今日は、約一週間ぶりにバスタブで入浴させてもらいました。
冬至から二日遅れの、「ゆず湯」ならぬ「レモン湯」です。レモン湯といっても、先日市場で仕入れた大きなレモンの厚い皮を切ってお湯に入れてみたのです。気持ちだけ「ゆず湯」…風邪などひきませんように…。
入浴は週に一度から二度、あとは清拭ですませています。体温調節が利きにくい体で、汗はほとんどかきません。かくのは冷や汗です(^^;)。
<写真> ポリエステルのバスタブにフレームをつけて、フレームの下に15cmくらいのスペースを作ることで、移動式リフト(日本から)を使って入浴できるようにしてあります。フレームにはキャスターも付けました(溶接)。
左下に見えるのはルーム・ヒーター。バスタブは部屋に置きっ放しです。
マニラにいた頃も同じペースの入浴でしたが、完全に水風呂でした。今のコンド・ユニットは、パナソニック製のウォーター・ヒーター(電気温水器)が備えられていて、温度調節を最大にすれば、ちょうど40℃余りの熱いお湯が出ます。日本人にはちょうど良いその湯加減も、フィリピン人の介護者にとっては「やけど、しない?」と感じるほどの熱さなのでしょう。
でも、バスタブにたっぷりお湯を張ると体が浮力でずり落ちてしまうため、お湯は15cmくらいの深さしか張りません。そして、手おけを使って頭や顔からお湯をかけてもらう、という訳です。シャワーベッドを使うより、手おけの方が安全で楽です。
「日本せきずい基金」のビデオ・ライブラリーには、4年前にミンダナオ島ダバオ市での生活の様子を収めたDVD、ビデオがあります。どうやって入浴するのか、その様子もチラッと映っています(誰も見たくないよね…笑)。
ダバオ市(人口120~130万人・マニラに次ぐフィリピン第2の都市)も本当に住みやすい良い所です。