都営大江戸線麻布十番駅から歩いて6分のところに、住友不動産麻布十番ビルはある。
なんてことは当然、この辺境の土木屋がこれまで知るはずもなく、今日調べてはじめてわかったことだ。だいいち、麻布十番などというハイカラなところへは足を向けたこともなく、わたしにはまったく無縁の場所である。
ではなぜ住友不動産麻布十番ビルなのか。
今日フェイスブックでそのFB友達がビルの表にある(たぶん)、あれはなんというのだろう、ビル名とテナント名が告示されたモニュメント(のようなもの)の写真をアップロードしていたからである。
そこに表記されている社名は、
Samantha Thavasa
abex
accenture
IMJ
Japanet
indeed
GameWith
tinder
Right Apartment
Retty
atama+
の11社。
それを見たわたしは、自分がさながら現代にタイムスリップした江戸時代人であるかのような錯覚をおぼえた。
ぜんぶ英語。いや英語かどうかはわからない。とにかくぜんぶがアルファベット。日本語で書かれてあるのはビルの名前だけである。
ナント・・・これが今という時代のトーキョーという都市なのか。
そこに住んだり働いたりしている人たちにとっては当たり前の事実なのだろうが、土佐の高知の辺境の土木屋は、ただただ驚き口をあけ、目を丸くするばかり。
こういってはなんだが、「あゝやだやだ」なのである。