老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『時効警察』 最終話

2006-03-31 19:13:30 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
最終話 「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」

時効管理課の温泉旅行の幹事になった霧山(オダギリ ジョー)は、行き先を考えている最中、
日本のモーツァルト的存在だった天才作曲家・雨田潮(ROLLY)が殺された時効事件を見つける。
被害者は、モーツァルトの才能を妬んで殺害した噂のある男性音楽家の名前と同じ
「サリエリ」というダイイングメッセージを残していたため、捜査は犯人を男に絞って進められた。
しかし結局、犯人が特定されることはなかった。現場は秘境の塩砦温泉。
自腹で時効捜査を続けたため金欠気味の霧山は「最後の捜査になるかもしれない」と覚悟し、
定期預金を解約。費用を捻出し、三日月(麻生久美子)と共に事件の起こった町の派出所へ。

派出所には以前「料理学校理事長殺人事件」の時にお世話になった警官の
兄・林田(笹野高史)がいた。
彼の話によると、事件発生当初は雨田と金銭トラブルのあった占部(鳥肌実)が
容疑者の筆頭に挙げられたという。
さらに、雨田は現在作曲家として活躍する冴島翠(りょう)と、
風俗で働いていたアンズ(つぐみ)と三角関係にあったらしい。
雨田は冴島と同棲中だったが、作曲活動は塩砦温泉にあるアンズの別荘でしていたようだ。

後日、冴島を訪ねた霧山は、彼女が何かを隠していると感じる。
殺害現場を検証したくなった霧山は、幹事の特権を駆使。
課の旅行先を塩砦温泉に決める。
温泉を訪れた霧山は、後を追ってきた三日月と共に、犯行現場へ。
そこで第一発見者・みの虫男(村松利史)から「雨田が作っていた曲について
専門家・木田次郎(三谷昇)に尋ねられた」と聞く。

旅行から帰った霧山は、冴島が過去に発表した曲を聴き、
その曲調が彼女自身のイメージとはかけ離れていることに気付く。
木田によれば、冴島と雨田の曲は「右手の小指を使う一番高い音の使用が避けられているため、
メロディーが行きわたらず、抑圧のエネルギーを生み出している」という共通点があるらしい。
つまり、ふたりとも右手の小指に問題があるのだと…。
さらに霧山は、占部が小学生の時に雨田の右手小指をピアノの蓋で詰め、
それを悔いた占部が雨田に金を貸し続けたことを知る。
その時、霧山はピンと来た。被害者が必ずしも加害者を恨むわけではない。
この事件も雨田が犯人を庇ったのではないか!?

霧山は冴島のもとを訪れ、彼女の右手小指に問題がないことを確認。
さらに、三日月と又来(ふせえり)に頼み、冴島が今度発表する 新曲を隠し撮りしてもらい、
自分はアンズのもとへ。雨田が残した最後のメロディーを教えてもらう。

冴島が犯人だと確信した霧山は、彼女に自白を促す。事件の真相はこうだった。
才能のない冴島は芸大時代から、雨田の才能に嫉妬していた。
彼の才能を独占したくなった冴島は、雨田を橋から突き落とし、彼が持っていた最新曲の
楽譜を持ち去った。
瀕死の雨田は曲が世に出るために冴島を利用しようと考え、
わざと捜査をかく乱させるような「サリエリ」というメッセージを残したのである。
その後、冴島は雨田の曲を盗作し続けた。
しかし問題は、殺害時に手に入れた最新曲…冴島がまさに発表しようとしている新曲だった。
楽譜は前半部だけで終わっていたため、冴島は未完成の曲だと勘違いし、
後半部を自分で作曲していた。
しかし、実際に雨田は後半部も完成させており、その部分の楽譜はアンズが持っていたのだ。
もちろん、後半部は似ても似つかぬ曲調だった…。

ようやく罪を認めた冴島に、霧山は『誰にも言いませんよ』カードFをそっと渡す。
こうして、霧山の最後の時効捜査は終わった。
三日月は一抹の寂しさを感じ、趣味を続けるよう説得するのだった。
一方、時効管理課は相変わらず平和。
又来が新たに拾ってきた婚姻届に、またもジャンケンで負けて記入させられる霧山―
―いつか見たような風景がそこにはあった…。

以上公式HPより


早過ぎる最終回を迎えて、早3週間。
ずっと草稿中だった感想にようやく手を付けました!(汗)
自宅のHDDには「時効警察」がまだ残っています!(消すのが惜しい・・・)
しかし、DVDが出たら買うだろう(霧山Love
だって、春ドラマが撮れないから・・・
最終回に色んな謎が解けました!?
イギリス人は日曜日に眼鏡をかける月曜日にかけなくて済むから
*冴島の所に来ていた、デザイナーのイギリス人(男性)に確認済み。
心が曇ると眼鏡が曇る
*冴島、犯行を否定して、眼鏡曇る。
*冴島宅からの帰り道、霧山「三日月さんはカワイイ」と言い、眼鏡曇る。
(三日月一瞬喜ぶが、眼鏡を見て激怒
嘘を付くと髪型が変わる(辛い物を食べた時と一緒らしい)
*頭に汗を掻くかららしい
*犯行を否定した冴島、ホールで髪がボサボサになっていた。
ソーセージは曇りの日に食べる物らしい。
*その方が美味しいんだって!

時効管理課は課で慰安旅行を計画、幹事は霧山。全然決まらない行き先。
黒板には候補地が書き出されているが・・・行きたくない名前ばっか。
①総武山温泉 ②湯冷温泉 ③骸骨温泉 ④下門温泉
⑤辺部温泉  ⑥架空温泉 ⑦油湯温泉
っておいおい!!
時効になった「日本のアマデウス殺人事件」を最後の趣味の捜査にしようと思っている霧山。
お金がなくなってきたらしい、、、
「やっぱり、趣味の捜査ってお金かかるよね?」
「そっか、、、」
「悪い事に今度の事件遠いんだよ、、、」
と食べていたにゅう麺の中から、なるとを取り出すと、渦が?マーク
(前はうどんが?マークだったなぁ、、しみじみ。)
天才的な作曲家雨田潮はその特異な行動からモーツアルトとの類似点を
挙げる評論家も多かった。
「雨田潮は下町のモーツアルトって事?」
「下町のモーツアルトって”いいちこ”じゃないんだから、、」
「浪花のモーツアルトっていましたよね?」
「キダタローだそれは!」(又来はカツラをかぶって、キダタローの真似。)
ピアノを弾き出す熊本。
「あっ”線路は続くよ”だ、、私これ嫌いなんですよね、、」
「私も嫌い!線路の匂いが嫌い!」
「ですよねぇ~」
意気投合するサネイエと又来。
演奏をやめる熊本。
「で、この事件の一つの特徴はダイイングメッセージでした!」
殺された雨田が最期に書き残した文字”サリエリ”
「犯人はこう、腕を伸ばした時肘がくっつく男なのか?」
「猿うでですよ~それ!」
「サリエリなのだ!」
「クラッシックの作曲家なんですけど、天才モーツアルトの才能を妬んでモーツアルトを
殺害した噂のある男です」
「何で直接犯人の名前を書かなかったのかなぁ~」
「蜂須賀くん現役デカとしての意見を聞きたいんだけど、、」
「任せなさい!」
「このサリエリってどういう意味ですかね~?」
「・・・・・」
「全然わからない!」驚く一同!
「ちょっと、又来さん2度見しないで下さいよ~」
「いや~だってあんまりだからさ~3度見してやろうか?」
「勘弁して下さいよ~」
「又来さん、2度見ってどうやるんですか?」
「こうやって、1度見て、こっちで気付いてもう1度見る!」
「あ~なるほどね~」
「いい?2度見、2度見、何見て2度見、十五夜お月さん見て、2度見
揃って2度見ポーズ!!決まった!!

自宅に持ち帰っていた例の”婚姻届”にとうとう霧山の印鑑を押してしまう三日月。
「やってしまったー」鏡に映る自分を2度見して
「私って殆んど病気ですよ、思い切って告るか?あ~でもチャンスがなぁ~
え~い!やってしまった、、、へっへっへ」三日月の印鑑も押す。
ー霧山宅ー
「この一線は越えたくないけどなぁ、、、サリエリ、、、殺された雨田は
何を言おうとしたのか?現地に行くには先立つ物が、、、え~い!!」
定期預金の解約届け(50万)に印鑑を押す霧山。
「やってしまった~」
塩砦駅
ソーセージを持って、嬉しそうに三日月が改札を出て来た。
「何で晴れてる日にソーセージ食べるかな~」
「えっ!何で?」
「ソーセージは曇りの日に食べた方が美味しいじゃない!?」
「・・・・」
ー駐在所ー
「いや~お待たせしました!」
「きゃー!!」
「弟のお知り合いだそうで、、」(同一人物です)
「はい、お世話になりました。」
「雲山さんでしたっけ?」
「霧山です。」
「ごめんなさい、今ソーセージ茹でてたんで、雲が出ないかな~と思ってたんですよ、
やっぱソーセージは曇りの日に食べないとね」
「えっ!?」驚く三日月、納得の霧山。
ダイイングメッセージの”サリエリ”で容疑者の筆頭に挙げられたのは金貸しの占部
雨田さんとの間にはドロドロとした金銭トラブルがあったようです。
(青いビニールシートの上で、泥相撲をする雨田と占部、お札も降って来た。)
山に登る3人。山間の谷を指差して、
「あそこが塩砦温泉です。」
「殺された雨田さんはあんな所で作曲を、、?」
「え~静かですからね、湖の傍に女の別荘があったんです。」
「あ~冴島さんの。」
「いえ、違います。別の女です。あ~あんずとか言ったかな?」
「あんず!?」
「え~何でも、おんでん町の方でピンクな仕事をしていたとか」
と霧山の胸を突付く。妙に反応する霧山。肘で三日月に突付かれる霧山。
「塩砦温泉まで行きますかね?」
「今からじゃ無理ですよ、もう”卑怯”な位の”秘境”ですから」

冴島に会う事にする霧山だが、相手は超有名人、会えるかなと脅す三日月。
冴島は1年に1枚しかCDを出さない、それがどれも大ヒット。
しかもタイトルが凄い!
№13下心 №12最悪 №11激情
№3 豹変 №4 邪念

課の旅行先をまんまと”塩砦温泉”にした霧山。
途中にある”やわらか地蔵”は三日月は”さわやか地蔵”の間違いだと言い切ったが
本当にやわらかいお地蔵さんだったし、、、(笑)
そして、何故か全員同じ部屋!
三日月はやっぱり追いかけて来ました!
「来ちゃった!」
「お~来たね~三日月君!」熊本。
又来が嫌な夢を見たと部屋に戻って来た。
お通夜の受付をしている又来、そこにショッカー(仮面ライダーの敵。)が来て、
職業の欄に”団体職員”って書いたと、、、。
サネイエは、嫌な夢を見た事がないと不満顔(意味不明)
霧山は嫌な夢を見るおまじないを教える。
「デュマ、デュマ、デュマ」と3回言うのだという。
嬉しそうにおまじないを唱えて、満足げなサネイエ。

冴島にもまんまとおまじないを言わせて、その夜、悪夢を見る冴島。
雨田を殺して、手に入れた曲を今回発表して最後にしようとしていた冴島だったが
盗んだ曲は前半部しかなく、後半は冴島本人が作曲。(時効警察のテーマだった^^;)
冴島がこの曲を弾いているのを外で、又来と三日月録音。
その時、強風に例の”婚姻届”を海に吹き飛ばされてしまった三日月
しょぼーん。

ホールで謎解きする霧山。
眼鏡をいつもの様に外し、三日月に渡すのかと思ったら、天井めがけて放り投げた
そして、案の定中々落ちてこない眼鏡(笑)
そして、いつの間にか舞台のピアノに向っている熊本は冴島作曲の後半部(時効警察のテーマ)
を弾く。
才能には忠実にするべきだったと冴島は、見ててと急にバク転。
「本当はアクションスターになりたかったの、、、」
っておいおい
霧山は「誰にも言いませんよF」カードを渡す。
角が丸くなっている女性のカードだそうな。

帰りのバスの中、今まで趣味に付き合ってくれてありがとうとお礼を言う霧山に
泣き出してしまう三日月。
交通費自分の分は出してもいい、週末も平日の夜も付き合うから続けようと三日月。
カワイイ
時効課では、又来が又”婚姻届”を拾って来た!
ジャンケンでいつもチョキを出す霧山は又負けて、サインする羽目に。
嬉しそうに見守る三日月。



カンバック時効警察!
私は第2弾を待ってるよ~
ゆるいオダジョーも麻生さんも、熊本課長も、
怖ろしく3枚目な豊原さんもブラボー!
何て素晴しい番組だったんだ!
そして、HPが楽しかった!
最終回のテロップは
芳本はミッチョンですが・・・
このドラマはフィクションであり
登場人物・団体名等は
ベートーベンとモーツアルトと
サリエリとバッハと
キダ・タロー以外は
架空のものです。
でした。ゆるい笑いをありがとう!
駄洒落よさようなら!
「多目食堂」に一度は行きたい子より。





『輪舞曲』 最終話 「さよなら愛しき人よ」

2006-03-30 18:49:38 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』

「私は何の罪もなかった、佐倉愛としてだけ、あなたの中に残っていたい。
最後のワガママを聞いて…」と
ショウ(竹野内 豊)に告げたユナ(チェ・ジウ)。
去って行くユナの後ろ姿を見つめることしか出来ないショウだった…。

依然として、指名手配中のショウ。警察の必死な捜査が続いていた。
しかし、自首したユナは供述を始め、日本を壊滅状態に陥れる
サイバーテロ計画の全容が明らかになる。
警察は首謀者の宋(橋爪 功)と龍吾(速水もこみち)の行方を
探し始めるのだか…。

一方、警察官の身分を証明する術のなかったショウの危機を救ったのは
死んだ伊崎(石橋凌)だった。

父親の仇ではなく、この国に今生きる人たちのために警官に戻る決意をするショウ。
ユナの作った日本を壊滅状態に陥れるプログラムを持ったまま行方の分からない宋。
宋の居場所を教えたのは、拘置所にいるはずの龍一郎(杉浦直樹)だった!!

その事がクライマックスのショウとユナにも、
誰も予想のつかない結末へと結びつくことになる。
新たなワナが待ち受けている最終回―。
犠牲になってしまったのは果たして・・・

以上公式HPより



長かった!?11話がようやく完結。
先ずはおめでとう!(誰に!?)
ー感想ー
自首したユナを見送る事しか出来なかった指名手配中のショウ、、、
そんなショウを救ったのはやはり、伊崎だった。
自分に何かあったら、届く様に金山琢己の戸籍や警察官としての証明もありました。
伊崎没後、なかなかアクションがなかったので、心配していましたが、、、
取り合えず良かった、良かった。
(ん!?いいのか?)
伊崎を殺した(撃った)のはところで誰だったのだろう?

しかも、伊崎が信頼していた、夏目(伊崎の部下)が伊崎が殺されたのをきっかけに
寝返っていたよ!
そんなのあり~!?上司だろ!?仇を討てよ、仇を~!
だから、現代っ子(死語)は信用出来ないな~、自分の欲で動いちゃうから、、、
(みんながそうとは言ってません!)
韓国に護送される筈だった、ユナを拉致しちゃった。
しかも、ショウを助ける為に、一肌脱ごうと、病院を脱け出して来た、ヒデまで
人質に捕られて、又してもユナはプログラム作りを強要されてしまいます。
今度は龍吾に、、、。
目を盗んで、必死に助けを求めようと、警察へのアクセスを試みるユナですが、
龍吾に見つかってしまい、、、
でも、ヨンジェが助けてくれます。
そして、ヒデとユナを助け、ヨンジェ没・・・。
ようやく、分かち合えた友、ヨンジェをも失い、怒りに燃える琢己。

龍一郎は宋の居場所は”風間ホールディングス”の中だとショウに教えるのでした。
その後、何も知らない琴美に、差し入れさせた本(中に仕掛けがある)で!?
脱走した龍一郎!?
(かなり、無理があった・・・)
一触即発の宋とショウ、、、沈黙を破ったのはユナ、ユニからの電話。
小さかったユニは引き取ってくれた宋を本当の父親の様に慕っていました。
罪がわかった今も父と呼んで、泣きます。
そんなユニ、ユナに心を洗われる様に、力なく椅子に崩れ落ち、最後のキーを
押せなかった宋。
そんな宋からディスクを受け取ろうとすると、、、宋が撃たれた!龍一郎に、
そして、ショウの事も撃って!?
(ショウ→鈍過ぎ!)
(龍一郎→年の割りに反射神経良過ぎ!?でしょ?それじゃ、、。)
サイバーテロなんか興味なかった筈なのに、、、プログラムを持って
高笑いで去って行こうとしたら、、、ぐさりと龍吾にやられちゃいました。
龍一郎の最期はきっと龍吾が閉めるだろうと思っていたから、ビンゴ!
(そんな嬉しくもないけど、、)
負傷した琢己を抱きかかえ、信じろって言ったじゃない!目を開けて!と泣き叫ぶユナ。
死んじゃうのか~~ショウ(琢己)!?
つうか、普通、捜査員乗り込んでいるんだから、誰か救急車呼ぶとか、、
助けに来るでしょ?
二人きりって、、       どういう事!?


















思わせて







はい!生きてました!

「チャメ」ではユニとヒデがユナの帰国のお祝いの準備中。
そこに、八百屋の夫婦登場。(ほのぼの~)
韓国での取調べを終え、帰国したユナ。
いつもの場所で(川辺の遊歩道)
ジャス(犬)ともう一匹いたよ!(名前わからず。)
2匹と戯れるユナ。
そこに琢己も登場!
抱擁。そしてキス。


気になったのが、、、
見つめ合う二人、、、風が強くて、ジウ姫の髪の毛が竹野内さんの顔に
ふわ~ふわ~    と、私だったら顔が痒くなってた、、、きっと。
よく、我慢したよ豊!(呼び捨てかよ!?)
偉いなぁ~流石役者さんってば凄いね!(感心の場面が違います。)
という事で、冬クールのドラマは全てお終いです。
(時効警察の最終話が残ってます・・・無視!?)
又、春クールで会いましょう!
(会えるのか?本当に・・・。)






『夜王』 最終話 「ホスト軍団と四天王集結!たかがホストと言わせない」

2006-03-30 18:49:19 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』

聖也(北村一輝)との闘いでボロボロになってしまったロミオに気づき、
決着をつけずにロミオを去った遼介(松岡昌宏)。
その後、ロミオは覚せい剤疑惑により警察の捜査を受け、営業停止になってしまう。
そのうえ、オーナーの矢島(内藤剛志)は何者かに襲われこん睡状態に。
先の見えない状況の中で、蓮(須賀貴匡)や大河(青木伸輔)、
修(要潤)、夏輝(石垣佑磨)らホストたちは次々とロミオを辞めていく。

聖也はロミオを罠にはめたのはフジ子(杉本彩)だと気づくが、
証拠がない中では追求が出来ない。
遼介もフジ子を問い詰めるが、ロミオに代わる新しいホストクラブを
作ろうとしている彼女には相手にもされなかった。
ロミオのメンバーはバラバラになり遼介は行き詰る。
そんな中、フジ子は歌舞伎町に新しいホストクラブ「ゴージャス」を開店させ、
ロミオの客を根こそぎ持っていく。
遼介は麗美(かたせ梨乃)との約束の場所を守るために、
聖也はホストとして極めた場所を取り戻すために、
ただ一度だけ手を結んでフジ子に立ち向かうことを約束する。
果たしてロミオは再生するのか?

以上公式HPより



ー感想ですー
良かったよ!先ずは一言。
麗美との約束で、3ヶ月で歌舞伎町のホストクラブ「ロミオ」で
№1にならなきゃいけなかった遼介!
しか~し!待てど暮らせど、遼介の本領は発揮されず、、、
聖也はやっぱり凄いなぁ~と感心させられる事しきり、、、
おいおい、いいのか~そんな事で、、しかも何ヶ月経ったんだよ!?
な~んて、考えさせられる始末、、、
でも、、、
聖也と遼介に共通の敵!?(杉本彩姉さん)が現れた事で、物語は急展開!
二人はタッグを組んで、「ロミオ」を守る為に立ち向かう!
これで、麗美が目指した理想の店とかけ離れる事なく、、
聖也も素晴しいままで、
しかし、店に№1は二人要らないので、、、
聖也は「ホストの道」を極める為新天地大阪でまたまた素晴しい決め台詞で
”聖也”を決めていました!
「1ヶ月でこの店の№1になる!
3ヶ月でこの店を大阪1のホストクラブにする!
そしたら、東京進出だ!」(有言実行!カッコいい~!)
妖し過ぎるよ~北村さん~。
そして、惜し過ぎるキャストだった四天王が最後に出てくれましたね!
歌舞伎町に進出して来た彩姉さんに、啖呵切ってましたなぁ~!
いいライバル関係なんだね、お互い。
But、あの歩き方はどうなの?
肩で風切るというより、、、
何だか、違う職業を彷彿させた!?
うちの子はスローモーションで再現してたよ~!
(映像じゃなく、自分で、、一応女の子です。)
それが又、左右に振れた感じで、上手いんだこれが!(笑)
「こんな感じで歩いてたよね~!」とか言いながら、、、
(はっきり言って、笑ってしまいました。)

このドラマ、ホストクラブが舞台だけに、男性キャストが異常に多かった訳ですが
ヒーロー戦隊モノの同窓会みたいでしたね、要さんを始め、須賀さんなんて
仮面ライダー見ていた自分としては、出世物語を見るようで、違う意味で感動。
最近、ヒーロー物から出て来られる方は多方面で活躍されてますね。
これからもご活躍期待しています!

という訳で、遼介は№1になった訳で、、、
聖也がいなくなった後も、須賀っち達とも仲良く、
喧嘩っ早い青木さんとも派閥を越えた店作り。
もちろん、修さんや金さんとも今まで以上にいい感じ。
そして、祭ちゃんの「ホストクラブ」デビューに
兄貴が先回りしていたのはビックリ!だった。
何はともあれ、めでたし、めでたし!


『白夜行』 最終話 「白夜の果て」

2006-03-30 18:48:51 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』

笹垣(武田鉄矢)を殺めようとしたが出来なかった亮司(山田孝之)は、再び姿を消す。
その亮司と連絡が途絶えた雪穂(綾瀬はるか)は、「R&Y」2号店の出店準備に追われていた。
そんな時、笹垣あてに友彦(小出恵介)が警察に自首してきた。
亮司を早く捕まえてやって欲しいと言うのだ。
そして、その証言を受けて、亮司は全国手配されることに…。

一方、笹垣と共に雪穂を調べてきた篠塚(柏原崇)は、協力したいと雪穂に申し出るが、
雪穂は何か裏があるように感じていた。
そして、「R&Y」2号店のオープン日、必ず亮司が現れると信じ
店を張り込む笹垣の前にサンタクロース姿の亮司が現れた。
追い詰められた亮司は…。

以上公式HPより


ただ一人、犯罪に気付いた男「笹垣」を抹殺する方法は毒殺ではないと判断した亮司は
慌てて笹垣の部屋に戻り、ガスを発生させる為に入れておいた
トイレの青酸カリを流すのだった、、、。
その時、青酸ガスを多少吸ってしまう、、、。
そこに笹垣が帰宅した。
”ハサミ”を振り翳し、襲い掛かる亮司。
交わした拍子に、笹垣の足に突き刺さる”ハサミ”、なおも襲い掛かる亮司だが、
先程吸い込んだ青酸ガスのせいで、ふらつき、慌てて部屋を後にするのだった、、。

亮司との連絡が途絶えたまま、雪穂は2号店「R&Y」の準備に余念がない、、。
それが、亮司に対する答えの様に、、、
そして、亮司へのメッセージの様に、、、

笹垣は典子(西田尚美)を訪ね、亮司の行き先を聞きだそうとしますが、
やはり亮司は姿を消したままだったのです。
そして、見つかったら連絡して欲しいと頼むのでした。

無茶をしながら推し進める、事業に不安を覚える共同経営者のりょうこは篠塚に不安を吐露。
そして、自分は名義を貸しているだけで、お金は出していないと告白するのでした。
篠塚はそのお金が亮司から出ていると判断、雪穂に新店の前祝いと称して、
「R&Y」を訪ねるのだった。

一方、友彦はあれ以来、何をしていても、後ろ暗い自分が嫌になり、笹垣充てに警察に
自首し、亮司を早く捕まえて欲しい、、、「明るい場所を歩かせてやりたい。」と
話すのでした。
「松浦は生きてると思うか?」と笹垣に聞かれ、
「そうだといい、、」と答える友彦。

友彦の自首を受け、亮司は全国に指名手配される事になったのでした。

亮司が指名手配され、典子は初めて、亮司の名前や、本当の姿に触れるのでした、、、。
そして、「こんな遺伝子残さない為、、、」と言っていた亮司の言葉が本心である事
を知り、亮司の子供を連れ、笹垣を訪ねるのでした。
笹垣は、弥生子(麻生裕未)の遺影を指し、
「桐原の母親ですわ、子供の顔見せてやってくれませんか?
不憫な奴ですわ、、、後一年待っとったら、孫の顔見れたのに、、、」
一人になった笹垣は弥生子の遺影の前に、典子と子供の写真を置いて、
「殺しにでもいいから、来いや~」と亮司に囁きかけるのでした。

新店の準備に忙しい、店員を眺めていた笹垣は、店員が落とした、雪穂が実家から
持って来たという、サボテンの鉢植えの土の中に、松浦の”Rayban ”の
サングラスの破片を見つけ、雪穂の留守に庭を掘り起こし、松浦の遺体を発見するのでした。

いよいよ、オープンを迎えるという前日、篠塚は雪穂の店を訪ね、大事に飾ってあった
額縁の裏から、亮司の太陽の切り絵を取り出し、自首を勧めるのでした、、、。
しかし、何の事だかとシラを切る雪穂。
あいつを楽にしてやれ、みんなお前の幸せの為にやったと言わせてやれよ!と叫ぶ篠塚。
笹垣さんが言っていた、、「あいつはまだ、ダクトの中を這い回っている、、
そして、雪穂に、もっと楽な生き方をさせてやりたい」と、、、話していたと告げる篠塚。
しかし、雪穂は頑なにそれを拒み、間違った道を歩いて行く事こそ、亮司をダクトに
閉じ込めた自分の行く道だという様に、、、。

小雪の舞う「R&Y」の店前には捜査員が張り込んでいました。
笹垣はその場を離れようとした時、太陽の切り絵を手にした人が、、、歩いていたのです。
誰から貰ったか尋ねる笹垣の視線の先にサンタの恰好の亮司、、、。
茂みに誘い込む亮司は、笹垣を刺し、サンタの白い布袋に入れ、ワゴン車の荷台へと
笹垣を置いて、「R&Y」が見える、歩道橋まで来た。

谷口(余貴美子)が雪穂に声をかける。
「若いのに凄いわね、、、。」
店の成功を祝う谷口。
雪穂は今までの生き方を振り返るのでした、、、
失うものは何もなかった、、自分の上には太陽はなかった、
いつも夜だったから、でも暗くはなかった、、、
太陽に代わるものがあったから、、、
明るくはなかったけど、、歩いて行くには充分だった、、、
私だけの太陽、、、
「あなたも、、、彼だけの太陽だった、、、」
「もう終りにしようと思ってます、、、」
「来るといいわね、、、今日、、。」
「送ります、、そこまで、、」

ハサミを抜いて、血の滲む、白い布袋を破り、笹垣は亮司を追い、執念で歩道橋まで
やって来ます。

「1991年11月11日、桐原洋介殺害、
1998年、藤村都子婦女暴行、、、
、、、
松浦勇、殺害、、、」
亮司の罪を順を追って、述べていく笹垣。
すらすらと、まるで亮司を見てきた様に、、、
「、、、、2004年、ストーカー規正法違反、
毒物、及び劇物取締法違反、
唐沢礼子、殺害
笹垣潤三、殺人未遂、及び救助、、、
2005年、栗原典子に、一子誕生。」
驚く亮司、、、。
「お前には、子供がおる、その子供にちゃんと十三階段上る背中見せい!
お前、自分と同じ子、作る気か?、、、
間違いだらけやったけど、お前が精一杯やったのは俺が知ってる!
一人の人間幸せにする為にお前は精一杯やった!
お前の子に俺がちゃんと言うたる!
お前に流れとう血は、ほんまはそういう血や!
俺がちゃんと子供に言うたる!」
泣きながら、うな垂れる笹垣、、、。
「すまんかった、、、あの日、お前を捕まえてやれんで、、、ほんま、すまんかったのう、、、
亮司、、、来いや、、、」
父親の様に、両手を広げ、亮司を包み込む様に温かい眼差しの笹垣。
笹垣に向かい歩き出す亮司、笹垣が持っている”ハサミ”を自分に向け、
自ら笹垣の胸に飛び込んで行く亮司、、、腹に刺さる”ハサミ”、、、。
「お返し、、、」
驚く笹垣
「何でや、、、何でや、、、お前昼間歩きたかったんと違うんか、、、」
背中から血を流す笹垣、、、。
腹から血を流す亮司、、、。
「あいつは、、、俺の太陽だから、、、
俺も、、、あいつの太陽だから、、、」
亮司を抱き締めて泣く笹垣、
穏やかな表情の亮司、、、
そして、笹垣を置いて、歩き出し、歩道橋に足をかけた、、、。
「亮司!亮司!」
笹垣を振り返り、微笑んで、亮司はふわりと雪の様に舞い降りた、、、

雪穂の指の太陽の指輪に小雪が舞い落ちて、消えた、、、

「あほ、、、あほんだらー!」
歩道橋から笹垣が叫ぶ。

人だかりの歩道に、お腹に”ハサミ”を刺したままの、瀕死の亮司、、、。
「亮、、、」
雪穂を見つけ、、這って来る亮司、、、
「雪、、、穂、、、」
そして、近付こうとする雪穂に向こうに行けと指差す、、、亮司。
振り返り、、、歩き出す雪穂
「明るい、、、明るいよ、、、亮、、、」

取調べを受ける雪穂、、、。
亮司が全てを庇う様に自殺したと言う捜査員。
泣きながら、辻褄を合わせた筋書きを、物語の様に話して行く雪穂、、、。
あくまでも自分は一人の被害者だという様に、、、。

2006年11月11日。
笹垣は図書館にいる谷口に会いに行く。
「あれから、もうすぐ1年ですか。」
「唐沢雪穂から、こちらには?」
「相変わらず、書き込みもなにも。」
「そうですか・・・。」
「結局、お店も全部潰しちゃったんですよね。」
「あんな状態なのに、しゃにむに店続けて。
 最後は、借金まみれでした。」
「あんな状態?」
「生きる、屍でした。」

何もなくなった店の中、爪を噛みながらダクトを見つめる雪穂。
「もう、おらんで。警察、、、行って、話そうか、、楽になるで。」笹垣が言う。
「、、、、悪いから。」
「誰にや?」
何も言わない、、雪穂。

「桐原亮司に悪うて、死ぬ事は出来へん。かといって、今更ほんまのこと、
誰にも言う事も出来へん。おまけに、財産も何も、ぜーんぶ無くして。」
「この間、篠塚さん、こちらにいらして、人生を捧げた人間より、捧げられた人間の方が
辛いのかもしれないって言ってたんです。何をしても幸せにならなきゃいけない人生なんて、
生きること自体、罰みたいなもんじゃないかって。唐沢さんの場合、
その幸せさえ永久に失われているんだから、、」と谷口。
「永久に、、、」
「篠塚さんがね、こんなものがマンションに残っていたって。」
男の子と女の子が手をつなぐ切り絵、2006年11月11日と書いてある。
「ああ、、今日ですね。」
「本当は、これだけだったのかも知れませんね、、、」

公園のベンチに座る女。
公園の芝生で遊ぶ小さな子供、母親に呼ばれて目の前を通る。
子供が、ベンチの前で足を止める。
おいで、と手招きする女、子供が差し伸べた手に、女がそっと手を繋ぐ。
その手には、太陽のモチーフの指輪があった。
小さな手をぎゅっと握り締める女は眩しそうに太陽に手を翳す、、。
ベンチ置かれていたのは『スカーレット』の文庫本、、、。




仕事が一段落して、ようやく向ったパソコンの前。
先週、全て最終話を迎えた今クールのドラマ達。
先ずは「白夜行」から、、、
笹垣の日記を読んで、改めて”強い絆”を感じたのか、、、亮司は青酸カリでの
殺害は笹垣には相応しくないと慌てて部屋に戻り、トイレの青酸カリを流します。
ところが、自分がガスを吸ってしまい、どんどん弱っていきます、、、。
死ぬ前に、雪穂にプレゼントするのは全てを知る笹垣の抹殺。
そう、心に決めていた亮司は、「R&Y」の2号店オープンがチャンスと初めから
考えていたようです。
弥生子に孫を見せてやりたかった、、、と話した場面で既に涙した自分は、、、
歩道橋で、父親の様に語り掛ける笹垣
「あの日、、、捕まえてやれんで、すまんかったのう、、」
に遂に、号泣!
雪穂が、上手い事、物語を作って、話すのは耳にも入らなかった、、、。
とにかく、これで逃れる訳か、、、、位にしか見てなかった、、、。
篠塚が言っていた様に、残された人が一番キツイのかも、、、、
雪穂はずっと、十字架を背負って生きていかなきゃいけない訳だし、、、。
「太陽の下、手を繋いで歩く、、、」
亮司とは叶わなかったけど、、、亮司の子供と叶えた訳だ、、、。
犯罪が子供の頃に始まったのと、、シンクロして、ちょっと切なかったかな、、、
笹垣が言ったように
捕まえてあげられてたら、、、、二人の人生は大きく変わっていた筈だから、、、
”たら””れば”は使っちゃいけないが、、、
途中は、主人公に共感出来ないと非難ゴウゴウだったが、いい終り方だったかも
と思っています。



『輪舞曲』 第10話 「償うべき罪守るべき愛」

2006-03-22 18:04:56 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』

父・宋(橋爪 功)に命じられ、日本を崩壊させるサイバーテロを実行する
プログラムを完成させるため韓国に戻っていたユナ(チェ・ジウ)。
母国・韓国にある、子供の頃からの憧れの場所に向かったユナは
ショウ(竹野内 豊)と再会する。
驚くユナにショウは、「君は、佐倉愛(さくらあい)。警官の娘だ」と告げる。
混乱し、戸惑うユナに、「君を憎んだままの方が、ずっと楽だった」と
ショウはやり切れない表情を浮かべていた。
24年前、二人は出会っていた…。

さらに、ユナは日本に残してきた妹・ユニ(イ・ジョンヒョン)が
意識不明の状態にあると聞き、手術承諾書にサインするため再び
日本へ戻ろうとするが…。

以上公式HPより


24年前、爆破のショックで、記憶を失っていたユナに、優しい言葉で
巧みに取り入って行ったのは、やはり、宋の策略だった、、、。
ユナは、何も知らない幼い妹ユニに父親だと話しかける宋を
信じきってしまったのでした。
ほどなく、造幣局を辞めた宋を”シェンクー”が襲い、その後行方不明になった
宋から、”シェンクー”の幹部になっている、、プログラムの完成が開放の条件だと
連絡が入ったのが、1年前だと話すユナ。
ユニが危篤で、手術の同意書のサインを宋が断ったと聞き、ショウやヨンジェの話を
信じ始めるユナだったのです。
「本当の親なら、娘に犯罪は犯させない、、、」というショウの言葉にハッとするユナ。
しかし、プログラムは既に宋の元に送られていたのでした、、、。

ユニの手術の為、日本に再び渡る事になったユナ、そして、韓国の”警察のお墨付き”の
偽造パスポートをヨンジェから貰うショウ。
二人はヨンジェ、ケビンの保護の下、ようやく、病院まで辿り着くのでした。

危篤のユニを見て、涙がこぼれるユナ。
「ごめんね、ユニ、ごめんね、、、」と詫びるユナ。
目を覚ましたユニは悪い事はもうダメ、、、と言うのでした。
そして、同意書にサインするユナ。

駆けつけた、あきら(木村佳乃)恵子(風吹ジュン)から写真を見せて貰うユナ
「愛ちゃん、大きくなったわね、、、」しみじみ話す恵子。
あなたはお父さんやお母さんにとても愛されていた、、、
だから、辛くても、負けないでと恵子。
優しい恵子の言葉に、又お父さんとお母さんの事教えて下さいと泣くユナ。

ユニの手術が始まった、、、。
「大丈夫、大丈夫、、。」と励ますショウ。

そして、誰もいなくなった病室で
「君を守りたい、、」とユナをそっと抱き締めるのでした、、。
しかし、自分の罪を再認識し、ユナは複雑な心境だったのです、、、。

”シェンクー”への捜査が開始されましたが、宋はプログラムを持って逃走した後でした。
しかも、指示したのは龍吾(速水もこみち)だと思わせるメールを残して、、、
何も知らない龍吾は、風間ホールディングスのホールに戻った所を
捜査員に取り押えられます。
しかし、自分が命じたのは原子力発電所の場所、、、、
無論”サイバーテロ”ではない、、、
宋に騙された事を悟った龍吾は捜査員・夏目を人質にその場から逃走するのでした。

未だに警察から、”西嶋ショウ”として指名手配されている事をあきらとショウの会話を
立ち聞きして知ってしまったユナはヨンジェに事実を確認するのでした。
あの時、警察のコンピューターには侵入したものの、削除のキーが押せなかったユナ
その時、宋は「愛してしまったのか、、」と表面ではユナを慰め、しかし、そっと
削除のキーを押していたのでした、、、。
自分のした事が愛する人を苦しめている事を知ったユナはヨンジェに頼み事をするのでした。

その頃、ショウが未だ、指名手配されていると知ったヒデ(佐藤隆太)は病院を脱け出し
ショウの元へと向うのでした。

ユニの手術が成功し、何とか危機を脱した事を確かめ、、、病室を後にするユナ、、。

龍吾は宋に電話をかけるが、「人を動かす器ではない」と嘲笑されてしまいます。
怒りに震える龍吾。

琴美(市川由衣)は龍一郎を訪ね、一からやり直そうと提案します。
バイトもしているのだとまるで普通の人。
しかし、琴美から、龍吾と宋の事を聞き、不安を覚える龍一郎だったのです。

ユナは宋に電話をかけ、自分の本当の名前がわかったと話すのでした、、、。
それではもう、話す事はないと言う、宋にプログラムを正常に作動させる為に
自分と取引しないか?と持ちかける。
成功したら、自分とユニには二度と手出しはしないと約束して欲しいとユナ、、、。
そして、ヨンジェの運転する車の中から、あのネックレスを捨てるのでした、、、。

待ち合わせ場所に来たユナ、、、。
それを遠くからヨンジェの銃口が狙います。

ユナが病室から消えた事を不審に思うショウはケビンからユナがおとりになった事
を聞き出し、ユナの元へ急ぎます。
その時電話が、、、
「私があんな罠に引っかかるとでも思っているのかね、、、」
「”同胞”として忠告しよう、この国から直ぐに逃げなさい!」と

ユナの元へ来たショウは、宋は来ないと告げ、ユナにやめる様に言うのでした。
しかし、知らなかったとはいえ、自分の犯した罪の重さに苦しむユナは
ショウに、佐倉愛としての自分だけを覚えていて欲しい、、、と頼むのでした、、。
そして、ヨンジェと共に警察へ出頭して行くのでした、、、。
見送る事しか出来ないショウ、、、。



残す所1話。予告を見る限りでは、ヨンジェ没!?
やはり、伊崎は琢己の警官としての証拠を残していましたね、、。
このままでは終われないし、何か伊崎が残していると思ってたんだよな、、、
しかし、伊崎没後、、、中々出て来ないから、ちょっと不安だったが、
このドラマの矛盾はいつもの事だし、最終回まで取って置いた訳だ!
それでなきゃ、ユナが無茶しないもんね、、、確かに、、(笑)
(おいおいそれでいいのか?)
今クールもこの最終回をもって全部終了、、、。
次クールはどんな事になるかな~!?
今の所、あまり「これだ!!」と思わせるものがない、、、
此処2回、視聴率は今一だが、感動した日テレ”水10”も今ひとつ、
魅力に欠けるキャスティングという印象、、。
(酷い~!と言わないで。ファンの方すみません。)
物語としてどうなのかな~とは思うが、、。
確かに期待しないで、見た方が好印象のドラマは多い。
(求め過ぎ!?)
という訳で、、、(どんな訳だ!?)まだ何も未定、、、。
というか、期待しないでいる事にしようと決めた!
一応初回はチェックで行こう!
「輪舞曲」の感想の筈が、いつの間にか、次クールの期待度に変わっている、
支離滅裂な自分。
だって、最終回は見なくてもわか”ロンド”!?(るんだ!?)
無理矢理~!親父ギャグでこじつけるな!はい、すいません。
♪風呂入ったか~?歯~磨けよ!ハ、ビバ、ドンドン♪
又来週!




『夜王』 第10話

2006-03-18 14:13:56 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』

光(忍成修吾)に刺された遼介(松岡昌宏)は、「ロミオに迷惑がかかるから」と、
救急車を呼ぶことを拒む。
修(要潤)らは、路地裏にある小さな病院へ遼介を連れて行くが、
結局1週間は入院が必要だと言われてしまう。
客には風邪を引いたことにして、遼介の分まで奮闘する修たちだが、

勝負はあと2週間と差し迫った中、フジ子(杉本彩)という
太い客を掴んだ聖也(北村一輝)はさらに売上を伸ばし、
その差は広がるばかりだった。
だが、フジ子ばかりを接客をする聖也に、
他の常連客や聖也派のホストは不満に感じはじめていて…。

以上公式HPより


負傷した遼介は、警察にも店にも内緒で、
傷が癒えるのを待つ時間もなく、、、
2日後には、「ロミオ」に。顔を出す。
心配する修達ですが、止めても聞かない事は、承知の性格。
フォローする事でバックアップ。
しかし、フジ子を得た聖也の勢いは増すばかり、、、
しかし、フジ子の独占に応える聖也は他の客の席へは全く付けない状態で、
顧客は勿論、蓮や大河にまで不審をかう。

そんな中、聖也は怒らせてしまった、宏美(中島史恵)に先回りして
バラの花束を贈っていた、、、。
何か考えがありそうな聖也。

一方遼介を刺した光が遼介の前に姿を現した。
殴りかかった夏輝を止める遼介。
光は2年前、歌舞伎町で聖也に拾ってもらったのだと話し始めた、、、。
母親が病気で、聖也に直談判、ホストにして下さいと。
聖也は何も聞かず、500万くれたと言う。
だから、聖也の為ならどんな事でもすると、、、
「大丈夫なのか?」
「・・・・」
「おふくろさん。」
頷く光。
自分への仕打ちより、母親の事を心配してくれた遼介の態度に驚く光だったのです。

№1争いが激化する中、遼介派の疲れはピークに達していました。
本当にこれでいいのか、、、これが麗美の望む「ロミオ」の姿なのか疑問に思い始める
遼介は、オーナーの矢島(内藤剛志)に胸の内を話すのでした。
俺は麗美の遺志を、継ぐものロミオに相応しい奴に、ロミオを託したいそれだけだ
と矢島。

月末、1日残して、無謀なこの状態に自ら終止符を打つ遼介。
「もうやめませんか?」
ボトルを入れて争っているお客様の顔はちっとも楽しそうではないと、、、
ホストの勝手な都合にお客様を巻き込んでいるだけだと遼介。
「みなさん、すみません」ホールに立ち、深々と頭を下げる遼介。

閉店後、明日には勝てるかもと言う修にこれでやめると遼介。
その代わり、修や遼介派の人たちをこのままロミオに置かせて欲しいと頼む遼介。

フジ子はこれで、「ロミオ」は私とあなたの物だ!と言う。
そして、新しい店の企画案だと書類を渡された、、、。
「私!?、、、ロミオは俺の店です。」
「あなたは、人形よ!ホストは黙って、お金のある女に買われてればいいの!」
「何か勘違いされてるようですが、、僕は誰にも買われるつもりはありません、
僕のロミオをあなたには渡さない。」

しんちゃん食堂に集まった4人ですが、遼介とやめる覚悟だった修は残してと頼んだ
遼介に失望、、一抹の寂しさ、、、。

フジ子のオフィスを訪ねる矢島。
こちらも、準備があると言い放つ矢島。

遼介のいない、〆日。「ロミオ」は遼介の客で溢れ帰っていた。
そして、遼介は必ず帰って来ると信じるお客達。
蓮が客を連れ、やって来た、聖也が話しかけるが無視。

すると、いきなり店に警察がなだれ込んで来ます。
ロッカーから、麻薬を探し出す刑事。

パトカーで職質される女子高生、麻薬の袋、
「何処で手に入れた?」
「歌舞伎町のロミオの店員。」

フジ子のオフィスから、車に戻ると、駐車場で、暴漢に襲われる矢島。
かなりの人数でした。

オフィスから夜景を見ながら、不敵な笑みを浮かべるフジ子。

いよいよ、来週は最終話!
とうとう、敵がお互いに取って代わり、フジ子になった事で、手を組む事になりそうです。
これで、納得。遼介が中々上がって来ないのも、聖也が全然悪になっていかないのも
納得です!
みんな、いいホストだもんなぁ~!
近くにあったら、一回位行ってみたいかも!?「ロミオ」
ぶんぶん(首を振る音)お金の使い方がわかりましぇ~ん!
つうか、使う金がない!そんな金があったら、生活水準上げたいです!
ホスト通いは、キャバ嬢か女社長の独壇場って感じがヒシヒシと、、、
実録、ホストの花道は楽しく見てますが、見るだけでお腹一杯です!
(おばさん丸出し~)
そこで、疑似体験!?

『白夜行』 第10話 「開く過去の扉」

2006-03-17 17:10:55 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
医療ミスで礼子(八千草薫)が亡くなったと聞いた篠塚(柏原崇)は、
雪穂(綾瀬はるか)が何か関わっているのではと笹垣(武田鉄矢)にその旨を知らせた。
反対されながらも雪穂に近づくため礼子の葬儀場を訪れる篠塚。
でも、普通に親切に接してくる篠塚に疑惑を抱いた雪穂は、
電話で亮司(山田孝之)にそのことを報告する。
その時の亮司の様子が違うことに不安を覚える。
その頃、亮司は典子(西田尚美)の元に戻っていた。

青酸カリのビンを返された典子は、泣きながら亮司を信じたことを喜び、幸せを感じていた。
そして、亮司は、自分の気持ちを小説にたとえ典子に話し出していた。
一方、笹垣は、弥生子(麻生祐未)にもう亮司をかばうのはやめるよう説得に行く。
弥生子は、真文(余貴美子)が訪ねてきた時に渡された亮司から送られた
メールの写しを笹垣に見せる。

そこで大江図書館と表示を見た笹垣は、早速真文を訪ね、昔の二人の様子など聞きつつ
何か連絡が来たら知らせて欲しいと頼む。
だが、亮司の変化に不安を覚えたのか、雪穂は葬儀が終わると
電池が切れたように倒れてしまう。
そして、笹垣が再び弥生子を訪ねると、そこには自ら命を絶った弥生子が…。

以上公式HPより


久々に泣いた。
此処何話かは、ずっと共感出来ない犯罪に身を落として行く二人を
ただ、乗りかかった船だからと、半ば諦めにも似た感情での視聴が続きました。
最終話を残すのみとなった今回は、二人の犯罪の総まとめ、笹垣が核心へと迫って来ました。
今までの笹垣は二人を想像するのみだった、、、(それにしても的確だが、、)
しかし、此処に来て、その裏付けが取れ始め、色々な人の証言により、
曖昧だった、根拠や、あくまで想像の枠を出なかった物語が、確信へと変わったのです。
篠塚は雪穂に自分を重ね、もしかしたら、自分がそうなっていたかも、、
と思い始めています。
しかし、そんな篠塚を警戒する雪穂、、、。

真文を訪ねた後、川原を歩きながら、一つ一つ、
二人の犯罪を繋げて行く笹垣が印象的だった。

雨の中、母親に引っ張られ、あのビルに連れて行かれる11才の雪穂、、
そんな雪穂を見てしまう11才の亮司、、
ダクトを這いずる亮司、、
桐原に写真を撮られる雪穂、、
桐原(父)に”ハサミ”を突き刺す亮司、、
”ハサミ”を受け取り、涙の笑顔見せる雪穂、、
母を道連れにガス栓をひねる雪穂、、

重ねられる罪に耐えられなくなった笹垣は突然立ち止まり
「やめいー!!」
そう叫んで、左手で顔を覆いました。

真文は幼い頃から知る二人がこれ程怖ろしい事件に係っているとは知らず、
11才のあの頃に、自分や周りの大人が助けてあげれなかった事を悔やみ、涙を流します。
私も、久しぶりに、始めの犯罪を思い出し、此処で戻れていたら、、、
と何度思ったでしょう?
真文と一緒に涙です。
真文には自分を責めるなと言う笹垣ですが、、、あの子達がアホなんだと、、、。
そして、悪いのはあの時あいつ等を捕まえてやれなかった自分だと、、、。
でも、弥生子を死に追いやったのは、笹垣じゃないでしょうか?
あんなに傷ついている人に、息子を庇う事は自分への罪滅ぼしだなんて、、、
それでなくても、自傷行為を繰り返していた弥生子は結局、死を選んでしまいました。
ーあの子はまだダクトの中にいる
押し込めたのはわたし
そんな人生しかあげられなくて
ごめんー
と、メモに遺書をしたためて、、、
最後の”ん”は途中で途切れていた、、、涙。

見つけた笹垣は
「なんでや~なんでそんな生き方しか出来んのや~!」とか言っていたけど、
弥生子を追い詰めたのはあなたですよと言いたかった、その位想像できた筈。

雪穂の未来に邪魔なのは、笹垣と自分だと思う亮司は笹垣を殺し、自分も消える覚悟です。
そして、典子に、自分のこれまでを小説の様に話すのでした。
始めの犯罪が”父殺し”が”万引き”にすり替えられていましたが、、、
そして、青酸カリは誰にも気付かれなかった犯罪に
たった一人だけ気付いた人を殺すのだと言った。
典子は、誰にも気付かれない”その幽霊”は本当は涙が出る位嬉しかったんじゃないかな?
気付いてもらえた事が、、、と言うのでした。

笹垣の部屋のトイレに青酸カリを入れ、発生したガスで殺そうと実行する亮司。
そこで、弥生子の遺骨と遺影、遺書のメモを見つける亮司。
「嘘だろ、、、」
自分と雪穂を綴ったノートを見つけ、アパートの屋上で読み始める亮司。
それは、まるで、見て来た様に、、、、
ぴったりと二人に張り付いていた様な、、、二人の犯罪履歴だったのです、、、。
笹垣の”血と肉”で書かれた様なそのノート。
思わず涙する亮司。
そんな笹垣を、こんな殺し方は出来ないと、慌てて部屋に戻り、トイレを流す亮司。
そこに笹垣が帰って来ます。
そして、”血と肉”にまみれて、殺す方法を取る亮司、、、。
(殺し方変えただけだったんだ、、、)
”ハサミ”を手に襲い掛かる亮司。

ラストのサンタに続くのですね、、、
歩道橋の上から、笹垣は叫んでいた様な、、、
笹垣は死なないのですね、、、
では亮司は自殺!?
篠塚の運命は、、、
雪穂は、新店舗のオープニングセレモニーの最中だった?
でも、亮司を置いて、歩き出すんだよね、、、
雪穂は時効成立なのか?
何事もなかったように生きて行くのか?
篠塚がいては無理のような、、、。
来週は23(木)から仕事が立て込んで、27(月)まで、自由にならない(涙)
最終回が続くというのに、、、



『神はサイコロを振らない』 最終話

2006-03-17 15:23:43 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』

最後の日に、亜紀(ともさかりえ)と菊介(武田真治)が、ヤス子(小林聡美)と
テツ(山本太郎)のために結婚式をしようと盛り上がっている頃、
当のヤス子は、両親の離婚を知ってしょげ返る亮を懸命になだめていた。
その上、自分がいなかった10年の間、父親の誉(鶴見辰吾)が会社をリストラされ、
ホームレスになっていたことを知りショックを受けた亮は、母親の元に行くと言い出した。
ヤス子は、意気消沈する誉を勇気付ける一方で、亮を懸命に説得する。
そして、誉が立ち直ることを誓ったことで、ヤス子は、乗客の中で
最後まで表情が暗かった亮の笑顔を見ることが出来た。

一方、テツ(山本太郎)は、最後まで402便の乗員乗客の命を救おうと、
読み漁った本から過去に通信できる『先進波通信』という理論があることを知り、
そのことについて航星(中村友也)から話を聞くことにした。
テツはこの方法で、10年前に引き戻される402便に何らかのメッセージを送れば、
マイクロブラックホールを回避し、乗客乗員を無事救えるかもしれないと考えたのだ。
だが、航星は、すでに『先進波通信』の送信機の設計図を作っていながら、
極めて難しいと諦めていた。

最後の時を都内で二人で過ごすという啓太(丸山智己)と藍(矢沢心)。
中武(明星真由美)と柚子(市川実和子)は、お笑いのライブに行くという。
そして、亜紀と菊介の企画した結婚パーティーでピアノを弾くことを依頼された
瑠璃子(成海璃子)は、デートの約束をしていた航星に事情を話し、
そのパーティーに航星の兄・甲斐(尾美としのり)も誘って一緒に行くことを提案する。
しかし、兄は明日もきっと家族会のことで忙しいから無理だという航星。
でも、そんな真面目な兄を尊敬していることを話す航星の言葉を、
丁度現れ耳にした甲斐は複雑な思いだった。

そんな中、航星が作成した設計図を見つけた甲斐は、その送信機を使って
10年前に引き戻される瞬間の402便にメッセージを発信すれば、一緒に時空を超え、
ブラックホールに遭遇する前の402便に届くかもしれないと考え、
テツに事情を説明して協力を求めた。

ヤス子の家では、ヤス子、亜紀、菊介によりパーティーの準備が整い、瑠璃子の他、
瑠璃子の母・杏子(高橋惠子)、啓太と藍も集まり、テツの帰りを待ち構える-

以上公式HPより


感想です。
実は、最初の感想は「え~!!終り?」でした。
かなり号泣しながら見ていたので、鼻は詰まるわ、目はショボショボだわで、、、
それでも、終わっちゃったのか?と映像を何処までも追っていました、、
しかし、2度目の視聴で、ん~これはこれで良かったのか!?と思えて来ました。

最後の日、亮は父・誉が仕事もなく公園で生活していた事を知りショックを受けるのでした。
「やっぱり、仮面夫婦は長くは続かなかった、、、」と坂倉(升毅)
しかし、ヤス子がお父さんは一生懸命”生きよう”としていたんだと話します。
そして、誉も又、亮に恥ずかしくない様に生きると誓うのでした。

結婚の仕度をする亜紀と菊介、テツは最後の望みを航星に伝えていました。
しかし、既に諦めたと言われ、愕然とする。
結婚式のパンフレットを手にテツを待ち伏せした亜紀はテツの足元にパンフを置きますが
テツは気付かず素通り、
「おい!拾えよ!」
「普通拾って、一応見るだろう?」
と文金高島田にヤス子の写真、新郎にテツの写真を貼り付けたパンフを見せる
「かわいい~~!って何だよこれ?」
「ヤッチとテツの結婚式やろうと思って!」
あいつはそんなのダメに決まっているとテツ。
しかし、祝う会ならどうだ?と食い下がる亜紀、実は、菊介が瑠璃子にピアノを
演奏してくれと依頼してしまっていたのだ、、、。
「わかった、やろう!ヤッチとテツの結婚を祝う会?」
「ホント!?」
「俺は、菊介の気持ちを無駄にしたくないって言う、亜紀の気持ちも無駄にしたくないから
やろう!賑やかにな!俺よかったよ、402便の乗務員が亜紀で、最後まで人の事ばかり
考えてるお前で。」
「私も操縦室に居るのがテツでホントによかったよ!ありがとう宜しくお願いします!」
「こちらこそ宜しくお願いします!」
敬礼する二人。
此処も涙、涙、。

支援対策室で乗客が最後に過ごす場所を確認しあうヤス子達。
航星が家族会で頑張っている兄・甲斐の事を尊敬しているという言葉を立ち聞きしてしまい
戸惑う甲斐は支援室にやって来ます。
「黛さん、今から長崎のご家族の所に行きますチケットの手配お願いします!」
「今から、、、?」ヤス子
「呼び出されたんですよ!」
「甲斐さんが行くのですか?」坂倉
「私が行かなくて誰が行くんですか!?」
「・・・・」
「弟に尊敬していると言われたんです、、、家族会として良くやっていると、、、」
「甲斐さんは良くやっていま、、」
「そんな事はない!良くやっている様に見えるならば、それはそう見せているだけです
私は偉くなんかない、私がご家族に悔いのない様に過ごして下さいと言ってるのは
全部、自分の為です、、、出来るだけ穏やかに別れて欲しいと、、、それはこの後
消えてしまって、苦労するのは自分だからです!うんざりなんです、、、
まっぴらなんです、、、いい加減うんざりなんです、、、」
「最後の時間は家族会会長の仕事から離れて、弟さんとゆっくり過ごして下さい、、
長崎には私が参ります。」
「私が行きましょう。」
大屋本部長(岸部一徳)が出て来た。
「長崎のご家族のご意向は自分が聞いて参ります。気になっていたんです、家族会会長を任された為にあなたの時間は10年前のあの時のまま
止まってしまったのではないかと、、それに対しては申し訳なく思っています
東洋航空の人間としてではなく一人の人間として何も出来なかった事をお詫びしたい
申し訳ありませんでした。」
頭を下げる大屋、社員達。
「どうか、ゆっくり過ごして下さい」
涙を浮かべながら、頭を下げる甲斐。
「君も休みなさい、402便が消えてしまった後又君の事だから駆けずり回るのでしょう?
後は課長に任せて」
「ああ」
「本当にお疲れ様でした」

「文金高島田!?」
「それは大袈裟だけど、ヤッチとテツを囲む会!?っていうの、、、?」
「誰が考えたの?」
「考えたのは亜紀だけど、、、」
「やっぱりね、、。」
「俺もダメだって言ったんだよ~」
「いいよ!」
「やっぱり、、えっ!?いいの?」
亜紀は自分が消えるとわかった時、自分自身の事より、私の事一番に考えてくれた
だから、、、とヤス子
明るくやりましょう!

屋台のラーメンをすするヤス子、テツ、亜紀、菊介。
チャーシューの取り合いをして盛り上がる4人に、店主(もたいまさこ)が
「あんたたち、何がそんなに楽しいの?たかがチャーシューがそんなにおかしいか?」
とチャーシューを何枚も、みんなのどんぶりに投げ入れる!!
(もたいさんだぁ~”やっぱり猫が好き”を思い出す。
でも、この抑揚のない話し方は”ビギナー”の教官役を思わせた!)


甲斐に呼び出されたテツは航星が設計した機械を作った甲斐から
今から長崎に行って消えるその瞬間に信号を送って欲しいと頼まれます。
何も知らないヤス子は囲む会の買出し、準備に負われます。

亜紀と菊介は買い物、、、。
大きな袋を持って、ケーキの箱を抱えた亜紀が菊介のもとへ、無言で荷物を持った菊介
を不審に思う亜紀。
「何か怒ってる?」
消えるにあたってお願いがあると菊介。
引き戻される時点でこの世界で過ごした思い出もみんな記憶が消えるのかと
「大丈夫だよ!忘れな、、」
「忘れて下さい、僕の事はこの僕の事は忘れて下さい、、、」
「どうして?」
次に会う時に恋に落ちる為だと菊介。
その時は今よりもっと楽しい時が過ごせる男になっている、だからそれまでは
ありがとうも亜紀と過ごした日々が大好きだった事もさよならも言わないと。
涙がこぼれる亜紀、そっと菊介を抱きしめ、
「今よりずっといい男になってる菊坊に会えるなんて、、、
楽しみだな~
消える事がホント怖くなくなったよ。」

ヤス子の家に駆けつける、瑠璃子、藍、啓太、そして瑠璃子の母・恵子も来ていた。
亜紀はヤス子とテツが恋人同士だった事を暴露、、今回の会の趣旨を話そうとした時
テツが帰って来ました。

迷った挙句、長崎に行く事にしたテツは、集まってくれたみんなにそしてヤス子亜紀達に
謝るのでした。
それを見たヤス子も又みんなに頭を下げるのでした。
(本当に似た物カップルですね!)

そして、家を後にするのです。テツと一緒に表に飛び出し、タクシーをとめるヤス子。

「ごめんな。一緒に過ごすって約束、破ってごめんな。」
「いいよそんなの!ほら、早く!」
テツを乗せたタクシーを見送るヤス子。
突然タクシーが止まり、テツがヤス子に駆け寄る。
「どうした!?忘れ物?」
「肝心なこと伝えてなかった。俺は、お前が好きだ!10年前のお前じゃなくて、
今のお前が好きだから。38の、お前が好きだからな。じゃ、じゃーな。」
「行くなー!行かないで、私も肝心なこと言ってないから。ありがとう!
402便のことを、最後まで諦めないでくれて、ありがとう!会えてよかった。
一緒に過ごせて、良かったよ。神様はサイコロを振らなくても、
自分の運命は自分で選び取ることが出来る!この10日間で私、そう思った。
きっと何か変えることは出来るよ。運命は変わる!変えることが出来る!信じてる。」
「ああ。」

ヤス子の家でピアノを弾く瑠璃子。(モーツアルトのピアノ練習曲”別れの曲”)
<101回目のプロポーズだ!>

「俺も・・・お前に会えて良かった。10年後のお前を好きになれて、良かった。
又、又、会おうな!」
テツは婚約指輪を差し出す。
「今度こそ受け取れよ。ほら、指!」
「それいつ買ったの?」
「10年前。」
「やっぱりね!」
「お前にとっては10年前でもな、俺にとっては、、、」
「そういう事じゃなくってー、10年前のは消えちゃうでしょー。」
「あ、、、」しまった表情テツ。
「しょうがないなー。考えてなかったでしょう?」
「どうしよう!」
「もういいよ。時間ないから。早く早く!」
テツが、ヤス子に指輪をはめる。
「消えても・・・」
「忘れないよっ。」
「ウーッス!」
「ウーッス!」

タクシーに走り戻りと、テツは振り返り手を大きく振る。
「さようならー!!」
「さよならー!」ヤス子も笑顔で大きく手を降った。
雪がちらちらと舞い始めた、、、。

東京タワーが見下ろす公園のベンチに座る啓太と藍、、手にはヤス子の白いブーケ。

瑠璃子とドライブする恵子。

静かなレストランで娘と孫と食事する、神蔵夫妻、、、。

柚子とお笑いライブ観賞の後、藤吉に頼まれた”エントツオチャコ”のサインをする昇子
見ないでと目を閉じさせる。

母の待つロスへ向う亮を空港に見送りに来た誉。首からは虫かご、手にはサッカーボールが、、。

ホテルの部屋でチェスをする、航星、甲斐。航星がパソコンを取り出した。

「私達は散歩でもする?そろそろ時間だし、、、」
「・・・・」
「菊坊、じゃぁね!」
泣きそうな菊介。二人を見送りながら
「行ってらっしゃい!」
「行って来ます!」
シャッターの閉まった商店街を歩くヤス子と亜紀。
「この辺はあんまり変わらないね?」
「そうだね、、」
「駅前の方は変わっちゃったのかな?」
「あのほら、ネイル何とか?爪に何か、こう塗ってピカピカにする奴?」
「何?やりたかった?」
「ううん、私は別に、、、」
「やろうか?」
「うん!」
「まだやってるかな~?」
「見に行ってみようか?」歩き出すヤス子
一陣の風がヤス子を撫でる、、、ハッとして立ち止まり、ゆっくり振り返るが
亜紀の姿はなかった、、、。

ベンチに残された、白いブーケ。

車を止める恵子、助手席にはCDと手紙。
ーお母さん。
いっぱいいっぱい話したいことがあったのに、あまり話せなくてごめんね。
お母さんをうっとおしく思ったり、うんざりしたりもしたけど、私はお母さんの娘で、
良かったと思っています。世界でたった一人の、私のお母さんへ。
たった一人の娘、瑠璃子より。
大好きだよ。お母さん!ー
手紙を抱き締めボロボロ涙がこぼれる恵子。

「おじいちゃんとおばあちゃん何処へ行ったの?」
息子の問いかけに優しく抱きしめる、弘美。

目を開けると昇子はいませんでした、、、残された色紙には
”笑いで涙をブッ飛ばせ!”オチャコ
「先輩!」泣き出す柚子

空港のロビーに残されたサッカーボールを抱き締め泣き崩れる誉
「亮!」

一人残された部屋で、パソコンに気付く甲斐。
ー兄貴 ありがとう、
又、会う日までー
    航星

帰宅したヤス子。
縁側で涙する菊介、、、手紙を指す。

拝啓、黛さま。
10年前の世界に突然現れ、いろいろご苦労おかけしました。
私なき後の黛さまの心中をおもんばかり、この手紙をしたためております。
どうか気を落とさないで下さい。 この世の中、何が起きるかわかりません。
402便の乗員乗客は、どこか別の世界で、別の人生を生きていないとも限りません。
私はそこでは、5人ぐらいの子供を抱え、ひ弱な亭主の尻を叩きながら、元気に生きているのです。
いえ、きっとどこかで生きています!だからどうか、黛様も平成の今、その時代の、
その世界で、どうか元気に生きていって下さいませ。
それが、私たちの出会いと別れを、輝かしいものにするのですから。

追伸、頑張れよ!菊坊
      竹林亜紀。

(回想シーンでは亜紀の旦那は菊介だった、、^^)

涙を拭いながら、菊介を見るヤス子。
「何貰ったの?亜紀からでしょ?」
抱き締めているのは”スーツ”でした。
笑いあう二人。

そして、奇跡の10日間は終わった・・・。
私の、ごく普通の日常が戻って来た。
これといって大きな変化は起きてはいない。


「回収された送信機を調べたところ、受信された記録は残っていませんでした。 
やはり失敗に終わったようです。」と甲斐が加藤に言う。
「そうか・・・。」

それでも私は信じている。どうしようもない出来事に出会ったからと言ってやり過ごさず、
きちんと向き合う事で、何かが変わる。402便が10年後の世界にやって来た、
あの10日間が、私を変えたように・・・。


「しかし私の理論によれば、402便の残骸が発見されるはずだ。それが見つかっていない。
という事は、、、」
「どこかで生きているかも知れない!?」
「ああ。我々とは別の歴史、別の人生をたどった、もう一つの世界!
”パラレルワールド”はあるのかも知れないね。」
加藤と甲斐は空を見上げた。

きっと、何かが変わると信じている。

「姉ちゃん!」
亜紀からプレゼントされたスーツを着た菊介が後から声を掛ける。
「お帰り!どうだった、面接?」
「あ~、、、うん。」

一陣の風が吹き、振り返るヤス子。
だがそこには誰もいない。

ヤス子は微笑み、菊介に、
「今日はすき焼きだよ~!」
「すき焼き!?大好き!」
仲良く家路に着く二人。



終わってしまいました。
早かった~視聴率は伸びなかったみたいだけど、、、
役者がどれもはまっていて、かっこ良かったと思う作品だった。
あり得ないストーリーなのに、違和感を感じる事無くそれほど、突っ込む事も無く
見れたのは、役者さんが魅力的だったから、、、
小林さんは勿論、山本太郎さんをかつてこれ程”すてき~”目線で
見た事があったろうか?
カッコいい人だ!遅ればせながら”ファン”になりました。
真っ直ぐで、ちょっと”間が抜けてる”所なんかが、
年上女(あえて、おばさんとは言わない妙な意地。)に言わせれば
”ラブリ~”(もう、死語!)だった!
好感が持てる好青年って感じ!?
近頃、巷では”ちょい悪オヤジ”なるものが流行っているらしいが、、、
チノパンにジャンパー姿で、脱いだら俺凄いんです!なテツに乾杯!(爆)
(決して、”品庄”ではありませんのであしからず。)

402便の人達はあの10日間でかなりいい感じだったので、例え記憶がなくなっても
本当に”パラレルワールド”で元気にしていそうだ!
欲を言えば、誰か一人位、ひょっこり出て来て欲しかった、、、。
街で偶然、会う菊介と亜紀!?みたいな、、、
恋に落ちるって言ってたから、、、
勿論記憶はない訳だし、、、
原作は、教授の言う様に、402便の破片が見つかるだったようで、、
それよりは、マシだけど!
日テレの水10は良作続きだけど、、次はどうだろう?
「プリマダム」!?う~~ん、、、微妙。どうか「大人の○休み」には
なりません様に!




『輪舞曲』 第9話 「運命の地、ソウルへ」

2006-03-14 17:04:27 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
互いに銃口を向け合うショウ(竹野内 豊)とユナ(チェ・ジウ)。
引き金を引いたのは…。

ある日、指名手配中のショウは、同じく潜入捜査官として神狗にもぐっている
韓国警察のヨンジェ(シン・ヒョンジュン)を頼りカジノへ行く。
ヨンジェはショウに、ユナは神狗のハッカーだということ、
ユナの過去が不可解であることを告げる。

一方、ユナは神狗にいる父親・宋(橋爪功)の指示で、
病気の妹・ユニ(イ・ジョンヒョン)を残し韓国へ。
それは一刻も早く神狗が企てるプログラムが完成できるよう、
身を隠して仕事に集中するためだった。

以上公式HPより


妹ユニに、父・宋(橋爪功)とユナが”シェンクー”だとメールを送ったのは
ショウだと思い込み、絶対許さないと銃口を向けるユナ、、、
そして、ショウもまた「もう騙されない」とユナに銃を向けるのでした。
メールの事を言われ、
「何の事だ!?」と意味のわからないショウ。
ユニだけは傷付けないでと約束したのに、、信じられないユナ、、。

しかし、銃を連打したのはユナだけだったのです、、、
全て外れる銃弾、その間、ショウは反撃せず、
撃ち返せと叫ぶユナに
「殺さない、、、」
例えどんなに憎い相手でも決して殺さないと誓ったのだとショウ。
そうでした、伊崎(石橋凌)や母・恵子(風吹ジュン)に憎しみは憎しみの連鎖を
生むだけ、、、復讐は誰も望まないと言われてたんでした。
自首を勧めるショウですがあなたも捕まるのだと言うユナに、自分はどうなっても
”シェンクー”が潰れるなら、、、とショウ。

そこに、丸腰の宋がやって来ます。
娘を見逃して欲しい、開放してやってくれ、自分が変わりに警察に行く。
”シェンクー”の事を何もかも知っているのは自分だ全て話す。と、、
自白を確認するショウ。
パトカーのサイレンの音、、、
「銃声を聞いて、誰かが通報したようだ、、呼ぶ手間が省けた。」宋
(むむっ!?そのセリフ怪し過ぎ!?)
「早く逃げろ!ユナ!」宋
そして、2台に分乗する宋とショウ。
2台目を走るショウのパトカーが信号で止まった、前を走る宋を乗せたパトカーは
真っ直ぐ行ってしまったのに、左にウインカーを上げるショウの車。
不審に思ったショウは隣の刑事!?に
「連行先は、北品川署か?」
「・・・・そうだ、北品川署だ。」
「此処の管轄は港南署だ!」刑事!?を蹴り上げ、前に座る手下を、殴り、車が止まった
隙にドアから転げ落ちるショウ、そこにトラックが、、、ライトに照らされるショウ
しかし、次の瞬間走り出していました。

部屋に戻った、宋に抱きつき、無事を確かめるユナ
「簡単には捕まらない、、、」不敵な宋
「しかし、西嶋も逃げた、、、」
あの人の事はどうでもいいとユナ。
早くプログラムを完成させて、ユニと3人で10年前の様に暮らしたいとユナ
韓国往きのチケットを出し
「一足先に韓国へ帰れ、後は韓国でも出来るだろう」
「ユニが、、」
「ユニの分は用意してある、落ち着いたら直ぐ追いかける」
自分が一緒に連れて帰ると約束する宋

「あの男の”パスワード”が1982、11、05、、、
1982年、お父さんが私達を引き取ってくれた年だったの、、」
「偶然だね、、、それよりも急ぎなさい、あいつが来る前に、、」

ジャス(犬)をバックに入れ、鉄平・富士子(塩見三省・岡本麗)の店前に手紙と共に置くユナ
そして、ショウと良く会ったあの場所へも行ってみるのでした、、、。
一緒に過ごした日々を振り返るユナ
翌朝、置手紙を読んだ富士子達は慌てて、ユニの病院に駆けつけます。
手紙を見せると、きっと韓国に帰ったのだ、自分も行くと立ち上がります。
必死に止める二人ですが、、呼吸が荒くなり、倒れ込むユニ。

ヨンジェのカジノを訪れ、ユナについて知っている事を全て教えて欲しいと頼むショウ。
「あの、親子、、、」
と聞いて、ヨンジェが
「そうか、親子だったのか、、、それで全て説明が付く、、、」と言い出します。
「1985年、チェ・ギョンホは韓国造幣局に入局した。
1992年、ソウル市内に”おふくろの定食屋”という飲食店を始めたが10年前
”シェンクー”に店を潰され、直後、失踪。
チェ・ユナは小・中学時代は音楽の天才と言われていた、しかし、それは表の顔で
本当はコンピューターのプログラミングが上手かった。
1年前、韓国軍のメインコンピューターに侵入したハッカーがいた。
ネットワークを使って、洗いに洗い、我々の捜査線上に浮かんで来たのがチェ・ユナだ
そこで、チェ・ユナの素性を洗ったところ、どんなに調べても、1982年以前の
記録が出て来ないんだ。」
「1982年、、、」

その時ユニの病院にいる鉄平から電話が入る。
ユナが置手紙を残して、去り、韓国に行ったと追いかけようとするユニが倒れた事
そして、
「ユニちゃんを、あの二人を助けてやってくれ、頼む!」と号泣
「ユニちゃんに伝えて下さい、俺が韓国に行くからって」

あきら(木村佳乃)に金山琢己のパスポートを用意してもらうショウ。
西嶋ショウは指名手配されているけど、金山琢己なら何とか行けるだろうと。
止めても行くんだよねと寂しそうなあきら。
「行かないでってそんなキャラじゃないもんね、、、」
「あきら、感謝してる。」
そっと、涙を流すあきら。

入院中のヒデ(佐藤隆太)に聞き込みに来た刑事が西嶋ショウに、偽装パスポートを
渡しただろうといきなり殴って来る刑事。
(おいおい、いいのか刑事がそんな事で、、、いくら悪い奴でも、しかも相手は怪我人)
意味不明のヒデだが、ロッカーに隠れて、こっそりショウに電話。
飛行機よりも、ウルサン往きの貨物船だったら、警備があまいと教えてくれた。
俺はモグラだったのにと言うショウに、何処までも兄貴について行くって
言ったじゃないですかとヒデ。

「プログラムは何処まで進んでる?」龍吾(速水もこみち)
「あと2週間ほどで、完成かと、、」
「急がせろ!それから早く西嶋ショウを捕まえろ!空港は大丈夫なのか?」
「はい、空港、船、全て手配済みです。」
「今、俺をバカにしたのか?」
「いいえ、、、」
「所詮お前は親父の犬だ、今直ぐ刑務所にぶち込んでやってもいいんだぞ!」
「申し訳ありません、、。」

琴美(市川由衣)がショウのいる港に姿を現した。
この辺は”シェンクー”が見張っている、何もかも捨てて自分と逃げないかと琴美
刑事だから行かない訳には行かないと言うショウに
「今度生まれてくる時は絶対”シェンクー”の娘になんか生まれて来ない」と
「あなたなら、今からでも充分やり直せます」とショウ
「ショウさんてやっぱり冷たいのね、そんな事言われたら、余計傷つく、、」
「私は風間龍一郎の娘だから、私に手伝わせて、、」
「そんな危険な事はさせられません。」
「一度位、私のいう事聞いて、、。」
頭を下げるショウ。そして去って行く琴美。

ユナが韓国に発ったと聞き、宋に自分を護衛に行かせて欲しいと頼みに来たヨンジェ
「護衛はつけてある。」
「龍吾氏に認めてもらいたい」
「あなたは”シェンクー”を見捨てた男ですよ」
「私なら誰よりも、韓国の裏社会に詳しい、、」
「・・・・」

ユナは韓国で”シェンクー”に潰された店の前に立っていた。
近所のおばさんが話しかけて来た(冬ソナのユジンのお母さんだ!)
「お父さんは見つかったの?」
「いいえ、、」
「そう、早くユニちゃんと3人で、この店再開しなきゃね!」
「私が紹介した、バイオリンの店はどう?上手く行ってる?」
「はい、、」

「ヨンジェを娘の護衛に付けたそうだな?」
「はい、」
一枚の写真をテーブルに置く龍吾
「会ってる相手は韓国の警察だそうだ!」
「ヨンジェも警察の”モグラ”!?」驚く宋。

韓国に着き、ユナの店の前に来たショウ、いきなり後から捕まれて、応戦するショウ
すると、ヨンジェの仲間。
「お前は男前過ぎて、目立つんだ!これ位かけろ!」とサングラスと拳銃。
「ごめん、、」
「此処にはチェ・ユナは居ない、、”郷に入っては郷に従え”合ってるか?」
「合ってる。」

プログラムの作成を急ぐユナ、家族が写った写真の入ったコンパクトを見て
哀しそうなユナ。
そこに宋から電話が入る。
ヨンジェがモグラでそちらに向っているから、逃げろと宋。
慌てて荷造りするユナ。
コンパクトを仕舞い忘れてしまう。

その頃ヨンジェ等はユナの部屋の近くまで来ていた。
ドアを開けると、もうユナの姿はない、、、。
コンパクトに気付くショウ、開けると宋と幼いユニ、ユナが、、、そして
宋の腕にはあの傷が、、、。
「親父を殺ったのは宋だったのか、、、」
ユニがユナに宛てた手紙を開けるショウ、その中には♪が書かれた紙とCDが入っていた
ユナが小さい時に歌ってくれた曲をアレンジした曲だと書いてあると言う。
かけてみると、
「浜辺の歌!?」
「いい曲だな、、」
「これは日本の歌だ”浜辺の歌”、、、、韓国でも有名なのか?」
「いいや、初めて聞く曲だ。」

ユニを見守る鉄平と富士子。
「ジャスも付いてるからね。」
ゆっくりと目を覚ますユニ。
「ユニちゃん!」
「お姉ちゃんは、、、」
「まだ、見つからないの、、、」
「お姉ちゃん、きっとあそこに行ってる、、、ずっと行きたいって言ってた、、、。」

1985年、チェ・ギョンホ韓国造幣局入局。
1992年、おふくろの定食屋
チェ・ギョンホの履歴のメモを見ながら考えるショウ。
屋台で、幼いショウと父母。
射的で犬のぬいぐるみを落とす。ぬいぐるみを抱きしめる小さな女の子。
「金山、俺達先にホテルに帰ってるわ!」琢己の父の同僚刑事親子。
爆破されるホテル
「佐倉の部屋だ!”シェンクー”の仕業かも知れない!」叫んでホテルに入って行く父。

ショウの携帯が鳴る、富士子からで、ユニが目を意識を取り戻した。
ユナは見つかったのか尋ねる富士子ですが、まだ見つからないとわかると、
「ユナちゃんはもしかしたら、”オーシャンキャッスルホテル”に行ってるかも
知れないって、、、ユニちゃんが、、」
「オーシャンキャッスルホテル!?」

「当ホテルは初めてですか?」
「はい、、でも子供の頃から、一度来てみたかった、、。」
オーシャンキャッスルホテルのロビーに入るユナ。
エレベーターに乗り込む、小さな女の子を連れた親子連れを見て、何か思い出すユナ
燃えるぬいぐるみ、、、、立ち止まるユナ


「”オーシャンキャッスルホテル”、、、
 1982年、、、
 ”浜辺の歌”、、、」
一つの結論に達するショウ。

あきらに電話するショウ
「大至急、調べて欲しい事があるんだ!」

部屋でパソコンを開き、見入るユナ
ー オーシャンキャッスルホテルで爆破事件、
うち、日本人警官が2名巻き込まれて死亡
金山正義さん(32)佐倉圭介さん(33)で
日本の暴力団組織「神狗」による爆破テロと見ており
   1982年11月5日 ー
ぼんやりする、ユナ。

あきらからの報告を受けるショウ。
「やっぱり、琢己の言う通りだった、”チャメ”にあった髪の毛、ユニかユナどちらかの
99%の確率で親子に間違いないって!これってそういう事だよね?」
追いかけて来た鑑識の警官に、ドア前で回し蹴りをするあきら!

留置場の龍一郎を訪ねる宋。
「やっと来たか。」
「君と初めて出会ったのは、戦後私が親とはぐれて、一人満州に取り残された時だった。
君も一人ぼっちだった。両親を日本へ強制連行されて、腹が減って二人でよく盗みをした。
今思えば、それが”シェンクー”の、始まりだったね、色んな事を考えた、、、
色々とね、、、、そして一つの結論に達した。
龍吾の仕業じゃない。あれはそんな大きな器じゃない。
私は、君という男を、甘く見ていたようだね、宋君。
私を排除して、何をしようとしている。」
「いかがですか、飼い犬に手をかまれた気分は?」
「そういえば、宋君。君が引き取った二人の娘さん達は、元気かね?
君が殺した、馬鹿な刑事の娘達は。」

ヨンジェがショウに朝食を持って来た。
「DNA鑑定の結果が出たよ、、、」
「彼女を救ってやれ。」
「・・・知らない方が、彼女を憎んだままの方が良かった、、、」
「俺が救ってやりたい、でも無理だ!お前が愛した女だろう、、助けてやれ、
お前でなきゃダメなんだ!彼女を救えるのはお前しかいないんだぞ!」

海の見える浜辺に立つユナ、
近付いて来るショウ。
「どうして、此処に?」
「じゃぁ君はどうして此処に?」
「話したい事があるんだ」
「私はない、、」
「覚えてないか?24年前君と僕は此処で会ってるんだ。」
「いいえ、私は初めて此処に来たのよ。」
「君は宋が自分の本当の父親でない事を知ってる筈だ!何故そこまでして、宋を庇う」
「お父さんは私達姉妹を引き取って育ててくれた、、、プログラムさえ完成すれば
元の様に暮らせるのよ、、」
「とっても、悲しい事だが大事な事なんだ、落ち着いて聞いて欲しい、
24年前、君とユニは此処で両親を失った。俺の親父は此処で殺された、、、
殺ったのは宋だ。」
「そんなの嘘よ!」
「嘘じゃない、、、、君の本当の名前は佐倉、、佐倉愛、、、。」
「君とユニは日本人なんだ。」
「・・・・」呆然とするユナ。



お父さんじゃなかったんだ!?
しかも一番悪い人!!ユナを引き取ったのは罪の意識?
秘密を握る人物を傍に置いておきたかった?
それとも、ユナの才能を、、、!?
今回のプログラミングもテロ計画でしょう?確か龍吾によれば、、、
それだって、宋の陰謀の様な、、、宋の親が強制連行されていたらしいから、
日本への復讐!?
琢己の父に拳銃を撃ち込む姿は凄く大きく見えたんだけど、宋だったんだ、、、
いつも不思議に思うのは、傷は左腕にあるように見えるのだが、
拳銃撃ってる時に琢己が見てるのは右側からで、右腕に見えるんですが、、、
それもずっと疑問だったんですが、、、肝心の琢己が納得してるので、
私の見間違いですか?でも何度見てもそう見えます~、、、。
ユナがそこまで宋を庇うのも不思議ですが、、、
引き取られるまでの生活があまりに悲惨だったのかな?
引き取ってくれた事への感謝?にしてはやってる事が大き過ぎる。
宋を信じてるんだね、悪い”シェンクー”に捕まってるんだ!って、、。
そして、爆破事件の記憶は小さかったユナには受け止められない事実だった筈、、
それで、軽い記憶喪失状態なんだろうね、、、でも手掛りのホテルにはずっと
来てみたいと思っていた、、、これが深層心理なのかな~?
ユナがこの状態ですからユニはもっと小さく何も覚えていない様子。
それどころか、二人を信じきってるし、、、。
父を誘拐した憎むべき”シェンクー”にその父と姉ユナまでが係わっていたと
知った時の、驚きと衝撃はよく心臓止まらなかったよ、、という位絶望的だった筈。
そして、今ユナも両親を殺した張本人を自分の手を犯罪で染めてまで、
救おうとしている、、、、。
受け入れがたい真実だ、、、。


『喰いタン』 第9話

2006-03-12 17:53:10 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
時限爆弾の爆発と共に、海に消えてしまった聖也(東山紀之)。

その運命を悟った涼介(森田剛)は、聖也のリベンジを誓い、
一番怪しい結城(佐々木蔵之介)の尾行を開始する。
だが、結城は、涼介の動きを見透かすように『パリー』というキャバレーの近くで
姿を消してしまう。

そんな中、帰国した金田一少年(須賀健太)が派手なファッションでキメた
聖也そっくりのダンサーを連れてくる。
その男は、趣味、嗜好などが聖也とは全く異なる人物。
涼介は、その男が『パリー』で踊っていると知り、興味を抱く。

やがて、ドラマの舞台は、横浜から出航する豪華客船へと移るのだが――。

果たして、聖也にそっくりの男とは一体誰なのか?
結城は敵なのか味方なのか?
事務所のオーナーはその姿を現すのか?
そして、喰いタン・高野聖也は?

以上公式HPより


う~~ん、続編!?SP!?を思いっ切り意識した作りに、、、。
高野が行方不明で、、、しかし、出て来ない筈はなく、
こんな再登場は、偶然で突然で唐突過ぎて、あり得ない展開、丸出し、、、。
それよりも、記憶があって、潜入してたほうが”理に適ってる”と思うのだが
まだその方が、同じ唐突でも、飲み込めるような、、、
元々あり得ない”鼻と舌”な訳で、、、キャバレーの存在も何かで知ったと思わせた方が
自然だと思いました。
結城を疑っていたとかね!視聴者だって一番怪しいと思ってる訳だし、、。
金田少年にはもうひとがんばりして欲しかったかな、みゆきも出て来なかったし

という事で、此処まで話せばネタもかなりばれていますが、新しい登場人物の
事だけでも触れて置きましょう。
結局やはり、結城は組織と繋がっていて、組織のボスはキャバレー「パリー」の
店主アイリン(インリンオブジョイトイ)。
高野は記憶喪失になって、公園で”踊っている”所を「パリー」に連れて来られた
”ダンサー”として、、、。名前は何故だか「イベリア・イベリコ」
そして、結城は高野が喰いタンである事を店主に話します。

ほどなく、帰国した金田少年が徘徊する高野を「ホームズエージェンシー」に
連れて来ます。
記憶を呼び戻そうと、あれこれ話す涼介達。
そして、何も思い出さないまま、京子はおにぎりを持たせるのでした。

「パリー」に戻った高野はおにぎりを食べて、記憶を取り戻しますが、
麻薬の取引がわかるまでそのまま、潜入している様、涼介達に言われ、
渋々、引き受けます。
大好きな食事も、必死で食欲を抑える高野、、、。
ダンサー仲間に
「イベリア・イベリコ食べないの?」
「僕、食べないの、、、」寂しそうな高野、、、、その様子を覗いている結城。

そして、「アール」というところで、取引が行われる事がわかり、「パリー」
から出て、今度は帰らないと高野。
桃も、五十嵐も危険だからその方がいいと、、
満干全席が味わえる豪華客船ロイヤル~~に誘う金田少年、京子、、。
しかし、予約で入れない、バイキングなら空きがあるとそちらに行く事に、、。
涼介は、パンフレットの「R」の文字を見て、取引がその船の中であると思う。

満干全席を諦められない高野は船内をうろうろして、涼介共々結城に捕まってしまいます。
ピストルを向けられる高野は結城に京子と涼介が作ったおにぎりの話をします。
涼介は初めてで塩加減がわからなくて、かなり塩辛かった、、、。
でも、あなたは平気で食べていましたね、、、。
どんどん、濃い味に慣れていったのではありませんか?
塩はそれそのもを味わうものではありません、しかし、塩梅と言う様に、
旨みを引きだすのに必要なのです、、、と、、。
(麻薬中毒かと思ったよ~、、でもそうじゃなかったみたい。)

そして、アイリンの待つ席に戻る、
「始末して来ました」と、取引場所を尋ねても教えてくれないアイリン
結城はやはり、道具に過ぎなかった、、、。
仮面舞踏会が始まり、王子と姫に扮した、高野と涼介が踊る中、結城が毒を
盛られた。
高野は塩水を作らせて、毒を吐き出させようとする。
そして、涼介と高野は、アイリンと手下の後を追って調理場へ
乱闘になる4人、しかし、桃ちゃんと五十嵐が登場。
二人に拳銃を突きつけた。
それでも、拳銃を下ろさないアイリンの銃口に”箸”を突き刺す高野。
犯人確保で喜び桃に抱きつく五十嵐
「い~が~ら~し~!!」

バイキングに戻った高野ですが、料理はほとんど残っていません!?
意気消沈する高野にメモが渡された。
オーナーから「R110」に来いと。
110って百とうばんって事!?
部屋には山内が待っていた。
満干全席3日3晩付きに招待すると、香港でオーナーが待っていると言う。
今夜の便で発ってくれ、麻薬組織の事でオーナーが君を必要としていると。

「ホームズエージェンシー」では又高野がいなくなったと、、、
バイキング食べれなかったから怒ってるんじゃない!?
すると、金田少年が高野の夢を見たと、すると京子もそして涼介も
世話になったと言い残し、白馬に乗った王子の高野が去って行く夢
すると高野から電話が、、今香港にいる
大事な事は和室に書いといたから。と、、、。
和室を開けると色紙に
四つの誓い
一、食事の前には手を洗え
二、お箸は正しく持て
三、好き嫌いはしない
四、
「四番は何だよ~?」
「あれだよ!」
和室の隅に下げられた掛け軸2本
いただきます
ごちそうさま
みんな納得!

因みに結城さんは助かったそうな、、、。
続編orSPは香港からですかね!?