答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

文章力

2019年09月18日 | 土木の仕事

10年来にわたってわたしは、

「書く」を訓練せよ

と広言してきた人だ。

そして、様々な場を利用してその実践者たらんと努めてもきた(つもりだ)。

まちがいではなかったと思う。

いや、そのような生半可な表現はよろしくない。

この際だ。

旗幟を鮮明にしよう。

言い直す。

大正解だった。

一方、それに対しての、いわゆる技術者サイドからの反論の代表的なものは、たとえばこうだ。

「文章を書くのがキライだからこの仕事を選んだのに(なんでいまさら)」

しかしだよ。

その反論は、心情的には理解できるにしても「ソレを言っちゃあオシマイよ」的な繰り言にすぎないとわたしは思うのだ。

「入り口がどこであったか」を振り返ることは、原点回帰あるいは「初心忘るべからず」的には有意義なことだろうが、「今置かれている現状に対してなすべきことは何か」あるいは「今の現状をさらにグレードアップさせるには何をなすべきか」については、ほとんど意味をなさない。

そういえば、とある県職員OBがこう言っていた。


二言目には書類簡素化だとか書類が多いだとか文句を言うが、民間施工技術者が「書く訓練」を怠っていることにも、自分たちを苦しめている一因があることについて思いを至らせる人はほとんどいない。


もちろんオフレコードの話で、このようなことを公言すると、ハチの巣をつついたように雨あられと反撃されるだろうから、どこの誰が言ったということについては伏せておくが、正真正銘れっきとした民間施工技術者側の人間であるわたしは、一聴に値する論だと感心しつつ聞いた。

「あまりにも」に「あまりにも」をプラスしてさらに「あまりにも」を加えても差し支えないほどに、多くの土木施工技術者の文章力は低い。

「技術屋なんだから(ちゃんとしたモノさえつくってりゃ)いいんだよ」

あまつさえ、それを肯定するにおよんではナニヲカイワンヤだとわたしは思う。

ということで、久しぶりに大声で言ってみることにした。

 

全国の(土木)技術屋よ「書く」を訓練せよ!

 

以上、唐突に思い浮かんだことを書いてみた。

キッカケとなる何かがあったわけではないので悪しからず。

 

 

 

 

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