「それでいいのだ。我らの仕事は。」
先日の大雨のあと、知り合いの建設業経営者が某SNSにアップした文章のしめくくりだ。
その前段では、真夜中から始まり、夜を徹して土砂崩れへの緊急対応をした同業者の奮闘ぶりと、その存在も知ることなく、次の朝いつもどおりのルートでいつもどおりの時間に目的地に着く人たちを見たことが書かれており、冒頭の締めくくりへとつづいていた。
「それでいいのだ。我らの仕事は。」
かねてより敬愛する人が書いた文章だったから、少しばかりショックだった。
そして、哀しかった。
「ダメだよ」
旅先の宿で、そう独りごちた。
わかってもらわなければ、わかってもらう努力をしなければダメなのだ。
「私は私と私の環境である。そしてもし、この環境を救わないなら私も救えない。」
オルテガの言葉が脳内に鳴りひびいた。
「それでいいわけないよ」
また、そう独りごちた。
無名性を気取るのも、それで自分を納得させるのも、もういいかげんにやめよう。
なにより、情報発信を実行することができる立場にいる人が、それをしなければ、一所懸命はたらいてくれている人たちに申し訳ないではないか。
そう思った。
↑↑ 土木のしごと~(有)礒部組現場情報
↑↑ インスタグラム ーisobegumiー
私も同じ気持ちであの投稿を拝見し少しショックを受けました。
それで良ければ、『その頑張りがなかった事になる。』『沢山の方々のチカラがあって当たり前は成り立っている事』を知って頂かなければいけないと思います。
感謝して欲しいからではなく・・・
我々の役割を知って欲しいから
伝えなければ分かる訳が無いと思います。
私も建設業以外の方の頑張りに気づけないから、だから異業種の方と話をするとハッとさせられる事が多いです。
気付きや思いを馳せる為の、「キッカケ」を私達は作らなければいけないと思います。
事実を正直に正確に
返信は本編に収めました。
(もう読んだかもしれませんが)
ということで、これからもよろしくお願いします。