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声を上げられないスタッフを代弁してくれた」岩田健太郎氏の動画に、船内医療チームのスタッフが沈黙破る

2020年02月20日 23時35分54秒 | 医療のこと
新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染対策を批判した神戸大の岩田健太郎教授の動画をめぐり、海外は日本への批判を強め、政府は反論に追われている。

そんな中、「声を発することができないスタッフの声を代弁してくれた」と岩田教授に感謝する声も上がっている。

クルーズ船内に派遣されていた医療機関のスタッフが2月20日、「岩田先生の証言は正しいと確信していることを伝えたい」と、ハフポスト日本版の取材に電話で応じてくれた。(中村かさね/ハフポスト日本版)
橋本岳副大臣が削除したツイート(岩田健太郎さんが投稿したキャプチャ画像より)        
 


「ゾーニングできていないのは明白」
 
このスタッフは今月、クルーズ船内の救護活動に従事。現在はすでに下船している。

「岩田氏の動画で共感したのは、大きく2点あります」と、真っ先にゾーニングの不備を指摘した。



ーー岩田教授は「どこが危なくてどこが危なくないのか全く区別がつかない」と船内の状況を指摘していますが、同じ意見ですか?

そうですね。区域管理できていないのは明白だと思います。

例えば、メディカルセンターや対策本部のある5階ダイニングルームでは、本来なら何重かの隔離スペースを作って感染防具を着脱して出入りするような場所ですが、サージカルマスクを着けただけの人間が職種関係なく出入りができる状態でした。

クルーズ船のメディカルセンターに従事している医療関係者は疲弊しきっていて、自分たちも感染しているだろうという諦めの境地にあるように見えました。かなり緩い防護で業務に当たっていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00010004-huffpost-soci


ーー 加藤勝信・厚生労働大臣は2月19日の専門家会議後の記者会見で、ゾーニングについて「感染防具を脱ぐゾーンを設け、その他の業務区域と分離するゾーニングを行なっていた」と反論しています。20日には、橋本岳・厚労副相も「清潔ルート」「不潔ルート」と張り紙で区分けされた写真をTwitterに投稿しています(現在は削除)。

客室と医療対策本部が置かれた5階に、橋本さんが投稿されていた写真のような防護服を着脱する区域があります。そこで汚染されたマスクや手袋もゴミ箱に捨てるようになっています。

でも、空間が仕切られているわけではなく、エレベーターを降りてその場所にたどり着くまでに色々な方とすれ違うのです。あまり意味があるとは思えませんでした
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クルーズ船の2人死亡 入院中エイズ治療薬

2020年02月20日 23時18分37秒 | 医療のこと
クルーズ船の2人死亡 入院中エイズ治療薬

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスに感染したことが確認された日本人の男女が死亡した。クルーズ船の乗客が死亡したのは初めて。

厚労省の会見「80歳代、性別男性。死因、新型コロナウイルス。80歳代、性別女性。死因は肺炎」

厚生労働省は、クルーズ船の乗客で感染が確認された神奈川県の80代の日本人男性と東京都の80代の日本人女性が、20日、亡くなったと発表した。

女性は重症化するような持病はなく、死因は「新型コロナウイルス」によるとみられる肺炎。一方、男性には気管支ぜんそくなどの持病があり、死因は「新型コロナウイルス感染症」だという。国内ではこれまでに神奈川県の女性1人が死亡したが、死亡の原因が「新型コロナウイルス」と診断されたのは初めて。

2人には入院中、エイズ治療薬が投与されたという。2人はそれぞれ今月5日と10日に症状が出ていて、感染したのは、船内で乗客の隔離措置がとられた今月5日より前とみられている。

また、厚生労働省は、ダイヤモンド・プリンセスの中で事務作業をしていた厚労省の男性職員1人と、内閣官房の男性職員1人の感染を確認したと発表した。2人は同じチームで仕事をしていたという。


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発熱後も部屋に…搬送遅れ?クルーズ船乗客2人死亡>対応は適切だった」 厚労省

2020年02月20日 20時41分20秒 | 医療のこと
発熱後も部屋に…搬送遅れ?クルーズ船乗客2人死亡

20日にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で新型コロナウイルスの感染が確認された2人が亡くなった事態、国側の対応に問題点はなかったのでしょうか。厚生労働省前から報告です。

 (社会部・小松隆次郎記者報告)
  厚労省の幹部は記者会見で「対応は適切だった」と強調しました。しかし、すでにいくつかの疑問点が出てきています。まず、その一つが亡くなった84歳の女性です。横浜港に到着した直後の5日に発熱し、6日には下痢の症状もありました。それなのに、ウイルス検査を受けて搬送されたのは1週間後の12日になってからでした。これは当初、体調不良の人からウイルス検査を行うとしていた厚労省の方針とは矛盾します。その点を記者会見でも問われましたが、厚労省の幹部は「現時点で情報はない」と明確には答えませんでした。2人の死亡の経緯によっては船内に長期間、乗客をとどめた判断の是非が問われる可能性が出てきています。



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新型コロナウイルス、排せつ物介して感染の可能性-急拡大の一因か

2020年02月20日 19時18分56秒 | 医療のこと
新型コロナウイルス、排せつ物介して感染の可能性-急拡大の一因か

ブルームバーグ): 新型コロナウイルスは感染者の排せつ物に含まれており、これが急速な拡大の一因である可能性がある。中国の研究者らが指摘した。 
排せつ物検体中にウイルスが発見されたことは、ウイルスが口腔(こうくう)を介して伝播(でんぱ)する糞口経路での感染を示唆している。これと同じ経路で感染するノロウイルスでしばしば見られるような急激な感染拡大がクルーズ船で起こった説明が、これによってつくかもしれない。
 
中国疾病対策予防センターは15日に公表した論文で、「このウイルスには多くの感染経路があり、それが急速な感染の一因だと考えることができる」と指摘した。
 
原題:Fecal Transmission May Be Behind Coronavirus’s Rapid Spread(抜粋)
 
(c)2020 Bloomberg L.P.



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クルーズ船の死亡女性は東京在住、持病なし

2020年02月20日 18時03分08秒 | 医療のこと
クルーズ船の死亡女性は東京在住、持病なし



新型コロナウイルスの集団感染が発生した横浜港に停泊中の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」をめぐり、厚生労働省は20日、死亡した乗客2人が神奈川県の80代男性と東京都の80代女性だと発表した。

 厚労省によると、2人は新型コロナウイルスに感染。80代女性は、発熱などがあり12日に入院し、13日に新型コロナウイルス感染が判明。20日に死亡した。死因は肺炎で、持病はなかった。

  80代男性の死因は新型コロナウイルス感染症で、気管支ぜんそくなどの持病があった。





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