引き寄せの法則とか、ポジティブシンキングで願望達成しようといろんな本を何十冊も読んだ。自己啓発のセミナーやセラピーに100万以上払ったのに、願望達成はおろか恋人もずっとできなかった。
何年もぼっちクリスマスを過ごしていた。そんな時、「日本人は農工民族だから、遺伝的にも潜在意識的にもポジティブ思考やそれをベースにした引き寄せ、自己啓発は心身脳タイプと合わないよ」と教えてくれた人がいた。
その人は、「欧米人はヨガの3グナタイプのラジャス、つまり元々自己主張が強く積極的なのが『無意識に刻まれた自然なエネルギーの流れ』だから真似ても日本人の多くには期待する結果はでない」とも言った。
だから「日本の倍以上、失業率が高いのに自殺者数が逆に日本人の半分以下なんだ」と妙に納得しました。
その人は、「きみはいつも片思いで失恋してると言ってるがどれだけの涙を流し、悲しみの河に浸かってきたんだい。きみの涙がきみを悲しみと絶望の底に沈むるなら、それは大いなる祝福になるから笑いなさい、やがて歓びがハートに溢れ感謝するだろう」と訳のわからないことを言ってきた。
私がムッとしていると、その人は「きみは真剣に失恋し、本当に悲しみの淵に落ちたことがこれまでの人生でただの一度もない。愛は消えることも失うこともない、失したのはきみの自分勝手な思い、エゴだけだ。
その人は「真剣にもがき『行動して』」悲しみ、絶望の底に『落ちきり底、極に至った時、ただ浮かび上がってくる。『無我夢中の真剣な行動の果て』には、何一つ考えは浮かばない。そこには、ただ『やり切った』という魂、ハートからの溢れる空の感覚、愛そのものがある。愛の錬金術は理由のない幸せ。これが、『無努力変化法則』による成幸だ」と言った。
そして、「だから、あなたが真剣に相手を愛したのなら、悲しみや絶望の中にも愛が観えてだろう。やがては、愛すべき人達に出会えた奇跡に感謝し、悲しみが笑いに変わるはずだ」と。
その人は、また「結果を求め続けるプラス思考に愛はない。愛はどこにでもあるが、約束のないはかない花。それは、恋を種に花開く。目的志向でプラス思考の人は恋に堕ちても、愛に上がれない。恋とは、思考を超えた人生以上のハプニングだから。
だから相手を出来事をコントロールしようとせず、『一瞬一瞬生の花の香りを嗅ぎなさい』『真剣に人生を味わい愛する』時、そこにマイナス思考は存在しない。それはゼロとなる、空思考だから。そして、『人生を真剣に愛せる人だけに人を愛せる』と言った。
私に、『無努力変化法則』のダブルマイナス思考、愛の錬金術を伝えてくれた
その人の名は、「REBORN LIFE CARE・国際理学宗教師協会」の叡空さんという。