『無努力変化の愛』はハートの使命を識ること!!

質問・私は家族に借金の保証人にされました。しかも、父親のギャンブルでつくったものです。

恋人にも浮気されて裏切られました。あなたが言う、愛って何ですか？

叡空・愛にはあらゆる条件が存在しない。

歓び、光だけでなく、恐れと闇もまた『愛の現れ』だ。

あなたが肉体世界に存在する限り、不幸のない幸福はどこにも存在しない。

それは失恋のない恋愛だけを探し求めるようなものだ。

愛とは『ただ在る光と闇』、『陰陽のバランス循環』だ。

それは『思考で判断する善悪を離れた大河の流れであり、清濁の循環』。

人は永遠の幸せを『現象世界』で常に求め続ける。もしも幸せを『ずっと約束する』宗教やセラピーがあるなら、それはペテン師だろう。

同様にあなたが、今不幸を感じていても『永遠に続く不幸もまたない』！

かつてゴーダマ仏陀は「我が子を生き返らせてほしい」と言う母親の願いにこう答えた話を、あなたも聞いたことがあるだろう。

「一度も死者が出たことのない家を探せば願いを叶える」と女はやがて仏陀の言葉の意味を識り納得した。

一生喧嘩したことのない恋人や夫婦をあなたは果たして知っているだろうか。

人生の運命の荒波に呑み込まれず『陰陽循環の波を乗りこなした人』だけが、恋を昇り『愛を識る』。

人は運命の一方の波を避け、別の波に乗り続けようと執着する』。

それは、肉体に深く刻まれた『無意識の生存本能、生き残りの性』だから『仕方ない』ものだ。

愛とは、いずれかの運命の波を避けずに乗りこなす『魂のサーフィン』だ。

そして、運命の波の『一方を思考で選別することなく』乗りこなす力が誰しもに在る。

それは、理由がないのに無我夢中の行動が生じるハートに刻まれた『魂の使命を識る』ことだ。

この時あなたは、光と闇、幸福と不幸のどちらの波にも留まらず、十全に生を満喫する勇気在る『ハートのサーファー』となるだろう。

『無努力変化の愛』は、あらゆる条件、陰陽と善悪を一体に受け入れ超えていく『愛の錬金術の奥義』だから。合掌