アイ!サラマッポ in バギオ

フィリピン人介護者のケアを受けながらの、フィリピンでのインディペンデント・リヴィング…、心の赴くまま、ここに記します。

13年前の今日(1995年12月3日)…初めてフィリピンにやって来ました。

2008-12-03 18:57:14 | フィリピン-マニラ

 今日、「12月3日」は小生にとって忘れられない日です。

 13年前(1995年)の今日、初めてフィリピンに来て、ルセナ市にあるグリーンライフ研究所『日本人障害者の家』に二か月余り滞在しました。一昨年の5月に腎盂癌のため亡くなられた、代表の「ヒロさん」こと故向坊弘道氏には大変お世話になりました。

 その初めてフィリピンに滞在した時の印象が良く、今に至っているのだと思います。何が良かったか?大きな3つの理由は…。

  気候…12月~2月の乾季で、またそれほど暑くもないベストシーズンの期間でした。

  フィリピン人介護者のケア…親身になって、住み込みで関わってくれました。Tender Loving Care(TLC)という言葉に象徴されます。

  物価の安さ…介護者のお給料も含めて、年金でも生活できる可能性大と思いました。

 

 しかし、実際にフィリピンに住み始めると、日本では考えられないようなことが次々に身に降りかかってきました。よくぞ今日まで…とつくづく思います。

 十年前に、単身マニラに来て自立生活を始めた頃は、いろいろと痛い目にも遭いましたが、それも、自分自身の無知、甘さによるところが大きかったように思います。

 十年経った今でも、日本でないことのリスクをある程度意識しながら暮らしています。

<写真>「東洋の真珠」といわれるマニラ湾の夕日(96年1月撮影)