花を植える人たち ～ モネの庭から（その394）

光の庭リニューアル工事現場から帰る路すがら、池の水辺では庭師たちの作業がまだつづいていた。

黙々と花を植える人が逆光に映える。

「なんとまあ・・」

声にならない声をあげ、すかさずポケットのアイホンをかまえて一枚。

 

 

 

その向こうでは、親子ほど年がちがう女性がふたり。

こちらは仲よく話をしながら作業をしている。

すわ、気づかれてはならぬと、電光石火の早わざでもう一枚。

（盗撮か　^^;）

 

 

 

 

何くわぬ顔で「おつかれさま」と横をとおりすぎ、丘をおりる路を歩きながらプレビューすると、われながらよいデキだ。

やるじゃないかと、独りほくそ笑む。

偶然を切り撮った、つごう、わずか２枚。

周到に計画し、思いどおりに撮れたショットは快心というにふさわしく、こころよいことこの上ないのだけれど、その対極にあるこんなのもまた「写真」という行為の醍醐味だ。

それにしても・・・

カメラとしての iPhone11。

やるじゃないかと、またほくそ笑む。

 

 

 

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