すーちゃん
質問・よく『あるがままでいい』とか、『自己受容が大切』だとかいろんな精神世界の指導者が言いますが、よくわかりません。実際に仕事もなかなか見つからず、生活できる収入もなかなか得られないのが現実ですから。叡空さんはどうお考えですか。
叡空・『あるがままでいい』とは、根源的な視点から語った言葉だから現象世界、現実では役立たないだろう。
それは日常生活を送る人達に向ける言葉ではない。
極めて無責任な慰めにもならない慰めの言葉だ。
出家した僧侶や修道女ならいざ知らず、在家で日常世界を送っていたら、人間関係や周囲の環境変化に自ずと対応する必要が生じるから。
相互依存関係により、常に物事は留まることを知らず変化している。特に
21世紀に入ってからの変化はかつてないほど大きいものだ。
それは、世界経済だけでなく、働き方など職業感、結婚感、さらには男女の枠を超えた恋愛感にも及んでいるから。
絶対的な価値観がないという意味では「あるがまま」もいいだろう。ただ、それであなたが日常生活に支障ないならだが。
あなたは「あるがまま」を受け入れられないから、質問した。それは当然だ。
なぜなら、「あるがまま」とは、無我夢中の行動、フロー状態、「ゾーンの意識にない限り通常感じられない」感覚だから。
今、もし仕事を探しているなら、「自分だけで考えず」、信頼できる人に相談や過去に出会った人や大学など学校の先生にも手当たり次第に相談しなさい。
他者の知恵、人脈を借りることで、自分の思考を超えることができるから。あなたのミラーニューロンも活性化するだろう。
これが『無努力変化法則』の外部脳の活用だ。問題と感じ悩んでも現実は変わらない。「外部脳も活用し、創意工夫をやり尽くした時にだけ」、『本当の』あるがままの意味を識るだろう。
あなたの不安がダブルマイナス思考の極『必死の行動で空変換』した時、道は開けるだろう。
やがて、あなた自身を、あなたが抱きしめたくなる時。
自己の存在、ハートに愛が溢れる、これが「自己受容」であり、『ありのままの、日常生活で感じる、愛の錬金術』だ。合掌