すーちゃん
質問・人を好きになると失うのが怖くて仕方ありません。
せっかく好きな人と交際できても、いつも自分から壊してしまいます。叡空さんどうしたらいいですか？
叡空・恋は理由なく生じるこの世で最も美しいハプニングのアートだ。
それは、思考、理性を超えたハートの声。理由のない宝石だから美しい。
もし、人を好きになることに理由や条件があったら。例えば、収入や容姿、学歴など。それは、思考による取り引きだ。
あなたが、人を好きになった時｢言葉で説明できる『理由』があるとしたら、それは恋に堕ちても愛に昇れない。
愛は理由のない幸せ。取り引きでは決して生じない。
目標でも成果でもない。
それはハートに起きた理由のない歓喜、魂が震える存在との出逢いであり命の奇跡だ。
あなたに恋が生じ、その結果にこだわる時。
その心には、恐れを含んだ執着がある。あなたの意識の眼は｢自分の幸せの実現｣にだけ向いている。恋では｢結果への執着｣がビジネス以上に顕著となる。
今、片想いで恋に苦しんでいるのなら、
それは愛に昇るハートが開く大いなるチャンスだろう。
多くの人は恋に堕ちることはあっても、愛に昇ることは稀だ。
それは、恋愛の片面だけに留まっているからだ。
｢無努力変化法則｣のダブルマイナス思考は、
｢愛の錬金術となる『恋愛瞑想』｣でもある。
想いが成就しないことへの執着、片想いの苦しみや失恋の悲しみを｢極限まで『感じ抜き内観』｣しなさい。
涙が枯れ果てるまで泣き、震え抜きなさい。決して悲しみや苦しみから逃げてはいけない。
そして、ダブルマイナス思考で突き詰めた｢悲しみの果て｣に眼を向けなさい。
やがて、ダブルマイナス感覚はその果てで、バランス思考、『空変換』となり、笑いが生じる。｢『結果にこだわらない』人生を愛し抜く真剣な行動｣。
これだけが、陰陽思考を超え、ハートで自分の存在に愛しさを感じる。
あなたが不器用であられば、真剣であるほど。
やがて、自分に愛を感じたあなたは、
恋する存在に出逢えた生の奇跡に感謝するだろう。
恋に堕ちず、愛に昇った『愛の錬金術師』として。合掌