答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

女性のほうが投票率が高かった、たったひとつの県

2014年12月16日 | 高知県

女性のほうが投票率が高かった、たったひとつの県【衆院選投票率マップ】

http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/15/vote-rate-map_n_6325246.html

 

 

我が愛しのはちきんたちよ。

I am so proud of "HACHIKIN"

あい・あむ・そー・ぷらうど・おぶ・”はちきん”

近ごろこんな素敵なニュースはないのであるよ (^^)v

 

 

 

と、喜んでいたが・・・

ん?待てよ。

よくよく見るとそこには、「男女差の小さい都道府県ベスト5」と書いてあるだけで、

高知の女性の投票率が高いとはひと言も書いてない。

あくまで高知の男と女を相対的に比較して、

女性のほうが高かったというデータにすぎないのである。

ではならば、いったい真実はいかにありと、

総務省のホームページをのぞいてみると、

http://www.soumu.go.jp/senkyo/47sansokuhou/index.html

 

高知県の男性 50.71%

高知県の女性 51.21%

高知県全体 50.98%

である。

ちなみに全国トップは、

男性 山形県 61.55%

女性 山梨県 58.81%

全体 島根県 59.24%

であり、遠く届かない。

もひとつちなみに全国平均は、

男性 53.66%

女性 51.72%

全体 52.66%

となっており、これまた上である。

つまりどちらかといえばこのニュースは、

男女両方とも投票率が全国平均よりも低いけど、さらに男性は女性より投票率が低かった、たったひとつの県(長いな)

として紹介されるべきであり、

けして高知の女性が”はちきん”だから云々という類のものではなかったということなのである。


教訓、

皆さんも、データはきちんと読みとりましょうネ (-_-;)

 

 

はちきん-Wikipediaより

はちきんとは、「男勝りの女性」を指す土佐弁。ならびに高知県女性の県民性を表した言葉である。

話し方や行動などがはっきりしており快活、気のいい性格で負けん気が強いが、一本調子でおだてに弱いといわれる。

 

 

  

  ↑↑ (有)礒部組現場情報ブログ


   

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