今年は、いすみ鉄道沿線の大多喜城に縁あるドン・ロドリゴの漂着から始まった日墨交流400周年記念の佳節にあたります。今、戦国ブームでもあり、本多忠勝・忠朝親子を大河ドラマに!と、誘致の運動が始まりましたね
時は、大多喜城主が本多忠朝であった1609年(慶長14年)。フィリピン諸島総督ドン・ロドリゴは任期を終え、サンフランシスコ号でメキシコに帰国途中、嵐に遭って御宿の岩和田・田尻海岸で座礁してしまいました
村人たちは総出で救助にあたり、乗組員373人のうち317人を助け出しました。
岩和田村の人たちは乗組員に炊き出しをしたり、冷えた体に暖をとらせ、負傷者の救助など至れり尽せりの救助活動を続けたのでした これが、御宿と大多喜の交流の始まり。
想像してみて~ 外国人なんて見たこともない時代ですよ~! やっぱ、ドラマになるわ~~
挿入の画像は、小倉明(作) 山口まさよし(絵)「ドン・ロドリゴの幸運-日本・メキシコ交流の始まり」http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4811384997.html
そんな中で、今日の読売新聞にはメキシコ海軍練習船「クアウテモック号」の来航が予定通り行われることが掲載されていました。乗り組み員のインフルエンザ感染の心配はないようです。
http://www.onjuku-kankou.com/event/cuauhtemoc.html
日 程 : 6月12日(金)~13日(土)
時 間 : 6月12日6:00来航 6月13日10:00出航
場 所 : 御宿網代湾沖
内 容 : 来航にともなうセレモニーや船の見学(御宿、大多喜町の一般・小中学生800人)
お問い合わせ先:御宿町総務課・企画財政課
電話番号:0470-68-2511
新しくUPしました
私も出演した~~い!!
私は、外人?
それとも・・・大多喜のお百姓?
一番似合うのは『姫』です!・・・(*o☆)\バキッ!
はっ!! 私もひとりボケ、ひとりツッコミ派でした☆ぎゃはは・・・!!(^Q^)/^
タリカスさんも、先日大河ドラマ誘致の時、ひとりツッコミしていたことを見逃さないジャンヌでした
鍋之助殿、タリカス様、お読みいただき光栄です。今後がどうなるかはわかりませんが続きを書く気になってきました。
ジャンヌさん、もしかしたらジャンヌさんも登場するかも?
名主の判断が揺らぐ様子など手に汗握る決断でした。
後先考えず救助に出る女性たちの活躍に巻き込まれるように動き出す
村の衆の活躍が見えるようです。
ジャンヌさん。ひとりボケ、ひとりツッコミ・・好きなんです(笑)絵文字がイマイチ分からず、使いこなせないオジサンなもので・・・。
もちろん、第一部取り上げさせていただきます!!
執筆活動頑張ってください。差し入れできないのが残念です。
鍋之助さん☆
いや~もう恥かしいほどに・・・美化したご紹介に・・・嬉しいです。
すごいパワーに、私の目の中に大きな星がキラキラしています♪
>ジャンヌさんの言う通り当時はこんなんではなかったかと思われます。
リアル感がありました。(リアル感て、当時を生で見てるのかよ!っていうツッコミはさておき(笑)
↑ この書き方 久我原さんと鍋之助さんって似ている☆ぎゃはは・・・!!(^Q^)/^
↑って言う私は、こういうところがツボなんです。 教養なくてすみません(●^o^●)
ドンロドリゴさん☆
このイベントの成功が、未来につながります。
情報ありがとうございました。
日本人の皆様☆ 「英語変換機」で検索して、文章を入力すると、英文でも簡単に読めますよ。
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20090528a3.html
YOKOHAMA (Kyodo) Commemorating the 400th anniversary of the beginning of Japanese-Mexican relations, a 1,800-ton tall ship from the Mexican Navy called at Yokohama port on Wednesday
また、こちらのブログを通じ温かいお言葉や感想等も頂き、日々の創作の励みとしております。
ありがとうございました。
ジャンヌさん、遅くなりましてすみません。やっと相互リンク完了しました。
リンク集に追加させて頂きましたのでのご報告します。雑記帳にも少し。ご確認ください。
(下の方に来ちゃったけど気が付きますかね?)
話し変わって、久我原さん“ドン・ロドリゴ遭難事件の話”拝見しました。
面白かったです。ついつい引き込まれました。スゴイです。その場にいたのでは?
と思う程の臨場感、巧みな人物描写に感動しました。
>これはプロトタイプなので、まだ手直しが必要で・・・。
充分小説として成立していると思います。続きが早く読みたい!
第二話に忠朝、第三話に忠勝とか!う~ん待ちきれません。次ぎの掲載はいつですか!(笑)
>時代ものってそういう普通の人のふつうの生活を描くのが難しいんですよね。
“普通の人のふつうの生活”の描写が難しいというのはわかる気がします。
でも当時の時代や景色の空気感、人物の性格や容姿が容易に想像でき、映像がすぐに目に浮かびました。
登場人物のイメージもなるほどと頷きました。
以前の忠勝の小説の時もそうでしたが登場人物の描写や台詞に、親しみさというか人間臭さというか、感じます。
方言の影響もあると思いますが、歴史上有名な豪傑や英雄である忠勝や家康も雲の上の超人的感でなく、
となりのおじさんという感じ、とでもいいましょうか。すごく身近な事の様に感じました。
史実があたかも目の前で起きている現実の様にイキイキと頭のに映像化される。すーと物語に入っていける。
そこがスゴイところだと思います。台詞の言い回し等にに何となく久我原の人柄が想像できそうですが・・・。(笑)
視点が漁師というのも良いですね。忠朝が若様と呼ばれているくだりもリアルでありそうな感じで好きです。
ジャンヌさんの言う通り当時はこんなんではなかったかと思われます。
リアル感がありました。(リアル感て、当時を生で見てるのかよ!っていうツッコミはさておき(笑)
ドン・ロドリゴ遭難事件は史実としての話しか知らず、こういう形で面白い物語にして伝えられたら、
御宿町や大多喜町の人以外にも興味を持つ人は沢山いると思います。
ジャンヌさんのいう
>「こんなことがあって、だから今こうなんだ」ってことを、多くの人が知って、
「この土地に生まれてよかったな」と、一人でも多くの人が思ってくれること。
それが郷土愛になり、その愛が、その土地の人柄になって、多くの人を運んでくる。
まさにその通りで、歴史を知る事、興味を持つ事は郷土愛に繋がり、郷土愛がその土地や人を魅力的にし、
多くの人に興味を抱かせ、人を呼ぶ。地域活性の正の連鎖になり得ると思います。
ぜひとも魅力ある大多喜に興味を持ってください。そして大多喜に来てください。もちろんいすみ鉄道で!
私も“人の迷惑顧みず”長々と失礼しました。
この話は当然、、、創作です。
史実に基づいたフィクションというやつですね。
登場人物もほとんど創作です。名主に2人の村民が異人漂着を知らせたと言うことがあったようですが、名前は分からないので、またまた適当に命名しました。
伊三とサキはまったくの創造ですが、
伊三 → 赤井英和
サキ → 中村優
茂平 → 中村又五郎 or 田中邦衛
をイメージしてみました。
第二話に本多忠朝、第三話に本多忠勝(回想シーン)が登場する予定です。
広い世の中を見てみたい伊三は忠朝に従い大阪へ、、
サキは助けた乗組員と恋に落ち、、、
どこへつづくかは分かりませんが、続くとしたら相当長くなりそうです。タイトルも決まっていません。
本当にこうじゃなかったかと思えます。
言葉・・・私もわからない。
〇〇だ→〇〇だっぺ
いた→いたった
言葉はあとでもいいんですよ!
重要なのは、
「こんなことがあって、だから今こうなんだ」ってことを、多くの人が知って、「この土地に生まれてよかったな」と、一人でも多くの人が思ってくれること。
それが郷土愛になり、その愛が、その土地の人柄になって、多くの人を運んでくる。
そうなんだと思います。
>わしは頭でどうしたらよいかを考えていたが、あの海女っこらは体がどうしたら良いかと言う答えを出したんじゃな。
久我原さん、私は泣けました
久我原さんのような、こういう方が、殿にならなきゃならんです
誰に総理大臣になって欲しいですか?ってTVでよくやっていますが、誰に殿になって欲しいですか?と、TV局や新聞記者さんに聞かれたら、「久我原さん」と回答します
最後に質問:この登場人物の名前は、本物?
時代ものってそういう普通の人のふつうの生活を描くのが難しいんですよね。
これはプロトタイプなので、まだ手直しが必要で、先が続くかもわかりません。無責任ですみません。
昨夜の嵐の余韻を残して、海は荒れていた。伊三はいつになったら漁にでられるのかと、大宮寺の浦の山の上に登って荒れた海の様子を見つめていた。体は大きいがどこと無くうすぼんやりとした表情の伊三はここ岩和田村の漁師である。昨夜通り過ぎた嵐の影響でこの数日、海が荒れて漁を休んでいたので、今日あたりから海に出られないかと思い様子を見に来たのだが、まだ船を出すのは無理そうであった。伊三の横に若い娘が座って草をむしりながら海を見ている。十五歳ぐらいだろうか、丸い顔に小さい目に口もおちょぼ口でかわいらしい印象だが、伊三と同様かっちりした体格をしている。
海を見渡すと浜から少し沖に大きな影が見える。朝日の逆光線で真っ黒に見えるその影はどうやら船のようにも見える。その影の周りには船の積荷であろうか無数の陰が波間に浮遊している。浜を見るとその船に乗っていた人々だろうか、何人かが自力で泳ぎ着いてきているのが分かる。浜にたどり着いて数歩歩いて倒れこむ者、倒れた者を助けようとする者がいる。海の上には破壊された船の破片だろうか、木の板のようなものにつかまって荒れた海に漂い自力ではどうすることもできない者もいるようだ。
「おとう、大変だ。早く助けてやんねえと。」
娘のサキが伊三に言った。
「よし、これから名主の茂平さんに知らせに行ってくる。ちょっと待ってろ。おれが帰ってくるまで動くんじゃねえぞ。」
「でも、早く助けてやらねえと。」
「いいから、ここで待ってろ!絶対に動くな。村の連中連れてくっから、助けんのはそれからだ。」
サキは今にも浜へ降りて行きそうであったが、伊三は動かないように厳しく言い聞かせた。伊三は急いで名主の屋敷に行くと、名主の茂平は庭先で二人の領民と話しているところだった。伊三が血相を変えて庭に飛び込んできたところを見て、茂平は、
「伊三、どうした?おめぇも、天狗に会ったのか?」
と声をかけた。
「天狗?なんのことだ?」
伊三は二人の領民をじろりと睨んでから、今見てきたことを名主の茂平に話した。伊三の簡単な説明を聞くと茂平は言った。
「この二人は畑に行ったら、裸の天狗に会ったと言っているだ。伊三、おめぇが見たのは異国の船で無いかい?大多喜にいる弟が異国の船は黒くて信じられないほど大きいという話を、先代の殿から聞いたそうだ。何でも良く分からんが、明の向こうには天狗のような顔をした人間が住む国があって、そこから何年もかけて明にはたくさんの船がやってくるんだと。」
と言われても、伊三と二人の領民には‘明’と言う言葉が何を意味しているのか分からなかった。伊三は殿様の城がある大多喜には行ったことがあるが、その先の山を越えたことは無かった。大多喜のずっと西の方に江戸という町があり、更に何十日もかけて西に進むと京というこの国で一番大きな町があるらしいことは聞いたことがある。しかし、伊三にはその先に明という国があり、さらにその先には数え切れないほどの国々があることなど全く考えられなかった。伊三の知っている世界は大多喜と生まれた村の目の前に広がる大海原だけである。他の二人も同じようなものだった。
茂平はサン・フェリペ号事件のことを聞いていたので、もし伊三が見た船が異国人の船であれば勝手なことはできないと思った。豊臣秀吉がまだ生存中の慶長元年に土佐にスペイン船サン・フェリペ号が漂着し、その乗組員と秀吉の間で没収された船荷の返還を求める交渉が行なわれたが、その交渉中に宣教師が処刑された事件である。キリスト教を禁じた秀吉が初めてキリスト教徒弾圧した事件であったが、その秀吉も今は亡い。関ヶ原の戦いを得て、世は徳川の時代になっているが、幕府がこの異国船漂着をどのように考えるかは分からない。茂平は慎重になり、何事も大多喜の殿の指示を仰ぐ必要があるというような事を言い出した。茂平はあの光景を見ていないからそんなことが言えるんだと伊三は思った。
「だけんど、茂平さん、大多喜の若様のお指図を待っていたらみんな死んじまうべ。死んじまったら助けられねえよぅ。助けるつもりなら、早よういかにゃ。」
「ん~、そりゃそうだけどな、下手なことするとわしらの身が危なくなる。」
「若様は人情のある方だ。俺らをとがめるわけはねえ。きっと助けろと言うに違いねえ。」
「なんでそんなことがわかる?殿様のことなんか知らねえくせして。さっき話したとおり太閤様はキリシタンを禁止されて、、」
「太鼓とかキリチャンがなんだか、おれにはわかんねえけんど、、、若様のことはわかるんだ。」
「か~、おめえは太閤様もキリシタンも知らねえのか、、、、」
「若様は絶対に助けてくださる。」
「若様って言うな、殿様と言え!まあ、とにかく浜へ行ってみよう。話しはそれからだ。」
伊三が大多喜の若様といったのは今の大多喜城主本多忠朝の事だ。若いころ人夫として大多喜の街づくりに借り出されていたとき伊三は前城主本多忠勝に伴われた忠朝と出会ったことがある。その時、暴れん坊の若様だが心根はやさしいお方だと思った。本来は「殿様」と呼ぶべきところ、伊三は今の忠朝を知らないので幼いころの忠朝を思い起こして、つい「若様」と言ってしまうのである。伊三は「若様」が大人になって強くてやさしい殿様になっていると信じている。
茂平は近所の漁師たちにも声をかけ、伊三に連れられて大宮寺の裏山まで行くことにした。伊三と茂平一行はサキが待っているはずの場所に着いたが、そこにサキはいなかった。
「サキー、サキー!」
伊三が呼んだがサキの返事は無い。
「どこ行っちまったんだべ。あれほど、ここで待ってろって行ったのに。」
すると、茂平が浜を見て叫んだ。
「何だ、ありゃ?このあたりの海女っこたちでねえか?おぼれた人たちを助けているみたいだぞ。」
浜では数人の海女が浜に打ち上げられた人たちを介抱しているようだ。はっきりと顔は分からないが、そのうちの一回り大きな体うごかしているのがサキだということが伊三にはわかった。
「あんの、バカやろう。俺があんなに動くなって言ったのに、勝手な事しやがって。」
伊三は心配と怒りで複雑な表情をして茂平を振り返ると、茂平が言った。
「わしは頭でどうしたらよいかを考えていたが、あの海女っこらは体がどうしたら良いかと言う答えを出したんじゃな。伊三!ありゃ、おめぇの娘だろう?ちょっと行って様子を聞いて来い。いんや、怒りゃあせんよ。後先考えず、目の前の困った人たちを助けてやる。自分の命も惜しくねえ。それが死と隣り合わせの海に生きるわしらの覚悟だってことを思い出させてくれたよ。」
サキたち海女が、茂平が言ったように自分の命と引替えにとまで深刻な考えの基で救助活動をしているのかは分からないが、男たちが世間と都合を考えている間に、女たちの母性が行動を起こしたと言って良いだろう。サキはただ、自分たちの海で人を死なせたくない。助けられることならば、相手がたとえアカ天狗であろうと助けてやりたいと考えていた。
「サキチとタヘイは村から若い者を連れて来い。それとおぼれた連中は冷えるだろうから出来るだけ着るものと、そうだな何か食べ物ももって来るようにみんなに伝えろ。ああ、そうだ、助けは漁師と海女っ子ら集めろ。百姓らはまだ来なくていいから食い物の用意をさせろ。」
茂平は伊三と二人の領民にてきぱきと指示を出した。さっきまで助けを躊躇していた名主とは人が違ったようである。茂平も若い頃は海に出ていた。海の男の血が何十年かぶりによみがえったのであろう。幾分曲がっていた腰もピンとまっすぐになっている事は本人も気がついていない。
いつか、どこかにつづく、、、
全然関係ないお話になっている私達・・・(*o☆)\バキッ!
私、ドン・ロドリゴさんのような格好が似合うと思います。
よし、これで繋がったかな?
こうして、男の人みたいに毎日毎日頑張っているから、ご飯は作らなくていいよ!
今日、生まれ変わったら男になりたいか女になりたいかって新聞に書いてありました。
ジャンヌさんは男に生まれた方がいい!!