樹から聞いていると、握手するシェフ。
見事スタッフが全員合格し、祝杯を挙げるバンビーナスタッフ。
そこで、鈴子は店を辞めると宣言、一同を驚かせます。
春樹の婚約のせいかと尋ねる大河内、しかし、鈴子は自分の味で勝負がしたい、
その為に、もう一度イタリアに修行に行きたいのだと話すのでした。

スタッフが帰った後、料理を始める鈴子。
すると、春樹がやって来た。
「いらっしゃいませ。」丁寧に頭を下げる鈴子。
「何だよ、急に電話かけてきて。」
「ごめんね。仕事で忙しいと思ったんだけど、さあ、座って!
もう料理は出来ているの。」
テーブルに着く春樹
「これって・・!?」
それは、あの片思いのスープ。
「どうぞ。」鈴子が微笑む。
「じゃあ頂きます。」
「いける!確かこのスープのいわれはさ、その昔、ナポリの貧しい船乗りが、
一人の美しい女性に恋をしたのが始まりじゃない?あ、違った。
美しいシェフだった!」
鈴子と春樹は笑う。
「けれどその女性は、別の男性を選んで結婚してしまったんです。
その船乗りの悲しみの涙がナポリの塩となり、この片思いのスープが生まれた。」
「よく作ったよな、そんな話。」
「ロマンチックでしょう?でもね、本当の結末はそうじゃないの・・・
その女性は別の男性を選んだんじゃない。・・・現実を選んだのよ。
このスープが・・・私があなたに作る最後の料理。」
鈴子はそう言いバッグの中から3千万の小切手を取り出す。
「この小切手、あなたのお父様から頂いてきたの。前に話したでしょう?
私の夢は自分の店を持つこと。これだけあれば充分その夢は叶うわ。」
「どういうこと?」
「わからないの!?この小切手と引き換えに、あなたと別れることにしたのよ!」
「・・・嘘だろ。まさか本気でそんなこ・・」
「本気よ!」
「・・・嘘だ!俺は信じない。」
「もうおしまいなの、私たち。あなただってその方がいいでしょう?
来週此処で婚約パーティーがあるんだから・・・
いつまでも私と別れずにいても仕方ないじゃない!」
「それは何とかするって!」
「出来るの?あなたに!」
「・・・」
「私もう信じられないの・・・だから現実を選んだの、話はそれだけ。」
冷たい表情でそう言い放つ鈴子。
「まだ終わってない!」
見詰め合う二人。

そこへ、藤森がやって来た。
「どうして・・・。」
「彼女に呼ばれてね。」
「これからのこと、いろいろ相談に乗ってもらおうと思って。
その小切手は、現金化しないといけないし、藤森さんだったら全て安心して
任せられるでしょ!?」
鈴子が藤森に寄り添う。
「もう、話は済んだのか?」藤森。
「ええ。」
「じゃあ、お引取り願おうか。」
呆然と立ち尽くす春樹・・・。
納得出来ないまま、車を走らせる春樹。

翌日、春樹はバンビーナにやって来た。だが、厨房に鈴子はいない。
「シェフは?」
「それが・・・店を辞めてしまって・・・。」と大河内マネージャー。
「辞めた!?いつ?」
「え・・・鈴子から何も聞いていないんですか?」マキが驚く。

車に戻った春樹は鈴子に電話しようとすると、秘書の大河内から着信。
「常務、どちらにいらっしゃるんですか。株主との懇談会がもうすぐ始まります。
直ぐに戻ってきて下さい。」
「わかった。」
ハンドルを叩きつける春樹。
助手席に放り出された携帯には、鈴子からプレゼントされたストラップが・・・。

その頃鈴子はイタリアに行くために旅行会社を訪れていた。
ミラノ行きは新装バンビーナの開店と婚約パーティーが行われる日。
その帰り道、鈴子は春樹とバスケットをしたあの公園で足を止める。
シュートを決めた時の春樹、突然のキス、お揃いのストラップのプレゼント、
春樹の微笑み。
鈴子は携帯のストラップに触れながら、春樹とのことを思い出していた。
その時、鈴子の手の中で携帯が鳴った。
戸惑いながら、電話に出る鈴子。
「もしもし・・・。」
「もしもし?会ってもう1度話がしたい!」
「・・・」
「もしもし?」
「聞いてるわ・・・」
「今どこにいる?」
「私はもう会いたくないの。会っても、話すことないし・・・」
「どこだよ!?」
春樹は受話器の向こうから、バスケットをする声がすることに気づく。
「あの公園!?直ぐ行く!待ってて。」

公園の脇に車を止め駆け出す春樹、でもそこに鈴子の姿はなかった。
電話をかけてみる春樹。
「もしもし、どこにいる!?」
「もう会えないの、あなたとは。私たち別れたのよ。」
「俺はそんなつもりはない!」
「・・・困らせないで。」
「会って、ちゃんと話そう!」
「だからあなたとはもう会わないって決めたの!あなたはミチルさんと婚約して、
お父様の後を継ぐのがいいの。ミチルさん、本当にあなたのことが好きよ。
彼女となら上手くいくわ。」
「俺が好きなのは君なんだ!君を愛してる!」
見つからないように、公園の隅で春樹を見つめながら話す鈴子。そして、背を向け
「・・・私は・・・あなたの人生を変えたくない!」
「たとえそうなったとしても、それは君のせいじゃない。」
「私のせいよ!そうなったら、私この先ずっとあなたに責任感じ続けることになる!
そんなの耐えられない・・・。それだったら・・・今ここであなたと別れた方が
よっぽど気が楽なの!・・・私があなたと別れたいのよ・・・。」
泣きながら訴える鈴子。
「愛してる・・・。」
「・・・もう二度と電話してこないで。」
「愛してる!」
「・・・迷惑なのよ!」
「愛してるんだよ!」
「・・・もう切るわ。さよなら。」
涙を必死に堪えてそう答えると、鈴子は電話を切った。
電話を切られて呆然となり、ベンチに座り込む春樹。
鈴子の涙は嗚咽に変わり・・・
ベンチでうな垂れる春樹の背中を見つめる鈴子。
彼の幸せを願うように微笑み、ゆっくりと公園を後にする。

切られた携帯のストラップに触れながら、考え込む春樹。
車に戻ると、ワイパーに鈴子のストラップが置いてあった。
驚き、手に取り、泣き崩れる春樹・・・。

オープニングセレモニーの朝、鈴子は空港にいた。
そこに、藤森がやってくる。
このままでいいのか尋ねる藤森に鈴子は
「いいの、この方が、私ね、一生恨まれてもいいの・・・
彼が私の為に苦しむ姿なんて見るくらいなら・・・
私と出会ったことなんて後悔して欲しいの。」
そして、鈴子はイタリアに飛び立った。

バンビーナではミチルが春樹の到着を待ちわびていた。
「あの!春樹さんはまだですか?」ミチルが聞く。
仕事を終わらせ、春樹が会場に向おうとする、そこへ藤森がやって来た。
「何か?」
「今、彼女を見送ってきた。イタリアへ行った。もう1度修行をやり直すんだって。」
「そうですか。」
「それだけか?」
「それ以上何を言えと・・・失礼!」
「彼女一人悪者にするつもりか!?彼女、君と別れる条件として、
小切手なんか最初から受け取るつもりはなかった。」
藤森はそう言いテーブルに例の小切手を置く。
「自分が日本を離れたとき、君の父親に返して欲しいって俺は言われてる。
君が苦しむ姿は見たくない、そう言ってたよ。その為に、一生恨まれてもいいって。」
藤森が帰ったあと、小切手を見つめながら鈴子の言葉を思い出す春樹・・・。
車を運転しながら、思い浮かぶのはストラップを渡したときの鈴子のはにかんだ笑顔。
一緒に料理をしたこと、乾杯したこと、抱きしめたこと・・・。

ーおいしい料理はお金では作れません。料理人の心で作るものです。ー
ーあなたはお兄さんじゃない!あなた自身でしょう!?ー
ー信じてたいの。あなたの言葉を・・・。ー
鈴子の言葉が頭をよぎり、春樹は思わず車を止める。
ー大事なのは、自分の気持ちだって、あなたがそう教えてくれた。ー
ー君といると、俺は本当の自分になれるんだ!ー
ー彼女と出会って、自分らしく生きようと、そう決めました!ー
鈴子と出会ってからの自分の言葉を振り返り・・・
そして再び車を走らせる。

バンビーナに到着し、車から降りる、何かを決めた春樹・・。
「何してたんだ。遅いじゃないか。」道造が出迎える。
「社長!これをお返しします。」そう言い鈴子の小切手を渡す。
「それと、俺をクビにして下さい。親として息子の勘当もお願いします。」
「勘当ってお前、何言ってるんだよ。」

司会者が、パーティーの開始を告げ、春樹を紹介する。
祝福の拍手の中、歩き出す春樹、笑顔で春樹を迎えるミチルだったが、
春樹の表情に、顔が曇る。
「今日はみなさんに、お話しなければならないことがあります。」

ー 一年後 ー
ビルの一室、大河内と片付け物をする春樹。
「美味しそうな食材ですよ!常務!」パソコンの画面を持ち出して大河内
「常務はやめて下さい!今はふたりだけの会社なんですから。」
「本当に良かったんですか?一緒に辞めたりなんかして。」
「私は何処までも常務と一緒です!」
又、常務と言ってしまい、口に手を当てる大河内。
「こんにちは!」
ミチルが入ってくる。
「又来たのか!」
「だって会いたいんだもの。これ、差し入れ。」
「懲りませんねー。婚約を断られたのに。」と大河内。
「いいの!私は延期しただけだと思ってるんだから。」
「まだそんなこと言ってるのか?」
「私は諦めることが嫌いなの。」
「じゃ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい!」
二人に見送られ、春樹は元気に出かけていく。
「ああ、そういえば、いいお紅茶があったんですよ・・・」
紅茶を探す大河内。
(ついでに、この人と良くなっちゃえ!ミチル。だったら応援する。)

電話をしながら歩く春樹。
「はい。では僕はこれから日高物産の方を回りますので。」
春樹の携帯にはお揃いのストラップが仲良く揺れている。

公園の道にバンビーナと書かれたA看板が・・・足を止める春樹。
「バンビーナ!?」
看板の先に目をやると、移動レストランが・・・。車の中で注文を聞く人影、
「わかりました、かけてお待ちください。」
かがんだその人は鈴子!!
車の中で調理する鈴子。客にスパゲッティーとサラダのセットを出した後、
歩道に置かれたテーブルを掃除する。
「小さいけどいい店だ。」
「グラッチェ。美味しいわよ。味には自信があるの!」
そう言いながら声がした方を見ると手が止まる鈴子。
見詰め合う二人・・・。
「注文していいかな?」
「・・・」
「片思いのスープを一つ。」
鈴子の驚きの表情が、やがて笑顔に変わっていく。
「ベーネ!」
二人は嬉しそうに、少し照れたように微笑み合った。

片思いのスープの横に、鈴子と春樹の携帯。
春樹の携帯についていた2本のストラップは、又それぞれの場所へと付け替えられ
これからのふたりの幸せを物語るように・・・。

ーFineー

終わってしまいましたね。(;;)
毎週楽しみにしていたのに・・・バンビに会えないかと思うと寂しい。
しかし、ハッピーエンドで何よりだったよ!
婚約パーティーをどのようにして乗り切ったのかは謎だが(笑)
ミチルが一役買った事は間違いないだろう・・・。
そして、懲りないミチルには大河内が!?何てね・・^^
レストランチェーンも大成功で、道造は新聞に取り上げられていたし。
でも、考えてみれば、婚約破棄して、勘当されたところで、マキ辺りが、
鈴子に報告してもよさそうだがね・・・(笑)
イタリアに「来ちゃった!」とか言って、あの夢みたいに、追いかけたりしてさっ!春樹。
妄想はこれ位にして、最終回も残すところ「弁護士のくず」だけとなりました。
次クールは何が私を虜にしてくれるのでしょう!?
その前に映画も観たいが・・・
義父が退院してくるため、サイクルに慣れるまで、時間がかかりそうです。
仕事も決算を前に立て込んできたし・・・^^;トホホ。

<第1話>
<第2話>
<第3話>
<第4話>
<第5話>
<第6話>
<第7話>
<第8話>
<第9話>



<キャスト>
白石鈴子(28) …… 長谷川京子
葛城春樹(24) …… 小出恵介
大河内民雄(43) …… 西村雅彦
島崎沙織(26) …… 小林麻央
浅倉ミチル(19) …… サエコ
柏木マキ(28) …… 小池栄子
大河内孝信(33) …… 石井正則

桑原裕介(27) …… 天野浩成
藤田翔(20) …… 大東俊介
メアリー富田(18) …… 石田未来
片瀬未来(20) …… 清水由紀
社長秘書(27) …… 大門真紀
白石ちはる(9) …… 黒田凜

白石徹(34) …… 天野ひろゆき
藤森拓海(31) …… 小澤征悦

葛城道造(62) …… 橋爪功

『ギャルサー』 最終話 「涙の遺言・・・少女達の卒業渋谷の街に奇跡が!?」

2006-06-26 18:51:24 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
サキ(戸田恵梨香)やレミ(鈴木えみ)、ユリカ(矢口真里)らは、
爆発事故で重体となって病院に運ばれたシンノスケ(藤木直人)の回復を祈る。

そんな中、一ノ瀬(佐藤隆太)に連れられてジェロニモ(古田新太)が来日。
手を尽くしたという医師の話を聞いたジェロニモはシンノスケを公園に運び、
救いの儀式をやると宣言する。

儀式には一番高い空を飛ぶ鳥の羽根や、
一番美しく飛ぶブーメランなどが必要だった。
サキ、ナギサ(新垣結衣)、リカ(岩佐真悠子)らは手分けして必要な物を集める。

やがて儀式が始まるが、シンノスケの意識は戻らない。
サキはシンノスケに、死ぬなと叫ぶ。

<gooテレビ番組ナビ>より

私の予想に反して、ジェロニモはハリケーンで日本には飛んで来なかった。
(当たり前)
そこまでやったらマンガだね!今でも充分マンガ要素はあるが^^;
とにかく、生死を彷徨うシンノスケが心配でならない、ギャルたちは病院を離れない。
恵美子や商店街の人たちは手分けして、おにぎりやら、差し入れようと準備。
ひとり、”めがね”柳下だけが、冷めていた。
あいつは元々災いの元だったから、居なくてちょうどいいのだと・・・。
ほどなく、一ノ瀬がモモとジェロニモを連れて、帰国。
ジェロニモは病院での看護が気に入らない、後は病人の気力のようなことを言われて
憤慨、シンノスケを救う儀式をしようと連れ出そうとする。
一ノ瀬が寸前で止める、しかし、それは表向き、一ノ瀬は夜、人気が薄くなったら
連れ出そうとしていたのだ。

儀式に必要な、アイテムを探す為、ギャルたちは手分けして、海へ山へ
一番高い所を飛ぶ鳥の羽
一番深いところにすむ貝
一番険しい崖に咲く花
一番青い羽を持つ蝶
そして一番良く飛ぶブーメラン。

恵美子に言われ、「クリフォード」に来たジェロニモ。
いきなりまな板を削りだした。(ブーメラン作る気らしい)
何でも使っていいと恵美子に言われたらしい。
柳下にハグするジェロニモ、「友達!」
「シンノスケ言っていた、めがね、目玉、おでこ、おまわり、みんな
親切、大切な友達だと。」
何となく見つめて聞き入る柳下。

シンノスケを囲んで、儀式が始まった、ジェロニモが飛ばしたブーメランが・・・
戻ってこず、機に突き刺さった。
「oh!my、god!!」
すると、柳下がレコードを手に現れ、いきなりレコードを切り出した。
昔、兄貴が親父のレコードで作ってくれた、親父に相当怒られたが、あまり良く
飛ぶので、いい音楽だからだな、と最後は関心していたという。
柳下のブーメランはジェロニモの下に帰ってきた、しかし、シンノスケは目を開けない。
もう一度作ればいいと切り出す柳下。(あんなに大事にしていたレコード)
サキがおっさん目を開けろよ!と怒鳴る。
自分の命と引き換えにシンノスケを助けろと言い出した、恩返し何もしていないと
「命粗末にする、いけない」
「命をくれた、お父さん、お母さんに失礼だ!」
シンノスケが目を覚ました。
喜び合う仲間たち。

エンジェル・ハートは解散、シンノスケはジェロニモとジョージを捜す為、
アリゾナに帰ることになった。
サキはシンノスケが病院でも頑なに(意識ないのに)帽子を脱がなかった事を不思議に思い
質問、すると、お守りが縫い付けてあるらしい事がわかった。
解散の前にギャルたちは手紙を書き、(未来の自分へ)サキに託す。
アリゾナに帰ることをモモが持ってきたシンノスケの手紙で知ったギャルたちは
追いかける、そして、必死に引き止めるのだった。
シンノスケは、お前たちが渋谷を変えろ!と、落雷を集め、投げ縄をビルに引っ掛け
街を停電にさせる。(ありえねぇ~死にます!)
すると夜空に星が見える、ギャルたちは自分の未来の星を探すように、見つめる。そして、シンノスケは去って行った。
すると、サキの上にカウボーイハットが落ちてきた。

3年後。
「ありがとう太陽、」サキ
「ありがとう大地、」一ノ瀬・レミ
「命をありがとう、いただきます。」
一ノ瀬の部屋、子供を抱いたレミ、子供は進之介(結婚したんですね)
サキはカウボーイの格好でイモコ探し。
みんなそれぞれ、働いていた、デザイナーのアシスタント、保育士、看護士、
土谷文具のレジ、大学生、ドラックの相川夫人(小町)晶子は妊娠中。
元ギャルたちに集合をかけるサキ、あの手紙を使って・・・。
メッセージはお元気ですか?渋谷は今日もいい天気です。
渡良原海岸に集まる元ギャルたち。
かけて来るサキ
「サキおせぇ~よ!」
「実は、イモコの正体がわかったんだよ!結局、おっさんの帽子の中に、
答えはあったんだよ。」
「誰だよ、北島サチ子って。」
「旧姓、渋谷サチ子さん。おっさんのお母さんだよ。
例の瓶の手紙は、渋谷のイモ子さんじゃなくて、渋谷サチ子さんだったんだよ。
これは、おっさんの本当のお母さんが不治の病にかかって、
孤児院に託す時に書いた手紙。
おっさんのお母さんは、植物学者だったらしい。
当時3歳のおっさんは、瓶に手紙を入れて流すのをテレビで見た。
で、マネしようと思って、カベに貼ってあった紙を、適当に剥がした。
それはお母さんが、学校で始めてはなまる貰って、大事に取ってた
やつだったんだよ。
おそらく当時、彼女が研究していたヨツバエゾヨモギの保存瓶に入れて
流したんだと思う。
そんなヤンチャな子供ですが、よろしくお願いしますって書いてある。」
つうことは、早い話、おっさんは自分を捜していたんだということに気付くギャルたち。
そのとき海の中から
「本当か!?」
帽子をよこせと合図!?
サキがカウボーイハットを放り投げると、それを被って再び潜水。
ザブッとあがってくると、シンノスケ!?
さっきまで、ウエットスーツだったのに、すっかりカウボーイの姿。
「ウマコを知らないか?」
(今度はウマコかよ!?)
最後は波打ち際でみんなでパラパラ!

あっ「クリフォード」はカウボーイ喫茶に生まれ変わっていました!
ちゃんちゃん!


ーありがとう、シンノスケ、
ありがとうジェロニモ、
笑いをありがとう!
ごちそうさま!ー   by管理人。


<キャスト>
北島進之助(33) カウボーイ 藤木 直人

サキ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 戸田 恵梨香
レミ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」総代表 鈴木 えみ
ユリカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組 矢口 真里
ナギサ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組幹部 新垣 結衣
リカ(17) ギャルサー「エンゼル・ハート」次期総代候補 岩佐 真悠子
シズカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 佐津川 愛美
スミレ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 奈津子

土谷守(50) 土谷文具店・店主 高田 純次
柳下恵美子(43) 商店会長夫人 大島 さと子

相川勇作(44) ドラッグストア・店主 温水 洋一
早川晶子(33) ドラッグストア・薬剤師 三浦 理恵子
モモ(8) ジェロニモⅢ世の娘 山内 菜々

一ノ瀬誠(24) 渋谷交番勤務・警察官 佐藤 隆太
ジェロニモIII世 謎のインディアン 古田 新太
柳下哲雄(49) 商店会長 生瀬 勝久

     ギャルサー「エンゼルハート」メンバー
ラン(17) 次期総代候補 西田 奈津美   ヤヨイ(16) 黒組 上脇 結友
シオリ(18) 白組幹部 松山 まみ     ヨーコ(16) 黒組 高瀬 友規奈
ソラ(17) 白組 森 望美         ユキジ(17) 黒組 廣田 朋菜
サヤカ(17) 白組  斉藤 友以乃     ヤスエ(17) 黒組 里中 裕奈
セリナ(17) 白組 小山 美香      ヨシミ(17) 黒組 加藤 理恵
メイ(16) 白組 成田 舞         ユウコ(17) 黒組 岡村 麻純
マリコ(16) 白組 照井 美樹       ノゾミ(16) 黒組 住吉 玲奈
ミズキ(16) 白組 早美 あい       ナナ(16) 黒組 大森 美希
ムツコ(16) 白組 丹野 友美       ニイナ(16) 黒組 川瀬 南
ミチ(16) 白組 長谷川 愛       ネネ(16) 黒組 内田 ゆか
マユ(16) 白組 楯 真由子       ノリコ(16) 黒組 早坂 美緒
                   ナミエ(16) 黒組 加藤 美佳
                   ヌマコ(16) 黒組 戸田 れい





『てるてるあした』 最終話 「あしたはわらう」

2006-06-26 17:38:21 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
ずっと行方不明だった慶子(荻野目慶子)が、ようやく笹乃館を訪れた。
ところが、慶子は危篤状態の久代(草笛光子)を心配する様子などなく、
終始あっけらかんとしていた。
しかも、意識が定かでない久代を一目見舞った途端、
照代(黒川智花)が止めるのも聞かず帰ろうとする慶子。
久代がうわ言でやす子(福田麻由子)の名を呼んだと聞いても、
自分は“慶子”であって“やす子”ではないと言い張り、
とにかく「帰る」の一点張り…。

結局、サヤ(木村多江)や陽太(金子昇)、大八(ブラザートム)らの
計らいで、慶子は笹乃館に宿泊することを余儀なくされた。
しかし慶子は、笹乃館での思い出に背を向けるかのように、
薄情な態度を取り続けた上に、照代の部屋に泊まることも拒絶。
そんな母の姿に唖然とする照代に、実は慶子=やす子を知っていた大八は
「いろいろ思い出すことが辛いんだろう」と話すのだった。

一方でサヤは、迫りつつある久代の死を前に、寂しさや傷つくことを恐れて
逃げようとしている慶子の姿に、笹乃館へ来た当初の照代を重ね合わせていた。
しかし、いま寂しさと向き合うことを覚えて強くなった照代は、
必死に久代の死を受け止めようとしている。
サヤはそのことを慶子に話し、勇気を出して久代と話をしてほしい、
と訴えるのだった。
 
翌朝、久代が意識を取り戻した。照代と慶子――ふたりの“てるよ”が
並んでいる姿を見た久代は、静かに語り出す。

照代を変えたのはやす子…つまり30年前の慶子だということ。
照代と暮らせて嬉しかったこと。そして、照代のような良い娘を育てた慶子は、
もっと自分に自信を持つべきだということ…。
そんな久代の想いが、照代と慶子の心に響くのだった…。

その後、サヤは久代に笹乃館を売ってほしいと願い出た。
笹乃館を失くしたくないというサヤの気持ちを受け止め、
久代はその申し入れを承諾する。

やがて、照代がガラス工房に頼んでいた久代への見舞いの品が届いた。
かつてリンゴの置物だったガラス破片は、同じリンゴの形をした風鈴に
生まれ変わっていた。
その風鈴をプレゼントした直後、久代の意識が再び朦朧とし始めた!
照代との日々を思い出しているのだろう。
照代に注意し続ける久代。
やがて…久代は帰らぬ人となってしまった…。

久代の死後、ずっと久代の想いを受け取ろうとしなかった自分を責める慶子、
そしてやす子に、照代は自分がずっと守ってあげると約束。
その姿を見たやす子は微笑み、姿を消した…。

やがて、慶子との新生活に向け、照代が笹乃館を去る日がやって来た。
ひとりで再び佐々良駅へやって来た照代は、
やす子の詩を送り続けてきたアドレス宛に、メールを送った。
「久代さんだったんですね?」。
そのメールを受け取ったサヤはそっと返信する。
「私は頼まれただけ」――そのメールを読んだ照代は微笑み、
やがて東京行きの電車に乗り込むのだった。   -完-

公式HPより

久代の元へやって来た慶子なのに、素直になれない様子、一目見舞ったきり、帰る
と言い出す始末、泊まると決まってからも、物置の照代の部屋では寝ないなど
散々みんなを振り回す。
しかし、慶子らしかったのが、祐介や瑠璃と遊んでいるとき、一番子供っぽかった
ということかな・・・。^^;
やす子(慶子の幼少時代)のお陰で、照代は成長したのだと久代に言われ、もっと
自分に自信を持ちなさいとはっぱをかけられる慶子。
照代はやす子にずっと一緒にいてあげると話し、やす子は安心したように消えていく。
久代の死後、慶子は久代が自分の答案用紙を大事に取ってあった事を知り、初めて大粒の涙を流す。
一人ぼっちで寂しい少女時代を送ったやす子にとって、久代と笹乃館で過ごした日々は
天国のようだった、久代が作るご飯はみんなとても美味しかった、佐々良に来て、
照代が出したごはんの煮物がその時の味のままだったと告白。
今は居ない久代のベットで号泣するのでした。
ほどなくして、慶子は照代と一緒に暮らすため、一足早く東京へ行く、仕事と住む場所を
決めるため。
そして、照代が旅立つ日がやって来た。
笹乃館の人たちに挨拶し、お世話になったラーメン屋さん、市場の先輩、駅員、何だか
ずっと昔からの知り合いのように、別れが辛い・・・。
沢村一樹のポスターを見て、一言
「覚えたよ。さわむら・かずき!」(いっきって書いて歩いたのにね、報われず^^;)
駅のホームに立つ照代、此処に初めて立った3ヶ月前はこんな気持ちになるなんて
思いもしなかったはずだよね。
そして、エラ子がやって来た。
いい友達になったもんだ。

最後まで、気になったのは、久代の孫と長男夫婦の存在。
存在感なしだった・・・。
そして、存在感のないヤツと言えば、慶子の夫で照代の父・信夫。
最終回はかっこよく迎えに来るのかと思いきや、出番さえなかった_| ̄|○
彼は今何処で何をする人ぞ!?
あっ忘れちゃいけない、祐介は言葉を話しました!
私的には、先週、おじいちゃまが笹乃館を買ってくれると決まった時、
「おじいちゃん!」でも良かったと思うのだが・・・
「うんち!」でした。^^;
喜び抱きしめるサヤ!(此処で家の娘から、早く行かなくていいの?の突込みが)
案の定・・・トイレの前まで来たら
「お母さん、」
「うん?」
「出た~!」(ほ~ら言わんこっちゃない!)
でも嬉しそうに又しても抱きしめるサヤ。
(此処で、みんなの声が聞こえてきそうだ!早く取り替えておやり~!!)
まぁ、何はともあれ、めでたしめでたし。(本当に?)


<キャスト>
雨宮照代 ・・・ 黒川智花
水野サヤ ・・・ 木村多江
鈴木久代 ・・・ 草笛光子

松本陽太 ・・・ 金子昇
手塚珠子 ・・・ 冨士眞奈美
林夏江  ・・・ 大森暁美

沢井やす子 ・・・ 福田麻由子
山田偉子 ・・・ 高部あい

溝口エリカ ・・・ さくら
溝口瑠璃 ・・・ 遠藤由実
水野祐介 ・・・ 関根航

雨宮慶子 ・・・ 荻野目慶子
雨宮信夫 ・・・ 福本伸一

末広大八 ・・・ ブラザー・トム
末広真澄 ・・・ 中沢純子

五木隆宏 ・・・ 道躰雄一郎
(笹乃館の住人)

『クロサギ』 最終話 「さよなら黒崎」

2006-06-26 10:43:49 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
黒崎(山下智久)は、内職詐欺の被害者・可南子(松居直美)から
夫・水野(二反田雅澄)がフランチャイズ・チェーン詐欺に遭い、
今は刑務所に入っていることを聞く。
水野を嵌めたシロサギの名は春日(萩原聖人)。
6年前に御木本(岸部シロー)の下にいた男だ。

今までとは雰囲気が違う黒崎に、氷柱(堀北真希)は、
妙な胸騒ぎを覚えていた。さらに神志名(哀川翔)が黒崎逮捕にむけ、
ある強力な情報を入手。ついに黒崎を指名手配する

捜査の網をかいくぐって黒崎は可南子に接近。
御木本との接点を探るため、春日の詐欺の手口を聞きだす。
春日が経営するフランチャイズ・チェーン店「レジェンドクリーン」は、
一般家庭を掃除する会社。
ハウスクリーニングの大手チェーンという触れ込みで、
チェーンに加盟して大成功しているオーナーが大勢いるという説明。

ところが、オーナーになるには初めに500万円が必要で、
その後も洗剤や管理費などの名目で月に100万以上の金を本部から搾取されたのだ

しかも会社指定の洗剤は粗悪品で、壁に染みを作り客から損害賠償を
請求されるなど、あっと言う間に借金が膨れ上がり、
オーナーを辞めようとすると今度は契約違反として400万円を奪われたという。
手っ取り早く、契約金や違約金を騙し取ること。
これがフランチャイズ・チェーン開業詐欺の目的なのだ。

御木本を追う黒崎は、桂木(山崎努)の命令も聞かずに春日を喰おうとする。
果たして黒崎は御木本にたどり着けるのか?そして桂木の行動は?

公式HPより

新川から協力を得て、黒崎の逮捕状をとった神志名は総動員で、黒崎のアパートを
取り囲んだ。
心配して駆けつけた、氷柱、ゆかりは呆然とするばかり・・・
ゆかりは黒崎の居場所を知ってるのではないかと氷柱に詰め寄る。

その頃黒崎は春日を尾行していたが、御木本と接触したところで白石に止められる。
周りは、刑事に張られ、捕まる寸前だったのだ。
白石はとにかく身を隠せ、自分たちは桂木の駒なのだと、でもどのように動くかは
駒次第なのだと・・・忠告する。

氷柱は「桂」に桂木を訪ね、黒崎の居場所を聞き出そうとするが、教えたいけど
知らないのだという。
そして、君はどうしたいのかと逆に聞いてきた。
氷柱は自分でもわからないと、戸惑う。
すると桂木は、御木本の居場所をメモした紙を渡す。
黒崎が探し出したい相手の居場所だと・・・。

黒崎は警察の目を逃れ、水野と接触、フランチャイズ詐欺の情報を得る。
「もしもし、吉田?」
「今、何処にいるの?」
「そんな事言える訳ねぇじゃん、盗聴されてるかも知れないのに。」
「頼みがあるんだけど、猫、安い餌でいいから食べさせてくれない?」
「それなら大丈夫、今うちにいるから。」
「そう、じゃぁ」
「ちょっと待って!」
「何?逆タン?」
「そんな訳ないじゃない!」
氷柱は桂木から渡されたメモを話そうか話すまいか、悩み・・・
「じゃぁね」
切られてしまう。
春日のフランチャイズ詐欺の情報を、顧客に流し、売却しようとしていた春日はピンチに
そこにすかさず、買いたいと連絡する。
神志名が張り込む中、撒ききった黒埼。
こうして、春日から、3億4千万を騙し取る。

春日を追い詰めた黒崎は本性を現した。
「これはどういうことですか?田崎さん?」
「田崎って誰!?」
「はい?」
「買収なんて嘘っぱちだよ、もうじきあんたマジで訴えられる、そうなりゃあんた
務所暮らしだ。」
「何言ってんだよ?お前何なんだ!?」
「俺は黒崎職業は詐欺師だ。」
「詐欺師?」
「6年前御木本の命令であんたが嵌めた男の息子だよ。」
「御木本は何処だ?」
「言えば、レジェンドクリーンのことは訴えられないようにどうにかしてやる
でも言わなきゃマジで務所行きだぞ!」
「ふざけんなよ、やれるもんなら、やってみろよ!」
「選びな!御木本は何処だ?」
電話が鳴る。
「出ろ!出ろ!!」
「はい?あっ、、は・・・・」
「御木本か?」
「どなたかな?」
「その声聞きたかったよ、6年間ずっとな、」
「あ~ん、あのときの坊主か?久しぶりだな。」
「ついでに顔も見せてやるから居場所言えよ!」
「済まなかったな、お前の父親があそこまで馬鹿だったとは思わなかったから」
「ははは、正直者は馬鹿を見るって感じかな・・」
電話が切れる。
「俺は自首する、逮捕状が出てるって、俺にも家族が居るんだ、俺が自首さえすれば」
「ふざけんな!お前らにぶっ壊された家族はどれだけあると思ってんだ?」
「どうすんだよ~俺を殺すか?殺しゃお前満足か?」
「あぁ殺してやりてぇよ!お前も御木本もな!」
「でも俺は人殺しはしない!!お前らとは違う!」
「はっはっはは御木本さんのバックにはなお前なんかが想像もつかないような
大物が居るんだよ、その人が居る限り、お前は御木本さんに指一本触れられねぇ
いくら吠えたって無駄だよ、お前なんか簡単にひねり潰されちまうんだよ!
ばーか!ばかばーか!あははは」

「春日が自首した至急証拠品を押えろ!」
捜査員の中に黒崎が紛れる。御木本の居場所を突き止めるため。
「もしもし、吉田?俺の猫だけど、吉田にやるから」
「どういうこと?」
「立派に育てろよ」
「ちょっと待ってよ!」
「・・・・」
「・・・・」
「まっ元気でね、吉川氷柱さん」
「!!」
切れる電話。
ーあなた一体何の?ー
ー俺の名前は黒崎、職業は詐欺師だー
ーこの世にはびこるシロサギは一羽残らず俺が食ってやるよ!ー
ー何であなたが此処にいるの?ー
ー何でって、大家だし!ー
ー嘘~!?ー
ー付いてくんな、吉田。ー
ー吉川です!大体あたしだってこっちでしょ!ー
ー余分なもの買う余裕があんならさっさと引っ越せ!ー
ーあなたが好きなの!どうしてあなたは詐欺師なのー
ーやめて下さい!警察だったら何したっていいんですか?ー
ー俺は幸せなんていらねぇんだよ。もう何もいらないー
ー彼に詐欺をさせないで、もう情報を売らないで、お願いしますお願いしますー
ーもしお前が俺の事本当に思ってくれてるなら俺の事好きになるのはやめてくれー
ーこれだけは覚えておいて、あなたはひとりじゃないからー
氷柱は御木本がいる有明セントラルタワーへと走った。
黒崎は決意も新たに有明セントラルタワーに向かう、しかし、部屋に待っていたのは
神志名だったのです。
「残念だったな。」
「御木本は!?」
「さっさと逃げ出したらしい。」
走り出したが、捜査員に囲まれ絶体絶命の黒崎。
「黒崎!貴様を逮捕する!」
「離せ!俺にはやることがあるんだ!離せチクショー!」
「まだ終わってねぇんだよ!御木本ー!!御木本ー!!」
伸ばした手に手錠をかける神志名。
警官に制止される氷柱。
護送される黒崎を氷柱は追いかけ、信号で止まるパトカー
「覚えててね!あなたが、何処にいても、何をしててもあなたはひとりじゃない!」
「別れの挨拶ぐらいしてやったらどうだ?」桃山
「絶対に忘れないで、あなたはひとりじゃない!」
「ひとりじゃないから、だから、だから頑張って!!」
黒崎は目を瞑ったまま、動かなかった。

「ゲームセット!」メモを放り投げる桂木。
氷柱の部屋を訪ねるゆかり、居場所を警察に教えたのは自分だと泣き出す。
こんなに怖い事だと思わなかったのだと・・・氷柱にすがり付いて泣く。

水野にはお金が送られてきた。
泣きながら、お礼を言う水野。

桂木に会いに行く氷柱、結局何も出来なかったと。そして彼のような人を出さないよう
自分はやはり検事になると、桂木は自分だけは捕まえないでねと話す。首を振る氷柱
「僕だけは見逃してね。」って可愛かった。

「俺はこのままじゃ絶対おわらねぇ!」
「俺が終わらせてやるよいつか必ずな!明日釈放だ。」
「ううっ私は神志名って刑事に脅されただけなんですぅ黒崎なんて知らないんだから~。
訴えられる訳ありませ~ん。うぅ」泣きながら答える新川
取調官が出て行くと
「シャバに出たら~3億え~ん!」にやり。
桂木に嵌められた・・・。
御木本を逃がすため黒崎を逮捕させ、うまく逃げたら、新川の証言撤回させ、黒崎を釈放させる。
白石は笑いながら、「だから、みんな駒なんだって・・・」

「楽しかったな、残念賞やろうか?」
「この心臓持ってくか?」
「あんたの心臓は、御木本を倒してから、最後に食う。だからその心臓は焼く直しておいてよ」
「バーン!」
「アディオス。」
「どうしたらお前の父親の味が出るんだろう。」
「父はスーパーで買った漬物の素を使ってました」
「何~!?本当か?」スタスタと歩いてくる桂木
「心臓は?」早瀬が驚く。
「あはははははあははは」カメラ目線でウインク!
「人間は面白い。」

「よっ吉田!ピース!」
「な、何で、夢?痛い!えっ?」
「痛い、お前が痛いよ、釈放されたからに決まってんだろ!」
「釈放!?」
「証拠不十分。」
笑顔になる氷柱、歩き出した黒崎の後姿に
「あたし、絶対検事になる!」
「はぁ~。」
振り向いて指差そうとすると、氷柱が同じポーズで黒崎に指差していたしかも先に
「バーン!バーン!バーン!」
笑う黒崎
「いつか絶対あなたを捕まえるから!」
「毎度あり!」


結局、全て、桂木の駒、桂木の思う通りの筋書きをみんなが演じているだけ・・・
みたいな感じですか!?
白石が一番賢く見えた自分です。^^;

<キャスト>

黒崎(クロサギ) 山下智久
吉川氷柱 堀北真希

白石陽一 加藤浩次
三島ゆかり 市川由衣
大沢夕有子 麗菜

桃山哲次 田山涼成
早瀬真紀子 奥貫 薫

御木本 岸部シロー
黒崎の父 杉本哲太

神志名 将 哀川 翔
桂木敏夫 山崎 努


<ラスト・ゲスト>
春日公義 萩原聖人
水野可南子 松居直美
新川波江 杉田かおる
水野孝雄 二反田雅澄




『弁護士のくず』 Case11 「働く妻vs専業主夫」

2006-06-25 22:18:33 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)は、一代で年商70億にまで築きあげた
下着メーカーのワンマン女社長・小百合(杉本彩)の担当に。

小百合は、離婚を迫る専業主夫の平太(田辺誠一)を結婚詐欺で
告訴したいという。
武田は、結婚してから7年も経っているので結婚詐欺で訴えることは
不可能だと説明するが、それが無理なら一億円の慰謝料を持ってこなければ
離婚にも応じないと平太に伝えて欲しいというばかりだった。

一方、九頭と武田は平太の話を聞きに行くが、
5歳になる息子の翼(渡邉奏人)の約束も守れない小百合に愛想が付きたので、
一億円なんて払う気もないが財産分与も何もいらないので、
とにかく離婚したいと譲らない。

離婚を言い出した平太と法外な慰謝料を請求する小百合に
いいようのない違和感を感じた九頭は…。

公式HPより


「パートナー選びって重要だよね~?」
「だよなぁ~馬と騎手の相性っつうのもあるしな!」
「競馬のことじゃなくて!」
「んっ?じゃなに~もう嫁にでも行く気なの?」
「仲良しのゆりちゃんて子がね!骨折で入院しちゃって」
「だから、千羽鶴なんだ。」
「それでゆりちゃんとやるはずだった学級新聞の委員を伊坂ってヤツとやることのなって
最悪なの」
「ん~~何で?」
「伊坂って私にばっかり意地悪してくるの」
「あぁ~ガキがね女の子苛めるにはふたつ意味があるの!
ひとつは相手の事が大嫌い。もうひとつは愛情の裏返し~。」
「うぅ気持ち悪っ私伊坂の事なんか大嫌い。」
「少女マンガの主人公は大嫌いなんていうヤツとくっつくのがセオリーなんだよ!」
「そんなこと絶対にないよ。」
「美月ちゃん人間は素直が一番てなんかの童話に書いてなかった!?」
「なんの童話?」
「ん?え~さてなんだっけ?」
「お父さん何折ってるの?」
ちょっといやらしい折り紙。
「何が何でもエロ話にしなきゃ気が済まないのね・・・」呆れる美月。

下着メーカーの社長大塚小百合(杉本彩)から突然離婚を切り出してきた
夫・平太(田辺誠一)を結婚詐欺で訴えたいとの依頼を受け、
小百合の会社に赴く、くず・武田コンビ。
小百合は一代で年商70億を稼ぐ社長で、女性の従業員ばかりを集め、”アマゾネス軍団”と呼ばれていた。
社長室に通されるふたりだが、早速小百合に激をとばされる光景を目の当たりにする。
「女王様だ!」
「くず先生!」
「お待たせしました弁護士の方ね?」
「ご、ご依頼いただきました、白石誠法律事務所の武田と申します」
名刺を差し出すが、目は胸の谷間に釘付け。
「くず先生!」
「へ、へんごしのくずです。よろしく!」谷間を見つめたまま、シドロモドロのくず。
夫を結婚詐欺で訴えたいという小百合に結婚生活7年では無理だと武田。
「大物スターと結婚して、又直ぐ離婚して大金貰う人っているけど、
これ詐欺にならないんだよね~いいよな~俺も大金持ちと結婚して離婚して~。」
武田にしばかれる。
子供が出来てから5年、夫は専業主夫として生活してきたらしい。
詐欺が駄目なら、慰謝料一億でどうだと小百合。
武田は慰謝料は、不法行為があった場合しか請求出来ないと却下。
「奥さんお金持ちなんだからさっさと離婚しちゃえば?」
「金持ちだからこそ、お金は一円でも欲しいの!夫に財産奪われる位なら離婚なんてしないわ」
「富を軽蔑するように見せる人間をあまり信じるな、
富を得る事に絶望した人間が富を軽蔑するのだと、ベーコンも言ってるわ。」
「ハムの仲間?」タバコに火を点けながらくず
「イギリスの哲学者よ」
「へぇ~~」ふたり揃って
「知性って顔に出る物だけど、あなた方は知性ゼロね!」
「いや~それほどでも~」タバコを鼻の穴に入れて・・・
「ちょっと、何やってるんですか?もう!」武田が慌ててはずす。
部下を叱り付ける小百合
「怖いね~うちのアマゾネスと一緒だ。」
事務所で徹子がくしゃみをする。

夫・平太は子煩悩で家事もこなす、几帳面な感じだ。
昔撮っていたカメラの作品をくずに褒められ、平太は嬉しそう。

事務所に来た小百合、秘書の川上には車で待つよう指示。
「川上ちゃん、いつも社長に怒られて大変だね!?」
話しかけるくずを、止める武田。
「あなたたちって本当に使えない弁護士ね。」
「はっ?」
「あたしは一億取りに行けって言ったの、あいつの言い分聞きに行けって誰が言った?」
それでは話が平行線で、纏まらないと武田。
どうして結婚したのかとくず、家政婦によかったと小百合、子供は?感情がなくても
出来ると、冷めた言葉。
「一億貰った離婚するんだ?」
「一億払い終わったらね。」
「払い終わるまで・・・」笑いながら頷くくず。
「私は慰謝料一億取るまで戦うわよ。」
「お金だけで離婚しないというのは・・」
「あなた、女性経験何人?」
「はっ?そんな質問に答える必要はないと思います」
「あなたみたいな青二才がこのあたしの人生の問題を解決出来るか心配だから
聞いてるの。答えなさい何人なの?」
「ついでに初エッチの話も教えてあげれば~」
「因みに俺は中二の夏休みにちゃんとゴムつけてやりました」
「中二、早っ!」
ばんっ!!
「あたしの質問に答えなさい!」
「2・5です。」きっぱり武田
「早く出ちゃったんだ・・・」気の毒そうにくず
徹子と夕花と飲む武田。
美月とカップ麺に卵(鶏卵・うずら)を落としかき混ぜるくず。
白石の出演番組の批評をするふたり
「こういうことやってると視聴率さがっちゃうんだよな~」
「がっこうの先生が学級新聞作りには世の中をシャープに見る視点が必要なんだって!」
「俺たちも頑張って芝居しねぇとチャンネル変えられちゃうぞ!」
頷きながら
「伊坂が全然役に立たないから私が頑張らなくちゃ。今日も放課後サボったし」
「何、伊坂とはまだ敵対してるの?」
「だってムカつくんだもん。でも・・」
「でも?」
「それはそれで物足りない感じするかな?」
「あのね美月ちゃん、女の子は素直が一番よ!素直一番お色気二番。」
「それが親のいう言葉?」
「女の人はさぁ大人になると素直じゃなくなっちゃうから子供の内は素直になりなさいよ」
「おっぱいが大きくなって、お○たに○が生えてきたら素直になろうったって
取り返しつかないよ!」
「又、エロばなしか!?」
「お父さんの友達はねぇおっぱいもおけ○もあるけどみんな素直なんだよこれが・・・」
携帯の写真を見せようとするくずを必死で止める
「あぁあぁわかったわかったから、はい、ごめんなさい。」カメラ目線。
くずの頭を押えて、頭を下げさせる。
「はい、お利口!」なでなでする美月。

酔いつぶれて結局徹子に送られる武田、酔って告白するが、誰と間違えているのだと
相手にされず・・・。

小百合のショップに来たふたり、こんな仕事がしたかったとくず、趣味としか思えないと武田。
徹子にパンツ位買って行けばとくずに言われ、思わず、店員のセールスに負け、買ってしまう
その時、小百合がショップを訪れていた、くずはそっと、様子を伺う。

平太に会いに来たくずに小百合は本当は自信がなくて、寂しいヤツだと、話す。
子供のために離婚を決意したのだと。今まで仕事を理由に子供の気持ちを踏みにじてきたのだと

一方、武田は買ってきた徹子の下着をもてあまして、妄想中。

翌日、大塚夫婦の一人息子翼が白石事務所に一人でやってくる。
「パパとママの離婚を止めて下さい!」
一人出来たのかとおもっていた武田ですが、
実をただすと、小百合がお金を払って、タクシーに乗せたらしい。
「誰かに止めて欲しいんだろう?」
「ママはわがままだ。」
「我がままはわがまま。おい、”山田君”一枚持ってきなさい。」
武田に指示するくず。
「おまえさぁママのこと嫌いか?」
「ちょっとくず先生何言ってるんですか!?」
「あれは本当のママじゃないんだよ、悪い魔法をかけられてるんだ。」

平太は家裁に調停の申し立てをするという。
くずは、小百合の秘書の川上に国光をゴルフのレッスンプロだと紹介し、ゴルフの練習を
していた。川上に小百合のことを聞き出すくず。

本気の離婚をしたいと、申し立てた平太に慌てた小百合はくずと武田に電話してきた。
そこで、くずは、小百合が本当は離婚したくないのだという事を話すのだった。
しかし、平太の態度は頑なで、くずはリュサとタイッヘの童話を話してやるのだった。
それを聞いた小百合は、
「仕方ないわ、謝ってやってもいいわよ、ごめんなさい」
「もういいです。翼行くよ!」
「うん!」
「無理しなくていいよ、もう手遅れだ。俺の気持ちはすっかり固まってしまった。」
翼は、ハワイなんかに行くより、幼稚園のお友達のように動物園などに行きたかったと
「さぁ翼行こう。」
「旦那さん、彼女は今、命を捨ててるんだよ!この下らないプライド女は
缶が落ちて大事故になろうがなんでもいいんだ、プライドが命なんだよ
旦那さん一枚だけなくなってる写真があるっていってたろ?それこの人持ってるんだよ

「あんたらの意地の張り合いで一番傷つくのは子供なんだよ!」
「ママにかかってた、悪い魔法はもう解けた、これでもう優しいママだ」
「ママ!」
「翼!」
抱き合う母子
「又、お前を笑顔にすることできるかな」

リュサの童話がいい話だったと感心する武田はキャバクラでも何でも奢りますと太っ腹。
あれは作り話だとくず。
「一瞬でもくず先生に感心した僕が馬鹿でしたよ!」
「さぁキャバクラでも行こうか!仙崎大輔の奢りで!!」
苦笑いの武田。
「アテンションプリーズ!アテンションプリーズ!」
「こういう制服着ると○間が引き締まるなぁ~」
「僕が出すからって、ボトル入れないで下さいよ~!」
「アテンションプリーズ!」
「あぁあれ?君がぐずでのろまなカメなの!?」(ドジでのろまなカメです)
「白石先生!?」何故か、隣の席に白石が居た。
「やぁ~、あれね、弁護士四天王のプロデューサーなの、招待されちゃってさぁ~」
最終回がどうなるのかで盛り上がる4人に、夕花、徹子がスッチー姿で登場。
「私が海外に行っちゃうんじゃな~い定番だと」
「何で徹子ちゃんまで!?」
「みなさん、スチュワーデスさんがお好きなようですから私もちょっと」
「素敵です!萌え~!!」
「えぇ~キツクな~い?何か極道の妻7みたいじゃない。」
「まぁまぁまぁまぁ、最終回はどうなるの?」
「まぁね、俺が徹子ちゃんを空港に見送りに行って、その後スッチーとであって
何故かその後結婚して次のクールからは”スチュワーデスのくず”スタート!」
「ないないないない絶対ない!」
「次のクールの心配してる余裕なんかないでしょ?最終回!最終回!」
「まぁ最終回ですからね、最後はくず先生撃たれて死んじゃうとか。」
「いいねぇ~いい男はみんな最終回撃たれて死ぬ!ショーケンも長淵剛も
撃たれて死んだ!これ男の美学じゃないの~」
「と、言う事で次週最終回予告!」カメラ目線でキュー!


<キャスト>

九頭元人(くず もとひと) (40) … 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ) (28) … 伊藤英明
小俣夕花(おまた ゆうか) (26) … 星野亜希
国光裕次郎(くにみつ ゆうじろう) (48) … モト冬樹
白石誠(しらい しまこと) (60) … 北村総一朗
加藤徹子(かとう てつこ) (39) … 高島礼子

秋野美月(あきの みづき)・・・村崎真彩

<ゲスト・キャスト>
大塚平太  田辺誠一
大塚小百合  杉本彩
大塚翼    渡邉泰人  


『プリマダム』 最終話 「今夜は見逃せない!超緊張の発表会!!完全生中継!!」

2006-06-22 19:06:43 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
生放送を是非生で見てやろうと思って”チーター”(TBS)なるものを見た後、
待ち構えていたら、いつの間にか、息子の寝息に釣られて
目が覚めたら朝(グッドモーニング!さわやか~)でした_| ̄|○
折角の生中継だったのに、録画で見るとは、意味ないヤツ!
物語は、大体決まっているし、生中継だけが最終回の見所だったのに~!!
そんなアホな私を置いて、「プリマダム」は最終回を迎えたのであります。
観客の皆さんが意外におとなしくなかったですか?(わたしだけ?)
騒いじゃいけないとか、拍手は決められた時にとか規定があったのかしら?
誰か、観客に当選された人いるんじゃないかな?聞いてみたい。(興味津々)
高太郎が幕の前に出て来て挨拶したときも会場がシ~ンとなっていたような・・・。
考えすぎですか?
でも考えてみたら、バレエを見に来た人っていう設定のエキストラだから、
高太郎が出て来たからと言って、キャーキャー騒げないか?(はっはっは)

嵐子(中森明菜)が緊急手術を受けることになり、佳奈(黒木瞳)と高太郎(古田新太)
は病院に駆け付けが、一足先に来ていた遥生(中島裕翔)は不安を隠せない。
朝になっても、帰宅しない佳奈と高太郎を心配する舞(夏帆)結(志保)は眠れなかった
様子で嵐子の手術がまだ終わっていないのかと心配する。
遥生のパリ出発も佳奈、高太郎の発表会も今日だ。

主治医の新藤がようやく手術を終え出て来た、手術は成功だったと、一同はホッと
胸をなでおろす。
病室に戻った嵐子を見舞う一同、しかし、麻酔が効いているため、まだ意識がない嵐子
遥生は嵐子の手を握る
「お母さん。」
すると、手を握り返してきた。(意識はないが、遥生のことはわかるのね!)
そして、目が覚めるまで付いていたいと言う遥生に嵐子のためにも、出発をと勧める一同。
佳奈を残し、みんなは一旦引き上げる。
畠山(内藤剛志)は遥生を連れて、空港へ高太郎は発表会場へと急ぐのだった。

一方、嵐子の目覚めを待つ佳奈だったが、容態が急変し、輸血が必要になる、
しかも、回復しなかったら、もう一度手術だと言われ、慌てる佳奈。

会場では、準備に余念がない生徒たち、しかし、夏芽(高岡早紀)に名前も覚えてもらって
いなかったショックと、元旦那が発表会を見に来るとの情報でダブルショックの
店長・山本潔(加藤雅也)だけは一人浮かない。
生徒たちにはそれぞれ大切な人が花を持って、激励にやって来る。
千里(黒瀬友美)には旦那が駆け付け、レイ(映美くらら)の所にも反対していた
旦那が花まで、持ってやって来る、レイは嬉しさのあまり、抱きつく。
笑子(神田うの)には旦那から、花と激励のメールが届く。
そわそわする民江(松島トモ子)の元に旦那が5年ぶりに帰国してやって来た。
嬉しそうに紹介する民江。
旦那が客席に向かった後、来なかったら離婚だと脅した事が判明^^;
夏芽のところに元旦那が駆け付ける、山本は気が気でない・・・。
落ち着かない山本に気付いた高太郎は夏芽の娘・冬美(亜希子)に聞き出すと
パパはとっくに再婚して幸せに暮らしています。
と言われ、あからさまに明るくなる山本は張り切って舞台に向かう。

舞台で練習する生徒たち、そこに電話が入る、佳奈が嵐子の傍に付いていたいと
発表会には出られないと告げるのだった。
笑子に二役をやってもらう事で、まとめる事にした匠(小林十市)だったが・・・

楽屋に戻った笑子が佳奈が来るまで、舞台には行かない、みんなで踊らなければ意味がない
と言い出したことで、開演時間になっても開かない幕。
生徒たちも佳奈が来るまで待つと言い出す。

嵐子に付き添う佳奈は嵐子との思い出を走馬灯のように思い出しながら、涙ながらに
嵐子を呼び続ける。
すると、嵐子がよやうく目を覚ます。
一緒に踊っていた夢を見たと嵐子。
そして、畠山に電話、するとパリ行きの便が遅れていて、まだ遥生も空港にいるという。
遥生は嵐子と言葉を交わし、ホッとするのだった。
すると、佳奈を迎えに舞と志保が病室にやって来る。
佳奈を待って、みんなはまだ舞台には出ていないと・・・
嵐子は早く行って踊ってと佳奈を送り出すのでした。
タクシーの中でメイクを始める佳奈、
「お客さん誰もいなかったりして・・・」
「身内は待ってるよ、10人くらいかな?」
「そっか、そうね!」
電話で佳奈が向かっていることを告げる、生徒たちは舞台へと向かうのだった。
すると山本が意を決したように、夏芽に告白。
しかも、付き合ってもいないのに、結婚して下さい!とプロポーズ。^^;
夏芽はうつむきながら、山本の足元を見るとなんと山本、スリッパのままだった。
「山本潔さん、、、、バレエシューズ!?」
慌てて履き替えに行く山本。(最後までシュールなヤツ)

佳奈は高太郎に、これからもバレエを続ける、これがゴールじゃない始まりなのだと話す
「モスラだって蝶になりたいのよ!」
「よし!じゃぁ飛ぶか!?」
幕の前に立ち挨拶する高太郎。
そして幕が開き、踊りだす生徒たち。(こちらが緊張^^;)
うのちゃんと高岡さんは流石バレエやっていただけあります、綺麗でした。
最後まで心配だった加藤さん、このふたりの盛り立て役だったのね・・・^^;
(納得。)
古田さん黒木さんは良く頑張ったわ!
(タイツじゃなかったのが残念だったけど、それで、先週見せたのね!?
あれは古田ファンへのサービスショットだったのね^^)
生放送は無事終了、最後に興奮しながら挨拶する黒木さん、古田さん、うのちゃん
この辺で時間切れって感じ・・・。
生放送ってどうなんだろう?私は自分がドキドキして、よくやったとちょっと
最後は泣けた(;;)
ドキドキした分、ホッとしたからか、感動したのか、意味はわからないけど・・・。
涙出たことは事実。(生では見てなかったくせに・・・)
本当に生で見てたらどうだったんだろう!?
そして、今クールのドラマは終わっていくのでした(^^)/~~~



<キャスト>
万田 佳奈 (44) 黒木 瞳
万田 高太郎 (44) 古田 新太

吉村 夏芽 (35) 高岡 早紀
青葉 笑子 (30) 神田 うの
倉橋 遥生 (12) 中島 裕翔 (ジャニーズJr.)

土井 匠 (36) 小林 十市
高杉 民江 (62) 松島 トモ子
三崎 レイ (26) 映美 くらら
岩井 千里 (28) 黒瀬 友美

万田 舞 (14) 夏帆
万田 結 (12) 志保
吉村 冬美 (15) 亜希子

山本 潔 (42) 加藤 雅也
畠山 秀介 (47) 内藤 剛志

倉橋 嵐子 (40) 中森 明菜




『おいしいプロポーズ』 #9 「別れの予感」

2006-06-21 03:40:08 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
春樹(小出恵介)の部屋にいた鈴子(長谷川京子)はミチル(サエコ)に
追い出され、春樹に会えぬまま部屋を後にする。

翌日。バンビーナではチェーン店化の新装工事が始まり、
鈴子たちバンビーナの面々は片づけをしながら店との別れを惜しむ。
するとそこに大河内(石井正則)が現れ、店が新装工事している間、
バンビーナの面々には葛城コンツェルンの本社にある社員食堂で
働いてもらうと告げられる。

鈴子はマキ(小池栄子)から社員食堂で働けば春樹と頻繁に会えると
冷やかされるが、ミチルから婚約話が着々と進んでいると聞いている鈴子は
不安を抱えたまま社員食堂で仕事を始める。

一方、春樹は経済新聞に自分とミチルの婚約の記事が発表されているのを発見。
食堂で会った鈴子に婚約の件は何とかすると伝えると、
道造(橋爪功)のもとを訪れミチルとの婚約を撤回するよう訴える。
だが、道造からは婚約は会社の運命にも関わることで取り消すことは
出来ないと言われ言葉を失う。

同じ頃、鈴子も藤森(小澤征悦)から春樹が婚約を断ることが出来ない事情を
聞いてしまうが、鈴子は春樹を信じることしか出来ないと
自分に言い聞かせる。

そんな中、鈴子は春樹から部屋に来るよう招待される。
鈴子は春樹から何を言われるのか不安を感じながら訊ねて行くが・・・。


公式HPより

大丈夫だとわかっていても、切ない気持ちになってしまう・・・。
全く「おいプロ」の虜丸出しの自分_| ̄|○
鈴子の、春樹の、、切なさが伝染して来るんだもん!(かわい子ぶっても×です。)
鈴子を追い出してしまったミチルに
「彼女はどうした!?」と問い詰める春樹。
鈴子を追いかけ、猛ダッシュ!バスにも追いつきそうな勢いでしたが、やはり無理。
直ぐに電話をかけますが、、、鈴子は切ってしまい・・・(;;)

春樹戻って車で追いかけようとすると、(デビル)ミチルに引き止められ、思わず
突き飛ばして・・・
(デビル)ミチル、派手に転んで、膝を擦りむき足首を押さえた・・(仮病だろ?)おいおい^^;
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃない、大丈夫じゃない!」
春樹の足にすがり付く(デビル)ミチル。
優しい春樹は振り切って行くことも出来ず、取り合えず手当て。
(デビル)ミチル、(もういいって^^)このままじゃ帰れないから送って。
(嘘だろ!?やっぱデビルでいいや。)
春樹とバスケをした誰も居ないコートを見つめ・・・
ー「言われたんだ、アメリカに行く前に彼女から」
「沙織さん?」
「あなた、きっと彼女のことが好きになるって」
「君のこと好きになってる、君といると俺は本当の自分になれるんだ・・・。」ー
電源を切った携帯を見つめ、呆然と歩きだす鈴子。(切ないなぁ~)
何度も電話をかける春樹、しかし繋がらず。

翌日「バンビーナ」はいよいよ、片付けを終え、改装へ・・・
そこに大河内(おおかわち)がやって来て、改装中は本社・葛城コンツェルンの社食で働いてもらう。
と言ってきた、何も知らないマキは春樹に毎日会えるからいいね!と鈴子を冷やかします。
昨日の今日で何も言えない鈴子は複雑・・・。
本社ビルを目の前に立ちすくむ、バンビーナスタッフ。
「あたしたちこんな会社相手に裁判起こそうとしてたんですね!?」
「ちょっと無謀だったかなぁ~!?」
今更ながらに驚き頷くスタッフ。
早速働き始める、鈴子たち。何とマネージャー大河内(おおこうち)は蕎麦・うどん
茹で係!?
大河内は春樹に今日のランチは社食でと勧める。
しか~し、新聞では春樹とミチルの婚約が大々的に発表されていて、春樹は社長に直談判。
しかし、社長(道造)は居留守を使う。
社食ではウエイトレスのメアリーが社員とぶつかってネクタイにシミが付いたと文句をつけてきた。
鈴子は持ち前の正義感で、メアリーを庇いますが、社員は食堂で働く鈴子たちを蔑んでいる
話し方、クビにしてやる!発言。
そこに春樹がやって来て、その場を収めます。権力には弱い社員・・・誰かと思ったら
アリキリの石井さんじゃない方(どんな表現!?)まぁ大きい方です^^;
春樹は昨日の事、そして婚約発表の事を謝りますが、鈴子は
「いいのよ、あたしのことは。」
「いい訳ないだろ!」
「この件はなんとかする。だから、俺のこと信じて欲しい。」
「うん。」
(信じる!うるうる(;;)あたしにゃ言ってないけど・・・)

新聞記事に気付いて、慌てる大河内を残し、出かける春樹、向かったのは道造が出席している
経営者団体の懇親会。
早速、道造に直談判、するとミチルの父・浅倉が近付いてきた。
婚約の件を断ろうとすると、道造に止められ、真意を察した浅倉会長にも釘をさされる。
会社の痛いところを突かれ、春樹は言葉を失うのだった・・・。

社食に藤森がやって来て、春樹の事情を話す。
「彼がどんなに、自分の思い通りにしたいと思っても、葛城コンツェルンを背負っている限り、
限界はある、彼はこの婚約を受けるだろう。
君の事がどれだけ好きでも、彼の選ぶべき道はもう、決められてる。」
記事を見せながら鈴子に忠告する藤森。
「それはそうかも知れない、でも今あたしに出来る事は、彼を信じてあげる事だけだから。」
「自分が傷ついても?」
「大丈夫よあたしは、心配してくれてありがと!」
帰り際、偶然春樹と会った藤森
「彼女に対していい加減な事をしたら、俺は許さない!」と言って去って行きます。
何も言い返せない、春樹。

「申し訳ありませんでした!こんな事なら、バンビーナのスタッフを呼ぶんじゃありませんでした。
白石シェフも居づらいですよね~?」
頭を下げ記事を見せる大河内。
「でも、わたくしは、常務と白石シェフの事を応援しておりますから!」
「ありがとう。」
笑顔になる春樹。

帰宅途中、鈴子はマキを見かけるが、何とそこには兄・徹と親しげに話すマキが・・・
驚いて声をかける鈴子。
ふたりが付き合っていることを知り、驚く鈴子、マキは徹を部屋に連れて行きたいと提案。
そこに、春樹から電話が来る。
部屋に来て欲しいと・・・。
不安な気持ちで部屋に着いた鈴子を迎えたのは、粉まみれの春樹。
鈴子のために手料理してました!(かわいい!)(*^^*)
結局、食べるのは一流だが作るのは三流以下で鈴子が作る事に・・・でもふたりで
ラブラブでんなぁ~まぁいいけど。
カプレーゼを
「トマト。」
「チーズ。」
「トマト。」
(って交互に飾り付けて、何だかにんまりしちゃうんですけど!?)
アランチーニも完成。ふたりは食卓で向かい合う。
乾杯して、鈴子が美味しそうに食べ始める。
「食べ物を美味しく味わえる女性と食卓を囲めるのは男の人生の幸福だ。」
「誰かの言葉?」
「俺の本心。」
(私も、見ているだけで幸せです!誰も聞いちゃいない。)
食事を終え、窓から夜景を眺める鈴子
「明日は食堂に食べに行くから。」と春樹
「うん、何かリクエストある?」
(社食だぞ!リクエスト出来るのかぁ~?)
「そうだな~スパゲティは今日食べたし・・・」(えっ!?)
「じゃぁ、海の幸のリゾット!?」(おいおい)
「おお、いいね!」(出、出来るのかぁ~?)
ワインで乾杯するふたり
「ふたりで作った手料理と、美味しそうに食べるあなたとあたしがいて、今凄く幸せ。」
「そう、、」
「あたし、もしかしたらね、あなたから別れようって言われるんじゃないかって、そんなこと
思ってたの・・・
だからあなたに会いたいのに、会いたくなかったり、此処まで来るのに変な気分だった。」
「信じてたいの、あなたの言葉。」
見つめ合うふたり、
「でも・・・」
目を伏せる鈴子
「わからないんだ、どうしていいか、どうしたらいいのか・・・
でもひとつだけ確かな事がある、君だけは失いたくない、どんな事があっても
君だけは・・・。」
春樹に寄り添い、そっと胸に顔をうずめる、鈴子。
優しく抱きしめる春樹。(キュン。頼む、誰も邪魔しないでくれ~。)

嬉しそうに社食に来た春樹
「海の幸のリゾット下さい。」
「ベーネ!」
「きつねを下さい!」大河内(おおかわち)
「蕎麦?うどん?」
「うどんでお願いします!」
仕返ししようと、うどん、わざと柔らかく茹ですぎにしてやる。
(小さい奴!?)
(このふたり、古畑任三郎でもライバルだったからな~!?)関係ないか?^^

(デビル)ミチルはすっかり、婚約者気取りで(実際そうだが^^;)
受付でも大意張り!?顔パスで道造を訪ね、新聞に発表してくれたお礼を言います。
(鈴子なんか、何度来ても受付嬢に止められてましたが、みんな権力には弱いのねん)
その後、春樹のオフィスを訪ね、社員食堂にいることを聞き、向かいます。
春樹を見つけ、笑顔で近付こうとすると
「どう?リゾットの味は?」食器を片付けながら鈴子
「最高だった。米もアルデンテで良かったよ。」
「そう、じゃぁ明日は何がいい?」
「そうだな~あっホッロリペリーネなんかどう?」(何度聞いても聞き取れん^^;イタ飯だと思って・・)
「社員食堂じゃ無理よ。」
「そっか、、じゃぁ会議があるから」
「うん、頑張って。」
「じゃぁね!」
春樹が去った後、目が合う鈴子とミチル。
睨みつけた後、身を翻して去って行く。
ミチルは道造のオフィスに戻り、驚く道造の前で号泣。
「こんな侮辱を受けたのは初めてです!父がこの事を知ったら何と言うか!
春樹さんに年上の女の人がいるなんてわかったら、、」
しまったという表情の道造。
大河内は食堂でのやり取りを見てしまい、慌てる。
そこに、道造の秘書が鈴子を呼びに来た。
大急ぎで春樹を迎えに行く大河内。
「常務!常務!大変です!!シェフが社長に呼ばれて・・・」

「家の息子から手を引いてもらえないかなぁ。」
何度も言っているのだが、春樹が言う事をきかないと・・・。
いくら欲しいか言えば、いくらでも出すと、小切手を出し、鈴子は必死に抵抗
「お金なんて要りません。」
すると、春樹がやって来た。
「彼女に何の用です?」
「見ての通りだ、今手切れ金を渡そうとしてた。お前もまだまだ若いなぁ~」
「言ったはずです!婚約はしないと、浅倉会長にもそうお話しします。」
「婚約は、もう決まった事だ!」
「わかりました。でも俺は婚約パーティーには出席しませんから。そのおつもりで」
「いい加減にしろ!どれだけ困らせたら気が済むんだ?好きな女がいるから
婚約は断るだと?寝ぼけたこと言ってんじゃないよ!」
「それが自然な事です、何処もおかしくない!」
「じゃぁお前はこの会社がどうなってもいいのか!?今、浅倉財閥から見放されたら・・・
どうなると思ってるんだ、この会社と、彼女とどっち取るんだ?んっ?」
「俺は・・・彼女を、選びます。」
「いま、、何て言った・・?お前は私の後を継いで、この会社の経営者になるんだぞ?わかってるのか?」
「それは俺が望んだ事じゃない。兄さんが死んだ後、兄さんの代わりに一生懸命
頑張ってきただけです。でも・・彼女と出会って、自分らしく生きようとそう決めました。」
「お前、、、葛城コンツェルンを、、継がないっていうのか?死んだしゅういちや親の私たちの
期待を裏切るのか?貴、貴様、、、今まで一体誰のお陰で、、、」
春樹に掴みかかる道造、しかし、胸を押さえその場に倒れ込み、、、
「お父さん?お父さん?お父さん?」

病院に運ばれ、医者からは血圧の上昇にともなう、心臓発作だと言われる。
心配はないが、何度も繰り返すと、高齢のため気を付けるよう言われる。
母親が駆けつける。
「何があったの?」
「私は外に出ています。」
そっと出て行く鈴子
「誰なの?」
「僕がお付き合いしている方です」
「お付き合いって、あなた!ミチルさんと婚約したのよ!」
「まさか、お父様がお倒れになったのもそのことが原因で?」
「本当にすいませんでした。」
「だからあたしは20年前あなたを引き取るのことに反対したのよ!何処の女だか
判らない浮気相手の子供引き取るなんて、きっとろくでもないことが起こるって」
「しゅういちがあんな死に方をして、今度は父親までこんな目に遭わせるなんて
何かあったらどうするつもり?」
「おい、おいっ、、、よさないか、、、」
「えっえっ、、、あなた、、、目が覚めたのね、、。」
「お父さん。」
鈴子は病室の外で聞いてしまい・・・。

待合室で待つ鈴子に、今夜はついているから、送れなくてごめんと春樹。
その方がいい、私なら大丈夫だと鈴子。
歩道橋の上で、春樹から貰ったストラップを見つめ、考え込む鈴子。
道造を見つめ、考え込む春樹。


先週は「恋に落ちるなんて」で
今週は「別れの予感」なんて~!?酷すぎっ
そして、来週はもう最終回!?
きっと幸せが待ってるんだよね!?そうだよね!?そうでしょう!?
(うるさい!)
だってこのドラマは王道なんだから、そこにはハッピーエンドしかないはずだ!
まぁ、何にしても、こんなに楽しみになるドラマになるなんて、始まったときは
思いもしなかった・・・。
嬉しい悲鳴ですけどね。
しかし、今週は悲しすぎて、思わず先週の幸せを見返してしまったぞ!
春樹~!?
ミチルだって良く考えたら、結婚した後、冷めた家庭なんて、道造と奥さんみたいじゃん。
どうしてわかんないかなぁ~!?
とにかく、此処まで来て、最後は裏切らないで欲しいです。
修行に行ったり、もう少し大きくなってから・・・とか言って、一時別れたりするのは
絶対いやです!(嫌と言われても決まっています。)
ふたりは納得でも、わたしは納得出来ませんから!
(あなたの意見は聞いていません。つうかもう撮影は終わってます。;;)
どんな無茶も受け入れる準備万端ですから!
ハッピーに終わらせて!お願い。



<キャスト>
白石鈴子(28) …… 長谷川京子
葛城春樹(24) …… 小出恵介
大河内民雄(43) …… 西村雅彦
島崎沙織(26) …… 小林麻央
浅倉ミチル(19) …… サエコ
柏木マキ(28) …… 小池栄子
大河内孝信(33) …… 石井正則

桑原裕介(27) …… 天野浩成
藤田翔(20) …… 大東俊介
メアリー富田(18) …… 石田未来
片瀬未来(20) …… 清水由紀
社長秘書(27) …… 大門真紀
白石ちはる(9) …… 黒田凜

白石徹(34) …… 天野ひろゆき
藤森拓海(31) …… 小澤征悦

葛城道造(62) …… 橋爪功



『ギャルサー』 #10 「遂に判明!?命の恩人・・・感動の再会と永遠の別れ」

2006-06-19 02:16:44 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
アリゾナから『芋子』と署名のある手紙を送ってもらったシンノスケは、
それを手に、ギャルサーの中にいるらしいイモコの捜索を始めた。

その頃、レミらエンゼルハートのメンバーは、集会所の大家である
土谷(高田純次)から、家賃の値上げを通告されて焦りまくっていた。

レミは、ナギサ(新垣結衣)、シオリ(松山まみ)と一緒に、
土谷との家賃交渉に臨むが、煙に巻かれるばかり。

メンバーは、結局、この値上げがエンゼルハートを集会所から
立ち退かせる作戦だと結論を出し。。。

公式HPより

レミがイモコではない事がわかり、イモコ探しは振り出しに・・・。
ジェロニモは唯一で最大の手がかり、イモコからの手紙の入った瓶をシンノスケに
送るのだった。
シンノスケは早速それを持って集会所に行こうとするが、途中「クリフォード」
から聞こえる、楽しそうな音楽につられ!?
誘われるように「クリフォード」へ、そこにはドラックの店長・相川とブス晶子
こと小町(実は綺麗)を祝う会が行われていた。
面白くないのは、柳下、此処は歌声喫茶ではないと、お祝いごとなのに浮かない。
そこへ、家賃を値上げされたレミたちがやって来た。

レミたちエンジェル・ハートが借りる集会所は実は文房具屋土谷の持ち物だったのだ。
ギャルたちを渋谷から追い出したい土谷は集会所の家賃を30万も値上げして来たのだ。
値上げの額には納得できないレミ、集会所だけが自分たちの居場所だと思っている
サキたちは、集会所に立てこもります。
シンノスケは同じ日本人、日本語なのに、話が通じないと語る、レミや土谷たちの
言い分が不思議でならない。

集会所で、イモコ探しを始めるシンノスケ、イモコに関しての情報満載に、ギャルたちは
何故はじめからそう言わなかったのかと怪訝。
そして、渋谷、イモコ、9歳の書いた花の絵を見せる。
土谷に手紙を書いて、自分たちの思いを伝えようとしていたレミたちは代表で
サキにその役目を・・・。
慣れない筆ペンで書いたその手紙は、字も書き方も幼稚・・・。
しかし、その手紙がヒントとなる。(広瀬サキ子)
そんな中、ジェロニモはモモの命を救った、四葉のエゾヨモギの枝を持って、
イモコとのことをモモに話していると、咳き込み始め、
何と血を吐いてしまった・・・。
帰宅した一ノ瀬は医者を連れてくると、飛び出した。
駆け込んだ病院で、「友人が友人が血を吐いて!」と叫んだ!
「直ぐ行きます、何処です?」
「アリゾナです!!」おいおい^^;

バリケードで立てこもるサキたちのドアを開けさせたシンノスケ、此処に立てこもり
此処でしか生きていけないと思うことは自分たちをかえって、不自由にしているのだと
話すシンノスケ、サキはそんなシンノスケを「おっさんだけはわかってくてると
思っていたのに、」と殴ろうとする、
すると、シンノスケがサキの書いた手紙に目を奪われる。
シンノスケはイモコがサキだと確信!
サキ子=芋子縦書きにすると、芋子に見えるサキ子。
早速ジェロニモに会わせるためアパートに向かう。

一ノ瀬は晶子を連れ帰る。
症状を聞き、ちょっと待ってて、と出て行く晶子。

土谷はレミに殴られたことで、青春時代の学生運動を思い出し、戦ってみただけと
肩透かしなことを言って、去って行く。家賃もそのままでいいと・・・。
(何だったんだ!?)
命のともし火が消えかかるジェロニモの元に着いたサキ。
イモコに会えて、お礼を言うジェロニモ。
そして、自分が死んだら、あの手紙を海に流して欲しいとシンノスケに頼む。
シンノスケは手紙を持っていないことに気付き、ジェロニモに蔑まれる。
しかも、晶子が戻って、病気がただの花粉症だったことが判明、モモはアリゾナに
経った後だった。
サキは花粉症と聞いて、ホッとするが、シンノスケはピンと来ない。
しかし、命に関わる病気ではないと知り、イモコの手紙を探しに集会所へと戻る。
その頃、集会所ではレミが此処を出ようとメンバーに話していた、ナギサも賛成し
それぞれが何かを考え始めるエンジェル・ハートのメンバーたち。

ホッとして会話を始めるジェロニモと一ノ瀬、アリゾナに遊びに来いと言われ、一ノ瀬が
休暇を確認していると、ジェロニモの周辺に異変が・・・。
一方、集会所に戻ったサキとシンノスケだったが、そこに来たシズカとスミレを残し、
シンノスケだけが集会所の中へ、イモコの手紙を見つけ、瓶に詰める。
シズカはサキにイモコの手紙の事を話し始める、渋谷芋子9才。
しかし、サキが渋谷に転校して来たのは、12才のとき・・・。
サキはイモコではなかったのだ!!
そして、集会所が爆発!?
土谷たちが、焼肉をするために持ち込んだガスボンベが集会所突入のドサクサで
ホースが外れ、ガスが漏れ出していたのだ、シンノスケが履くウエスタンブーツ
の後ろの金具がセメントの床にこすれて、引火、爆発したのだ。

通信が途絶えた一ノ瀬の耳にニュース速報が、ハリケーンがアリゾナを襲ったと。
「おっさん!!」サキはシンノスケを・・・。

今週最終回と誤解してました^^;
来週が最終回ですね、シンノスケ不死身であってほしいなぁ~。
このドラマに限って、死人は似合わないから・・・。^^;
来週はジェロニモ、ハリケーンに飛ばされ、日本に来るのか!?
まさか・・・。


<キャスト>
北島進之助(33) カウボーイ 藤木 直人

サキ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 戸田 恵梨香
レミ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」総代表 鈴木 えみ
ユリカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組 矢口 真里
ナギサ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組幹部 新垣 結衣
リカ(17) ギャルサー「エンゼル・ハート」次期総代候補 岩佐 真悠子
シズカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 佐津川 愛美
スミレ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 奈津子

土谷守(50) 土谷文具店・店主 高田 純次
柳下恵美子(43) 商店会長夫人 大島 さと子

相川勇作(44) ドラッグストア・店主 温水 洋一
早川晶子(33) ドラッグストア・薬剤師 三浦 理恵子
モモ(8) ジェロニモⅢ世の娘 山内 菜々

一ノ瀬誠(24) 渋谷交番勤務・警察官 佐藤 隆太
ジェロニモIII世 謎のインディアン 古田 新太
柳下哲雄(49) 商店会長 生瀬 勝久

     ギャルサー「エンゼルハート」メンバー
ラン(17) 次期総代候補 西田 奈津美   ヤヨイ(16) 黒組 上脇 結友
シオリ(18) 白組幹部 松山 まみ     ヨーコ(16) 黒組 高瀬 友規奈
ソラ(17) 白組 森 望美         ユキジ(17) 黒組 廣田 朋菜
サヤカ(17) 白組  斉藤 友以乃     ヤスエ(17) 黒組 里中 裕奈
セリナ(17) 白組 小山 美香      ヨシミ(17) 黒組 加藤 理恵
メイ(16) 白組 成田 舞         ユウコ(17) 黒組 岡村 麻純
マリコ(16) 白組 照井 美樹       ノゾミ(16) 黒組 住吉 玲奈
ミズキ(16) 白組 早美 あい       ナナ(16) 黒組 大森 美希
ムツコ(16) 白組 丹野 友美       ニイナ(16) 黒組 川瀬 南
ミチ(16) 白組 長谷川 愛       ネネ(16) 黒組 内田 ゆか
マユ(16) 白組 楯 真由子       ノリコ(16) 黒組 早坂 美緒
                   ナミエ(16) 黒組 加藤 美佳
                   ヌマコ(16) 黒組 戸田 れい




『てるてるあした』 第10話 「遺言」

2006-06-17 16:53:32 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
やす子(福田麻由子)は、照代(黒川智花)の母・慶子(荻野目慶子)の
30年前の姿だった。
その事実に照代本人が気付いた矢先、久代(草笛光子)がまた倒れた!

久代から「先が長くない」と告白された照代は、その事実を受け止められないほどの
ショックを受ける。
少し前から久代の病状について知っていたサヤ(木村多江)は、
そんな照代の気を何とか静めようとするが、照代は聞く耳を持たない。
 
その頃、照代にはもうひとつ気にかかっていることがあった。
なぜ久代がやす子や慶子の話題を避けたがるか、ということだ。
頭を悩ませる照代に、偉子(高部あい)は
「本人が目の前にいれば、久代さんも隠さず話すかも」と進言する。

そこで照代は、久代と慶子を会わせようと計画。
サヤが中津川弁護士(鈴木浩介)に慶子を探してもらう一方で、
自らも慶子の携帯電話に「連絡してほしい」とメッセージを残す。

その頃、久代は照代を呼び、編入試験や両親の所在捜索について、
自分の亡き後は根本弁護士(林和義)を頼るよう伝える。
感謝する照代に、ある詩を読んで聞かせる久代。

やす子が作ったというその詩は、
「てるてるあした。きょうはないても あしたはわらう」――なんと、
かつて照代の携帯に届いたメールと同じだった!

一方、中津川弁護士と連絡を取ったサヤは、慶子の捜索に加え、
義父・泰三(綿引勝彦)との一刻も早い面会を申し入れていた。
やがて祐介(関根航)と共に泰三を訪ねたサヤは、金を貸してほしいと頼む。
久代が亡くなれば、笹乃館は息子の手に渡り、いずれ売りに出される。
久代に恩返しをしたいサヤは、その笹乃館を買い取りたいというのだ。
その思いを聞いた泰三は、笹乃館を自分が買い取り、祐介に譲渡すると宣言。
その心遣いに、サヤは深々と頭を下げるのだった。

しばらくして照代は、慶子からもらったガラスのリンゴが割れた際に
訪れたガラス工房へ。
以前、何か新しいものを作るのに役立ててほしいと言って栗原(山田明郷)に
託したガラスの破片で、部屋に飾れる置物を作って自分に売ってほしいと
頼む照代。
ダメな自分のことを思って厳しく教育してくれた久代にプレゼントしたい…
それが彼女の思いだった。

照代が笹乃館に戻ると、久代の孫・誠一郎(浅利陽介)がいた。
海外出張中の両親に頼まれ、病床の久代を見舞いに来たはずなのに、
ゲームばかりしている誠一郎。

しかも久代の容態が急変し、笹乃館に関わる人々だけでなく、
元教え子たちまで心配して集まる中、なおも平然とし続ける誠一郎に、
サヤの怒りは頂点に…。

一方、照代が「お母さんを連れてきて」と懇願すると、やす子が現れた。
そして、その視線の先には、笹乃館に向かって歩いてくる慶子の姿が…!

公式HPより

とうとう、やす子=慶子であることが判明。
幽霊だと思っていた、思い込んでいましたね^^;私もそしてきっとみなさんも。
でも何となく、途中から、久代が関わっていたのに、その後どんな亡くなり方を
したのかと思うと、ちょっと考えさせられた・・・。

倒れた久代を心配する照代。
そして久代も又照代を心配し余命がない事を告白、今後について考えるよう進言する。
その後、教え子で現在弁護士をしている根本に全てを託し、照代の編入から、
父母捜索まで頼んでいたことを告白するのだった。
そんな久代に、何もしてあげられない照代は自分が歯がゆい。

そんな中、もこみち兄さん登場!
「ごめん下さ~い!」
「はい。」
「雨!?」
「えっ!?」
「あっ!こちら、鈴木久代さんのお宅でしょうか?」
「そうですけど・・。」
「だよねぇ!あ~よかった、よかった。」靴を脱ぎだすもこみち兄さん。
「ちょ、ちょっと、何なんですか?あなた!」
「いや~五木さんに頼まれて、届け物に来たんです。
直接久代さんに渡してくれって」
「あの~前にさ、どっかで会わなかった?」
「いいえ・・。」
「ほらっ家族ぐるみでさ、食事とかしてたじゃん。覚えてない?」
「ううん。」
「おかしいな~・・・」
籠の中の豚(ぬいぐるみ)が暴れだし、久代の部屋に入っていくもこみち兄さん。
「ほ、ほっくん!?」
笑顔になる照代でも真顔になって首を振る。
トリュフを持ってくるもこみち。
「サマートリュフ!?」
「知らない?ようはきのこなんだけど、黒い宝石って呼ばれてるの。」
「知ってますよそれ位。」
「あっそう・・・。」
サヤに気付くもこみち。
「あっぁーあー!ゆ、ゆ、ゆうれい・・!いや、あっいやあっあの、前に
どっかで、お会いしませんでした。」
「いいえ。」
「いや、ですよね!すいません。いや~あなたみたいな素敵な人忘れる訳
ないもんな~」
「あたしは?」by久代
「小雪。いや~すいません、じゃ失礼します。ご苦労様です、失礼しま~す」
「いや~みんな頑張ってるから、俺もボートで頑張るかな~!
レガッタレガッタ!」
「あっ~びっくりした。今の人さ、末広くんの若い時とそっくりだね~。」(笑)
(もこみち兄さん、お疲れ様でした!)

照代は久代が大変だと慶子の携帯に伝言を残すが、連絡はなし。
一方サヤは義父・泰三に笹乃館を買い取るためにお金を貸して欲しいと頼む。
ところが泰三はこの申し出を断る。
そして、笹乃館は自分が買い取り、祐介に遺産として渡すと言うのだった。
サヤはその優しさがたまらなく嬉しく、深々と頭を下げた。

そんな中、久代の孫誠一郎がやって来るが、久代を見舞う気はさらさらない様子。
海外赴任中の両親から、お小遣いをやるから、行ってと言われ、仕方なく来たらしい。
笹乃館に着いてからも、ゲームに夢中で、誰の話も耳に入っていない様子。
そんな時いよいよ久代の容態は緊迫、佐々良記念病院、主治医も駆けつけ、笹乃館
は大騒ぎに・・・。
そこへ、陽太が駆け込んでくる。
何と、笹乃館の表に久代の教え子が年代も関係なく大勢集まって来ていたのだ。
久代の体を心配し、お見舞いに駆けつけたのだ。
大八は取り合えず、みんなに帰るよう伝えるが、心配で帰れない村人たち。
大八は佐々良小学校の校歌歌い出し、庭は大合唱となる。
久代に届けとばかりに。
照代はやす子に慶子を連れて来てと懇願。
ベランダにやす子を見つけ、慌てて行くと、去って行く佐々良の人々を見つめる
やす子。
やす子が見つめる方向に目をやると、慶子がこちらに向かって歩いてくる。
照代は人ごみの中、ひとり逆方向に歩いてくる、久しぶりに見る慶子に、
「お母さん!?」言葉を失う・・・。

とうとう来週は最終回ですよ。
今クールのドラマは重要な鍵を握る人物が何故か命の危機にある物語が多いです。
久代もとても心配です。


<キャスト>
雨宮照代 ・・・ 黒川智花
水野サヤ ・・・ 木村多江
鈴木久代 ・・・ 草笛光子

松本陽太 ・・・ 金子昇
手塚珠子 ・・・ 冨士眞奈美
林夏江  ・・・ 大森暁美

沢井やす子 ・・・ 福田麻由子
山田偉子 ・・・ 高部あい

溝口エリカ ・・・ さくら
溝口瑠璃 ・・・ 遠藤由実
水野祐介 ・・・ 関根航

雨宮慶子 ・・・ 荻野目慶子
雨宮信夫 ・・・ 福本伸一

末広大八 ・・・ ブラザー・トム
末広真澄 ・・・ 中沢純子

五木隆宏 ・・・ 道躰雄一郎
(笹乃館の住人)