何年か前から「ぬいぐるみ」を見るとホッとするようになった。もちろん、どんなものでもよいわけではなく、その傾向をかえりみてみるに、わたしが惹かれるのは、概して「ふわふわ」系のものに限られているようだ。その発端はというと、いつからか家に置いてあったピンクと白のしましまの猫(チェシャ猫というらしい)と目が合った日がキッカケだ。ほぉ~けっこうかわいいじゃないかコイツ、てなもんである。
爾来、部屋にソイツを置くようになった。かといって、ほとんどソイツを意識することはなく、ふと目が止まったときにハートウォーミングになるという程度のつきあいだ。今日現在でもうひとつ部屋にあるのは「くまのプーさん」だ。こちらはわたしがわざわざ置いたのではないが、孫の誰かがもってきたであろうものを、そのまま住人としてチェシャ猫と並べて枕元に置いてある。
家には他にもいくつかのぬいぐるみがある。なかで気に入っているのは妻が秋田空港で買った2匹の秋田犬だ。夫婦なのか兄弟なのか、あるいは姉妹なのか、とにかく2体ある。ゴールデンウィークが終わり通常業務を再開した日から、その片割れを会社に連れてきてデスクの隅に置くことにした。ご推測どおり、精神安定作用を期待してのものだ。
あるサイトには、「ぬいぐるみ男子」の特徴についてこう書かれていた。たかがこれしきのことで、わたしごときが「ぬいぐるみ男子」という栄えある呼称を名乗る資格もないことは重々承知をしているが、参考までに紹介しておこう。
以下「ぬいぐるみ男子の特徴や共通点」である。
日々の生活で強いストレスを受けている
心を許して何でも話せる人がいない・少ない
空想好きでぬいぐるみが生きていると思っている
遊び相手がいない人に多い
などなど・・
ふむ。当たらずといえども・・・・
いや、「男子」ではなく「じいさん」である時点ですでに対象外ではあるが ^^;